やはり俺がバンドを組むのはまちがっている   作:静寂な堕天使クロノス

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またも更新遅くてすいません.....
今回でようやく海編が終わります

リゼロコラボは熱いですね!
友希那さん絶対当てたいですね。
でもスターがない.....
さらに課金もできないという.....

多機能フォームとかも使ってみたいところですけど使い方わからないんですよね.....


第39話

各チーム2試合目が終わったところで再び休憩を取ることになった。

今は全チーム1ヶ所に集まっているのでなかなかに賑やかだ。

 

「これで次は私たちと八幡たちとの勝負ね」

 

「ここまできたら俺も負けたくはないぞ」

 

「そこ普通は負けないから、とかいうところじゃないんですかー先輩?」

 

「ばっかお前世の中に絶対なんてないからそんなこと言って負けたらまた一つ俺の黒歴史が更新されちまうだろうが」

 

「既に十分すぎるほど抱えているのだし今更些細なことではないかしら?」

 

おい雪ノ下、お前俺の黒歴史が多いことをこんな人が多いときに言うんじゃない。

 

「さっきも色々教えてもらいましたしね!」

 

は?戸山お前何を言って......ってまさかまさかまさかまさか!

 

「お前ら.....」

 

「あはは.....ごめんねヒッキー」

 

やりやがった......

 

「あの話が特に面白かったと思うんだけどさ」

 

「お前失礼だからやめろ!」

 

ポピパの5人は全員知ってる.....というかさっき話を聞いてた人たちは全員知ってるんだろうな......

 

「......今更だけどめっちゃ気になる」

 

「あこも聞きたかったなー」

 

「......少し気になるね」

 

この3人が聞いてなかっただけマシか....

 

「えー八幡教えてよー」

 

「そんなもん簡単に教えられるか」

 

「そこをなんとかお願いします!」

 

どんだけ気になるんだよ。

 

「確かに、八幡の話は面白かったしリサたちだけ知らないのもかわいそうね」

 

「絶対教えるなよ」

 

「ですが3人だけ知らないのもなんだか仲間外れみたいですね」

 

変なところで真面目なところを出さないでくれるかな、紗夜。

 

「それじゃあこんなのはどうですかね?」

 

「却下だ」

 

「先輩早いですよー」

 

「どうせロクなことを言わないだろ」

 

「聞くだけ聞いてみたら、八幡?」

 

戸塚、お前が可愛いことが今ばかりはうらめしいぞ。

 

「.....」

 

俺の沈黙を肯定とみなしたのだろう一色が言うには......

 

「Roseliaが勝ったら先輩の話を残りの3人にもするっていうのはどうですか?」

 

「却下」

 

「おーそれなら3人にもチャンスがあるね!」

 

「でもそれだけでは湊さんと氷川さんにとってなんの得もないわね.....」

 

おーい雪ノ下さーんここで変なこと言い出さのやめてもらっていいですかー。

 

「それではそちらが勝ったらさっきは流石に言わなかった比企谷の昔話でもしましょうか」

 

「おいまて、さっきお前らはどんなことを話したんだ」

 

「うーんとね、ごにょごにょ」

 

ご丁寧に賭けのルールが意味をなくさぬように由比ヶ浜が耳打ちで伝えてくるがその、距離が......しかもお互い水着という格好なわけで意図せず鼓動が早まってしまう。

......と思ったも束の間

 

「そんなとこまでか!?」

 

「うーん、つい」

 

ついじゃねぇよ!

一瞬で真っ青だわ、さっきの俺の鼓動を返せ!

ていうか、あれ以上のこととかマジで数少ないやばいものばかりだ。

 

「.....負けるわけにはいかねぇ」

 

「おっようやく比企谷がやる気になったか」

 

逆にこれで本気にならない奴がいたらそれはもはやそれは正常な精神を持っていないやつだ。

 

「八幡がやる気になったところ悪いのだけれど、まずはポピパとラビワンの試合をやるのはどうかしら?」

 

「確かに一位を決める決勝だとしたら最後に行うのが普通ね」

 

と、俺の社会的命がかかってしまったところで休憩時間は終わりを告げるのだった.....

