やはり俺がバンドを組むのはまちがっている   作:静寂な堕天使クロノス

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ノーブルローズでイベランを久しぶりにしたので疲れました.....
それでも3000位くらいが限界でしたけど.....
あとごめんなさい、今回もう1人オリキャラっぽい人が出ます。

あと今日ついにRASとましろちゃんの追加フラグ来ましたね。
自分は素直に楽しみです。
そんなこともあってバンドリが3周年ですね、今から楽しみです。


第46話

ケントが加入してから1週間があっという間に立ちその間に数回練習があったがどれも今までにないくらい充実したものだった。

 

「はぁ.....」

 

その日も練習が終わりオレはいつも通りのため息をつく。

 

「どうしたんですか、八幡さん?」

 

マジすぐに心配してくれるケントは聖人.....

 

「気にしなくていいわよ、その男基本的に毎日ため息をついているから」

 

それに比べてこいつときたら.....

 

「ばっかお前俺は無意味にため息ついてるわけじゃないから」

 

「じゃあなんでそんなため息つくの?」

 

「それはあれだ、俺だけ世の中ハードモードだからだ」

 

「なに言ってるんですか.....」

 

最近前よりさらに女子3人からの扱いがひどいんだけど.....

 

「そういやケント、お前の八幡さんって呼び方やめないか?」

 

「え?どうしてです?」

 

「いや、もう同じバンドなんだしさ。正直そういう呼び方は慣れてないからむず痒い」

 

「そうですか....じゃあなんで呼べばいいですか?」

 

「それは別に変な呼び方じゃなきゃいいぞ」

 

「うーん」

 

そんな風に悩む姿もなんというか本当に弟がいたらこんな気分なのかとか考えてしまうのは俺だけじゃないと信じてる。

 

「なんで自分がそうなのに私たちのことは無視なんですかねー」

 

「いろはちゃん、ヒッキーに期待するだけ無駄だって」

 

「そうね....」

 

なんだか女子たちだけで話してるのを見ると最近恐怖が走るのは俺が悪いのだろうか?

いやそんなはずはないな。

 

「そうですね....ハチ兄とか?」

 

「....」

 

「す、すいません変でしたよね....オレ、周りの年上はだいたいこんな感じで呼んでたので....」

 

「いや、別にいいぞ」

 

ただ純粋に響きが思いの外しっくり来てびっくりしてただけだし。

 

「えーヒッキー1人だけはずるい!」

 

「じゃあ、ユイ姉?」

 

「.....いい!その呼び方いいよケント!」

 

落ち着け由比ヶ浜、言動が変態っぽいぞ。

 

「えーそれじゃあ私も〜」

 

「いろは姉?」

 

「確かにこれはなかなか.....」

 

なんかどんどんケントがこのバンドでの弟枠が定着しつつあるんだけど.....

 

「.....」

 

なんか雪ノ下も無言でこっち見てるけど.....

 

「お前も呼ばれたいのか?」

 

「急になにを言う出すのかと思えば検討外れもいいところね、もう少し考えてから物事を言ってはどうかしら?」

 

.....図星か。

雪ノ下、もうみんなわかってるから不用意に俺を傷つけるのやめよう?

 

「でも、ユキ姉って呼ぶと被ってしまうんですよね」

 

ああそういや湊のこともそう呼んでたな。

 

「.....そう、別に私はどうでもいいのだけれど」

 

あからさまにがっかりされるのもなんかな.....

 

「じゃあ別のところから取ればいいんじゃない?」

 

「と言っても.....」

 

「キノ姉?」

 

なんか新鮮だな、それ。

 

「別に、私はそか呼んでも構わないわ」

 

あ、めっちゃ喜んでいらっしゃる.....

雪ノ下は関わるとわかるんだけど意外とポンコツなところがあるというかなんというか.....

 

「それじゃあ俺次回の予約とってくるわ」

 

「はい、お願いしますね」

 

そうして俺は一足先にスタジオを出て受付へと向かい予約を済ませていると。

 

「あ、八幡君、練習お疲れ様」

 

「うす」

 

「最近アブアルがんばってるね〜」

 

俺と話しているこの人は月島まりなさんこのライブハウスで働いている人だ。

フレンドリーな人でこうしてよく話しかけてくれる。

その隣に男の人がいることがあるがその人は名前も知らない。

 

「はぁ君たちが出れたらよかったのに......」 

 

「なにがですか?」

 

「それはね.....」

 

そうきてまりなさんが話してる途中のこと。

俺の平和が壊れる時には、いつもあいつの声がする.....

