「(まさか、こんな形で玲奈さんとファイトする形になってしまうなんてね……)」
玲奈が祈りながら台に上がると同刻、ファイト台に上がる一真も心穏やかとは言えなかった。
本当ならばこんな重荷を背負わない状態でファイトして欲しかったのだが、今回は状況が状況になってしまったのである。
「(ただ、こうなってしまったら仕方ないか……)」
──僕が終焉の引き金を引くかも知れないなんて、ちょっと嫌だな……。彼もまた貴之との関わりでヴァンガードの世界へ踏み込んだ身である為、そこに躊躇いが生じる。
何なら、自分が今回の案件のきっかけを作ってしまったので、これをどうにかしなければならないのは自分のはずだったのである。
だが、今回自分は止めることのできない立場であり、今回ばかりは玲奈が全力の自分を突破して打ち勝つことを信じるしかない。
「(けどこれも、僕の中にある責任だ……多少のことは受け入れないと)」
貴之と瑚愛がグレード4の使用に目を持っていかれることが多いが、全ての発端は自分であり、自分があの時地方で使わなければこうはなっていない。
なのに自分へとやかくいう声は何もなく、あの二人だけに声が言ってしまうのは一真としては何とも言えない状態であり、自分に向いていれば仕方ないで済んでいた。
「すまないね……こんなことに巻き込んでしまって」
「大丈夫だよ。一真君も、遠慮しないで?」
一真はこの段階で気づけていないが、どちらもそれぞれ一つの恐怖を抱きながらファイトの準備を進める。
引き直しまで完了させることで、ファイトという名の審判を開始する準備が整った。
「玲奈……負けないで」
「貴之まで繋いで……!」
誰が見ても、後江側の状況は絶望的で、ヴァンガードの世界を続ける為にも玲奈が何としても勝たなければならない。
更には相手が一真なので、Roseliaと裕子を含む後江側を応援、または信じている人たちはこうして祈るばかりである。
《……いいのだな?》
「(ああ。こんな状況であろうと、手を抜くわけには行かない……それに)」
──共に戦うと決めたのは僕だ。一真の決意を聞いたユニットはそれ以上問うことはせず、「世話を掛ける」と返して補佐を決める。
貴之と同じく、一真も大会で『PSYクオリア』を使用することを躊躇わない。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!」」
一真はいつも通り『ぐらいむ』に、玲奈は小人の少女『
ファイト自体は一真の先攻で始まり、一ターン目は『アレン』に『ライド』してターンが終わる。
「『ライド』、『
狐を思わせる獣人になり、それを前列左側にも『コール』する。
「手札から登場した時、『イリナ』のスキルを発動。山札を上から2枚見て、1枚をソウルに置き、1枚を山札の下に置く……。さあ、準備の始まりです」
少しでも希望を残す為にも、玲奈は奮い立てるかのようにスイッチを早めに入れる。
後江側も無理はするなと言える訳もなく、ただ見守ることになる。
攻撃はノーガードで通され、『ドライブチェック』が
次の攻撃もノーガードだが、『ダメージチェック』は
「見てて思うんだけどさ……二人とも辛そうだね」
「こんな形でファイトするなんて、考えたく無かったよね……」
片や負けたら全てが終わり、片や勝てば全てが終わり──。そんなことを意識しながらファイトすれば、どうしても辛くなるのである。
故に彼らの表情に気づいたリサも、裕子も、もどかしさを覚えた。
ただ、そうだからと言ってファイトを終わらせることはできないし、二人もどちらかが
《では行くぞ……!》
「勿論。その剣で闇を斬り裂け……!『ライド』!『ブラスター・ブレード』!」
スキルでリアガードの『イリナ』を退却させ、『メインフェイズ』で前列左側に鉄色の鎧と光の剣を持つ騎士『忠義の騎士 ベディヴィア』を『コール』する。
「手札から登場した時、スキルで手札から『
