BLEACHの世界に最強になって転生 番外編   作:アニメ大好き

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どうもアニメ大好きです。
最近昼間は暑いのに夜は涼しいって現象が続いていて体調を崩しそうです。

皆さんも体調管理には気をつけましょう。

今回はルーチェモン編最後になります。
死闘の果て結末はどうなるのか、最後まで見ていただけると幸いです。



5話 最強の魔王 降臨 後編

ディアブロがルーチェモンと戦闘を行う少し前に、(ルーチェモン)の従属官である5人はそれぞれの場所で邪魔する者や障害となる者を片付けた後主人であるルーチェモンの元に合流し現状報告に至る。

 

「このエルフと獣人の小娘共はそこの魔王と面識があるみたいだったので、折角ですから見せしめにしてやろうと思いまして…」

 

「ほぉ、この魔王と……それはいい。どうせ死ぬのなら主人の前で終わりを迎えたいだろうしな。そしてオウロウよ、ベリアルが抱えている小娘が…」

 

「はい、裏切り者ーーエデルガルドでございます!」

 

ベリアルが脇に抱えているボロボロの娘こそ、魔族の裏切り者であるエデルガルドである事がオウロウの口から告げされた。

 

「そうか。では早速だが、奴を起こさせるとしよう」

 

「ハッ!」

 

ベリアルは抱えていたエデルガルドを離し地面に落とす。そしてオウロウはエデルガルドに近づくと頭を鷲掴みにし持ち上げる。

 

「起きろ、エデルガルドよ」

 

「…?ッ!?オウロウ…様…」

 

「貴様、魔族でありながらヒューマンの小娘を逃がす手助けをした上に、あろう事かあの異世界の魔王に助けられ、終いには我々の邪魔をするとはなァ」

 

オウロウはエデルガルドを睨み付けるようにガンを飛ばし罵る。

 

「本来なら私が直接始末したが、ワシの新たな主人がお前を始末したいみたいだからな」

 

オウロウはエデルガルドを鷲掴みにしながら顔の正面をルーチェモンの方へと向ける。

 

「やぁ、魔族の娘よ。私はルーチェモン。そこのディアブロとか言う者と同じ異世界の魔王だ」

 

「ディアブロ…と同じ……異世界の……魔王…!」

 

「フン…そうだ。取り敢えずは初めましてっとでも言っておこう」

 

ルーチェモンから発せられるオーラにエデルガルドは目が離せないでいた。

 

「そこのオウロウから聞いた話では貴様はそこに倒れている人間を逃したとか。やれやれ、魔族でありながら人間を助けるとは…最早貴様は魔族の裏切り者同然。そんな奴を生かしておく訳にはいかないのだよ」

 

凡ゆる種族を凌駕する魔族が、況してや人間を助けるなど言語道断。魔族の面汚しと言っても過言ではない。魔族からすればそんな奴を生かしておく理由なんてないのだ。

 

「しかし私は慈悲深い。もしここで私に忠誠を誓いのなら助けてやってもいいぞ」

 

「助ける」という言葉にオウロウは大きく反応した。最初に会った時に「始末してやる」という約束も兼ねて配下に降ったと言うのに話が違うからだ。

反論しようとしたがいつの間にか後ろに回り込んでいたサウザーにエネルギーで作った剣を向けられる。

 

「ルーチェモン様の邪魔をするのならーー私が今ここで貴様を始末するぞ」

 

威圧感のこもった眼差しで睨み付ける。その眼差しを見た瞬間まるで金縛りに掛かったように動けなくなる。その上今下手に動けば命の保証はないから尚更だ。

 

「…サウザーよ」

 

「ハッ!」

 

「私のために動いてくれるのは嬉しい事だ。だが今ここでソイツ(オウロウ)の首を刎ねればその返り血が私に付いてしまう。だから剣を収めろ」

 

「ッ!!ハッ、畏まりました」

 

その言葉にサウザーは直ぐに剣を仕舞う。威圧感から解放され膝をつくオウロウを無視してルーチェモンの近くに付く。

 

「さて、少し話が逸れてしまったがそろそろ答えを聞こうか。私に忠誠を違うか?」

 

ルーチェモンは再びエデルガルドに忠誠を誓うかを質問する。

 

「…それは…ない…。…私はディアブロ…に助けら…れた。…それに…私が崇拝する…のは…クレブ様…だ。…だから…お前なん…かに…絶対…忠誠…しない…」

 

しかしエデルガルドは「絶対に屈しない」と真っ直ぐな目でルーチェモンを見ながら言いきった。その目には一切の迷いはなかった。

 

「…やはりそうか。やれやれ、生きるチャンスを与えてやったと言うのに…愚かな娘だ」

 

折角のチャンスを捨てた事に置き呆れ返る。

 

「では最初の予定通りーーーー貴様を始末するとしよう」

 

