やはり俺がバンドを組むのはまちがっている 作:静寂な堕天使クロノス
少しドタバタしておくれてしまいました.....
RASがついにきましたね〜
自分はRoseliaもRASもすきなんですけど.....
この2つのバンドって系統の違うかっこよさがあると思うんですけどわかってくれますかね?
そして花嫁姿のりんりんが美しすぎて....
言葉を失いましたね(なお当てられなかった模様)
当たった人本当におめでとうです〜
コラボは今回は収穫なしです.....
期間が空いたせいで前書きがごっちゃですねw
「う、ううん....」
ここはどこだ.....
俺はなにを....
「あ!八幡目が覚めたんだね!」
「戸塚!」
目が覚めた瞬間目の前に戸塚がいるんだけどもしかしてまだ夢の中か?
それなら何言ってもいいんじゃね?
「....ずっと一緒にいよう」
「え?は、八幡....急にそんなこと言われると照れちゃうよ....」
夢の中でまで可愛いなんて....
罪なやつだ.....
「八幡寝ぼけてるの?」
寝ぼけてるも何もここは夢で.....
あれ?でも俺いつ寝たんだ....?
「しっかりして八幡!」
その瞬間俺は全てを思い出す、確か俺は由比ヶ浜の料理を処理して.....
そのあと.....
「あ、彩加さんお兄ちゃん起きました?」
「うん、まだ寝ぼけてるみたいだけど....」
「ああ気にしなくていいですよ愚兄の言うことなんて」
「お前もう少し兄を労われよ」
「そんなことはいいから早く審査員席に戻った戻ったまだ審査終わってないんだから」
いつからこの子こんなに兄のことを思わない子になっちゃったのかしら?
「はいよ....」
「さてそれではお兄ちゃんが起きたところで1回戦の勝利チームを決めま〜す!審査員の方はフリップに勝利チームを書いてくださ〜い!」
そういうシステムか.....
さて俺はどのチームにするか.....
「うう、ごめんね....」
「もとよりこのお題の時点で覚悟していたことよ」
「そうですね、次から巻き返しましょう」
「それにしてもどうやったらああなるんだい?」
「みんなひどい!?」
まず由比ヶ浜は論外として.....
「私たち勝てるかなぁ?」
「あんなん出して勝てるわけねーだろ!」
「うーん確かに厳しいかも....」
「うーんそんなにだめだったかなぁ.....」
「つ、つぎはがんばろう!」
ポピパは流石にちょっと.....あれだしな。
「うーんみんなの料理見てたら自信なくなっちゃったなぁ....」
「ひまりちゃんはがんばってたからきっと大丈夫だよ!」
「ただあこのカレーもなかなか....」
「巴、今回はあこに肩入れしちゃだめだよ」
「そうだよ〜モカちゃん的にはコロッケも絶品でしたな〜」
相変わらず緊張感ないな.....
ただ上原の料理は他のチームとは違った趣向だったしな.....
「日菜ちゃんの麻婆豆腐すっごく美味しかったよ!」
「料理なんて久しぶりだからなんかるんってしちゃったよ!」
「それであそこまでの品を作れるのが日菜さんらしいです....」
「でもあれなら充分にチャンスはあるわね」
「そうです!自信を持って行きましょう!」
確かに日菜の麻婆豆腐は相当に美味かった.....
「あこすごいじゃん!カレー美味しかったよ!」
「ありがとうリサ姉!」
「あこちゃん....がんばったね....」
「ですが他のチームもかなり美味しかったので油断はできませんね」
「そうね、ここで勝てたらいいのだけれど」
あこの料理もがんばったのが伝わってきて高得点だ。
「はぐみすごいわ!あんなに美味しいコロッケを作れるなんて!」
「ああ、私も思わず心奪われてしまったよ」
「2人ともありがとう!とーちゃんと特訓したからね!」
「いい意味で予想外な結果でしたね」
「う、うんすごい美味しかったね」
まさに予想外の出来で北沢も個人的には高評価だ。
「みんなすごいなぁ....」
「まりなは昔料理できなかったからな」
「そ、それは言わないでくださいよ!」
「あの時のまりなは...今でも...」
「わ、笑わないでください!」
なんかすごいその話詳しく聞きたいがとりあえず審査に集中するとしよう。
「うーん」
「なかなかの難題であるな....」
審査員席もみな俺と同じように悩んでいるようだが....ここはもう直感に頼るしかないな.....
