先導者と歌姫 -高みを目指して-   作:ブリガンディ

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令和初の投稿です。

現在『イマジナリーギフト』の種類増加による描写ですが、これはどこかしらで増えたというように書いて、そこから表記分けをしていきたいと思います。
なので暫くはこのままです

大ヴァンガ際は予定が被ってしまったので3日(金)だけ行って来ました。
最初はファイトをしに行く予定でしたが、ヴァンガード入門の友人と行くことになったので、物販購入とメインステージのイベント等を楽しむ方向にシフトしました。
待ち時間で『ARGONAVIS』のメンバーたちのプロフィールを見ていた時に、友人とヤバいものを見つけてしまいました……。それは嫌いなものにあり、書き起こしていくと……
・七星蓮……夢を笑う人、『寿司』
・五稜結人……家族、『鍋物』
・的場航海……兄貴、『辛いもの』
・桔梗凛生……自分(これは好きにも入っている)、『甘いもの』
・白石万浬……浪費、『牛肉』
実はこれ、『』で括った部分が全部食べ物関係なんですよね……(汗)。
なので、友人と一緒に「こいつらみんなで飯食う時どうすんの」となっていました。

これ以上前書きに書くと長くなってしまうので、残りは後書きにして本編の方へ入りたいと思います。
今回はあこの初ファイトです。


イメージ21 深いイメージの中で

「(この後Roseliaのみんなが来るんだったな……)」

 

ファクトリーの中で、先程リサからCordのチャットによって送られて来たメッセージを貴之は確認していた。

どうやら練習が終わった後、自分とあこがこちらに教えを請いたいらしい。

これに対しては貴之自身、テストが終わった休日だから思いっきりファイトをしようと思った矢先、全員と日程が合わず一人で暇を持て余していると言う事態に陥っていたので、来てくれるなら願ったりだった。

午前中は他の人たちとファイトをしていたところだったが、彼女たちが来るということだったので、一度昼食を取ってから戻ってきた次第だ。

 

「(変な噂が走らなきゃいいが……気にしてたら負けか。クラスの人たちも話せばちゃんと聞いてくれるしな)」

 

燐子の時にもあった案件を思い出して一瞬だけ嫌な顔になったが、彼らが思った以上にしっかりと話しを聞いてくれるので、そこまで引きずらないで済んだ。

実際は彼ら以上に、玲奈に恨み節のようなことを言われないかの方が心配であった。

何しろ一日に二人も女の子をヴァンガードに導いたともなれば、『どうして自分がいない時にそうなるんだ』という旨を嘆きながらこちらに絡んで来るのが目に見えていた。

自分だけでなく、俊哉と大介の三人がかりで落ち着かせようにも少し時間がかかりそうなのが予想できて、少々気が重くなる。

 

「もしかして、また何か買ってくれたりする?」

 

「ああ……今日はデッキ二つ分買うことになりそうです」

 

美穂に問われたので貴之は事前に告げておく。

答えを聞いた美穂も一足早く「毎度あり」なんて言ってくる。最早買うよねと言いたげなのは大丈夫かと思うところはあるが、ある程度以上気心を知れているなら大丈夫なのだろう。

そうやって話しているとドアが開いたので、美穂は「いらっしゃい」といつも通り業務的な挨拶をする。

 

「やっほ~♪お待たせ」

 

「おっ、着いたみたいだな。荷物こっちに置いちゃってくれ」

 

入ってきたのはRoseliaの五人だったので、貴之は彼女らを招いて催促する。

デッキを選ぶためにリサとあこの二人を引き連れて移動するので、他の三人には荷物を見てもらうのを兼ねて、一度そこで休んでもらうことにした。

ちなみにどちらから先にやる等は決めていないので、先に使うデッキを決めた方からにしようと貴之は考えていた。

 

「実はあこ、もう使ってみたい『クラン』は決まってるんですよ~♪それがこれですっ!」

 

「なるほど……『ダークゾーン』に所属する、暗黒魔術と科学の融合技術により、人ならざる力を手に入れた軍勢の『ダークイレギュラーズ』か……。これで始めるんだな?」

 

あこが選んだ理由は、名前に『ダーク』……要するに『闇』という言葉が入っていたことが決め手になっていた。

そう言った理由でも、イメージを大切に思っている貴之は特に反対することは無い。先に決まったことから、今回はあこから始めようと貴之は心に決めた。

ちなみにこの『ダークイレギュラーズ』、ファイト内では『ソウル』を溜めこんだり、一気に放出することで効果を発揮しやすい『クラン』である為、癖自体はそれなりに強い。

 