「その言葉を待ってました」かのようにオウロウは手を離すとその瞬間、今度はルーチェモンが顔面を掴みそのまま頭から地面に押し潰した。めり込んだ地面から持ち上げると自分の目を合わせるように近づける。

 

「私は例え子供であっても女性であっても容赦はしない。それに貴様は裏切り者。だから貴様にはたっぷりと苦しんでから葬ってやろう」

 

ルーチェモンの目はまるでゴミを見るかのような蔑んだ目をしていた。彼の眼差しには最早エデルガルドは魔族どころか生命としても認識されていないのかもしれない。

 

そして今度は近くにあった建物の壁にへと叩きつけた。

 

「止めろ!!」

 

ディアブロはエデルガルドを助けようと走り出すがサウザー、ドーレ、ネイズが彼の前に現れ行く手を塞ぐ。

 

「チッ、そこを退け!」

 

「そうはいかんねェな」

 

「貴様如きにルーチェモン様の邪魔はさせないぜ!」

 

「ドーレ、ネイズ、コイツも一応魔王と名乗っているからにはそれなりの実力があるだろう。数で優っているとはいえ油断するな。コイツに俺達の力を見せてやるぞ!ーーーー我ら【ルーチェモン機甲戦隊】!!」

 

『オォ!!』

 

 

バッ!バッ!ババッ!

 

 

3人はそれぞれ戦闘開始のポーズ【スペシャルファイティングポーズ】を取り突撃を開始する。

 

「貴様らに構っている暇などない、退け!【ライトニング・バレット】!」

 

杖の先端から魔法陣が展開され白い閃光を発射。3人は散会して回避、それぞれの方向から突っ込み戦闘が開始された。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ガッ!!」

 

「おやおや、この程度でくたばってもらうのは困る。本当の苦しみはここからなのだからな」

 

ルーチェモンの圧倒的な力と容赦のない行いに恐怖し目が離せないでいた。まるで思考が吸い込まれるように。

 

「おい、起きろ」

 

そんな中アゼルはまだ意識を失っていたシェラとレムを無理矢理起こさせた。

 

「…ン…こ、ここは?」

 

「あれ?アタシ?…ここ何処?」

 

「騒ぐな!小娘共」

 

目が覚めた2人の上にはアゼルが流さないように足で身体を押し付けてしている。突然の事で状況が飲み込めず戸惑う2人だが、爆発音が聞こえたのでそっちへ目を向けるとその視界に入ってきたのはルーチェモンによってボロボロにされているエデルガルドの姿であった。

 

「エデルガルドちゃん!」

 

「…あの人は一体…」

 

「あそこに居られる方こそ我等が主人ルーチェモン様だ。今からあの裏切り者を始末するところだ」

 

「だが下手な真似をすればお前達の命はない」

 

レムはベリアルに真っ赤な炎で作られた剣を首に当てられシェラはアゼルに強く踏みつけられる。

その最中エデルガルドは地面や壁に何度も顔を打ち付けられ、最早声すら出す事さえもままならない状況である。

 

「なんで…貴方はこんな事をするの?どうして沢山の人を悲しませる事が出来る!?どうして命を奪うなんて酷い事を平気で出来るの!?」

 

シェラは命を躊躇いもなく簡単に奪う彼等の行いにアゼルを見上げてながら叫ぶ。

 

「何故だと?簡単な事だ。それがルーチェモン様の命令だからだ」

 

「えっ!?」

 

「俺達にとってルーチェモン様は主人であり神に等しい存在だ。俺達はルーチェモン様の命令で動き、望まれる事は何でもする。それだけだ」

 

【主人の命令だから殺す】

 

そんな理不尽な行いに2人は怒りに震え、ボロボロになるエデルガルドの姿を見て2人は「辞めて」と叫ぶ。だがルーチェモンは2人の顔を見るや否や不気味な笑いを浮かべると、掴んでいた腕を離し連続で高速の拳を打ち込み片足で上空へと蹴り上げエデルガルドに追い付くと、逆さまにして両足で左右の脇を固定する。そして最後に前髪を搔き上げるポーズをして重力で地面に向かって真っ直ぐ落ちるーーーー必殺技【パラダイス・ロスト】を繰り出した。

 

地面に叩きつけた瞬間地面が大きく揺れる。叩きつけられたエデルガルドは最早虫の息であった。意識を保っているのも限界に近い。

 

シェラはその姿を見る事が出来ずに顔を伏せていた。しかしレムの目はまだ諦めていなかった。ーーーディアブロなら何とかしてくれる、絶対助けてくれるーーーーその可能性が、希望があったからだ。しかし…

 

「それとお前達の信頼する魔王に助けを求めたところで無駄だ。何故なら…」

 

 

 

 

ドーーン

 

 

 

 

「…奴は俺達と同じルーチェモン様の従属官であるアイツらと殺りあっているからな。こっちにまで手は回らない」

 