 

*****

 

「負けませんからね!」

 

「それはこっちのセリフだよ」

 

試合の始まる前から両バンドのボーカルが火花を散らしている。

どちらも一勝をかけた戦いとあってやる気は充分である。

 

「それじゃあこっちからいきますよー!」

 

小町のサーブから試合開始である。

にしても我が妹ながら小町はここまで大きなミスもなくやれていると思う。

ほぼ全てにおいて俺よりもスペックが高い。

本当に俺の妹なのだろうか?

血が繋がってなかったら合法的に......

 

「比企谷君、その気持ち悪いにやけ笑いをどうにかして抑えてくれないかしら?」 

 

おっと、にやけてしまっていたか。

いけないいけない、てかそんなくだらないこと考えてた間にラビワンが一点決めてるな。

 

「見たところ両チームの力は互角といったところでしょうか?」

 

「そうね、どちらが勝ってもおかしくないわ」

 

「見ててすっごいワクワクしますね〜!」

 

観戦しているRoseliaも興奮している様子である。

普段スポーツなど興味のかけらすらない俺であるが流石にここまで両者の力が拮抗している試合は面白く興奮してしまっている。

 

その後も両チームは白熱した展開を見せなんとデュースが5回も続く形となった。

 

「はぁはぁ.....なかなか決められないね」

 

「くっ、我が魔力、もとい体力も底をつきそうだ.....」

 

「そろそろこっちもきちーな」

 

「でもきっと勝てるよ!」

 

両チームともに体力も限界が高そうな感じである。

いくら休憩を挟んでいるといってもどちらも3試合目となる試合なので体力が切れるのも当然のことだろう。

つか次の試合俺も体力もつかな.....

 

「とー!」

 

「くっ!」

 

なんて考えてる間に戸山が一点をもぎ取ったようだ。

これで次の点をポピパが入れればポピパの勝利である。

 

「このまま勝とう!」

 

「もう一度持ち堪えましょう!」

 

やる気を改めて入れ直す両チームを見て思わずその気迫に呑まれかけたが.....

これ、ただの遊びで始めたバレーだよな?

 

そんなことを考えても仕方がないので考えるのはやめたほうがきっと賢明だな、うん。

 

「まだまだぁ!」

 

「なんの!」

 

.....それでもやっぱすげー気合いだな。

そのまま互いのチームは最後の力を振り絞って戦い続けたが勝負とはいつも突然にその終わりを迎えるものである。

 

「これで.....終わりだよ!」

 

川崎によるアタックに必死に追いつこうとするがその手は後10センチボールに届かずに砂浜に落ちる。

 

「......勝った?」

 

「うむ!我らの勝利である!」

 

「やりましたね!」

 

その瞬間その長かった戦いの勝者は決まった。

 

「くー悔しい!」

 

「でもめっちゃ惜しかったね」

 

「そうだよ、私たちもがんばったよ」

 

「おつかれ、いい試合だったよ」

 

「本当にギリギリだったよ」

 

全力で戦った両チームに絆が芽生える、うんこれこそ青春......

っていかんいかん、俺だけは青春を認めるわけにはいかなかった。

決してリア充にならないからという理由の私怨ではないからな。

.....実際今はちょっとそれっぽくてテンション上がりかかってるけどさ。

 

「この勝負の後に情けない勝負はできないわね」

 

「うん!あたしたちも全力でがんばろ〜!!」

 

今の試合を見て我らがチームのメンバーもやる気がさらに高まったようだ。

 

まぁ俺も最後くらいそれなりにやるとしますかね.....

 

「そういや比企谷、次の試合は俺はもう少しがんばった方がいいか?」

 

は?なんで葉山はそんなこと聞いてくるんだ?

.....ってそういや俺のトップシークレットの過去がかけられてふんじゃねーか!

 

「当然だ、マジであれを知られるわけにはいかないんだ.....」

 

危ない危ない、危うく忘れたまま本気でやらずに負けるとこだった.....

葉山と雪ノ下が本気出したら2人だけで勝ってしまうかもしれないけどな.....

いや、でもあっちも全体的に質が高く隙が1番ないチームだしそんなこともないか.....