「それでは審査員の皆さんも準備できたようなので1人ずつ発表してもらいましょう!まずは....中2さんから!」
「ふむ、我は....パスパレチームに1票である!やはりあの後を引く旨味と絡みがたまらなかった!」
見た目通り食レポできるんじゃねこいつ?
「ではでは続いて彩加さん!」
「僕はアフグロチームが良かったと思ったよ!簡単にできるし今度僕も試してみたくなっちゃった!」
なるほど....確かに簡単ってのはポイントが高いところだな。
「ではでは続いて葉山さん!」
「うん、俺はハロハピチームに1票だ。あのコロッケは本当に店のような味だったよ」
熱々のコロッケはマジで美味かったからなぁ.....
「ではでは続いてユウトさん!」
「ボクはSPチームに票を入れるよ。なんというか安心感があったからね」
うわぁ....作った人の前で安心感があるって言えるのちょっと凄くない?
そんなことない?
「次はケント君!」
「オレは....Roseliaチームかな。ちょっと甘めに作られてるのもよかったし」
なんと甘口なのがケントの好みにヒットしたようだ。
そしてこの瞬間俺の投票によって勝利チームが決まることが確定した。
全員が俺の発表に注目しているが....なんか変に緊張するな。
「それでは最後にお兄ちゃん、発表を!」
「俺が選んだのは....パスパレチームだ」
「やった!日菜ちゃんすごいよ!」
「さすがは日菜さんです!」
「そうね、これは相当有利になったわね」
「本当にすごいです日菜さん!」
「みんなありがとう!あたし的にはまだるんってできる気はするんだけどね〜」
まだ進化の余地があるのか....
ならなおさら1位かもしれない.....
「さてどんどん行きますよ〜。それでは各チーム2回戦目の代表者を決めちゃってくださ〜い!」
そのまま各チームが再び話し合うこと3分。
「さてそれでは皆さん決まったようなので発表してもらいましょう!まずはアブアルチーム!」
「あたしたちは小町ちゃんだよ!」
「そうです、ここに来て小町が参戦しちゃいます!」
うわぁ....ここに来て小町かぁ....妹度ならダントツ1位なんだけど嫁度はどうだろうか?
「では続いてポピパチーム!」
「次はりみりんだよ!」
「自信はないけど....私がんばってみるよ!」
.
もはや勝負以前に可愛さだけで1点あげたいまでにある。
「続いてアフグロチーム!」
「うん!私たちの代表は巴だよ!」
「よっし!気合入れて頑張るか!」
はぁまた未知数なやつが来たな。
面倒見の良さならトップクラスだろうが.....
「次はパスパレチーム!」
「私たちは麻弥ちゃんでいくよ!」
嫁度に関係あるかはわからないがわりと博学な大和は強いのではないだろうか?
勝負を決めに来た感じだろうか?
「次はRoseliaチーム!」
「私たちは燐子でいくわ」
問題によるかもしれんが白金もそれなりに安定している人選と言えるだろう。
「続いてハロハピチーム!」
「あたしたちの代表は薫よ!」
ああ、ついに3バカの1人が降臨してしまった......
「そしてSPチームは?」
「もちろん私だ」
平塚先生....なぜそんなラスボスみたいな風格が....
「さて代表が決まったところで次に対決内容を決めます!それでは今回は....ユウトさんにくじを引いてもらいましょう!」
「ぼ、ボク?それじゃあ引くね.....」
「さて、それではくじに書いてあるのは〜?」
「えーと『競え!お嫁スキル対決!』って書いてあるよ」
「おーとここに来て難解そうなお題が来ましたね〜」
「てか小町もこの対決でるのに司会もやるのか?」
「ふっふっふっ、よくぞ聞いてくれました!しかーし小町はしっかりと対策を考えてあるのです!そう小町が対決に出てる間は司会を黒服の人たちに交代してもらいます!」
「はい、承りました」
この人たち本当に万能かな?
