「あの後借りられましたか?」
「ええ。期限は問われていないわ」
日菜がギターを始めてから翌日。スタジオで練習して一度休憩を挟むことを決めた瞬間、友希那と紗夜は準備できているかを確認する。
友希那の回答はとても満足できるもので、焦らないで良いと言うことが紗夜に一つの安心材料を与える。
「では……」
「そうね。この時間を使いましょう」
しかし時間が限られているのもまた事実で、二人は進めるべく鞄の中に手を入れてある物を取り出そうとする。
この行動はいくら真面目な二人でも、異例の事態だった。
「なんか……凄い真剣だね?」
普段の休憩時間なら友希那と紗夜もここで一回クールダウンするのだが、それが見受けられない故にリサが困惑している声を出す。
何があったんだと思っているのは燐子とあこも同様で、未だリラックスする様子の見えない二人を目の当たりにして顔を見合わせ、同時に首を傾げる。
今日は何か起きそうな気がする……。そう思いながら行く末を見守っていると――。
「メロディ作りの為に……」
「こちらを読み進めて行きましょう」
突然の空気の変わりように振り回され、見守っていた三人は思わずすっ転びそうになる。
その際、リサが「アタシたちの緊張を返して!」と思わず大声でツッコみ、燐子とあこも首を素早く縦に二回程振って同意を示す。
普段音楽に関して真面目な二人が、いきなりヴァンガードに関する資料集を読みふけると言う今までにない行動もあり、驚きも多ければ脱力感も大きかった。
それ程、この二人の行動が表面上の彼女たちからは想像できないことだった。
「二人とも……どうしてヴァンガードの資料を読み始めたんですか?」
問いかけた燐子のみならず、リサとあこも気になっていることなので、三人揃って不思議そうに二人を見ていた。
「実はこの前、メロディ作りをしている際に私の知識不足が致命的なものだったので、
「その時にこの資料集のことを教えてもらったから、私たちはそれぞれの手段で手に入れて、また時間ができた時に作る為の参考を集めているの」
「びっくりしたぁ~……今日は休憩時間すら練習するのかと思いましたよ」
理由はこの二人らしいものだったので、三人はどうにか納得できた。
体力強化は継続して行っているあこだが、いくら体力をつけたとしても厳しいことに変わりはないので、脱力気味に安堵する。
また、この時リサと燐子は紗夜の呼び方に気が付いた。
「今井さん……氷川さんがですけど……」
「ああ……貴之を名前呼びしてたね。貴之も兄弟姉妹がいるなら緩めてる感じあるし、いずれはこうなるとは思ってたけどね」
燐子は紗夜が名前呼びする姿を見ていないので驚いていたが、リサはまあこの二人ならそうだろうと思っていた。
同時に、貴之と名呼びの関係になった人の中で『兄弟姉妹がいる』、『昔からの付き合い』の二つが当てはまらない燐子は特例だと改めて実感することになる。
ちなみにリサも日菜のことを知っているのは既に知られていたので、話題に上がったらその時程度にはなっている。
兄弟姉妹等の話しは人間関係に影響するので大事ではあるが、それともう一つあこの言葉で気付くことがある。
「ところでリサ姉、あこたちだけじゃない?ヴァンガード触れて無いの」
「あ……!そう言えばそうだったね……」
紗夜は何で始めたかを聞いてみると『ゴールドパラディン』だったこと教えてもらう。
これが『アクセル』の『イマジナリーギフト』を持っていたので、それに関しては全て揃っていることも判明した。
すぐに決められることではないが、今後のことも想定してライブを行う前……或いはその直後に触れに行こうと言うところで落ち着き、一通りの話しは決まった。
「さて……一度ここまでにして練習に戻りましょう」
「まだ読み終えていない部分は、独自で読み進めて行く方向でいいかしら?」
「構いません。ここには練習の為に来ているのですから、そちらを優先しましょう」
二人が資料集を鞄にしまってスイッチを切り替えたので、三人も慌てて準備を始める。
休憩時間中、友希那と紗夜の二人に視線を釘付けにされてしまっていた三人はこの時、水分補給を忘れたことに気づいて嫌な汗を流す羽目になった。