「ええ~……?迷っちゃうなぁ……」

 

「もう少しかかりそうか?」

 

「ごめん。まだ時間かかりそう……。あっ、これもいいな~」

 

リサはかなり悩んでいるであろうことが伺えた。

もう少ししたら先にあこの分だけ購入して、先に準備していてもらおうかと考えていたが、そうなる前にリサが使う『クラン』を決めたので、纏めて購入した。

 

「いつもお疲れ様。五人分ともなれば結構するよね……」

 

「短期間でこんなに入門補助をするとは思いませんでしたよ……」

 

二か月以内に五人もヴァンガードに導くだなんて、誰が予想できただろうか?俊哉たちに聞いても、できないと答えるだろう。玲奈だけは「どうして自分がいない時に女の子の勧誘終わってるの!?」と突っかかって来そうだが、その時はその時だろう。

戻った後は再び開封作業を見届け、ハサミを戻した後席に戻っていく。ハサミを戻しに行っている間、あこはデッキの内容の確認を行っていた。

元々使ってみたいと思っていたデッキの購入に成功しているので、どうやってデッキを回して行こうかと少しだけ考えてみたのだ。

戻ってきてからすぐに、ヴァンガードの世界観とファイトを始める前にすべきことを説明すると、あこは燐子と同じくゲームをやっているおかげで簡単に順応して見せた。

 

「ファイトをする時はいつもイメージを大切にしよう。理由は……」

 

「イメージは力になる……!この前、りんりんが嬉しそうに話してたから大丈夫ですっ!」

 

「……なら問題ないな」

 

――私は大丈夫じゃないよ……。二人のやり取りを聞いていた燐子が顔を赤くしながらもじもじする。

そんな様子が見えたので、友希那は微笑ましいものが見えたと言いたげな笑みを見せ、リサは燐子を可愛いと言って頭を撫でていた。

すると燐子が更に顔を赤くしたので、紗夜がそこまでにしましょうと一旦止めに入ってやる。

 

「そう言えば、時々独自の言い方をする人もいるんですよね?」

 

「ああ。俺の場合は開始の時と、主力ないし切り札のユニットにライドする時は『ザ』を付けている……ってのは、あの情報雑誌に載ったことあったんだっけか」

 

「前に一回だけそんな情報が載ってましたね……」

 

他にもファイト中に演技しているような言い方に変える人もいるが、無理にやらなくてもいいと貴之は伝える。

そう言われるものの、せっかくだし、大丈夫そうなら何かやってみようかなという考えがあこにはあった。

 

「じゃあ行くぞ……。準備はいいな?」

 

その問いにあこが頷いたので、早速始めることにする。

 

「「スタンドアップ・ザ・ヴァンガード!」」

 

『……!』

 

「(言い回しとかあったら、私が手伝ってあげれば大丈夫かな……?)」

 

二人がファイトの開始を宣言する最中、燐子は考えながら首を傾げた。

貴之はいつも通り『アンドゥー』に、あこは黒いバトルスーツに身を包んで、目元を覆う仮面を付けている『ヴァーミリオン・ゲートキーパー』に『ライド』する。

また、三人はあこが貴之と同じタイミングで同じ掛け声をしていたことに驚いた。貴之の説明を聞いて実際に実戦する人は彼女が始めてだった。

 

「ここが『クレイ』かぁ~……」

 

「そう。ここが先導者となって戦うヴァンガードの舞台だ……。どうだろう?始めて入り込んでみて」

 

あこが抱いた感想としては『広い世界だ』というものだった。

それを伝えると、貴之からはその感じ方を大切にして欲しいと言われたので、あこは頷いた。

そうしてルールを説明するに当たって、いつもと同じように先攻は自分が貰うことを理由付きで確認し、同意をもらえたので貴之の先行でファイトが始まった。

あこはある程度先に調べてから来ているので、その内容が合っているかどうかの確認を取ろう考えていた。

 

「じゃあ俺のターン……最初のターンだから『スタンド』は省略して『ドロー』から。まずは『ライド』を見てもらおうか……」

 

「基本的には一ターンに一度、一つ上のグレードか同じグレードにできるんでしたよね?」

 

