やはり俺がバンドを組むのはまちがっている 作:静寂な堕天使クロノス
このあいだモニカの新イベのましろちゃん狙って10連したら関係ない星4を2枚抜きして複雑な心境になりました()
ちなみに今開催されてるドリフェスは20連で星4が2枚限定をすり抜けて出ました
良ければ皆さんの引きも教えてくださいね
今回からはシリアス回はしばらくない....と思います。
よく人は言う、間違ったならやり直せばいいと失敗は成功の母だとだが断言しておくがそれらは全てがそういうわけではない。
間違ったままやり直せなくなってしまうものもあるし失敗のまま終わる事柄だって珍しくない。
引き返せるところにいるやつがそれを諦めてしまうのは罪だ。
そして大抵青春を送ってるやつというのはそういう奴の集まりだ。
つまり俺が何を言いたいのかというと.....リア充爆発しねーかな......
「はぁ.....」
今俺は絶賛駅の前で1人黙々とイベント告知のポスターを貼ってイベントのチラシを配っているのだがその近くをさっきから高校生のカップルらしき奴らが大量に通り過ぎて行っているがこんなにも真面目にも働いている俺を見習って欲しいものだ。
「まりなさんが気を使ってくれたのはいいんだけどさ.....」
昨日はあの後結局残りのメンバーにも俺のことを話してその上で再び謝罪したのだが、みんな俺のことを許してくれたのだ。
しかし今日になって恥ずかしくなってきてまりなさんに無理を言ってこうして外の仕事に回してもらったのだ.....
「でもこんなに仕事押し付けられるとはな....」
無理を聞いた代わりと言わんばかりにまりなさんはポスターはともかく大量のチラシを渡してきたのだが無理言ってる側がそれを断れるわけもなく.....
「もやはパワハラだろ、これ.....」
「あら、進んで働きにいったと聞いたのだけどあれはまりなさんの気遣いだったのかしら?」
「なんでここにいるんだよ.....」
「聞いていなかったの?まりなさんに聞いてのよ」
「じゃあなんでわざわざここまで来たんだ?」
「あなたがまた逃げ出してないか監視に来たのよ」
「って、言ってますけど要するに手伝いに来たってことですね」
「一色さん、勝手なことを言うのはやめてもらってもいいかしら?」
「もうゆきのん素直じゃないな〜」
「由比ヶ浜さんもよ、真面目に働いているならいいのだけれど」
こいつもたいがいだなぁ.....
「ヒッキーまだ仕事あるんでしょ?あたしたちも手伝うよ!」
「いやこれは俺の仕事だからいいって」
「.....あなた本当に先輩ですか?」
「失礼だな、おい」
俺だってやらなきゃいけないことはサボらないから.....
「ヒッキー....熱あったりしない?」
「だから失礼だな」
「いつもこれくらい働けばいいのだけど....」
「最後のお前は違う意味で失礼だな」
まるで俺が普段は働かないみたいじゃないか、俺はただ自分のやるべきことだけをやるだけだというのに。
「....とにかく、私が先輩を手伝ってあげるって言うなんて滅多にないんですからありがたがっておけばいいんですよ」
「なんでそんな上からなんだよ.....」
でも確かに予想より時間かかりそうだったし.....
「じゃあ頼むわ」
こうして俺たちは一緒にチラシを配り始めた。
それから三十分ほどチラシを配り続けたところでチラシをほとんど配り終えてしまった。
理由は明白、3人も見た目は可愛い女子からチラシを渡されると男はみんなホイホイもらっていくからである。
あと由比ヶ浜と一色はかなり友達にもあったようだが.....
「まさかこんな早く終わるとは....」
「私たちのおかげですね!」
「自分で言うな」
調子にならないように軽く頭にチョップをしておく。
「いったーい先輩女の子に暴力振るうなんてひどくないですか〜!」
「雪ノ下と由比ヶ浜も助かったわ」
「無視ですか!?」
「私たちが手伝ったのだから早く終わるのは当然でしょう?」
こいつもこいつでどこからその自信が出てくるんだよ.....
しかも事実だから文句も言えねぇ.....
「....助かった、ありがとな」
「「「.....」」」
あれ?俺なんか変なこと言ったか?
だれからも反応が返ってこない。
「あなた、もしかして比企谷君の双子の弟さんか誰かかしら?」
「いや俺の兄妹は小町だけだし.....」
「そう言ってあたしたちを騙そうとしてるんでしょ?」
「いや違うって」
とてつもなく失礼な誤解をされまくってんな......