* * *
「……よし。これででき上がりね」
週末に時間が取れたので再びメロディ作りに挑んだ結果、見事に完成させることができた。紗夜がヴァンガードに触れて丁度一週間経つかどうかと言った時期だった。
「私が知っていれば、もう少し早くできたのですが……」
「いえ、今回はテーマがテーマだから、仕方ないわ」
早ければその日に完成していたものが完成しなかったのは、お互いの意思疎通不足と言うことで手を打った。
出来上がったことをCordで伝えた後、紗夜が友希那に声を掛ける。
「そろそろチームの名前を決めてもいいかと思うのですが、どうでしょう?」
「確かに……そろそろ決めてもいいわね」
これからライブをするにあたって、チームの名前が決まっていないのは後々覚えが悪くなって苦労することになる。
しかしながらこれは二人で決めていい話では無いので、そのことで大丈夫な日を確認しておく。
すると全員今日は空いていると言う運の良さだったので、早速集まる場所を決め、そこへ移動することにした。
「チームの名前……組んだ人に合わせていたから、自分から提案することはあまりしなかったわね……」
「……恥ずかしながら私も、自分から進んで決めようとはしていませんでした……」
合流する為に商店街を移動している際に、二人はチーム名を決める時はあまり積極的で無かったことを悔いる。
前回のヴァンガード関係の話しを持ちかけようとした時は、お互いの意図を知らなかったからそれで終わったが、今回は事情を知っているので「別にここまで似ている必要はないでしょう」と思った。
流石に五人で考えればどうにかなるだろうと思ってはいるものの、全て任せきりにするつもりは無かった。
「(あの時……始めて五人で音を合わせた時に見えていた、蒼の薔薇……)」
「(それを提案してみるのも、いいかもしれませんね)」
同じことを考えている二人はこれが自分たちだけではなく、後から合流する三人も見ていたことをもう間もなく知ることになる。
「あっ!友希那さ~ん、紗夜さ~ん!」
目的地に近づくと、先に到着していたあこがこちらに気づいて手を振ってくるので、こちらも手を振って答える。
「早かったわね?」
「あこの家、ここの近くなんですぐに来れるんですよ~」
「そう言えば、宇田川さんは商店街から近いんでしたね」
何故あこがここまで早く来れたかは、バンドの練習をした後帰り道が途中まで同じの紗夜は知っていた。
今回の集合場所に一番近いのはあこ、逆に一番遠いのは四人の内誰かになる。
「曲の方って出来上がったんですよね?」
「ええ。まだ楽譜の印刷ができていないから、渡すのはまた後日になるけれど……」
「後はライブの日程を決めたら、それに向けて練習……当然出来上がったばかりの曲も練習するので、忙しくなると考えた方がいいと思います」
その宣告を聞いたあこは「うへぇ」と言うかのように、気が遠くなった顔をする。
ただしそれは一瞬だけで、ようやくライブができることへの喜びの方が大きいからその方面に表情が変わる。
そうして張り切る様子を見て、友希那と紗夜もそう来なくてはと安心した笑みになる。
「遅過ぎなければ楽譜の印刷をしませんか?」
「そうね。早く終わった場合はそうしましょう」
「ホントですか!?よーし、頑張ろ~っと!」
張り切るあこに期待しながら、紗夜が名前を考えるのは得意かを聞いてみるとあこの表情が一転、すぐさまひきつった笑いに変わる。
震えながらあこが「実は苦手です……」と、涙目一歩手前になりながら答えたので、友希那と紗夜は謝った。
過度な期待をして他人を追い込むつもりは無いのだが、ただでさえこのチームは
待っている間話し合いながらでも良いから考えていると、リサと燐子がやってきたので、店内に入って考えることにした。
「さて……先程連絡したけど、チームの名前を決めようと思うの」
「チーム名かぁ……アタシあまり得意じゃないんだよねぇ~……」
「私も……こういうのは時間が掛かってしまいますね……」