後列左側に弓を携えた鉄の鎧を待とう騎士『ケイ』が現れる。
「攻撃……『ブラスター・ブレード』でヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。どうぞ?」
「(それはそうだ……あれだけのプレッシャーを貰ってしまえば、誰だろうとそうなる)」
余裕そうな表情を見せる玲奈だが、一真からは嫌な汗が一筋見える。
その理由も無理からぬものであり、玲奈の立場になってしまえば間違いなく自分もこうなると確信している。
『ドライブチェック』の結果は
「私も手を抜けぬ身なのでね……!」
「構いません。そんなことをされたら、私はファイターとしてあなたとショーを作ることは叶わないでしょうから……」
どちらも苦し紛れ。そんな状況が見て取れた。
『ダメージチェック』は二枚ともノートリガーで、ダメージが2になる。
「「(面倒を掛けるな……)」」
その状況を作ることになった大介と竜馬は、心の中で二人に詫びる。
後悔の無いファイトをしたのはいいが、その結果二人にしわ寄せが来ているのだ。
「次は『ケイ』の『ブースト』、『ベディヴィア』でヴァンガードにアタック!『ケイ』が『ベディヴィア』を『ブースト』した時、『ベディヴィア』が『ケイ』に『ブースト』された時、両者はスキルでパワープラス3000!」
「トリガーも合わせて16000増加……ノーガードにしましょう。『ダメージチェック』……」
その結果もノートリガーで、一気にダメージが3になってターンが終わる。
「さて、本日も……お付き合い頂けますか?」
「構わない。さあ、魅せてくれ……」
「では……『ライド』!『
玲奈が銀の茨に手足を繋がれ、操り人形と化している人形になる。
「手札から登場した時、『カウンターブラスト』をしてスキル発動。山札から『
──茨に匿うのは共演者の黒竜……『
『メインフェイズ』では前列左側に二枚目の『りりあん』、後列左側に二枚目の『イリナ』、そして後列右側に赤紫の髪をもつ手品師『
当然のように『りりあん』と『イリナ』もスキルを発動し、『ソウル』にカードを集めていく。
「自分を『レスト』、『ソウル』に置くことで『ロミー』のスキル発動。山札の上から三枚見て、『
──さあ、最後の前置きです。イメージ内で『ロミー』がハットトリックを決めると同時に、玲奈の準備は全てが完了した。
後は次の攻撃を生き残るだけであり、ここで少しでも楽になりたいのが本音である。
「攻撃……『りりあん』でヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
『ドライブチェック』では
対する『ダメージチェック』は一枚目がノートリガー、二枚目が
「次は『イリナ』の『ブースト』、『りりあん』でヴァンガードにアタック!リアガードの『りりあん』がヴァンガードにアタックした時、『ソウル』に『
「ならば、それもノーガード。『ダメージチェック』……」
結果はノートリガーで、ダメージが3に並んでターンが終わる。
「(出来ればもう少しだけ余裕が欲しかったかな……)」
「(玲奈さんのデッキは次からが一気に加速する……ここで決めれなかった場合、後はズルズルと負けに持っていかれるだけ……)」
玲奈はこのファイトが始まってからずっと嫌な汗が止まらない。だが、彼女のデッキを考えると、一真もそこまで余裕があるわけじゃない。
一真デッキの都合上、どうしても使えないスキルが出ているので、有利を取れているとは感じていない。
まだ希望の見えるファイトではあるが、一歩間違えればここで全てが終わってしまいかねない状況である。
「ダメージが2ならある程度余裕はありましたが、これは……」
「次のターンって……確か、この大会でよくやる戦い方でしたよね?」
一真の戦い方の都合上、このターンを乗り切らないと玲奈が負け、取り返しのつかないことになってしまう。