別の方向から爆音が聞こえ振り向くと機甲戦隊の3人と対峙しているディアブロの姿があった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「オラオラオラオラオラ!」

 

「ヒヤッハハハハハハハハ!」

 

「クッ」

 

ネイズとドーレの連続攻撃に回避するので精一杯のディアブロ。

 

「テェイィヤ!」

 

上空からサウザーの両手に形成されたエネルギーの剣が振り下ろされ頬を掠る。だが黙ってやられる訳はなく杖の先端に魔法陣を展開させ攻撃を放つ。

一番近くにいたサウザーは腕をクロスさせ防御する。服や鎧多少の焦げ跡は着いたがダメージは少なくまだまだ余裕ある顔をしている。

 

ディアブロも魔力治療のお陰で大きな外傷はなくダメージも少ない。しかし3人のコンビネーションに苦戦する。

 

「ディアブロ様!」

 

「黙れ!ヒューマンの小娘が!」

 

アリシアはオウロウに取り抑えられ地面に顔を押し付けられる。彼女の苦痛の声を聞きそっちの方へ視線を移したその時、隙を付いてネイズが光弾を放った。

 

「食らえ!!」

 

しかしディアブロが左掌を向けると、彼の指輪が光り魔法陣が現れ光弾を受け止める。そしてそのままネイズに向かって跳ね返される。

 

「な、何!?」

 

咄嗟に首を引っ込め直撃を免れる。そのまま光弾は近くの建物に命中した。彼がしている指輪は凡ゆる魔術を跳ね返す事が出来る【魔術反射】のスキルを擁しているのだ。

少ししてネイズは「ポン」と音を立てるかように首を出し元に戻す。

 

「ビックリさせやがって!何だ今のは!?」

 

「…どうやら奴の持っている杖は攻撃を跳ね返す力があるようだ。下手に攻撃すれば自滅しかねない」

 

「ヘッ!そんなら嬲り殺しすりゃあいい話だァ!!」

 

元々近距離が得意なドーレはそのままディアブロに突っ込んでいく。

 

ディアブロは僅かに後ろに下がると杖の先端を地面に軽く触れさせる。すると触れた部分に白い魔法陣が出現。しかしそんな事御構い無しのドーレは警戒する事なくそのまま突っ込む。そしてそのまま殴り掛かるがディアブロは地面を強く蹴り後退する。

拳が空振りその反動でドーレが魔法陣の上に足が付いた瞬間…

 

 

 

ドーーン

 

 

 

…大爆発が起きた。爆煙の中から身体に擦り傷が付いたドーレが飛び出す。

 

「畜生ォォ!何だ、今のは!?」

 

「恐らく攻撃魔法を地面に忍ばせ、踏んだ瞬間に爆発する。謂わば魔法で作り上げた地雷と言ったところか」

 

「その通りだ。地面に忍ばせその上を通ると爆発する魔術【スーパーマイン】!貴様等が如何に強かろうとこれで迂闊に近づく事は出来ないだろう」

 

杖の先端を地面に付けると魔法陣が複数現れ生き物のように動き回り散らばった。

迂闊に動けば爆発に巻き込まれる。その上至る所に散らばっているのでドミノ倒しのように連続で爆発する地雷地帯となった。

 

「成る程。確かにこれでは下手に近づく事は出来んな。だが…」

 

サウザーは宙へ浮き上がる。それに続いてドーレとネイズも同じ高さまで浮き上がり3人とも掌を向けると……

 

 

 

「ーーーーこれならどうだ!ーーーー」

 

 

 

…3人はそれぞれの掌から光弾を地面に向けて一斉に放ち地面を削り飛ばした。仕掛けられた魔法は地面ごと吹き飛ばされてしまった。

 

その隙に3人は一斉にディアブロに向かって突撃する。そして3人の拳が直撃したその時、4人の間に爆発が起こり無数のエネルギー弾が機甲戦隊を襲い吹き飛ばす。

 

「フン、油断したな。貴様等のような単細胞なら【スーパーマイン】を消した飛ばした直後、我に向かってくる事は分かっていたぞ(何とか【ライトニングバレット】が決まってよかった。でもまさか【スーパーマイン】が全部吹き飛ばされるなんて思ってもみなかった)」

 

「ッ、チクショオォ…」

 

「やってくれたなァ…」

 

「待てドーレ、ネイズ……まさかまだそんな力を隠していたとはな…流石魔王を名乗っているだけの事はあるな」

 

「当然だ。何故ならこのディアブロこそが真の魔王なのだからな!!」

 

「…そうか。だが貴様と違いあの小娘はもう限界のようだがな」

 

サウザーが目線を横に向けたので同じ方は目線を向ける。虫の息のエデルガルドだった。その光景を見て直ぐに助けようと足を進めるも再び3人に邪魔させる。

 

「おっと、そうはいかねェな」

 