「その通り、『鎧の化身 バー』に『ライド』!スキルで一枚ドロー……」

 

貴之はいつも通りの流れで『バー』に『ライド』し、一枚手札に加える。

この時、あこが『ライド』している『ゲートキーパー』にも付いていることを話すと、彼女はちゃんとカードの内容を把握しているんだなと納得する。

『ライド』を終えたので、『メインフェイズ』のことを説明しながら後列中央に『エルモ』を『コール』する。

本当ならここでやることは終わりなのだが、貴之が「さて……」という声を上げたので、事情を知っている四人は「こいつまたやるのか」と思いながら困った笑みを浮かべる。

 

「アタック……」

 

「えっ!?あ、あの……!先攻って攻撃できないんじゃ……!?」

 

今まで一番の慌てぶりを見せてくれたので、貴之は思わず吹き出してしまう。

あこは何で貴之が笑っていたかが分からず困惑しているので、「すまん。冗談だよ」と返して落ち着かせる。

 

「あこの言う通り先攻は最初のターン攻撃することができない……。余りにも慌ててくれたから思わず笑っちまった」

 

「よ、良かったぁ~……間違えたのかと思いましたよ」

 

――でも、これで覚えられただろ?貴之がそう問いかけるとあこは肯定の旨を返してくれたので、それに満足しながらターンを終了する。

そしてあこのターンとなり、『スタンド』アンド『ドロー』を済ませる。

 

「時々、ファイト中にも特殊な言い回しをする人っているって聞きますけど……貴之さんが知っている人では何人くらいいますか?」

 

「特殊な言い回しか……。そうだな、俺のよく知っている人たちだけに留めるなら今のところ二人(・・)か……」

 

「一人は玲奈よね?後は誰かいたかしら……?」

 

「えっ?アタシ分かんない……二人は誰か分かる?」

 

紗夜と燐子に確認を取ってみるが、二人とも心当たりは全く無かった。燐子はこの中で唯一玲奈を知らないので、更に首を傾げる羽目になった。

友希那たちの口から上がった通り一人目は玲奈で、彼女は自分の使うデッキに合わせてサーカス団の司会を意識したような言い方にしている。

もう一人は貴之が全国で戦ったことのあるファイターの一人で、彼は自分の『クラン』の背景に合わせて、芝居が掛かったような言い方をする。

当然後者の方はこの中では自分以外一人も面識が無いので、混乱するのも無理は無いだろう。

しかし、既に何人かは貴之の預り知らぬところでその人のことを知っているのだが、貴之がその事実に気付くのはもう少しだけ先になる。

 

「ふっふっふっ……ならば今宵を、魔界の女王たる我とその眷族による……輝かしい第一歩を踏み出す日としよう……。こう言うのとかもアリなんですか?」

 

「ああ。そう言った言い回しをする人だっているし、全然アリだ」

 

試しに思いついた口上をやってみたあこは、貴之からOK判定が出たことに喜び、見ていた友希那たちは「それもありなのか」と数瞬程硬直していた。

ただ一人、燐子はいつものことだと言わんばかりに「あこちゃん……カッコイイよ」と言って微笑んでいた。

自分のアシスト無しに口上を言い切ったこともあり、普段は面白半分だったのが本気よりになっていたのは内緒である。

そんなことでやってみることを決意するあこだが、根が真っ直ぐなのだろう。口調が何か思わせるかもしれないことを伝えてきので、貴之は気にしないから続けてくれと笑顔で返す。

正直なところ、最初から口調を変えようとする人が珍しいので、少々楽しみなところがあった。

 

「まずは舞台の前準備から始めよう……『ライド』!『プリズナー・ビースト』!登場した時、スキルで『ソウルチャージ』!」

 

あこは全身を鎖で押さえつけられ、コウモリとゴリラが混ざった様な魔獣『プリズナー・ビースト』に『ライド』する。

スキルによる影響で、『プリズナービースト』となったあこが何かを吸収し、力を手にした影響で吠える。

貴之はあこの言う前準備が的を得ていると思いながら、見ている四人にしっかり説明を入れることにした。

 

「『ダークイレギュラーズ』はこの『ソウルチャージ』が鍵になってきてな……前準備はこれを意味してるんだ」

 

「玲奈が使っていた『ペイルムーン』と似ているのかしら?」

 

「そうだな……『ソウル』の数が影響するって意味では似てるのかな」

 