「先輩が素直にお礼を言ったことに驚いてつい.....」
「なんだ....その、そういうことも大切だなって.....」
「やばいよ、ゆきのん、これはもうヒッキーじゃないって....」
「そうね、これはもはや別人ね」
「本当に同一人物なのか未だにわからないくらいですよ」
「お前たちな.....」
「そういえば比企谷君、あなたここで話してる暇はあるの?」
「.....あ」
そういえば俺まだバイト中だったわ。
「はぁ、そういうところは変わらないようね。ほら無駄口叩いてないで早く戻って馬のように働きなさい」
「誰のせいだと思ってるんだよ......」
「ほらほら、ヒッキーはやく!」
「.....へいへい」
「頑張ってくださいね!」
「はいよ」
3人にそれぞれ声をかけられながら俺はやはりこのバンドの中での俺の立ち位置は変わらないのだろうと、そうまた思い知らされのだった。
*****
「あ、ハチ兄お疲れ様」
「あれ?なんでケントがここにいるんだ?今日は手伝いもないはずだろ?」
「オレは自主練しにきたんだ、今のうちにハチ兄やキノ姉たちに追いつかないと.....」
すでに追いついたどころか追い越されてる気すらするんですけど.....
「そ、そうか頑張れよ」
しかし純粋なまで見てくるケント相手に変なことは言えないしな.....
「ハチ兄も無理すぎないでね、昨日倒れちゃったんだし」
「俺としたことが働きすぎで倒れるなんて.....一生の不覚だ.....」
働かないことわモットーにしてるというのに......
「ハチ兄は頑張りすぎちゃうんだからしっかり休むんだよ」
あ、ケントはまだそこでお前の場合は働きたくないからだろっ!ってツッコミはできないか.....
「お、おう」
なんだかんだでケントにも勝てないことを実感する俺であった......
*****
「まりなさん、言われた仕事終わらせてきました」
「八幡君お疲れ様、早かったね?」
「雪ノ下たちが手伝ってくれたんで.....」
「雪乃ちゃんたちが?」
「はい、まりなさんに俺の場所を聞いたって言ってましたけど」
「うん、君が今日ここにいないからって心配してたみたいなんだけど....」
あー練習の予定を入れやすくするためにスケジュールをアプリで共有してるからな.....
てかよく俺のバイトの予定まで覚えてるな.....
というかそれ以外によていがないからかw
.....やめよう、このままだとメンタルにダメージを負ってしまう。
「それは俺がサボってないか確認してるだけですよ」
多分心配はしてない。
「昨日、八幡君倒れちゃったんでしょ?それなら心配するのも普通だとおもうけどな〜」
「そうでしょうかね?」
「うんうん、きっとそうだよ!」
そんな様子は感じなかったが.....
どの道仕事手伝ってくれてしな.....
「それにしてもあの3人も八幡君を心配して様子を見に行っちゃうなんて.....若いっていいなぁ.....」
なんだかまりなさんがあらぬ勘違いをしてるような気がするがなんか地雷踏みぬく気がするからなにも言わないでおこう。
ぼっちはこういう時に気を使える人種だからな!
「それで....あとはいつも通り働いてればいいですか?」
「あ、うんそれなんだけど君の仕事は今日はもう終わりだよ」
「え?まだ定時じゃないはずですけど.....」
「ううん、君に無理をさせちゃったみたいだしせめて今日くらいはゆっくり休むべきだってみんなで決めたの」
「はぁ....本当にいいんですか?」
実際連日の仕事で疲れてるのは事実なのでとてもありがたい申し出なのだが.....
その分他の人に迷惑がかからないだろうか?
「うん、今日は予約のお客さんも少なめだから大丈夫だよ。気にしないでたまには私たちに大人らしいことさせて、ね?」
普段から大人らしいことされまくってるのだが.....
「それじゃあ....お言葉に甘えて」
ここのライブハウスの大人たちにも....これは勝てないんだなぁ.....
今日何度目かわからなくなってきたがオレまじでこの世界で最弱説でてきたな。
*****
「って暇をもらえたのはいいけど帰ってもやることないんだよな....」
こういう時にはぼっちなのを悲しく思う....わけないだろ危ない危ない。
ぼっちがぼっちを悲しいものと思ったらおわりだからな、いいな八幡お前は悲しい存在じゃないからな!
「.....なにやってるんですか?」
俺が必死にぼっちの悲しみを否定してる時に急に後ろから声をかけられる。
なんなの?最近の俺歩いてるだけで知り合いに会いすぎじゃない?
「なんだ....美竹か」
「なんだって流石に酷くないですか?」
「急に人に話しかけられると普通驚くだろ」
「.....普段どんだけ人と会話しないんですか」
「お前だって青葉たち以外とはどうせそんなに話してないだろ」
ぼっち特有の感覚なのだが同族を感知するのが異常に早い。
こいつもアフグロのメンバー以外といるのをあまり見ないし.....