だからと言って一真に手を抜けということも出来ず、こうなると玲奈が耐えきるのを信じるしかない。
「これから行動を起こす僕が言うのも変かも知れないけど、是非とも防ぎ切って欲しい」
「それは勿論……手加減しないでよ?」
ファイトを全力でやるのとヴァンガードの世界が終わるのは別定義で、一真の願いがそれを物語っている。
それを分かっているからこそ、玲奈も迷わず返事を返すが、気持ちは一杯一杯である。
《用意は整った……!参る!》
「天へと掛ける騎士を見よ……!『ライド』!『孤高の騎士 ガンスロッド』!」
ペガサスと思われる馬に跨った騎士になった後『フォースⅡ』が前列右側に置かれる。
『メインフェイズ』で前列右側に『ブラスター・ブレード』、後列中央に『アレン』を『コール』し、スキルで後列右側に銀の鎧を纏い、光の
なお、『ブラスター・ブレード』のスキルにより、リアガードにいる『りりあん』は退却させられている。
《決めに行こう、
「ああ……まずは『ケイ』の『ブースト』、『ベディヴィア』でヴァンガードにアタック!」
「『
少しでもダメージを受けたくない為、ここは迷わず防ぐ。
「この一撃が運命を決める……!『アレン』の『ブースト』、『ガンスロッド』でヴァンガードにアタック!」
「『冥界の催眠術師』で『完全ガード』!」
『ツインドライブ』は二枚とも
「『ゴードン』は『ブラスター・ブレード』と同じ縦列にいるなら、『ブースト』を得る……!よって、『ゴードン』の『ブースト』、『ブラスター・ブレード』でヴァンガードにアタック!」
『ゴードン』はグレード2なので、本来は『インターセプト』持ちなのだが、今回は例外の条件を満たしている。
「『ゴードン』ってスキルで『ブラスター・ブレード』のパワーをプラス5000しますよねっ?」
「ええ。更に『ガンスロッド』が『ブラスター・ブレード』のパワーをプラス10000するから、この段階で合計パワーが25000……」
「そこからトリガー二枚分入ってパワー45000……
「更に、『ゴードン』の『ブースト』も入るから……パワーは55000ですね……」
「最後に、『フォースⅡ』も追加されて
「今回は違いますが、玲奈さんのヴァンガードがグレード3だった場合、『ブラスター・ブレード』は
早い話が『ガンスロッド』で強化して『ブラスター・ブレード』で決めるデッキであり、やることは非常にハッキリしている。
尚且つ強力なのは、『ロイヤルパラディン』が非常に扱い易い『クラン』故なのだろう。
《
「(声!?どこから……?)」
どこからか声が聞こえたが、場所が分からない。故に疑問を抱くが、この状況では防ぐ手立てがない以上、懸けるしかないのはまた事実である。
宣言する直前、更にもう一声が掛かる。
《我らの願いは貴女と同じ……さあ、宣言を》
「なら、信じるよ……ノーガード!」
その瞬間、玲奈の瞳の内側に何かが渦巻いた。
* * *
「……へ?ここどこ?」
いきなり視界が白く覆われたと思えば全然違う場所にいた玲奈は慌てて辺りを見渡す。
わけがわからないと思いながら暫くそうしていると、目の前から誰かが歩いて来るのが見えた。
黒いサーカス用の衣服を着こなし、片眼用の眼鏡を掛けた
「あれって『ルキエ』?ってことは、ここ惑星『クレイ』!?」
──何がどういうこと!?いきなり異世界にすっ飛ばされたとなれば流石に動揺も隠せない。
それ以外にも、もう一つ驚きがある。
「(じゃあ、『クレイ』って
小学生時代の時、貴之も「無いだろうけど、本当にあったら面白そうだよな」と冗談半分に言っていた想像が、まさか実際にあるとは誰が考えただろうか?恐らくは少年時代の想像でとどまってしまうだろう。
大分混乱した状態の玲奈に向けて、『
《貴女の願い、確かに聞こえました……》
「願いって……あの時の!?」
ちょっと恥ずかしいと感じもしたが、それ以上に嬉しかったのが玲奈の本音だ。
それは彼女らと自分の想いが一緒であることの証拠であり、それに呼応してくれたことになる。