友希那が切り出すと、燐子が比較的的マシと言うだけでまさかの全員が苦手と言うことが発覚し、とても難儀しそうな状態で始まった。
リサは「友希那と紗夜の影響が色濃く出ているだろう」と予想しながら考える、燐子はあこが考えた案が大丈夫かどうかの査定もするのが重なって更に遅くなる。
ちなみにあこが提案しようとしたものは全て、燐子による選考段階で落とされていることを記しておく。流石に普段のノリで許容しようとは思えなかったのが一因している。
これらが相まって暫くの間何も名前が出てこなかったので、友希那は一度考えていた案を出してみることにする。
「私たちが始めて、五人そろって音を合わせた日を覚えてるかしら?」
「私がオーディションを受けた日ですね?」
燐子の問いには頷くことで肯定を返す。
全員がどうしたんだろうと思いながら聞いていると、友希那は「これを言っても信じてもらえるかは、分からないけれど……」と前置きを作った。
正直なところ、友希那は自分がこれを言ったら先に笑われそうだと言う不安もあった。
「それで、演奏をしている時……正確には終わる直前かしら?蒼い薔薇が咲いたようなものが見えたの……」
不安げに話した後、全員が目を点にするのが見えた。
自分がそう言うのは余りにも合わなかっただろうか?それともおかしいと思われているだろうか?そんな後ろ向きな考えが友希那の心境を支配し始めようとする中、ごくあっさりと解放されることになる。
「あ、アタシも見えたんだけど……みんなは?」
「……リサ?」
リサが安堵と困惑を入り混じった声で問いかけたことが発端で、友希那も目を丸くする。
普通に話しを続けてくれと言われればまだ良かったのだが、二人揃って偶然同じものとなると流石に硬直の一つや二つは生まれる。
「あっ、蒼い薔薇ならあこも見えた……!」
「実は……私も見えました」
一人が同じだと言い出せば相乗効果なのか、二人が手を挙げてくれた。店員に誤解されないように注意を払うことは忘れていない。
一気に過半数を超えたのもあり、今度は友希那が安心感を得る番だった。
ここまで全員同じならと、答えた三人と一緒に友希那は紗夜の方に期待を込めた視線を向ける。
「私も見えていました……正直なところ、言おうか迷っていたんです」
紗夜も少し安心したような笑みを浮かべてそう言ったことで、全員が共通のものが見えていたことが分かった。
そんなこともあり、全員が見えた蒼い薔薇を使おうと決まる。
「そう言えば、蒼い薔薇ってどんな花言葉があるの?」
「以前はどの国にも存在しないことから『不可能』と言う意味を持っていましたが、その蒼い薔薇の開発に成功したことから、近年では『不可能を可能にする』や『奇跡』、『夢叶う』と言う意味が加えられました」
――努力が報われたことから、『神の祝福』なんて言われることもありますね。紗夜の説明を聞いたリサは、自分たちの巡り合わせを一種の『奇跡』と捉え、同時に『不可能を可能にする』と『夢叶う』の意味は好ましく思っていた。
「薔薇って英語にすると『
「うん。蒼に関しては言うまでもなく『
そのままでは味気無いので別の言い方に変えようと考えることに決め、意味合いの確認とそれを元に少しずつ読み方を変えていく。
その後これがいいと決まった読み方に、何か入れられそうなものや、合わせられそうなものを探していく。
「
そうして考えていく内に、友希那から一つのチーム名が提案された。
「な、なんだろう……凄いビビッと来る感じがする……!」
「アタシはいいと思うよ。お洒落な感じもあるし♪」
「みんなで決めたから、大丈夫です」
「自分たちで使うと決めた蒼い薔薇も込められていますし、問題ありません」
全員が賛成だったと言うことが分かり、「決まりね」と友希那は笑みを浮かべる。
「私たちはRoselia……。自分たちだけの音で『奇跡』を奏で、『夢を叶え』ましょう」
チーム名の決定が宣言され、全員がこれから頑張ろうと言う意識を共有した。
その後時間が時間だったので今日は解散とし、後日ライブの日程決めと出来上がっていた曲の楽譜を渡してそちらの練習も加えていくことが決まった。