 

「....ぱい!先輩!」

 

「うおっ!なんだ、一色か」

 

「なんだとはひどいですね。いつまでも先輩が来ないから呼びに来たのに.....」

 

「わざわざ悲しげに言わないでいいぞ、あざといから」

 

「.....たまに思うんですけど先輩って私のことなんだと思ってるんですかね」

 

「別になんとも」

 

「....そーですか、それじゃあ行きましょうか」

 

なんだか声が若干不機嫌な気がしないでもないが別に地雷を踏むようなことは言ってないので多分気のせいだ。

 

「......思ってないわけではない」

 

そりゃなんも思わない訳はない、こいつは意外と気を配るし由比ヶ浜とはまた違った暖かさをもつ、そんなやつだと思ってる。

恥ずかしいからこんなことは口に出せる訳はないが。

 

「....なんですかそれ、思わせぶりなことを言って遠回しに告白でもしようとしてますか。そう言うこと言うなら私は直接言われたいタイプなのでせめて人に正直な気持ちくらい伝えれるくらいにしてから言ってくださいごめんなさい」

 

相変わらずすごい勢いで勝手に振られたんだけど。

こいつも、俺があいつら3人を避けようとしていた時に何も変わらず話しかけてきてくれたんだよな......

その内なんか避けるのさえ馬鹿らしくなって普通に話すようになったんだっけ。

 

「いつかな」

 

「待ってますね」

 

そう言うと一色は振り返り言う。

 

「行きましょう、先輩」

 

「ああ」

 

*****

 

え?今先輩いつかなって言った?

言ったよね.....?

それっていつかまた私に告白してくるってこと?

え?え?なにそれ気になるんだけど!

今絶対顔赤くなっちゃってるから先輩の方を向けないし.....

うーなんか最近の先輩は前よりも素直になってきてて困るな〜

やっぱりもう一度この人と演奏したいな〜

 

先輩が抜けてから私たちは必死に練習をした。

それは今までの練習量を遥かに越す量でとっても大変だったけど、先輩がもしまた戻ってきてがっかりされたらって思うといくら練習しても足りない気分だった。

もちろん先輩がそんなことを思う訳ないとは思ってるんだけど.....

またあんな風に先輩を追い詰めてしまったら.....

次はそんな想像が溢れてきて.....

でも、今日一緒に海に来てわかった。

先輩は、やっぱり優しい先輩のままだって、だからきっとまた同じステージの上で笑い合える!

そう思えたんだ。

その時は3人で.....その後できたら私だけでこう言ってあげたいな。

"おかえり"って。

 

*****

 

「遅かったわね、比企谷君。てっきりあのことを話して欲しいのかと思って話してしまいそうだったわ」

 

「いきなり心臓に悪すぎる冗談はやめてくれ.....」

 

「あれ?いろはちゃん顔が少し赤いけど大丈夫?お水飲む?」

 

「ありがと〜先輩呼びに行ったら少し喉乾いちゃってちょうど水欲しかったんだ〜」

 

「八幡さんも体調が悪いのでしたら言ってくださいね」

 

敵チームながら紗夜も気を使ってくれる......いや、Roseliaの場合は全力の俺たちのチームに勝たないと意味がないと思ってるのだろう。

 

「いや、俺は大丈夫だ。これで不戦勝にされたら俺の命が社会的に死ぬからな」

 

「絶対勝とうねりんりん!」

 

「.....うん.....頑張ろうねあこちゃん」

 

「いい勝負にしよーね!」

 

「うん!リサちゃん!」

 

お互いのチーム全員やる気満々と言ったところか。

だけど今回は珍しく俺も本気だからな。

 

「小町ちゃんはどっちのチームが勝つと思う?」

 

「うーんそうですね、小町的にはやっぱりお兄ちゃんに勝って欲しいと思う気持ちも僅かばかりか存在するんですけど.....」

 

おい、我が妹よ。

今兄はお前のせいでやる気が削がれたぞ。

 

「やっぱり雪乃さんたちからお兄ちゃんの話を聞きたい気持ちが強いのでRoseliaですね」

 

お前もそっちサイドか。

 

「僕はやっぱり八幡たちを応援するよ!」

 

戸塚、俺の味方はお前だけだ。

というか戸塚さえあればそれだけでいいんじゃないか俺の人生。

 

「有咲はどっちが勝つと思う?」

 

ポピパの間でも予想がされてるようだ。

 

「私は八幡先輩の話を聞きたいからRoseliaに勝って欲しい!」

 

おい花園、割り込むな。

てかなんでみんなそんな俺の話を聞きたがるんだ.....