「それでは対決内容を説明します、この対決では私どもが独自に考案した3つのお嫁らしいスキルの実践をしてもらいそれを見て審査員の方々に誰が最もお嫁スキルを習得しているのかを判断していただきます」
要するに家庭科の実技を誰が1番うまくできるかってことと変わらないってことだな。
「しかし、先ほど予想外の事態により時間が少々おしているので今回は断腸の思いで3つのスキルのうちの1つだけで勝負していたただきます」
実際黒服の人たちはどことなく不服そうな目をしている。
おそらくわりと準備張り切ったからカットされるのがいやなのだろう.....
ほんとお疲れ様です.....
「それではネクタイ結び、裁縫、掃除の3つのうち1つを競ってもらうのですが.....」
ネクタイ...結び?
それお嫁スキルなのか、一つだけえげつない異彩放ってるよ?
「我々で審議しましたところ、ネクタイ結びで勝負していただきます」
よりによってなんでそれ選んじゃったの?
てかさそもそもそれ.....
「制服でネクタイを結ぶやつら有利じゃないか?」
「ご心配なく、我々の独自のリサーチで人に結んであげるのはまた違うものと判明しております」
「そんなこと調べたのか.....」
「さらに今回はあくまでもお嫁スキルとしてのネクタイ結びとなりますので結んでいる最中の会話なども加味して審査してください」
いやこの人たちもしかしてノリノリでルール決めたりしてない?
「ちなみに今回審査員の方から1名くじでネクタイを結んでもらう人を決めていただきます」
え?何それ役得すぎない
一般的な男子なら普通にその権利めっちゃ欲しいよ?
「では審査員の皆様くじを」
その言葉に俺たちは少し戸惑いながらもくじを引く。
「あたりと書いてある方は誰でしょうか?」
どれどれ俺は.....
「僕は違うみたい」
「俺もだ」
「我も違うようだな」
「ボクも何も書いてないや」
「オレも」
え?てことは....
「....俺?」
くじを見るとどう見てもあたりと書いてある。
「....マジかよ」
「では比企谷様、前へ出てきてください」
「ちなみに皆様がくじを引いている間にあちらも順番が目のくじを行っていたのでその順番に従って審査していきます」
いや本当にスムーズだなおい。
「では1番目に宇田川様、お願いします」
「は、はい、それじゃあ少し失礼しますね」
少し戸惑いつつも宇田川はネクタイを俺の首にかけ結びだす。
「なんか手慣れてるな」
「普段あこのを結んであげたりしてますから」
「なるほどな、あこが自慢してるのもよくわかるな」
あこのネクタイを締めてあげる様子はありありと想像できる。
「そ、そんなに言ってまわってるんですか....?」
若干照れているがそれ以上に嬉しそうだな。
姉妹愛とは美しいものだな、俺と小町との兄妹愛にも負けないくらいだな
「よし!できましたよ」
ネクタイなんて普段結ばないがしっかり結ばれてるのがわかるな。
ただやっぱりなんというか嫁というか....姉っぽいな。
「宇田川様ありがとうございました。では続いて小町様お願いします」
「はいはーい!」
元気よく小町がご登場である。
「はいおに....あなた、ちょっとかがんでね?」
身長差が宇田川よりだいぶ大きいからなそっちの方が結びやすいのはわかるが.....
「流石に呼び方まで変える必要あるか?」
実の妹に実際にそういうこと言われるとなんかこんなにも変な感じなのか、いや可愛いしめっちゃその通りになりたくはあるんだが。
「あるよ!だってこれ嫁度勝負だよ。そしたら呼び方は1番大事でしょ!」
なんて言いつつもネクタイを締める手つきは宇田川ほどではないが十分なものではないだろうか。
「はいできたよ!」
小町もいつの間にこんなことを覚えたんだ?
親父のネクタイ結んでたことなんてないはずだしな.....
ま、まさか他の男に.....
だとしたらそいつ地の果てまで追い詰めて息の根を.....