違う点はスキル等で常時増減していくのか、暫く溜めこんだ後一気に放出するかになることを伝えれば、友希那は納得してくれた。

ちなみに前者が『ペイルムーン』。後者は『ダークイレギュラーズ』となる。

無事に『ライド』を終え、『メインフェイズ』を始めたあこは後列中央に二足歩行が可能な狼『ヴェアヴォルフ・フライビリガー』を『コール』する。

 

「『フライビリガー』のスキル発動……!自身を『ソウル』に置くことで『ソウルチャージ』し、このターンユニット一枚のパワーをプラス5000!効果はヴァンガードに(悪意が我の力となる)!」

 

「この段階で『ソウル』が4……この調子なら、グレード3になる頃には届くな……」

 

「先程言っていた前準備が終わる……ということですか?」

 

紗夜の確認に貴之は頷くことで肯定を返す。たった二体でここまで稼いでる以上十分に速いのだ。

 

「さて……女王様や、準備はそれで終わりか?」

 

「此度はここまで。そろそろ仕掛けさせて貰おう……。と、その前に……攻撃の流れを確認させてもらってもいいですか?」

 

あこが完全にスイッチを入れているので、興が乗った貴之も相手に合わせて『女王様』呼びをする等、少しだけ言い回しの意識を始める。

そしていざ攻撃……という時に一度あこが素に戻ったので、見ていた四人がずるりと滑り落ちそうになった。この時あこがいつも通りの妙に締まらない空気を持ってきてくれて、燐子が安心していたのは本人のみぞ知る。

しかし貴之は全く動じないまま、こちらも普段の口調に戻して攻撃時のルール説明と『ガード』方法、パワーや『シールドパワー』を教えたところで、あこが礼を言ってからスイッチを入れ直したので、貴之もそれに合わせる。

 

「では早速、我が一撃を受けて貰おう……『プリズナー・ビースト』でヴァンガードにアタック!」

 

「いいだろう……その攻撃、受けて立つ!」

 

貴之はノーガードを選択して、あこに『ドライブチェック』を促す。

結果は(ドロー)トリガーで、あこは追加で一枚を手札に加えることに成功する。

イメージ内で鎖が外れ、束の間の自由を手にした『プリズナー・ビースト』となっているあこに、『バー』となっている貴之は噛みつかれ、鎧越しにダメージを受けることとなる。

貴之の『ダメージチェック』も(ドロー)トリガーで、彼も一枚手札に加えることとなった。

 

「こうして今のようにダメージを受け続け、合計で六体のユニットが逃げ出した時……全てのユニットとの契約は解除され、霊体となって消滅……つまりはプレイヤーの負けとなる。今のあこがやっている演技(イメージ)に合わせるなら」

 

――魔界の住人を束ねるだけの力を失い、志半ばで散ると言ったところか……?玲奈の場合は演目が継続不能になるというような例えをしたので、そちらに合わせてみた次第だった。

ヴァンガードのルール上、わざと受けたりする駆け引きを知らないことはないあこだが、気を付けておこうと意識してターンを終了する。

 

「今回は仕方ない……『ラーム』に『ライド』!リアガードにも一体『コール』だ!」

 

貴之は普段とは違って『ラーム』に『ライド』し、前列左側にも『コール』する。

 

「『ラーム』を選んだのはスキルが効果的に発動できないからね……」

 

「発動条件は登場時だったよね……?」

 

友希那は度々見ることがあったのですぐに気づけた。

リサもうろ覚えながら思い出しており、紗夜と燐子も『バーサーク・ドラゴン』の能力を言葉にすることで理由に気付く。

『バーサーク・ドラゴン』のスキルはこの状況でも発動できるが、この場合退却効果が腐ってしまうので、手元にグレード3が無いでもないのなら、使う必要性はそれなりに低い。

四人の声が聞こえた貴之もご明察と、彼女らを称賛してファイトに戻る。

 

「さて……次はこちらの攻撃だ……『エルモ』の『ブースト』、ヴァンガードの『ラーム』で相手ヴァンガードにアタック!」

 

「魔界の女王たる者、多少のことでは動じぬ……なんて言おうかな?」

 

「こう言う時は、『度胸』……かな?」

 

「あっそれだ……故に、ノーガード!」

 