* * *
「参加予約はこれで完了です。当日は遅れないようにしてくださいね」
「はい。当日はよろしくお願いします」
チーム名が決まった翌日、いつも通っているライブハウスでライブの参加チーム募集の知らせがあったので、友希那たちRoseliaは早速それに参加を決めた。
早めに到着していたことから練習を始めるより前に手続きを済ませてしまい、時間が来たら部屋の鍵を借りて練習の準備を始めた。
ちなみに、ライブの日は今日から二週間後になっている。
「お待たせしました。こちらがもう一つの新曲の楽譜になります」
「待ってました!結構楽しみにしてたんだよねぇ~♪」
準備ができたところで、紗夜から新曲の楽譜がパートごとに渡される。
リサを筆頭に反応は概ね良好で、曲に対する意欲は十分だった。
「今すぐ覚え始めるのもいいけど……そこは個人差が出てしまいそうですね……」
「それが懸念されるから、この曲に関しては次回までに各自で練習して覚えましょう。今日は他の曲を中心に練習するわ」
燐子が危惧していたことは友希那も同感だったことから、それを起点として練習の方針が決まる。
他を疎かにするつもりも無いので、特に反対意見は起こらない。
「暫くの間は忙しくなるし……筋肉痛には気を付けないとなぁ~……」
「体調管理も気を付けましょう。体の調子を崩して本番で満足な演奏ができないのは困りますから」
一瞬だけ気が遠くなるあこだが、紗夜の言っていることは脅しでも冗談でも無いのでやるしかないと割り切る。
あこはドラムを担当する以上、他の人と比べて管理すべきことが多いがそこは我慢してもらうしかなかった。
そこまで整理した紗夜は何か声を掛けようかと思ったが、あこがすぐにいつもの調子に戻っていたのでその心配は無かった。
「もう大丈夫ね?時間も限られているし、早速始めましょう」
――私は……どんな答えを出すのかしら?そんな疑問を抱きながら、友希那はRoseliaのメンバーと共に練習を始めるのだった。
* * *
「これで大丈夫だな?」
「うん。ありがとう」
友希那たちが練習している時から進み、貴之は小百合に頼まれた買い出しを終えたところだった。
当分の間何かと外出の多かった分、予定の無かった今日は家で小百合に任せていることを手伝っているのだ。
ちなみに今頼まれていたのは、切れかかっていた洗剤や安売り店が行われている食材の買い出しで、安いうちに買おうと言ったところになる。
「今日は手伝ってくれてありがとう。後は私がやっておくから休んでて」
こちらが外出系のことを殆ど全て任されていたのもあって、小百合のもう大丈夫の合図には素直に頷いて部屋に戻る。
今回は素直に頷いたと言うよりも、正確には外出させっぱなしを理由にこれ以上はもう手伝わせてもらえないのだ。
そんな小百合の意図を汲み取って部屋で情報収集を行おうかと思っていたところで、携帯に電話がかかってくる。
「もしもし?」
『いきなりで悪いな。ちょっとお前に見てもらいたいものがあって電話させてもらったんだ』
電話を掛けて来た主は俊哉で、彼の話しを聞いて指定されたサイトをパソコンで開く。
そのサイトは友希那が今日も通っているライブハウスにて行われる、ライブ開催のお知らせだった。
「ここに誰か参加するのか?」
『詳しくは参加チームの情報が載ってるところだ……。俺もそうだが、お前にとっても朗報だぞ?』
言われるがままに、貴之は参加チームの情報が載ってるページに飛んでみる。
そこには確かに、朗報と呼べるものが載っていた。
「Roselia……こりゃ確かに朗報だな」
『そういうことだ。お前も当日見に来るか?』
新曲からメンバー探し等、結果としてRoselia結成に深く関わった身としては余程のことがない限り行くつもりでいた。
そんなこともあり、俊哉の問いには迷うことなく肯定を返すと同時に、一つだけ確認もしておいた。
「後、最近知り合ったやつも一人呼んでいいか?そいつもライブ興味持ってるみたいだし、俺らと同じヴァンガードファイターだから波長も合いそうでさ」
竜馬も今回のことを知ったら来るだろうと思った貴之は、彼が一緒でも大丈夫かの確認をしてみた。
