やはり俺がバンドを組むのはまちがっている 作:静寂な堕天使クロノス
その後の☆3確定のチケットも☆4出てまじで明日死ぬんじゃないかと思ってますw
もう直ぐ夏休みが迫ってきてクラスの中でも夏休みの予定を話し合う声が聞こえてくるころとなった。
俺?俺はまだ予定も何もないぜ、はっはっはっ!
知り合い増えたからワンチャンあるかと思ったんだけどなぁ......
どうやらそんなものはなかったようだ.....
いつも通りとっとと課題を片付けて暇人と決め込むか.....
本当は戸塚とか戸塚とか戸塚とかとどこか出かけたかったんだけど今戸塚たちは文化祭までにライブができるレベルまで行きたいと練習頑張ってるから誘いにくいし.....
てか、俺誘えるの戸塚だけとか知り合い増えた意味ないじゃん。
「ねぇ八幡、今ちょっといいかな?」
「ああ戸塚、見ての通り暇だから問題ないぞ」
考えてればなんとやらか、ちなみに噂する友達がいないとこんな悲しい言葉になるので注意だ。
「夏休みのことなんだけどさ....八幡さえ良ければだけどみんなで出かけない?」
「もちろんいいぞ!いつ行く?どこに行く?」
「そ、それはみんなの予定を聞いてから決めようかなって」
俺としたことが戸塚に誘われたことでつい舞い上がってしまった.....
これも戸塚がAngelなのが悪いな、うん
「悪い、取り乱した」
「大丈夫だよ、それよりもみんなの予定が揃うといいね!」
「そうだな、でも誰を誘うつもりなんだ?」
「僕たちラビワンとあと雪ノ下さんたちも誘うつもりなんだ」
「雪ノ下たちもか?戸塚そんなに仲よかったか?」
そりゃ由比ヶ浜とかとは仲いいの知ってるけど....
雪ノ下と話したことはほとんどなさそうだが.....
「練習してるとたまに会うんだよ、色々教えてもらったりして仲良くなったんだ!」
「そっか.....まぁ俺はいつでも暇だから」
「八幡友達と遊んだりしないの?」
ぐはぁ!八幡に80000ダメージ!
もうやめて!もう八幡のライフはもう0よ!
「ま、まぁな.....」
「やっぱり八幡も練習で忙しいんだね!頑張って!」
ほっ、友達が少ないことはバレてない.....よな?
「お、おう」
「また良ければ練習見にきてね!」
「ああ、俺がいて邪魔じゃなければ」
「邪魔なんかじゃないよ!八幡が来てくれると毎回アドバイスしてくれるし....」
「いや、そんな大したことはしてないし」
「とにかくいいの!」
「お、おうサンキュな」
「また詳しいことは連絡するからよろしくね!」
「おう、楽しみにしとく」
そうして戸塚は教室を出て行った。
今年の夏休みはいつもより楽しみかもな.....
そんなことを思いながら俺はまた教室の喧騒に耳を傾けるのであった.....
*****
ー放課後ー
と、思いつつも実は夏休みまでの数日が1番暇だったりもする。
今日みたいにちょっと下校が早いような時もやることもない。
テストがないから勉強しなくていいし俺は部活もやってないしspaceのスタジオを予約してるわけでもない。
そうすると家に帰っても暇だし.....
商店街でも行って時間を潰すか。
にしても最近俺よく商店街に行くな、これはもう商店街マスターの称号もらってもいいんじゃね?
まずそんなもんがないと思うけど。
とりあえず今日はどこに行ってみるか.....
あの店は今日空いてないし....
あの店は今度じっくり見たいし....
まぁ適当に歩いてればいいか。
「ふええ、どうしよう....」
八幡も歩けば困ってる少女に出会う。
やば、なんか俺ラブコメの主人公っぽくね?
最近、丸山といい羽沢といいこんなふうに会ったしな.....
「....どうかしたのか?」
それで俺もなんで毎回面倒ごとに首突っ込んじまうんだろうな.....
なんか見てられなくなるっていうか小町相手に高まったお兄ちゃんスキルが発動するっていうか....
とにかくなんか助けようと思ってしまう、我がことながらお人好しなもんだ。
ラブコメアニメなら既に8人くらいの女の子を落としてるだろ。
ほんと次元とか越えれねぇかなぁ....