きっとそうに違いない。
「否定はしませんけど....流石に八幡さんほどじゃないですよ.....」
はーそう!はーそう!お前はぼっちではないけどあんま話さないタイプの人つまり俺の完全上位互換ってことかい。
お前らにはわからないだろうけどな、これまじで天と地ほどの差あるからな。
「俺はは周りのやつと話せないじゃない、話す気がないだけだ」
「それ1番ダメなやつ.....」
もはやあきれを通り越して哀れみの視線さえ感じるがそっと気付かないフリをして無視をする。
「というか....お前その格好は?」
今更すぎると思うが美竹が今来ているのは和服でいつもと雰囲気がかなり違う。
意外というと失礼だがかなり似合ってる。
「今更それ聞くんですか.....本気で気づかれてないのかと思ってましたよ.....」
「いやだってお前が話を逸らすから....」
「明らかにそらしてたのはそっちです」
「と、とにかくなんで和服なんか着てるんだ?」
後輩にボケを完全に潰されたがそんなことにショックなんて受けてないんだからね!
「今日は華道の集まりがあったのでそれで....」
「.....本当にお前華道やってたんだな」
「今日いつにも増して失礼なこと言ってる自覚ありますか?」
いや仕方ないだろステージの上であれだけの歌を歌ってるやつがおしとやかに華道をやってるところなんて想像できるか?
俺にはできない、ただそれだけだ。
「い、いやほらそれは言葉の綾というかなんというかでだな....」
しかし俺は空気が読める系のボッチなのだから本当のことは言わないのだ。
はい俺偉い。
「まあ、自分でもそう思うのでいいですけど」
「いいならそういうこと言わないでくれますかね....」
「八幡さん、失礼なこと言うこと多いし釘を刺しといたほうがいいかと思って」
「お前は人をなんだと思ってるんだよ」
「その言葉、そのままお返ししときます」
全く可愛げのない奴め。
「そんなことより体調は大丈夫なんですか?」
「ああ、まぁ大丈夫だ」
「そうですか、無理…しすぎないでくださいね」
「やけに心配してくれるんだな」
そう言うと美竹は顔を赤くする。
「べ、別にあたしは心配なんてしてないですから.....」
なるほど、テンプレなツンデレこそ破壊力は絶大なのか.....
「ま、でも昨日探してくれたりもしたし.....」
「それならそのお礼はつぐみに言ってあげてください」
「どうしてだ?」
「1番必死になって探してたのつぐみなんで」
「そうか、また会った時に伝えとく」
確かに羽沢は特に優しいし迷惑もかなりかけただろうな.....
「そうしてください」
「でもお前も探してくれたのには変わらないんだろ?」
「....まぁ、倒れた後にいなくなったら少しは心配になるんで」
さっきと言ってることが違うが.....
なんだかんだ言ってこいつは優しいんだよなぁ.....
可愛げがないってのは撤回だな。
「体調も良くなったならなによりです」
「ああ、このイベント終わるまでは休んでられないからな」
「そうですか、あたしたちがいつも通りの演奏できるように頑張ってください」
そう言われたらますます倒れてるわけにはいかなくなったな。
その分イベント終わったらサボりまくってやるからな......
「それじゃあ、あたしはこれで」
「おう」
そう言って美竹は俺とは違う方向に歩き出す。
その背中を見ながら俺はもう一度言葉に出さずに礼を言っておくのだった.....
*****
「さて、まだまっすぐ帰るにはまだもったいない気がするな....」
こうしてみると改めて最近の俺が忙しかったのかわかるな。
今まで当たり前のように暇だった時間ってこんなにも貴重だったんだなぁ.....
ふとそんなことを思ってる時点で過去の俺を遥かに超えたエリート社畜ぼっちになれてるな!
なんて思ってたら前からまたもや知り合いの白金の姿が見えた
「あ.....こんにちは八幡さん」
「おう、これから練習か?」
「いえ、練習はもう.....終わりました」
「そうか....Roseliaは練習量多そうだし大変だろ」
「大変ですけど.....それ以上に....楽しいですから」
「普通にそれ言えるのがすごいわ.....」
と言っても言いたいことはわかるんだけどな。
「それよりも....体調はもういいんですか?」
「ああ、もう大丈夫だ。そのあとのことも含めて迷惑かけて悪かった」
「.....迷惑だなんて誰も思ってないですよ」
そう言ってくれるのはありがたいが迷惑をかけてるのは事実なわけで.....