「八幡だけ役得ではないか、これ?」
「まぁ確かに夜背中から刺されてもおかしくないかもな」
ちょっと葉山さん人が小町に言い寄ってくる男の処理方法考えてるときに爽やかな笑顔で怖いこと言わないでくれますか?
え?審査員席にそんな人いないよね?
「では続いて、瀬田様お願いします」
「私は争い事は苦手なのだが.....こころたちのためにも一肌脱ごうじゃないか!」
聞いてる分にはただのキザなセリフのはずなのにこんなにも様になってるのはなぜだろうか?
「それでは八幡失礼するよ」
瀬田はもう俺と同じくらいの身長がありそれに....なんか近くで見るとこいつ......
「おや、どうしたんだい?もしものことがあってはいけない、だから八幡どうか動かずにいてほしい」
か、かっこいい.....
「ふふ、まさか私が八幡のネクタイを結ぶ日が来るとはね.....儚い....」
いつもの意味不明なセリフさえもやたらとかっこよく聞こえる。
これはこいつのファンが多いのも.....
「さぁ、結び終わったよ」
さらに手際もいいなんて.....これは
「瀬田様、ありがとうございました」
「八幡先輩、薫さんにネクタイ結んでもらうなんて....羨ましすぎる.....」
上原がそんなことを言っているのが聞こえた瞬間俺は正気に帰る。
「あ、危なかった.....」
危うく何か新しい趣味に目覚めかかるところだった.....
この対決の空気に流されてか危うく俺がヒロインポジションに立つところだった.....
「なんだか小町、お兄ちゃんがすごい遠くに行っちゃいそうな気がしたんだけど.....」
「そんなわけないだろ、俺はいつも小町と一緒だぞ」
「気持ち悪いからやめて」
「シンプルに言われると傷つくなそれ....」
大ダメージで危うくまた気絶するところだったぞマジで。
「八幡も相変わらずだね〜」
「本当だよね〜」
おい、リサに日菜お前たちにはあんま言われたくないぞ。
「それでは続いて.....平塚さまお願いします」
「ふっ....ついに私の出番が来たか....」
だからなんでそんなにこの人はラスボスの風格を出してくるの?
なんかむしろ不安なんだけど.....
「それじゃあ比企谷、そこを動くなよ?」
あれ?本当にネクタイ結ばれるだけだよねオレ?
ついでになんか呪いとか解除されたりしないよね?
「あれ?意外と手つきが....」
「お前は私をなんだと思ってるんだ」
「すいません....」
こえーから威圧しないでください.....
「私とて一般的な女性に求められる程度の能力はあるんだ、準備として早めに覚えておいたからな.....」
後半悲しそうな声出さないで!
本当に誰か貰ってあげて!貰い手がいなきゃ俺が貰っちゃうから!
「それは関係なく昔から私のネクタイとか結んでくれましたもんね〜」
「それはお前が練習後に適当に結ぼうとしてたからだろう」
「い、いや〜そんなことありましたっけ?」
まりなさんからそんな少し意外なエピソードが飛び出しつつもネクタイは結ばれた。
「よし、これでいいだろう」
今のところ全員ネクタイ結び経験者だからか今のところ全員手つきがいい。
これはなかなか優劣をつけがたい.....
「平塚様、ありがとうございました。では続いて麻弥さまお願いします」
「じ、ジブンの番ですか....」
「あれならいいんだぞ、無理しなくて」
まぁ普通に考えても恥ずかしがっていい行為なのにさらに相手が俺だからな。
「いえ、彩さんたちのためにも頑張ります!」
お、おおすごいやる気.....
「それでは.....失礼します....」
そう言いつつ結び始めた大和だがこちらも手つきがいい。
「....慣れてるんだな」
「ま、まぁ演劇部として覚えておいたので....」
そう言えばこいつも演劇部だったな.....
手先も器用なようだし当然と言えば当然か.....
つかさ、今思ったんだけどこれ優劣今のところつかないぞ?
「えーとここはこうして....」
というか.....
「あの、ちょっと近くないか?」
さっきからちょっと顔の距離が.....