「まだ俺達とやっている途中だろ?それを投げ出すなよなァ」

 

「どうしても行きたいのなら俺達3人を倒してからにするんだな」

 

そして再びディアブロと機甲戦隊の戦闘が開始されようとした時であった。

 

 

「チョォォト、待ったァァァ!!」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ディアブロが機甲戦隊と戦闘の最中ルーチェモンは一切の猶予もなくエデルガルドを叩きのめし首根っこを強く掴んでいた。

 

「そろそろ貴様も限界に近いな。…これが最後のチャンスとしよう。私の配下に加わる気になったかな?」

 

「…何度も言う…絶対に…ない…」

 

「…やれやれ。最後のチャンスさえも無駄にするとは。ならせめてもの慈悲として最後は一瞬で終わりにするとしよう」

 

ルーチェモンの掌に白いエネルギーが凝縮されていく。エデルガルドは今まで感じた事もない途方も無い力を感じていた。そして自分の最後となる瞬間も…。

 

 

ーーー攻めて…みんな(ディアブロ達)に…恩を…返した…かった…ーーー

 

 

アリシアによって助けられ、ディアブロに命を救われ、シェラ、レムに許され友になってくれた。

 

皆に多くの恩がありながらそれを返す事なく終わってしまう事の悔しさと己の死に対する恐怖で目から涙が流れ出してしまう。ルーチェモンはその涙が目に入るが、だからと言って一度決めた事を取り消し見逃す程彼は甘くはない。

 

「…さよならだ」

 

エネルギー弾が放たれようとしていたその時、ロングヘアーの白髪の小さな少女が現れる。しかしその少女は人間にはないものがあった。ーーーー頭に2本の角が生えていたのだ。

 

「おや、まだ人間が残っていたのか。しかしこのオーラ……貴様ただの小娘ではないな。何者だ?」

 

「ク…クレブ…様…」

 

エデルガルドは今出せる精一杯の声量でその者の名前を呼んだ。その名前にルーチェモンが反応した。

 

「クレブ?成る程、貴様が魔王クレブスクムか?しかし随分と見窄らしいな」

 

「…何なのだ、お前は?」

 

「おっと、これは失礼。先ずは挨拶が先だったな。私は魔王ルーチェモン。貴様と同じ魔王だ。取り敢えず「よろしく」と言っておこうか」

 

しかしクレブはルーチェモンの挨拶に返事をしなかった。いやそんな気持ちを持っていないと言った方が正しいのかもしれない。

クレブは目線を横へ移すととボロボロになっているエデルガルドを凝視する。

 

「お前がそいつをそんなにしたのか?」

 

「…そうだが、それがどうかしたのかね?」

 

「…何故そいつをそんなにしたのだ…」

 

「愚問だな。この魔族は裏切り者だ。だからその裏切り者を処刑するためにやっただけの事だ」

 

「……さない」

 

「ん?何か言ったかね?」

 

「…許さない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アァァァァァァァァァ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が怪しく光り黒いオーラが立ち登ると上空に8角形の円陣が現れ周りにその衝撃波が襲う。その威力に周りの殆どの者達は手で顔を覆う。戦っていたディアブロ達もその手を止める。しかしただ1人ルーチェモンだけは「この時を待っていた」と言うかのように口元をニヤリとした。

 

軈て光が治るとそこには先程の少女の姿から一変し全身が鎧に覆われた身長も50mはあると思われるほど巨大になっていた。その4つの目は禍々しい光を発せながらルーチェモンを睨みつけている。

 

 

『グォォォォーー!! 』

 

 

「ホォ、それが貴様の魔王の…いや、真の姿かと言ったところか。凄まじい力を感じる」

 

魔王として覚醒したクレブの…クレブスクムの姿に、やっと自分の相手に相応しいのが出できたと思い歓喜する。

 

「しかし…」

 

『グォォォォーー!!』

 

「…どうやら殆ど理性は残っていないようだ…」

 

クレブスクムが頭を抱え苦しんでいる姿を見て力の制御が出来ていない所為で理性が殆どない事に気付く。

元々子供の姿だったからか暴走して力のコントロールが出来ていないのだろう。それ故に期待して損した気分になり落胆した。

 

「グォォォーー!」

 

苦しみながらもクレブスクムは残っていた僅かな理性でその巨大な手で殴りかかる。

ルーチェモンは羽根を広げて空中は回避。拳がぶつかった地面にはマグマが燃え上がっていた。

 

「ほぉ、流石魔王だけあってパワーは相当なものだ。…だが()()()()だ…」

 

確かにパワーは凄い。しかし動きが単調な上にデカイだけあってスピードが遅い。故に避ける事は容易い。

如何に力が強大でも当たらなければ所詮意味がない。

 

その後もクレブスクムは巨大な拳を振るうがルーチェモンは余裕で回避し、その度に彼女の拳が建物を破壊していき辺りは瓦礫の山と化していた。

 