「実は....その....」
「なんだ、言いにくいことか?」
「いえ、その....道に迷っちゃって....」
え?まじで?この商店街そこまで入り組んでないし迷う要素ないと思うんだけど.....
「えっと、どこに行こうとしてるか教えてくれるか?」
「あ、えーとここです」
そういうとスマホをこちらに向けてくる。
てか、そんな風にスマホあるならそれで調べていけるんじゃね?
「そこまで離れてるわけでもないな.....」
「私、方向音痴で.....」
それは方向音痴というにははるかに超越してもはや才能と呼んでいいレベルだが....
「そこまで案内しようか?」
そこまで難しい道ではないし、俺でも十分案内できるだろう。
「そんな、悪いですから....」
「いや、暇だし気にしなくていいぞ」
というかほっといたら逆方向に行ってしまいそうだしな.....
「すいません.....私松原花音っていいます」
「俺は比企谷八幡だ」
そのまま話を聞くと松原は俺と同い年で花女生らしい。
「というか、この辺りってなにかあったっけ?」
歩きながらも俺は松原に質問する。
あれ?俺最近コミュ障解消してね?
俺の、俺のアイデンティティが.....
「友達の家に行く予定で....」
「今回初めて行くのか?」
「いや、もうなんども行ってるんだけどね....」
それで迷うってすごくない?
戦慄を禁じ得ないぞ.....
「松原はちょくちょく迷子になってるのか?だとしたら大変そうだな」
「うん、いつも周りの人に迷惑かけちゃって....」
「でも、迷子も悪いことばかりじゃないかもな....案外新しい発見があるもんかもしれないぞ?」
「八幡君も迷子の経験が?」
「まあな.....いいこと半分悪いこと半分だ」
いいことは、俺の全てが始まったこと、悪いことはババァと知り合ってしごかれることになったことだ。
「八幡君は何があったの?」
「まぁそんな面白い話でもないから、ただ俺がギター弾くきっかけは迷子だったってだけだ」
「八幡君はギターを弾くんだ?」
「ああ、昔はバンドもやってた」
「私もバンドやってるんだ」
「そうなのか?もしかしてその友達っていうのも....」
「うん、バンドの友達だよ」
「へぇー楽器はなんだ?」
「ドラムを....」
なんか意外というか....一見すると頼りなさげなこの少女がバンドでドラムをやってるのか......
「なんてバンドなんだ?」
「ハローハッピーワールドってバンドだよ」
ん?そのバンドなんか聞いたことある気がする.....
どこかで聞いたんだよ......
あ!こないだspaceで練習してたバンドが話題にしてたな、確か....パフォーマンスがすごくて見てるとつい笑顔になってしまうって
「私、一度ドラムを止めようとしたんだけど....でも、その時に私を引き止めてくれたっていうか....またドラムをやりたいって思われてくれた人がいるんだ」
「.....そっか、お前も案外俺と似てるのかもな」
「ふええ、そんな私と八幡君が似てるなんて....」
「まぁ思っただけだ気にするな」
そしたらさっき教えてもらった目的地は.....
あ.....この一本前の道を曲がらなきゃいけなかったんじゃん.....
「あーその悪い、俺も道を間違えた.....」
やっぱ俺と松原似てるわ、確実に
*****
その後もまた話しながら歩きすぐにその目的地に着いたのだが.....
「本当にここで合ってるのか?」
「うん」
いや、だってさ俺の目の前にあるの.....
めっちゃ豪邸だよ?もはや家というか城の域だよ?
こんなとこに住んでる友達とかどうやって知り合ったんだよ.....
「じゃあ、俺はこれで.....」
「はい、本当にありがとうね」
そうして俺がまた来た道を引き返そうとすると.....
「あ!かのちゃん先輩来た!」
「本当かい?だが私は花音なら必ず来ると信じていたよ」
うわークセが強そうなやつらの予感.....
絡まれる前に早く退散しよ.....
「あら?花音の後ろにいるのは誰?」
「あ、こころちゃん、迷子になっちゃってたんだけどこの八幡君に案内してもらったんだ」
「そうなのね!こんにちは八幡会えて嬉しいわ!」
テンションたけぇなぁ....
「お、おう」
「君が花音を導いてくれたんだね?ありがとう、私からも礼を言わせてはくれないか?」
うわっ、近くで見るとイケメンなやつだな.....