「それでも悪かった」
それに対して謝罪するのは当たり前のことだ。
「でも....八幡さんにとってそれはきっと必要だったんですよ」
「どういうことだ?」
「今の八幡さんは....前とはちょっと違う感じがします」
なんかもうそれ哲学的すぎて俺には理解できないな、助けてくれソクラテス。
「そうなのか?」
「はい....」
そう言って白金は笑う。
その表情を見る限りそんな悪い変化ではないと信じたいが.....
「そっか、白金は周りのことよく見ててすごいな」
「そんなこと....ないです」
「いや本当に凄いことだと思うぞ、俺にはできん」
ただぼっちだからそんな見るような人がいないだけなんですけどね!
「私からしたら....皆さんそれぞれすごいです....私が持ってないものを....それぞれが持ってますから」
そこで白金は一度言葉を切った。
「それで....そのいいところを持ち寄って.....バンドってできるんじゃないでしょうか」
「....まちがいないな」
白金は一歩周りから引いてるように見えるが実際は誰よりも前を歩いてるのかもしれないな.....
「RoseliaにはRoseliaの....アブアルにはアブアルの....それぞれのバンドの良さは.....絶対に他のバンドにはないと思うんです」
「.....」
そこまで聞いて俺は思ったよりも納得してる自分に気づいた。
そっか....俺がいなくなったらもうそれは同じアブアルにはならないのか....
「だから....私も頑張れます....少しは周りの役に立てるのならって」
「.....白金がいる限りRoseliaが道を踏み外すことはないな」
うちにもこれくらい大人な奴がいればなぁ.....
雪ノ下にしろ俺にしろいざという時周りなんて何も見えてない、これじゃ何のためにぼっちやってるかわからない。
いや別にやりたくてやってるわけじゃないけどね?
「私は.....見てることしかできません.....」
「そういう奴が1人くらいいた方がいいんだよ、多分だけどな」
「そうでしょうか?」
「ああ」
本当にただの予感でしかないのだが。
「お互い、このまま何もないといいんだけどな.....」
「そうですね.....」
「でも.....なんか大丈夫な気がしてきたわ」
「....そうですね」
ここまでいろいろなことをなんだかんだ乗り越えてこれたのだ、これからもいけるのではないだろうか。
「では、私はこれで」
「おう、いろいろありがとな」
「いえ.....気にしないでください」
本当に俺は周りの奴らに恵まれたんだなぁ.....
ふとそんなことを思いながら、俺はまた歩き出すのであった.....
*****
しかし結局そのあと何をすればいいのか思いつかなかった俺は結局家に戻ってきてしまった。
「あれ?お兄ちゃんお仕事終わるのはやくない?」
「いや、まりなさんが気遣いしてくれてな」
「そうなの?本当にお兄ちゃん帰ってきて大丈夫だったの?」
「まりなさんに大丈夫とは言われたし.....断れないだろ逆に」
「まぁね〜」
「本当に頼りなる人たちだよ」
「お兄ちゃんと比べたら誰でも頼りになるんじゃない?」
「おい、小町こら」
「それでも小町はお兄ちゃんを見捨てたりしないからね!今の小町的にポイント高いよ?」
「そーかよ」
まぁ、正直俺も小町離れできる気はしない。
「あ、そうそうお兄ちゃん、今度の合同練習の後面白いことやるから楽しみにしててね?」
「は?」
その言葉を聞いて急激に不安になる俺であった.....
今回はここまでになります!
今回は八幡がいろいろな人と話すだけの回でしたね。
それと先に言っておくのですが次回は本編ですがほぼ番外編のような話です。
要するにおふざけ回のようなものです。
良ければ読んでやってください。
感想、評価など励みになりますので良ければ残していってください。
それでは次回予告に行ってみましょう!
「.....」
「どうしたのハチ兄?考え事?」
「ああ、昨日小町が次の合同練習のあとを楽しみにしとけって言われたんだがなんか嫌な予感がしてな」
「でも小町がハチ兄が本気で嫌がることをするとは思わないんだけど.....」
「おいまてケント、お前今こまちのことを呼び捨てにしたか?」
「え....?う、うん本人にそう呼べって言われたし....」
「俺はそんなの認めないからな!呼び捨てなぞ断じて許さん!」
「ちょっ、ちょっとハチ兄落ち着いて、別に小町とはなにもないから!」
「お前小町には魅力がないって言うのか!」
「そ、そんなこと言ってないよ!....ああ、このままじゃ次回予告が」
「さて、ケントゆっくり話を聞かせてもらおうか?」
「じ、次回!やはり俺がバンドを組むのはまちがっているは
『まちがいなくこの対決はなにかが違う』です!お楽しみに...ってハチ兄目が怖いよ!」