『グォォォォーー!!』

 

クレブスクムが高らかに叫ぶと口の辺りから黒い煙のようなものが溢れ出し、口から黒い炎が放たれルーチェモンを飲み込んだ。

 

その光景にディアブロ達は「やった」と思い、彼の従属官達は主人がやられたのではないかと目を見開いた。

 

しかし射線に沿って何かが炎の中を移動してクレブスクムに近づいていく。そして彼女の目の前で炎の中から飛び出したのは……

 

 

「フン!」

 

 

…ルーチェモンであった。しかもほぼ無傷に近い状態で。そしてクレブスクムは足で蹴り飛ばされ地面に叩きつけられる。それを見たディアブロ達は「信じられない」と言わんばかりに目を見開き、その逆に従属官達は主人の無事に歓喜を上げていた。

 

「今のは少し効いたぞ。まぁ、そこのディアブロとか言った魔王の技に比べればだがね」

 

クレブスクムの魔力のパワーはディアブロと以上と言っても過言ではない。しかしそれでもルーチェモンには大したダメージを与える事は出来なかった。

 

「どうやらこれ以上戦っても目新しい事はなさそうだな。では終わりにするとしよう」

 

ルーチェモンの右手には白い球体が、左手には黒い球体が出現する。

 

「愚かな魔王よーーーーその身の程を思い知るがいい」

 

先ず白い球体をクレブスクムに向かって投げ飛ばすと、白い球体が膨張しクレブを閉じ込め身動きを封じる。そしてもう一つの黒い球体を投げ飛ばすと、白い球体と一体化し魔法陣が展開される。

 

 

「【デット・オア・アライブ】」

 

 

これぞルーチェモン最大の必殺技ーーーーー相手を魔法陣の中に閉じ込め半分の確率で大ダメージを、もう半分の確率で消滅させる。名前の通り【生きるか死ぬか】を与える技ーーそれが【デット・オワ・アライブ】。

 

 

『グアァァァァァァーー!!』

 

 

クレブスクムの苦しむ叫び声が響き渡る。魔法陣が消えるとボロボロになり少女の姿に戻ったクレブスクムが倒れ伏せた。

 

「ほぉ、当たりを引くとは……貴様も運がいい。しかし次はそうはいかない」

 

ルーチェモンはそれぞれの掌に光と闇のエネルギー弾を構える。そして2つの弾を投げようとした時横から魔弾が飛んできて両方の弾を破壊した。魔弾が飛んできた方へ顔を向けるとそこには杖を向けているディアブロがいた。

 

「貴様、我が機甲戦隊が相手をしていたのではないのか?」

 

「フン、あの3人ならエミールが相手をしている」

 

機甲戦隊とのニラウンド目が始まろうとしていた時現れたのが協会一の剣士と

言われている【エミール・ビュシェエルべルジェール】であった。何故ここにいるのかと聞いたら「女の子がピンチの所には早速駆け付ける」とよく分からない事を言うのであった。

そこでディアブロは機甲戦隊の相手をアミールに任せる事にした。シェラ達を助ける為と言ったらアッサリOKしてくれた。

 

「貴様にクレブは殺せん。勿論エデルガルドもだ。あの2人が受けた痛みーーそれを今貴様に味合わせてやる!」

 

「…フフフ、いいだろう。順番は変わってしまうが、先ずは私の邪魔をしてくれた貴様から始末してやるとしよう」

 

ルーチェモンは最初に使った目に見えないエネルギー波を放投げ飛ばす。その仕草を覚えていたディアブロは回避すると杖の先端を地面に触れる。

 

「また先と同じ罠か。私に同じ手が通じるとでも思うか!」

 

今度は左手から闇のエネルギー波を放つ。しかしこれはチャンスと思いディアブロは左手を前に出し指輪の力で攻撃を反射させる。その事を知らなかったルーチェモンは驚き上空へ回避する。その隙に再び先端を地面に触れさせ移動し何回か色んな場所に先端を地面に触れさせていく。

 

この時ルーチェモンは怒り気味であった。「傲慢の魔王」だけあって思い通りにいかない上に、さっきから邪魔が入り予想外の事ばかり起こっているのが許せないでいた。

 

「さっきからこの私の邪魔ばかりしおって……いい加減しろォ!!」

 

先程までの丁寧口調から一変し乱暴な口調になり、一気に急降下しディアブロに迫る。

彼が数回目の同じ行動し終えた時ルーチェモンが直ぐに近くまで来ており反応する事が出来ず、モロに拳を打ち込まれ吹き飛ばされ建物に激突する。

 

それをルーチェモンは羽を羽ばたかせ上空から見下ろす。そして一回深呼吸して落ち着かせ何時もと同じように澄ました表示になる。

 