「松原、これがお前のバンドのメンバーか?」
「う、うん」
「なんつーか個性豊かだな.....」
「う、うん」
もう松原同じ反応しかできなくなっちゃってんじゃん。
「そうだわ!この人も来ればきっとこの後の作戦会議ももっと楽しくなるわ!」
え?ちょっと何言ってるのこの人?
なんでオレを参加させる方向でまとめてるの?
でもきっと他の奴が止めてくれるはず....
「こころん、それすっごくいい!」
「そうだね....時には第三者からの意見が必要かもしれない」
あーダメだ、こいつらの思考回路はオレの想像をはるかに超えている....
これならまだ材木座を相手にしてる方が楽かもしれない.....
「で、でも八幡君に迷惑かかっちゃうかもしれないよ?」
いいぞ松原、何と無くだがここでこの家に入ったら今後色々とめんどくさいことに巻き込まれそうな気しかしない。
だから頑張ってこの3人を説得してくれ.....
「あら?八幡は嫌なの?」
「いや、そのなんだ....」
「じゃあ行きましょう!」
ダメだ!話が通じねぇー!
俺がなんでこんなツッコミしなきゃいけないんだよ!
奇跡だよ!こんな俺がツッコミしてるの!
「ふええ、ごめんね八幡君.....」
「いや、お前は悪くない。だから謝るな....」
こうして俺は半ばというか強引に家にお邪魔することになったのだった.....
家の中に入ってから率直に俺は異世界にでも迷い込んだかと思った。
だってこの家全部がなんというか....金持ちの家って感じを出しているのだ。
「すげぇ.....」
「私も初めて入った時はそう思ったよ....」
まぁそうだよな....
「あ、こころんごめん!なんか置いてある壺割れちゃった....」
「そんなこと気にしなくてもいいわよ、はぐみ!」
「そうだよ、それよりもはぐみに怪我がなくて安心したよ」
「2人ともありがとう!」
こいつらを除いて.....
「あ!八幡この部屋よ!」
「ようこそ、ハロハピの作戦会議の場へ!」
芝居掛かった瀬田だがこいつの場合ほんとに様になってるんだよな....
「あ!ミッシェルだ!もうきてたんだね!」
「う、うんみんなが来るのを待ってたんだー」
ミッシェル?
なんだ外人でもいるのか?
「.....」
見間違えじゃないよな?なんかピンクのクマがいたぞ?
うん、いくら金持ちの家でもそんなものがあるはずないよな.....
よし、もう一度......
「ミッシェルはいつ触ってももふもふね!」
やっぱりいるわ.....
「あ、八幡さんですよね....少し話したいのでいいですか?」
「お、おう」
なんで俺のこと知ってるの!?
しかもなんかすごい大人びてるし!?
「あ、花音さんも来てくれますか?」
そうして俺と松原と謎のクマは別室に一度移動する。
すると....
「ふぅ.....」
頭が取れた!?
なんてことは言わない、案の定着ぐるみか.....
「いつもご苦労様、美咲ちゃん」
「いえ、もう慣れてますから.....」
あ、なんかこのやり取りだけで若干事情が理解できたわ.....
「で、なんでこんなところで着ぐるみを着てるんだ?」
「それはそのー」
「美咲ちゃんはね、ハロハピのDJなの」
「DJ?そりゃ随分と珍しいな」
着ぐるみを着てとなると世界中探しても多分このバンドくらいだろ.....
「でも、なんで今日は着ぐるみを着てたの?」
「今回はミッシェルの着ぐるみが新しくなったらしくてその試着をしてたらこころたちが来ちゃって....」
その着ぐるみってやっぱ新しくなったりするんだ.....
「にしても、ほんとに黒服の人たちの行動力はすごいですよ....こないだのこころたちの無茶振りもこれならなんとかできそうです....」
「悪い、その黒服の人っていうのは?」
犯罪者集団みたいだぞ.....
「なんていうか、こころの家にいるすごい人たちです.....」
あ、もう説明できないんだ.....
その後軽い自己紹介とかいろんな話を手短に話した。
「私も着替えたら参加するので先に部屋に戻っててください。」
じゃあ戻るか....あのカオスな部屋に.....
覚悟を決めて俺は部屋の扉に手をかけるのだった.....
今回はハロハピメンバーと八幡を出会わせました。
あの3人は書いてて楽しいところがありますね。
ハロハピはなんていうか名言的なものが多いので上手くいかせるようにしたいですね。
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