「って、そうだ!ここどこ?まさかあたし、『クレイ』に飛んできちゃった?」
《いえ、実際に来てはいませんよ。貴女の体は地球にありあます。意識は一時的にやって来ていますが……》
「あっ、そうなの?じゃあ、どうやったら戻れるの?」
方法自体は簡単で、今回自分に何が起きたかを聞いてほしいだけだった。更に、こちらに意識がやって来た5秒後の時間に戻れるらしいので、大したことにはならないなら問題ない。
それならと話しを促せば、『ルキエ』は玲奈自身がユニットと絆を結んだ結果、共感覚が鋭敏化したらしい。
「もしかしてだけどそれ、あたしたちのところで言う『PSYクオリア』?」
《はい。使うか使わないか、選択自体は貴女の自由……無論、私たちは共に戦える日を待ちます》
「それは色々決めなきゃだけど……とりあえず言えることは……」
──このファイト、一緒に勝とう。玲奈は迷うことなくとりあえずの決断を出した。
理由自体は一真のことを理解しようとしたら、いつの間にかユニットとの絆をより強く意識していたので、気にすることはなかった。
玲奈の決断に『ルキエ』が快諾すると、再び景色が変わり、これで戻れることになる──。
「あれ?」
「すまないね。まさかと思ったから、一度呼び留めたんだ……」
──と、その前にファイト台に立つ自分の隣りの前で止まり、一真も同じようにファイト台に立つ自分の隣りに立っていた。
一真は以前瑞希に『PSYクオリア』能力者同士は片方からの呼び掛けにより、こうして精神世界で話し合うことができることを教えて貰っている。
本当かどうかは実際に結衣と共に実証済みであり、自分の方から違和感に気づいて一か八かで実行したのだ。
「そっか……ここ、あたしたちしか来れないんだ」
「ああ。長い間僕一人だけがここに来て、他の人は来ない……あの貴之ですら、来ることは叶わなかった場所なんだ」
貴之自身別の力を手にした為、ここへ来ることは今後絶対ない。それを改めて理解した時、一真は妙な空虚感を感じていた。結衣がファイターとして引退していたと認識していた時期であった為、尚更である。
その空虚感を少しずつ埋めていったのが玲奈で、ついにはこちらに踏み込んで来た。これを喜ばないはずがない。
「その寂しさも、今日で終わる……だから、お礼が言いたかったんだ」
「もう……わざわざファイト前に来るなんて、一真君も急ぎ足だね?」
「あはは……でも、嬉しかったから」
照れる一真を見て、玲奈は貴之より何倍もその経験をしたから仕方ないとも思えた。
そう言うこともあって素直に受け取った後、続きは大会が終わった後でになった。
「じゃあ、最後まで戦い切ろう……」
「うん。あたしたちの未来、守ってみせるね」
互いに握手を交わしたあと、意識が現実に戻っていく。
* * *
「……!?」
「貴之、どうした?」
「大会終わった後だけど、玲奈に確認することができたかも知れねぇ……」
玲奈のノーガード宣言の際、一真以外で真っ先にその正体を感じ取っていたのが貴之であった。
尋ねた俊哉から見て、貴之の表情に絶望がない為、全然希望のある話だと考えることができる。
《では、行きましょう……》
「うん。『ダメージチェック』……」
結果は一枚目が
「玲奈さん……何か落ち着いてる?」
「確かに、さっきより無理してる感じしないね……?」
「(気のせいかしら?誰かと話しているようにも見えるわ……)」
Roselia側でも直感の強いあこ、玲奈を小学生時代から知る友希那とリサの三人が変化を感じ取っていた。
そして、四枚目の『ダメージチェック』が
「見事。よく我らの攻撃を耐えた……」
「この大舞台で、『ペイルムーン』のショーを見せないわけにはいきませんので……」
正に女の意地とも見れる光景に、ファイト終了時以上の歓声が聞こえる。
まだ未来は終わらない──。それが分かっただけでも大歓迎なのだ。