防御側の時は平常運転なのだろうか?あこと燐子のやり取りを見た四人はそんなことを考えた。

イメージ内で『ラーム』の盾に殴られる『プリズナー・ビースト』を見ながら、『ドライブチェック』が行われる。

結果は(クリティカル)トリガーで、これによって受けるダメージが2になるものの、あこは『ダメージチェック』の内二枚目で(ヒール)トリガーを引き当てたので、ダメージが1に収まる。

 

「仲間の救援が速い……これも魔界の女王が持つカリスマの成せるものか……?」

 

「今のは我と眷族たちによる結束の内、ほんの一欠けらよ……」

 

二人が完全にイメージの世界にのめり込んでいる様子を見て、友希那は優し気な微笑みを見せる。

貴之が他の異性と仲良くしていたりすると、燐子のような案件になりそうだと思っていたリサからすれば意外なので、気になって問いかけてみる。

 

「こうして見ていると、貴之は根本が変わっていないのが分かって、少しだけ嬉しかったの」

 

――だって、相手を理解しようとするその姿勢が、貴之を好きになった(私の心を射止めた)きっかけなのだから……。口には出さなかったものの、リサはもう解っているだろう。

貴之に向ける目の色が少々特殊であることは紗夜たちも伺えるのだが、リサ以外は何かまでは分からなかった。

 

「次……リアガードの『ラーム』でヴァンガードにアタック!」

 

「それは防ごう……我が身を守れ!『ヴェアルクス・ゲフライター』!」

 

二体目の『ラーム』による攻撃は、忍者のような衣装を身につけた二足歩行を可能とする猫の『ゲフライター』に止められる。

これには『ガード』の実践もあるが、自分の使うデッキが『カウンターブラスト』の使用機会が少ないのを知っていたのもあった。

できることが無くなった貴之がターンを終了する最中、『ゲフライター』の姿を見て頬を朱色に染めてる友希那を見て、ファイトしている二人を省いた三人が首を傾げる。しかしリサはすぐに気付いたので、微笑みに変わった。

 

「ここまでの経過をお見せしよう……『ライド』!『ヴェアヴォルフ・ズィーガー』!我がターンの間、『ソウル』が5枚以上ならパワーをプラス5000!」

 

「今ので丁度5だな……」

 

あこが『ライド』した漆黒の体を持つ、二足歩行をする狼の『ズィーガー』が持つ本来のパワーは9000だが、今回はスキルの条件を満たしているので14000に上がる。

リサに聞かれたあこが一旦素の口調に戻りながら自分の『ソウル』を見せると、本当に5枚だった。

 

「そして用意は更に進んで行く……『ドリーン・ザ・スラスター』と『グヴィン・ザ・リッパー』を『コール』!」

 

後列中央に黒い衣装に身を包んだ尖った耳を持つ女性の『ドリーン』が、前列左側に黒い体と白い髪、尖った耳を持つ男性の『グヴィン』を『コール』する。

 

「登場時、『グヴィン』のスキルで『ソウルチャージ』……カードの能力で『ソウル』に置かれたことで、『ドリーン』はこのターンの間、スキルによってその置かれた枚数分パワーがプラス5000される!」

 

「ああ……後10000増えるのか」

 

これはノーガードでいいかもしれないと貴之は考えていた。

他の四人は何故?と首を傾げていたので、バトルで分かるとだけ答えた。見てもらった方が速い気がしたのだ。

 

「行くぞ……『ドリーン』の『ブースト』を受けた『ズィーガー』で、ヴァンガードにアタック!相手ヴァンガードに攻撃した時『ヴァンガードサークル』にいる『ズィーガー』のスキルで二枚『ソウルチャージ』!」

 

「あっ!攻撃したら『ソウルチャージ』するからそう言ったんだ……」

 

「それも二枚……10000の増加はこのことだったんですね」

 

あこの攻撃宣言により、パワーが10000プラスされる理由を四人は理解する。

 

「見よ!『ドリーン』の……ああ、また悩む……」

 

「ああ……こいつはなんて言うべきなんだろうな……」

 

カードのイラストを見ながら貴之までもが真剣に悩む姿を見て、リサは笑いをこらえるので必死だった。

ただでさえあこの言い回しが笑いのツボを抑えて来るというのに、貴之が脱線に乗ったことで大変なことになる。

燐子は考えている二人に混ざっているので、そんなリサの様子を見て心配したのは友希那と紗夜の二人だった。

 

「やっぱり、刃しかなさそう……」

 

「燐子もそう思うか……。正直俺もそうとしか思えん」

 