「ふ〜ん。いい加減君達と遊ぶのも飽きてきた。しかしこれで分かっただろう?所詮偽りの魔王で貴様にはこの「傲慢の魔王」にして最強の魔王である私には勝てないのだよ」

 

「さて、そろそろ私の完全なる世界を作るあげるために新たにこの世界を一度破壊するとしよう。お前達も一度死ぬ事にはなるが心配はいらない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の作り上げる世界(来世)で永遠の幸せを与えてやる。だから安心して死んでくれたまえ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……フッ」

 

「?何が可笑しい?」

 

「……貴様の作り上げる完全なるだと?笑わせるな…ルーチェモンよ、確かに貴様は強い。今まで我が出会って来た者の中ではトップだったかもしれないな。貴様なら世界の支配者に慣れるのも容易い事であろう。しかし完全なる世界なのどこにも存在しない!故に貴様が作り上げる世界など、この真の魔王である我からすればタダの幻想に過ぎん!それに我がただ逃げ回っていただけとでも思うか」

 

すると突然ルーチェモンを中心に地面から無数の光が登り白魔法陣が展開される。

 

「こ、これは!?」

 

「これこそ我の最大魔術!あまりにも威力が桁違い過ぎるから動けないシェラ達を巻き込む訳にはいかなかったからな。だがら少し離れた場所まで移動する必要があったのだ。それに貴様は自身を【傲慢の魔王】と言った。傲慢の者は自分の思い通りにいかなくなるとキレやすいからな。だから今の貴様を誘い込むのは楽だったぞ」

 

「まさか……そのまで計算して…」

 

「これで終わりだ」

 

 

 

「食らえ!【アポカリプス・アビス】!!

 

 

 

 

魔法陣の中に土、水、風、炎…4つの属性の竜巻が四方から発生し吹き荒れルーチェモンがいる中心にへと向かっていた。

 

「クッ、こんな物!」

 

ルーチェモンは光のエネルギー弾を炎の竜巻に向かって放つが掻き消され消滅する。

 

「何!?うわっ!」

 

次第に竜巻は大きく膨れ上がりルーチェモンの姿は見えなくなり包んである魔法陣から飛び出しそうな勢い。そして4つのエネルギーが膨張していき一斉に大爆発を起こした。

 

 

 

 

 

「ギィヤァァァーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

ルーチェモンの断末魔のような叫びを上げながら爆発の中にへと消えていった。

 

「ルーチェモン様が…」

 

「まさか…」

 

「ルーチェモン様がやられた…」

 

「そんな…」

 

「…そ……そんな筈がない!最強の魔王にして、我らの主人であるルーチェモン様があんな偽りの魔王如きにやられるなどある筈がないィィ!!」

 

従属官達は主人のルーチェモンがやられたと思い信じられないっと思考が停止した。中には発狂している者もいる。

 

「(今がチャンスだ!)ハッ!」

 

「何!?ウワァ!!」

 

ディアブロは従属官達が呆気に取られている間に魔弾をオウロウに放ち吹き飛ばす。そしてアリシアを助け出すと今度はアゼルに魔弾を放ち直撃する。

 

「どわァ!ッ何だ!?」

 

それによってシェラとレムを抑えていた足がたじろいだ事により、2人を救出しアリシアの元へ運ぶ。

 

「3人とも大丈夫か!?」

 

「う、うん」

 

「何とか…」

 

「私もです。それよりエデルガルド様とクレブ様は「その子達ならここだぜ」ッ!」

 

声がした方へ顔向けるとボロボロで額から血を流しているが、笑顔を浮かべエデルガルドとクレブを抱えているエミールがいた。

 

「エミール無事だったんだね」

 

「女の子がピンチなのに俺が黙って見てる訳にはいかないからね」

 

「それよりディアブロ様、早くエデルガルド様とクレブ様の治療を」

 

「あぁ、分かっている」

 

ディアブロは万が一の為に残しておいたポーションを2本取り出し2人に飲ませようとした。しかし……

 

 

 

 

 

 

 

グチャッグチャッ

 

 

プシャープシャー

 

 

 

 

 

…一瞬後ろから何か飛んできて横を通ったと思ったらクレブとエデルガルドの首から上がなくなっており赤い液体が噴水のように噴き出していた。その光景にシェラは口を押さえ発狂、アリシアとレムはその場に力無く座り込んでしまった。エミールは何が起きたのか理解が出来ず佇み、ディアブロは呆然としてしまった。その直後……

 

 

 

 

 

 

 

 

「先ずは2人だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……突如5人の後ろから声が聞こえ振り向くと煙の中に何か動く1つの影が……煙が次第に晴れていき姿を確認するとーーーーーーーーー顔や服がボロボロとなり額と口から赤い液体が流れているルーチェモンが右腕を向けている姿があった。そして右腕からバチバチと赤い電流(?)が走っていた。

 

「…今の技は効いたぞ。この私に血を流させるとは……」

 