 

「こんにちは〜!」

 

.....よし、逃げよう。

 

「わっだ、誰?」

 

「私、戸山香澄って言います!はじめまして!」

 

「はぁはぁ.....すいません....この子が急にお邪魔してしまって....」

 

本当にお疲れ様としか言いようがねぇ....

っと、めんどくさいことになる前に逃げなくては.....

 

「あれ?八幡先輩!こんなところで会うなんてすっごい偶然ですね!」

 

「.....」

 

一度無視してそのまま逃げようと試みるものの.....

 

「ちょ、ちょっと無視しないでくださいよー!」

 

確保.....されたか。

 

「八幡先輩、毎度毎度すいません.....」

 

「謝るな、お前は悪くない.....」

 

「えーと、八幡君の知り合い?」

 

「あ、はい」

 

「あはは、とりあえず私たち自己紹介したほうがいいんじゃないかな?」

 

てか気付けばポピパ勢揃いである。

そして自己紹介の最中に最も驚いたのは男の人の名前が判明したことである。

 

「ボクはユウト、よろしく」

 

なんかわからないけどちょっとスッキリしたわ。

 

「ここでPoppin'Partyに会えたのはラッキーだったな〜」

 

「え?なにが?」

 

そして初めてユウトさんの声聞いたわ.....

そしてまりなさんと2人でこそこそ話し出すが位置的に俺には聞こえてしまう。

 

「なにがって、ライブだよ、ライブ。この子たちにイベントに出てもらおうよ」

 

「ああ、なるほど。でも急じゃないかな?」

 

この人意外と天然なのか?

 

「急もなにもとにかく出演者をつかまえないと!だから早く君からみんなに声をかけてよ」

 

「わかったよ」

 

「ええっと戸山さんちょっといいかな?」

 

「はい!なんですか?」

 

そういうとユウトさんは戸山たちに説明を開始する。

要約するともうすぐガールズバンド限定のイベントがあるらしく現在参加者がいないから出てくれないか?というものだ。

さっきまりなさんが俺に言ってきたことはこのこのか。

 

「出ます!」

 

あ、即答なのね。

 

「ちょ、ちょっと待てよ香澄。もう少し詳しく聞かないとわかんねーだろ」

 

「というわけでもう一度詳しく聞いていいですか?」

 

「うん、えっとね.....」

 

そうしてより詳しいことも含めて説明してくれるユウキさん、意外と説明はわかりやすい。

 

「えっと.....つまりどういうこと?」

 

あ、ここに想像を絶して理解力のない子がいたわ。

 

「いやわかれよ!」

 

「あはは.....」

 

これにはりみも苦笑いだ。

 

「つまり私たちにライブに出ないかって言ってくれてるの」

 

「ライブイベントかぁ.....まだ初心者ですけど頑張ります!」

 

結局結論は変わらないのな、わかってたけど。

 

「こうなったら香澄は聞かないからね、出るしかない!」

 

山吹よ、お前なんか思想が戸山寄りになってない?

 

「なんか私早速弾きたくなってきた.....」

 

花園さんの思考はいつも通りのようで安心でございます。

 

「まりなさん!早速練習していってもいいですか?」

 

「もちろん!」

 

「ハチ兄、お待たせ」

 

そこでちょうどケントたちがスタジオから出てくる。

 

「あ!結衣先輩!お久しぶりです!」

 

「やっはろー香澄ちゃん!」

 

「いろは先輩たちもこんにちは」

 

「こんにちは、たえちゃん」

 

「本当に八幡君たちが出れればよかったんだけどなー」

 

「そう言っても俺とケントの性別は変わらないので.....」

 

「どういうことかしら?」

 

「えっとそれは....」

 

「ボクから説明するよ」

 

おお、もしかしてユウトさんって解説ポジション?

実際にいると便利だな。

 

「.....なるほど確かに私たちはガールズバンドではないわね」

 

「もうちょっと前なら出れたんだけどねー」

 

「ちょっと興味はありますけど出れないものは仕方ないですね」

 

別に俺が出れないのはいいんだけどこいつらだけで活動していた時期もあるんだし出てもいいとは思うんだけどな。

 

「本当に残念だよ〜。まだ参加してくれるバンドが全然集まってなくて困ってるんだよね.....」

 

そらならこいつら3人で出てもらうのも考えなきゃいけないかもな.....