イラストとフレーバーテキストを見ても、そうとしか言えなかったのでそれならとあこも受け入れる。

あこが再び言い回しを変えたので、ファイトに戻ったことを表したので、貴之はここでノーガードを選択する。

『ドライブチェック』では(ドロー)トリガーが引き当てられたので、再び一枚多く手札に加えることができた。

貴之の『ダメージチェック』はノートリガーなので、あこからすれば良い流れだった。

 

「次は『グヴィン』でヴァンガードにアタック!」

 

「今防いでも割に合わねぇ……ノーガードだ」

 

先程(ドロー)トリガーで獲得したパワーは『グヴィン』に回している為、パワー19000での攻撃となる。

幸いダメージは1しか受けないので、貴之は何もせずダメージを受けることにした。

イメージ内で『グヴィン』の腕から現れた複数の刃に切り裂かれた後に行った『ダメージチェック』はノートリガーで、これでダメージが3になる。

できることが全て終わったので、あこはターン終了の宣言をする。

 

「俺のターン……『スタンド』アンド『ドロー』……。いいイメージを見せてくれてありがとうな。おかげで興が乗ったぜ……」

 

「興が乗った……?どういうことですか?」

 

「俺も今日はちょっとだけやらせて貰おうと思ってな……。ライド・ザ・ヴァンガード!『ドラゴニック・オーバーロード』!」

 

貴之が『オーバーロード』に『ライド』するのはいつもの光景なので、友希那たちはあまり気にしない。

ファイトしているあこも、実際にその人が使っているところを見れたので少し喜びの情を持ったくらいだ。

しかし、肝心なのはこの後であった。

 

「『黙示録の風』たる我の力……思い知るがいい!」

 

「なんだろう……あこが考えているのとは違うけど、これもこれでカッコイイ……!よかろう。そこまで言うのなら、その風が我を吹き飛ばせるか試して見よ……!」

 

貴之の言った『黙示録の風』と言うのは、『オーバーロード』の通り名のようなものであった。

普段ならこんなことは全く言わない貴之だが、あこのイメージがこちらを刺激してくれたので、こちらも答える形を選んだ。

――今回のファイトはいつもより深いイメージになってる……。あことやり取りをしながら貴之はそう感じていた。

 

「『イマジナリーギフト』のことは分かるか?」

 

「グレード3以上の特定ユニットに『ライド』できた場合の祝福……でしたよね?」

 

――分かっているようで何よりだ。貴之は安心し、種類が三種類あることを説明する。

 

「もう知っているとは思うが、俺の率いる『かげろう』が所持しているのは『フォース』。効果はヴァンガードに回させてもらう」

 

処理を終えた直後に『ダークイレギュラーズ』が持っているのは『プロテクト』であることを説明しておく。

あこが『プロテクト』の内容の確認を取れば、貴之はそれが合っているので肯定で返す。

今回は事前に調べてくれていることで説明も楽だし、初っ端から独自の言い回しをやってくれたりとで、興の乗った貴之はこのファイト中常時上機嫌だった。

 

「『バーサーク・ドラゴン』を『コール』して、スキルで『グヴィン』を退却!更に『オーバーロード』の『ソウルブラスト』!」

 

今まで貴之のファイトを見ていた人からすれば珍しく、『バーサーク・ドラゴン』が前列右側に『コール』される。

手札を一枚増やすことはできないものの、こちらでもリアガードを一体退却させることは可能なので、その効果を狙ったものになる。

 

「魔界の女王よ……!『クレイ』の覇権を握りたいのなら、この攻撃に耐えて見せろ!『ラーム』でヴァンガードにアタック!」

 

「1ダメージで動じては顔向け出来ぬ……!ここはノーガード!」

 

ノリに乗っていた二人は流れに身を任せたままの口上で宣言を行う。

あこの『ダメージチェック』はノートリガーだったので、このままダメージは2になる。

 

「次だ……『エルモ』の『ブースト』、『オーバーロード』でヴァンガードにアタック!さあ、どうする?」

 

「ならば我が度胸を再び見せる時……このまま受けよう!」

 

あこはまさかのノーガード宣言をした。『オーバーロード』のスキルを理解しているのにも関わらずである。

 

「……防がないのですか!?」

 

「攻撃がヒットしたらスキルを使われちゃうのに……どういうこと!?」

 

「でも待って……トリガー次第で、あこはガードをしなくても良くなるわ」

 