「え?あ!えっとす、すいません!」
途端に大和は顔を真っ赤にしてオレから離れる。
ちょうどネクタイを結び終わったタイミングだったようでオレの胸にはしっかりとネクタイが結ばれている。
「えー麻弥ちゃんいいな〜」
日菜は何に対しての発言なんだ.....
「....まさか麻弥ちゃんも....でもそんな様子は.....」
なぜか彩もこちらを心配気に見てるがなぜだろう?
「と、ともかくジブンの番はこれで終わりですね!」
まだ赤い顔をしている大和は誤魔化すように自分の番を終わらせた。
「大和様ありがとうございました、では続いて白金様お願いします」
「は、はい」
「りんりん〜緊張せずに頑張ってね〜」
「が、がんばるね.....」
始まる前にすでにだいぶ顔が赤い白金、ただでさえ人見知りそうなのにいきなり男にネクタイを結べというのはなかなかハードルが高いのだろう。
「そ、それでは....し、失礼します.....」
「その、なんだ、無理はしなくていいんだぞ?」
特に俺が相手なんて拷問に等しいのかもしれない。
「いえ....みんなに.....任されたことですし.....」
白金もかなり責任感が強いよな.....
「それに....八幡さんになら.....できると思いますから」
え?なにもしかしてここにも俺の天使がいたの?
めっちゃ今の顔とセリフ可愛かったんだけど?
「お、おう」
最近俺に天使が増えすぎてるな、もしかしてもうすぐ俺死ぬの?
「う、動かないでくださいね.....」
「ああ....」
「なんか、ヒッキーがデレデレしてる....」
「まったくだらしがないわね」
「まったくですね」
なにやら俺のバンドメンバーたちから冷たい目線が向けられてる気がするな.....
やっぱもうすぐ死ぬのかも.....
「え、えっと八幡さん.....できました.....」
「え?」
俺がそんなふうに意識を逸らしていたうちに白金はネクタイを結び終わったようだ。
これまた手際のいい.....
「あこちゃんのネクタイ.....よく結んであげてますから」
「ナチュラルに心読むのやめてくれない?」
「すいません.....つい」
つい、なんてレベルで人の心読めるの?
もしかして魔法使いだったりする?
それとあこはどんだけ人に結んでもらってんだよ
「それでは白金様ありがとうございました。それでは最後に牛込様お願いします」
「りみりん頑張って〜」
「う、うん!頑張ってくるね!」
りみもかなり緊張してるようだな。
あとなんというか....顔がかなり不安そうなのはなんでだ?
「あの、八幡君そのね、私ネクタイを結んだことあってなくて....その八幡君私に教えてくれないかな.....?」
ああ、やはり俺の天使は今日も可愛い、いや今日は特に可愛い.....,
でも.....
「俺も教えられるかは怪しいな.....自分で結んだこともほぼないしな.....」
最後に自分で結んだのは小学校の卒業式だろうか?
終わってから速攻帰って外した記憶がある、いや悲しすぎかよ。
「それでもいいから....お願い!」
「お、おう」
なんだろう、ずっと守ってあげたい.....
「えーとそこは確か.....」
「こ、こうかな?」
そんな風に俺は必死に思い出しながらりみに結び方を教える。
「.....少し近くないかしら?」
「まったくですね、ふしだらな.....」
「り、りみちゃん....手強いなぁ....」
「ふぇぇ.....八幡君....」
なぜかさっきよりもはるかに多い視線を感じるがどういうことだろうか?
「それでそこをこうすれば.....」
「で、できた〜!」
「よかったな」
「八幡君が教えてくれたおかげだよ!」
「なんだろう、今俺は比企谷を殴りたい」
「奇遇であるな、我もだ」
ふっ、哀れな奴らが何かをほざいてるがりみとの幸せな時間を過ごした俺にはノーダメージだぜ.....
「それでは牛込様ありがとうございました、八幡様も審査員席にお戻りください」
黒服の人の指示で俺とりみはそれぞれの席に戻る。
「それでは続いて投票に移りますが.....今回は審査員の方々に配慮して匿名投票とします」
ナイス配慮だな.....