 

「そーだな、なんとなくだけど八幡先輩の方が勝つんじゃねーか?」

 

「わ、私もそう思うかな」

 

「うーん、私はRoseliaだと思うかなー」

 

ポピパの中でも割れてるようだな、だが勝つのは俺たちだ。

 

「それじゃあ始めましょうか」

 

「ええ、湊さんお互い全力を尽くしましょう」

 

「当然よ」

 

「それじゃあこっちのサーブで始めさせてもらうぞ」

 

こうして俺のサーブで試合がスタートする。

 

「あこ、よろしく!」

 

「任せてリサ姉、紗夜さんお願いします!」

 

「任せてください!」

 

流石というべきコンビネーションでアタックまで持ってきたな。

 

「だけど今回だけは負けれないんだよ!」

 

俺の過去を守るために!

 

「あのごみいちゃんがあんな必死にボールを拾うなんて.....」

 

「うむ、我も初めて見る」

 

「てかあそこまで必死になって隠そうとする過去とか逆に気になるんだけど」

 

ギャラリーがなにやらガヤガヤ言ってるけど今は気にする余裕すらない。

 

「ナイスヒッキー!お願いゆきのん!」

 

「ええ、任せてちょうだい」

 

こうしてこちらもアタックを仕掛ける。

 

「.....主導権は.....渡しません」

 

しかし白金に拾われてしまう。

今白金が言ったようにスポーツというのは大抵先に点を入れた方が主導権を握ることが多い。

 

「燐子ナイス!友希那!」

 

「いくわよ!」

 

こんな調子でやりとりは続き互いに1点目から本気も本気でとりにいっている。

しかしそんな時間も永遠に続くことはありえない。

 

「先制点はもらうよ!」

 

葉山がわずかに存在した隙間に見事ボールを叩き込み俺たちが先取点をいれる。

 

「ナイス」

 

「比企谷がそんなこと言うなんてな」

 

「今だけだ」

 

実際勝つためにはこいつの力は必要不可欠である。

少しでもおだててテンションを上げさせていた方がいいだろう。

 

「じゃあいっくよ〜!」

 

そして由比ヶ浜のサーブでさらに追加点を狙いにいくが当然そんなことでは点は入らない。

 

「落ち着いて返していきましょう」

 

「そうね」

 

「あこたちの力を見せてやりましょう!」

 

先取点を入れられても動揺することなく続けられるのは流石といったところか。

 

「こちらも油断せずにいくわよ」

 

「了解です!」

 

「もちろん」

 

しかしこちらだって気を抜いたりしない。

どうやらこの勝負に揺さぶりは通用しなそうだ。

 

「そこです!」

 

その後紗夜によって点数をイーブンに戻されてしまう。

その後も一進一退の攻防を繰り広げつつ試合は進んでいった。

 

そして今9対10とRoseliaチームにマッチポイントを取られてしまった。

 

「ここをしっかり点を取らせないようにしましょう」

 

雪ノ下が声を上げて指示をする。

それに呼応するように俺たちの動きはより洗練されていく。

 

「よし!そこだ!」

 

そして最初のように葉山が点を入れデュースにする。

 

「ナイスだよ!」

 

「ああ、これでチャンスができた」

 

「ここを大切にしたいですね」

 

試合の合間に意識を統一して臨む。

 

「じゃあサーブいくよ」

 

そしてここに来てサーブは葉山であるこの中で1番力のある葉山のサーブは俺たちのサーブに比べて少しとりにくいようでチャンスボールに繋がりやすい。

 

そしてここでもRoseliaはうまく返すことができずに俺たちのチャンスボールになる。

 

「比企谷頼む!」

 

「おう」

 

このボールを決めてみせる!

と見せかけて......軽く上げる感じで.....

 

「あっ!」

 

俺が打ち込んでくると思ったのだろうあこは俺があえて浮かせタイミングをずらしたボールを拾うことができなかったようだ。

これで次に俺たちが点を入れれば勝利だ。

 

「たまにはいい働きをするわね」

 

「たまにはとか言うな、事実でも傷つくだろうが」

 

「事実なのは否定しないんだ.....」

 

しかし、状況はかなり厳しい。

俺たちのチームの体力はもうみんなそれほど残っておらず葉山以外は息が切れ始めている。

ここで決めなければ間違いなくその後押し切られてしまうだろう。

つまり次のポイントが勝負を決めることとなる。

 

「それじゃあいっくよ〜!」

 

由比ヶ浜がサーブを相手のコートにしっかりと入れる。

当然のようにRoseliaチームはそのボールを繋げこちらへと返してくる。

そのまま両チーム決まらない時間が再び続いた。

 

「はぁ!」

 

気合の掛け声とともに湊がスパイクを打ってくる。

くそっ間に合わないか......