 

「それなら私たちの方で何組かお願いしてみますよ?」

 

「そうだねあたしたちの知り合いのバンドなら出てくれるかもだし」

 

「え?本当に?すっごく助かるよ〜!」

 

まりなさん思わず感激である。

 

「.....オレたちもできることがあれば手伝うので何かあったら遠慮せず言ってくださいね」

 

ケント、お前どんだけいいやつなんだよ.....

そういう面倒見の良さが見えるのはリサの弟というのがわかるな。

 

「そしたらその時は頼むよ」

 

ユウトさんも見てると真面目に働いてるもんな〜。

俺は絶対にああはならない。

いまだに将来の夢は専業主夫だからな!

 

と決意を新たにして俺は帰宅するのだった.....

 

*****

 

「たたいまー」

 

「おかえり」

 

疲れた体に小町の声が染みるわ〜。

 

「なんか今日はちょっと遅かったね?」

 

「いや、まぁ色々あってな」

 

「ふーんどんなことあったの?」

 

そこで俺は小町にCiRCLEのイベントのことを話す。

 

「へーそんなイベントやるんだ」

 

「ああ、でも参加資格の問題で俺たちは出れないからな」

 

「それじゃあ小町たちも無理だよね....」

 

「戸塚はともかく材木座はごまかしきれないからな」

 

「お兄ちゃん、戸塚さんそれ割と気にしてるんだからやめてあげなよ?」

 

そんなに気にしてたのか.....

次から気をつけるか.....

どこまで我慢できるかは保証できんがな!

 

「残念だなぁ.....」

 

小町たちはこの間ライブをしたばかりで次のライブを早くやりたがってるだろうしな.....

 

「由比ヶ浜たちも残念がってたな、ポピパは出るって言ってたけどな」

 

「えー香澄さんたちいいな〜」

 

俺としても由比ヶ浜や小町たちが出れたらいいと思うんだけどな.....

 

「あーあいっそ雪乃さんたちとバンド組み直そうかな〜」

 

「流石にそれは無茶だろ.....」

 

ツッコミながらも俺はその可能性を割と本気で考え出していた。

まりなさん曰くまだ参加するバンドも集まっていないみたいだし.....

 

「声かけてやろうか?」

 

「ん?誰に?」

 

こいつも戸山レベルに理解力ないからお兄ちゃん、本気で心配してます。

勉強もしてるみたいだからなんも言わないけど.....

こういう気遣いができる俺まじいいお兄ちゃん!

 

「だから雪ノ下たちに小町たちとでないかって」

 

偶然にも出れない男メンバーの担当の楽器はかぶってないため二つのバンドの女子メンバーが合わされば演奏もできるのだ。

 

「え?そんなことしちゃって大丈夫なの?」

 

「多分.....」

 

「確信ないなら言わないでよ.....」

 

いやだってお前にしろ由比ヶ浜にしろなんかすごい残念がるし.....

なんとかして出れないかなとか考えたって仕方ないだろ。

 

「いや、しばらく目標があるわけじゃないし.....」

 

「でもそれでも練習しないとじゃん」

 

「まだイベントまで時間はあるし.....」

 

「その間お兄ちゃんたちはどうするの?」

 

「それは自主練とかさ.....」

 

「お兄ちゃんはそれでいいの?」

 

はぁ最終的に俺の心配をしてくれるあたり本当にできた妹だ。

 

「いいんだよ、いつも通りわがまま言ってりゃ」

 

「むぅ、小町そんな普段わがまま言ってないじゃん」

 

「そう思うならたまには言えばいいだろ?」

 

「.....なんか今日のお兄ちゃんはポイント高いよ」

 

「ふっいつも通りだろ?」

 

「いや、それはない」

 

そこは辛辣なのな......

 

*****

 

小町に提案をしたはいいがそれを雪ノ下たちにも許可を取らなければならないからな。

とりあえず明日説明するか......

なんて思っていると

 

『八幡先輩!ちょっと頼みたいことがあるんですけどいいですか?』

 

はいまた戸山は俺の平穏を奪ってくる。

 

『やだ』

 

『そんなこと言わずに聞いてくださいよ〜!』

 

『....一応聞いてやる』

 

『実は私たちまりなさんたちにバンドを集めて欲しいって頼まれたんですけど.....』

 

『断る』

 

『まだ最後まで言ってないのに!?』

 

『どうせそれを手伝えって言うんだろ』

 

『はい!』

 

『俺だって練習とかあるし無理だ』

 

『そこをなんとか〜』

 

『とりあえずこれからの予定がまだわかってないからちょっと待て』

 

『わかりました!』

 

嘘である.....