なんとなくこれは誰に入れたかなんて知られたくなかったからな......
「ではこちらの投票用紙に記入を....」
まじでこの人たちが1番楽しんでないか?
なんて思いもするがとりあえず投票せねば.....
誰に投票するかなぁ....なんて思ったがそもそもお題が真面目に考えるだけ無駄な内容だからもう1番可愛かったやつでいいか.....
「それでは、結果を発表します」
黒服の人たちのその言葉に各バンドに緊張感が走る。
場合によってはここでもう勝負がついてしまうこともあるからな.....
「嫁度対決2回戦目の勝利チームは..... Poppin'Partyチームです!」
「やったぁ!」
「りみりんありがと〜!」
「か、香澄ちゃん急に抱きつかれるとびっくりしちゃうよ〜」
なんて風にポビパチームは大はしゃぎである。
「これであと1回勝てれば!」
「ステージは私たちのものだね!」
そういえばこの対決それがかかってるからみんな必死なんだったな.....
すっかり忘れてたわ。
「では、これで私たちの司会は終わらせていただきます。小町様、あとはお願いします」
「はいはーい任せてください!」
うわー、一気に不安になってきた......
「ひとまず各バンドのみなさんも相談などしたいと思うので一旦ここで10分間休憩してタイムとしますので相談するもよし、相手と健闘を称え合うのもよしで自由に過ごしてくださーい!」
すると各バンドは次に出すメンバーの相談を始めたようだ。
3回戦目か.....どうせまたロクでもないお題が来るのだろう.....
「はぁ......」
「お、比企谷ため息ついてどうした?一生分の幸運を使い果たしたことを悟ったか?」
「笑顔で勝手に人の幸運使い果たさせるな.....」
「だが、確かに八幡はここ数ヶ月分の運を使い切ったのは間違いないだろうな!」
まぁ、正直それは否めない。
「ねぇ戸塚さん、ハチ兄ってさキノ姉たちの視線に気付いてるのかな?」
「どうだろうね.....八幡はちょっと鈍感だから....」
「だよねぇ.....」
「あはは、比企谷君も大変そうだね.....」
何やら後ろでこそこそ話してるがなんとなく聞いたら傷つきそうなのでスルーすることにしよう。
ぼっちはスルーすることもされることもプロだからな......
「そういえば比企谷は誰に入れたんだ?」
「いやそれ言ったら匿名の意味ないだろ.....」
「男同士であるのだしないではないか」
材木座、お前は女子風呂で同級生の胸を揉みたがる変態女か。
いやこのツッコミはよくわからないな.....
「はぁ.....りみに入れた」
抵抗しても無駄なのはわかり切っている俺は素直に白状した。
「そうか.....実は俺もだ」
「じつは我も.....」
審査員の半分は投票先りみかよ.....
「まぁ、めっちゃ可愛かったしなぁ.....」
おや?なんだか頭の中の言葉が漏れてるぞ?
「比企谷が言うとストーカー感出るな」
「そうであるな」
「いや理不尽すぎだろ」
「だけど今ばかりは全面的に同意だ」
「うむ、この世にあそこまで可愛い生物は画面の中以外に存在しないからな!」
「いや画面の中はこの世ではないだろ.....」
だが、仕方ない、本当にしかたなーくりみの話に付き合ってやるとしよう。
こいつらが話したくてうずうずしてるから仕方なくだぞ?
そんなこんなで結局審査員席も休憩中盛り上がっているのだった.......
今回はここまでになります!
本当に更新遅れてすいませんでした!
これからも更新が不定期かつ遅れると思いますが見てくださると嬉しいです。
感想、評価など励みになりますのでよければお願いします。
それでは最後に次回予告してみましょう!
「今回は皆様おくつろぎのようですので私たちが次回予告を努めさせていただきます」
「次回は勝負も中盤の3回戦に突入していくようです」
「果たしてその対決内容とは?」
「誰がどのような嫁度を見せるのか?」
「次回、やはり俺がバンドを組むのはまちがっているは
「確実にこのクイズはずれている」です」
「お楽しみに」
(.....やっぱあの人たち絶対に楽しんでるな)