いや、こんなところで終われるか!

勝つんだ!

 

その一心の思いで俺はボールに飛びついた。

ボールが地面に落ちる寸前、俺の手はボールに届きボールが上へと上がる。

 

「決めてください!」

 

「「任せてちょうだい!(任せろ!)」」

 

雪ノ下と葉山わがチームのエース2人が同時にジャンプそして.....

 

2人が同時にボールに触れそのボールがとてつもないスピードでビーチへと突き刺さる。

 

「.....私たちの負けね」

 

その湊の宣言を聞き俺は勝利したことを理解した。

 

「やったね!ゆきのん!」

 

「ええ、辛くも勝利といったところね」

 

「でもやってやりましたね!」

 

女子3人も存分に勝利を喜んでいるようだ。

 

「やったな比企谷」

 

「ああ、たまにはこんなのもいいかもな」

 

そういい俺たちは拳を合わせた。

 

「お兄ちゃん全勝おめでとう!」

 

「すーっごいドキドキしました!」

 

気がつけば小町や戸山たちも集まり口々に今の勝負を称賛している。

 

そんな中俺は1人冷静さを取り戻しこう思った。

 

「なんでこんなスポ根してんだ、俺?」

 

どうやら夏の魔法とか言うやつに俺も浮かれてしまったようである。

たまには俺がそうなるのも間違ってはいないだろう。

ともかく今は勝負に勝ったことを喜ぼう、そうたまには素直に思うのだった.....

 

*****

 

それからも俺たちは再び海で泳ぎに行く強者もいればその後は日陰でのんびりと過ごす人もいたりと各々海を存分に満喫して気づけば帰宅の時間となり再び電車に乗り込んだ。

流石にみんな疲れたのか言葉は少なくそれぞれが思い出にふけったり居眠りしたりしている。

俺も今日1日のことを思い出していた。

 

最初は別に乗り気だった訳じゃなかったがなんだかんだ楽しめたな.......

それも.....きっとあいつらがいたからなんだと思う。

やっぱあいつらともっと一緒にいたい。

そんな気持ちが思い出とともに湧き上がってくるのを感じた。

気づけば駅につき、その頃には俺の心の中に一つの覚悟が生まれていた。

駅で解散となったのだが俺は雪ノ下たち3人に声をかける。

 

「少し話がしたいんだけど、今からいいか?」

 

そう言うと雪ノ下たちは俺の言わんとすることを察するような顔をしてこう言う。

 

「とりあえず今日はもう時間も遅いわ、だから明日にしましょう。きっとそっちの方がお互いにとっていいと思うわ」

 

「そうだね、あたしも少し時間が欲しいかも」

 

「私もです」

 

「そうか......それじゃあ明日、どこに行けばいい」

 

どこを指定するのかなんてもう察しがついていたが一応聞いておく。

 

「明日のこの時間に私たちがスタジオを予約してあるの、そこに来てもらえるかしら」

 

予想通りspaceか。

そこで俺は今まで言えなかったことを.....伝えてまた始めてみせる

俺たちの関係が終わったその場所で俺の....俺たちの、バンドライフを。




今回はここまでになります。
次回ついに八幡が行動を起こします。
もう展開の予想もついてることと思いますが良ければ読んでいただけると幸いです。

そして申し訳ないのですがおそらく12月の中旬ごろまで予定が忙しく投稿ができないと思います。
なので気長に待っていただけると幸いです。

それでは次回予告行ってみましょう!

「りんりん!海楽しかったね!」

「.....そうだね.....他のバンドの皆がいたのには.....びっくりしたけど」

「そうだよね!八幡さんたちと遊べて嬉しかったよ!そういえば八幡さん駅に着いたときになんか真剣な表情だったけど何かあったのかな?」

「.....きっと.....八幡さんは進もうとしてるんだよ」

「進む?どこに?」

「.....きっと、すぐにわかるよ」

「それなら楽しみにしておくね!」

「.....じゃああこちゃん.....頼まれた予告をお願い」

「うん!次回やはり俺がバンドを組むのはまちがっているは
『ついに比企谷八幡は.....』です!お楽しみに!」

「ちゃんと.....言えたね」
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