次の瞬間隣にいたエミールの方から「プシャー」と何かが噴き出す音がしたので目を向けると、クレブ達のように首から上がなくそこから赤い液体が噴き出していた。

 

ただ純粋に見えなかった。攻撃の速度が速すぎて視界で捉える事が出来なかったのだ。

 

「この私に…最強の魔王であるこのルーチェモンに血を流させるとは…ーーーーーーーー貴様らタダで済むと思うな!今すぐ貴様ら全員始末してやる、この虫ケラ共ォォ!!」

 

 

最強の魔王である自分がこんな偽りの魔王如きに傷を付けられた挙句、血を流された事に完全にキレたルーチェモンは怒り狂い再び乱暴口調になっていた。

 

最強と言うなの称号に傷を付けられたた上、自分の完全なる世界が幻想であると馬鹿にされたのだ。その怒りは計り知れない。しかし…

 

 

「許さんだと……それはこちらの台詞だァァァ!!

 

 

…ディアブロから赤いオーラが立ち上り周囲にその風圧が巻き起こる。

 

「貴様が我を許さんと言うのなら勝手にしろ。我も貴様を許さん!クレブ、エデルガルドに続いてエミール、さらには大勢の罪のない多くの者まで殺した。その罪貴様の命で償わせてやる!」

 

2人のオーラが凄まじいエネルギーとなって衝突し合い地形を削り上げ変化させていく。

 

プライドを傷つけられたルーチェモンは今すぐにでも消し飛ばしてやりたいところだが、ディアブローー彼がしている指輪は凡ゆる魔法攻撃を倍の威力にして跳ね返す事が出来る。現にルーチェモンの技も跳ね返している。故に下手に強力な技を使えば逆に自滅しかねない。

 

「……貴様のしている指輪は厄介だ。私の力さえも跳ね返すその力は。だがーー」

 

 

 

グシャ

 

 

 

変な音がしたと同時に左腕に違和感を感じたディアブロは恐る恐る目をやると……

 

 

 

 

 

 

 

……左腕が根元から先が無くなっており血が噴き出していた。

 

 

「グァァァーー!!」

 

 

『ディアブロ(様)!』

 

 

「ーーその腕ごと消し去ってしまえば使えまい」

 

ルーチェモンが手にしているのは何とディアブロの左腕であった。そしてその片腕を投げ捨てると光のエネルギー弾を放ち消し飛ばしてしまった。

 

シェラとレムは出血を止めるためにディアブロに近寄りアリシアは3人が逃げる時間を稼ごうと前へ出てルーチェモンに向かって剣を振り上げる。

 

だがルーチェモンは何と指で受け止めそのままへし折られてしまう。そしてへし折った部分を投げ飛ばしアリシアの右肩に刺さりその反動でディアブロ達の近くに倒れた。

 

「お前は偽りの魔王でありながらこの私に血を流させた真償ってもらおう。しかしこの私が()()()()()()()()()()()とは言えダメージを与えた事は評価に値する。だからこの技でお前達を消し去ってやろう!」

 

その言葉にディアブロは戦慄した。ーーーあれ程の力でもまだ全力じゃない…だとしたらどう足掻いても勝てないーーーーこの時彼は目の前にいる存在に恐怖し後悔したが最早遅い。

 

ルーチェモンは左右の悪魔と天使の羽を羽ばたかせ上空で静止すると、右手を前に突き出すとモノクロのエネルギーの塊を溜める。それを見て従属官達は一斉にその場から離脱する。そしてそのエネルギーが次第に電流を纏ったかのように「バチバチ」と音を立てながら凝縮されていく。

 

ーーーーーーーーこれぞ自分が所属する軍の中でもかなりの実力者である死刃以上の者のみが使う事が出来る技の一つ。自分の血を混ぜる事によって空間をも歪ませる事が出来る最強の虚閃ーーーーーーーーーー

 

 

 

「食らうがいい!【王虚の閃光(グランレイ・セロ)】!」

 

 

 

 

ルーチェモンの掌から今までとは比べものにならないエネルギー弾が放たれた。ディアブロは杖の先端に魔法陣を展開させ魔力弾を放つが一瞬で飲み込まれ王虚の閃光は地面に衝突する。

その衝撃は町全体を包み込んだ。そして光が晴れるとそこにはディアブロ、シェラ、レム、アリシアの姿、そして町も綺麗さっぱり無くなり巨大なクレーターが出来上がっていた。

 

「…ふ〜ん、どうやら終わったようだな」

 

『ルーチェモン様!』

 

ルーチェモンの近くに彼の従属官が集まり皆お祝いの言葉を捧げ始める。

 

「流石ルーチェモン様、お見事でした」

 

「しかしあの魔王も愚かな奴だったな」

 

「あぁ、ルーチェモン様に敵うわけないのに戦いを挑むなんてよォ」

 