簡単な人なりを聞いた俊哉も、『なるほど……』と普段通りの声音ではあるが、興味深そうな様子が伺える。
『そう言うことなら大丈夫だ。それなら近い内に顔合わせしておきたいな……』
「なら……俺が後で声を掛けとくから、その後日程調整しようか」
『それがいいな。じゃあそっちは頼むわ』
その後チケットの予約は俊哉が自分と貴之の分を行い、竜馬には自己判断で頼む形に決めてから電話を一度切る。俊哉が取ってくれるチケット代の片方は、貴之が後払いで返すことが決まっている。
電話を終え、貴之はすぐに竜馬へ連絡を取って確認をしたところ、殆ど間をおかずに了承し、空いてる日程を教えてくれた。
話し合いの結果、今から一週間後……つまりライブ一週間前に三人で顔を合わせることが決まった。
* * *
「てなわけでどうも。俺が神上竜馬だ」
「よろしく。もう聞いてるかもしれないが、俺は谷口俊哉だ」
顔合わせ当日になり、『カードファクトリー』にて俊哉と竜馬は顔を合わせた。
こうなった理由としては、竜馬がファクトリーまでの道のりを知っているから現地集合にしようと決まっていたからになる。
「話しで聞かせてもらってたけど……二人とも小学からのつるみなんだったよな?」
竜馬の問いに二人とも頷いて肯定する。
関わりのきっかけが貴之にヴァンガードの話しを聞いたことと言うのを話せば、彼が改めて先導者であることを示された。
「湊って昔はどんな感じだったんだ?」
「昔も同年代と比べると少し大人しめだったな……歌が好きだったことも変わらない」
竜馬に問われたので、貴之は答えながら小さかった頃を思い返す。
出会った当時からそうなのだが、友希那とリサ、そして貴之の三人の内彼女は一番大人しめで、リサが年相応、貴之はその中間と言った形だった。
大人しめと言っても友希那も普通に話しに応じたり笑ったりはするし、貴之も自分だけ異性と言う状態への戸惑いから来るものであった。
貴之もそうである辺り、『好きこそものの上手なれ』なのかなと竜馬は考えた。
「今はそんなことないけど、一時期は荒れてたことで本当に必要な話し以外聞かないとかあったんだ……」
「なんか……その荒れてた時期は聞かない方がよさそうだな……?」
俊哉からちょっとヤバい情報もらったと思った竜馬が冷や汗をかく。
もし戻っていなかった場合は、今頃『孤高の歌姫』とでも呼ばれていたのだろうか?この場にいた三人は全員でそんなことを考えた。
しかしこれは過ぎた話しであり、推測の域を出ないものだったのが理由ですぐに有耶無耶になる。
「当日は全員またここに集合するか?」
「それでよさそうだな。差し入れ準備しとかないとな……」
「それなら後でそういうので入って良いかは確認しとけよ?」
当日の予定があっさりと決まる中、友希那たちに確認しないとわからないところがあるので、それは解散した後貴之が確認と言う形で纏まる。
ちなみにライブのことを知った小百合は、当日に入っている授業のせいでいけないと言う事態にあり、貴之は当日のライブがどうだったかを教えて欲しいと懇願された。
頼んだ理由は友希那とリサが上手くやれているかが気になったとのことなので、それならと貴之は快諾した。
「まあ決めるのは大体こんなところか……」
その後はドリンク等がどうなっているか確認と、それに合わせた水分補給の確保する手段を確率させる程度で話しが纏まり、何事もないならこれで解散でも大丈夫な状態になった。
「せっかくならファイトしねぇか?ここにいる三人が全員ヴァンガードファイターってことだし……」
「あっ、それいいな……じゃあ順番に回していくか」
竜馬の提案に俊哉が乗ったことで話しは成立し、提案した二人からファイトを行うと言う形になった。
次回から本編戻るかな……
↓
アレ?ライブするってのにまだ俊哉のデッキ公開してねぇ!
これはヤバいと思った故に次回ファイト展開です。
それが終わったら今度こそ本編に戻りますので、もうしばらくだけお待ちください……(汗)。
最近展開遅めのタグが遺憾無く力を発揮し始めました……。