《いつでも。見せに行きましょう》
「勿論。さあ、本日は銀の茨による演舞をお見せしましょう……!『ライド』!『
『アクセルⅡ』を設置した後、『メインフェイズ』で『アクセルサークル』に銀の茨でできた鞭を持つ女性『
「『カウンターブラスト』二枚、手札から『
前列左側に『りりあん』、前列右側に『ライジング・ドラゴン』、後列中央に『ロミー』、後列右側に『
このスキルを発動した場合、前列リアガード全てがパワープラス3000、『ソウル』から二枚以上『S・コール』されているので、『ルキエ』のパワーがプラス10000される。
《さあ、後は仕上げです》
「では、参りましょう!先陣を切るのは、『ロミー』と『ルキエ』です!」
《我らは間に合わない。ここで全てが決まるぞ……!》
「やるしかないか……ノーガード!」
『ツインドライブ』は一枚目が
対する一真の『ダメージチェック』はノートリガーで、玲奈が大幅に有利な状況となる。
「次は『ドリアーヌ』が盛り上げの一助に行きます!」
「『エポナ』、『ベディヴィア』、頼んだ!」
できる限りギリギリの数値で耐えるが、最後の一撃をもらわなければならないことは確定してた。
「まだまだ行きます、次は『りりあん』と『イリナ』です!」
「くっ……!『ふろうがる』、『エレイン』で『ガード』!」
これで手札が減り、『インターセプト』に参加できるのは『ブラスター・ブレード』のみで、防ぎきれないことが確定する。
「では締めくくりです、『ブリージング・ドラゴン』の『ブースト』、『ライジング・ドラゴン』でヴァンガードにアタック!」
「……ノーガード」
最後の『ダメージチェック』は『ブラスター・ブレード』。つまりはノートリガーで、ダメージが6になってファイトが終わった。
「いや、まさかあそこを耐えられるとはね……」
「あはは、正直一杯一杯だったよ……」
状況が状況だったので、玲奈は脱力した状態である。
それを理解している為、一真もあまり長引かせないことに決めた。
「大舞台でのファイトなのに、どこか安心してしまったよ……。貴之によろしく伝えておいてくれるかい?」
「うん。ここまで来れば、後は貴之が勝てるかどうかだね……」
本来、一真は応援していい立場にはいないのだが、ファイターとしての魂がそうさせている。
最後に挨拶と握手を済ませた後、玲奈が一言観客に伝える。
「皆さん、本日はこの大舞台で『ペイルムーン』のサーカスをご覧いただき、ありがとうございました」
この挨拶に拍手が送られたあと、今度こそ二人は戻っていく。
一真は平常を保ったまま、玲奈は緊張と恐怖の解放から少々ゆっくりだったが、今すぐ倒れる事は無い。
「サンキュー玲奈。後は任せてくれ」
「ここまでやったんだから、絶対に勝ってよね?」
上がってくる貴之と握手した後、玲奈は仲間内の所に戻ったと同時、その場にへたり込む。
「っはぁー……今日みたいな空気でのファイトはもうしたくないよ……」
「お疲れ、正直助かったよ……」
「大丈夫?手、貸すよ」
「ちょっと温めのスポーツドリンクいるか?」
大介の労いの言葉と、俊哉からの差し入れを貰い、詩織の手を借りてベンチまで戻る。
ファイト台の方を見ると、貴之と瑚愛がファイトの準備を始めようとしているところであった。
「(貴之、後は頼んだよ……)」
「(私は信じているわよ。貴之)」
最後の望みを繋ぎ切った玲奈と、贈り物をした友希那は、貴之の勝利を祈るのだった。
玲奈がPSYクオリア得たのはちょっと急ぎ足かも知れない……。
投票の方ありがとうございました。
エピローグまで走りきり次第、10年後の物語を書いていきます。
後日談でどんな話を読みたいですか?
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貴之らの年末
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