「当たり前だ。ルーチェモン様は最強の魔王だぞ」

 

「あのような奴に敗北するはずがない」

 

「…フン、当然だ。だがしかし中々楽しめたな、私がここまで力を出すとは…ん?」

 

「如何かされました?」

 

ルーチェモンはクレーターの中に降りとそこには小さな穴が開いていた。

目を光らせ次元の穴を拡げるとそこに手を突っ込み探ると何かを掴み上げ引き摺り出す。すると中から全身がボロボロで身に纏っていたであろう装甲が穴だらけになっている恐竜ーーーリザードマンらしき者が呻き声を上げながら出てきた。

 

「ハァ……ハァ……こ、此処は…?」

 

「ん!?貴様【グレゴール】か!?」

 

「ッ!?ま、まさかオウロウ様ですか!?」

 

そのボロボロのリザードマンは嘗てアリシアの策略によって剣に擬態しこの街に侵入した魔族【グレゴール】だった。

 

彼は魔術師であると共に戦闘面においても優れていた為街に侵入し正体を現してすぐに、レムが呼び出した使い魔を倒し街の人々に重傷をも追わせた。だがレムのピンチに駆けつけたディアブロには歯が立たず最終的に暗黒空間に幽閉されてしまっていた。

 

しかし先程の王虚の閃光によって空間が不安定になり僅かな隙間が開き、そこにルーチェモンが力を加えた事により空間が開いたのだ。

 

「その見た目にこの禍々しい力……貴様も魔族か?」

 

「ん?何だ?ヒューマンごとが俺に質問するか?片腹痛「そこまでにしておけ」ッ!?」

 

「貴様のような虫ケラがルーチェモン様にそのような口を聞くなど万死に値する」

 

何も知らないグレゴールはルーチェモンの見た目から人間と思い大口を叩くがそれをサウザーがエネルギーで形成した剣を首に当て騙される。

 

「サウザー、私のために動いてくれるのは嬉しいがまだ話の途中だ。剣を収めろ」

 

「ハッ!」

 

サウザーは命令により剣を収める。解放されたグレゴールは糸が切れた人形のように崩れ落ち両手を地面に付ける。

 

「口を慎めグレゴール!このお方こそ我等の新たな主人にして、お前を亜空間から助け出してくださったお方ーーーーーー魔王ルーチェモン様だ!」

 

「ま、魔王だと!?」

 

「そう、私は傲慢の魔王にして全世界最強の魔王ルーチェモンだ!」

 

ルーチェモンは白いオーラを出す。グレゴールはそのオーラを当てられ冷や汗を流す。

 

「こ、このオーラ…まさか本当に……ッ!!こ、これはとんだご無礼を!魔王様とは知らず先程のような態度を取ってしまい申し訳ありませんでした!!」

 

ルーチェモンが魔王だと悟ると慌てて跪き先程の無礼な態度を謝罪する。

 

「ほぉ、どうやら貴様は少しは礼儀を弁えているようだな。いいだろう。私の部下になると言うのなら許してやってもいいぞ」

 

「…か、畏まりました。このグレゴール今後は貴方様の為に精を尽くします」

 

ルーチェモンの発せられるオーラを当てられた事により恐怖と生きたいと言う感情が混ざり合い、グレゴールはその問いを承諾するしかなかった(しかし後にルーチェモンの強さを尊敬する事になる)。

 

 

そしてこの世界にいる他の魔王の元を訪れる。その理由は「この世界を支配する魔王は私一人で十分」との事。しかし己の傘下に降ると言うのなら生かしてやってもいいとの事だが案の定断られ決闘を申し込まれる。

結果は全て傷一つ付けられる事なくルーチェモンの勝利となり、その際傘下に降るかを再び質問するが同じく拒否されたのでその場で始末した。その場にいた魔族達は主人の仇を打とうと攻撃した者達は一瞬にして消されてしまった。恐怖でその場から動けなかった者達はルーチェモンがまた「私に傘下に降るか?」と聞いてきたのでその提案に乗った。

 

こうして魔族を引き入れ戦力をドンドン強化していったルーチェモンは今や巨大な軍となり自分に逆らおうとする者、従おうとしない者は次々と始末していった。彼の支配する領土は着々と広がっていき人間を始め、エルフ、妖精など多くの種族から恐れられる存在となった。

 

 

そしてこの世界は魔族の天下となり魔王ルーチェモンが支配する世界となった。




ルーチェモンの階級が明かされなった事に疑問を持った皆様……「いつ全員の階級を教えると言った?」なんて。

今後投稿されるのある話でちゃんと明かされるので心配しないでください。それまでルーチェモンの階級は何番なのか予想してお待ちください。また後何人か同じように階級が明かされない予定なのでそこはご賞味ください。

次回は誰が出来るのか楽しみにしていください。
感想などあればお願いします。
それではまだ次回まで!さらばじゃ!!
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