もう今後の予定は出てるし実際のところ頑張れば手伝えないこともないくらいの予定の空きもある。

だが面倒くさいからな。

 

「さて、これで面倒ごとは明日で終わるな......」

 

この時俺は安心し切っていたがこの後起こることを何も知らないのだった.....

 

*****

 

次の日の放課後練習はないのだが俺は3人を集めて昨日小町と話したことをそのまま話した。

 

「確かにあたしはイベント出てみたいけどさ.....ヒッキーはそれでいいの?」

 

「ああ、今ならケントもいるしな」

 

正直1人ならこの提案は多分しなかったが今はケントがいるのでその分提案できるだけの余裕があった。

 

「なんて言ってサボる気じゃないわよね?」

 

「そ、そんなわけないだろ」

 

本当は少しだけサボるつもりだったけど.....

本当にすこしだけ、な?

 

「どうですかね?」

 

そして信用のなさが辛い.....

 

「と、とにかく考えてみてくれないか?小町も出たがってたし.....」

 

「本当にヒッキー小町ちゃんに対しては一生懸命だよね.....」 

 

そりゃ俺ほどのお兄ちゃんはなかなかいないしな!

 

「そうね、そう言う経験をしておくのも悪くないわね」

 

「と、いうかラビワンの方の許可は取ってるんですか?」

 

「それも小町が練習の前に確認してくれてることになってる」

 

と言ってたらちょうど小町から連絡が来たな。

 

「ちょうど今連絡きたぞ」

 

「どうなんですか?早く確認してください」

 

「ちょっと待てって.....」

 

そういいメールに目を通すと.....

 

「あっち側もいいってよ」

 

メール曰く材木座がハブられて少し傷ついたくらいで話は済んだそうだ。

材木座メンタル弱すぎだろ、俺と同じような扱いなのにこのメンタルの差はなんだ?

そこ、大差ないだろとか言わない。

 

「これであたしたちライブ出れるね!」

 

「そうだな」

 

「そうなると川崎さんたちと話し合いをしなければならないわね」

 

「それはまた後日でいいだろ」

 

「そうね、それにその時にはあなたは必要ないのだし....そうねあなたはCiRCLEの人の手伝いでもしたらどうかしら?そうすればサボることもないでしょうし」

 

え?なんか不安な空気流れてきたんだけど.....

 

「今度の練習でCiRCLEの人に比企谷君を引き渡しましょうか」

 

「せめて普通の扱いをして?」

 

引き渡すって俺犯罪者じゃないんだから.....

 

ん?なんかまた連絡来たな.....

 

『八幡先輩!予定分かりましたか?』

 

せっかちすぎだろこいつ.....

 

「次はなんの連絡かしら?」

 

「いや、なんでもない」

 

「あなたがそういう時は何かある時と決まってるわ。隠すのはやめなさい」

 

「本当に何もないから.....」

 

「なら強硬手段に出るしかないわね」

 

「すいません、それだけはまじ勘弁してください.....」

 

雪ノ下の強硬手段=俺にとって最も恐ろしいことなので全力で回避する。

他の2人の視線が冷たいがそんなの気にならないレベルだ。

 

「いや実は.....」

 

そこで隠し事をせずに話す。

 

「あら、ちょうどいい仕事じゃない。どうせあなたの練習は減るのだしやりなさい」

 

もはや選択権すらない.....

 

「わかった......」

 

結局俺は最終的には逃げれないらしい。

こうして俺は面倒ごとを抱える羽目になるのだった......




今回はここまでです。
2月中に更新できてよかったです。
今回の新キャラはゲームのあなたポジションの人です、本作同様ほぼ絡んでこないのでそのうち多分出なくなりますが。

感想、評価など励みになるのでよければ残していってください。
それでは最後に次回予告行ってみましょう!



「なんだか珍しい組み合わせね」

「そうね、まさか雪ノ下さんと次回予告するとは思わなかったわ」

「比企谷君曰く私たちは似てるらしいし、きっとそんなことで選ばれたんでしょうね」

「そんなに似てるかしら?」

「それは私にもわからないけれど任された以上次回予告だけはしっかりしましょう」

「そうね、次回やはり俺がバンドを組むのはまちがっているは
『いつになく比企谷八幡は忙しい』よ」

「比企谷君、サボらず働けばいいのだけれど」

「.....八幡に対してそこまで信用がないのね」

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