「(あこちゃん……何か見えたのかな?)」

 

紗夜とリサは慌て、友希那と燐子は落ち着いて状況を見渡す。貴之も最初こそ驚きはしたものの、冷静に考えれば納得できるものだった。

あこのダメージはまだ2なので、ここで(クリティカル)が二枚でも負けはしないし、二回の攻撃で(クリティカル)が一枚以内なら、『ガード』の必要数が一回にとどまるのだ。

妙に嫌な予感がしながら行う『ツインドライブ』で、二枚ともノートリガーとなってしまい、あこは次の攻撃をガードしなくてもよくなった。

しかしながら『ダメージチェック』はノートリガーだったので、あこは一度手札を確認しておく。

攻撃がヒットしたのでこの機を逃すことは無く、貴之はスキルで『オーバーロード』を『スタンド』させる。

 

「もう一度、『オーバーロード』でヴァンガードにアタック!」

 

「我ももう一度ノーガード!」

 

ここで(クリティカル)トリガーが出ても大丈夫なので、あこはノーガードを選択する。

『ドライブチェック』で(クリティカル)トリガーが引き当てられたので、パワーは『バーサーク・ドラゴン』、(クリティカル)はヴァンガードに回す。

イメージ内で『オーバーロード』になった貴之の剣による二撃を受けた後、あこが『ダメージチェック』を行うと一枚目はノートリガー。二枚目は(ドロー)トリガーだった。

これであこのダメージは5となり、トリガー勝負をしたくないなら『ガード』が必須となる。

 

「最後だ……!『バーサーク・ドラゴン』でヴァンガードにアタック!リアガードにいるこいつが相手ヴァンガードにアタックした時、こちらのリアガードが相手より多いなら、スキルでこのバトル中パワープラス3000!」

 

「リアガードにいる時はそんな効果を持ってるんだ……!」

 

「凄く、汎用性に優れたユニットですね……」

 

貴之としては手札を確保したい建て前、なるべくヴァンガードとして使いたい『バーサーク・ドラゴン』ではあるが、リアガードとして使うことになっても十分にやりようはある。

燐子が評価した通り、『バーサーク・ドラゴン』はこの汎用性の高さが強みであり、貴之も結構な頻度でデッキに組み込んでいた。

 

「今こそ眷族の力を借りる時……『ブリッツ・リッター』で『ガード』!」

 

パワー23000の『バーサーク・ドラゴン』による攻撃は、蒼い体と巨大な一つ目が特徴の『ブリッツ・リッター』が持つ『シールドパワー』15000が加算され、合計パワーが34000になったことで防がれる。

このターンでできることが無くなった貴之は、耐えきったあこを称賛してターンを終了する。

それは素直に受け取って礼を言ったあこは、自分ターンを始め、ドローまで済ませる。

 

「ふっふっふ……時は満ちた……!」

 

「もう準備できているか……。なら、やってみよう」

 

――もう見えているだろう?さっき言っていた、輝かしい第一歩ってのが。貴之の問いに、あこは強く頷いた。

 

「見よ!これが我が分身の姿……!ライド・ザ・ヴァンガード!」

 

「(二人とも、本当に楽しそうね)」

 

あこがノリノリで『ライド』宣言しているのもあり、友希那は改めて楽しんでいることを感じ取る。

『ズィーガー』の姿となっていたあこは黒き煙に包まれ、数瞬後にその中から巨大な紫色の双眸を光らせる。

 

「『ノーライフキング・デスアンカー』!登場時一枚『ソウルチャージ』して、自分の『ソウル』の数だけこのターンの間パワープラス2000する!」

 

煙が晴れると赤と青の法服のようなものを着た巨大な幽霊とも呼べる存在、『デスアンカー』に『ライド』しており、体中から力を漲らせているのが分かる。

今まで溜めこんだ『ソウル』の量を数えきっていたので、貴之は即座に答えを叩き出す。

 

「11枚……これは『デスアンカー』の本領が十分狙えるな」

 

『じゃあ……『デスアンカー』のパワーは34000!?』

 

一ターン限定とは言え、『デスアンカー』の上昇したパワーに四人は驚き、その反応が聞こえたあこは「見たか、これぞ我の先導!」とついドヤ顔を決めていた。

 

「『イマジナリーギフト』、『プロテクト』!これは手札に加えて『メインフェイズ』……出でよ!我と契約を交わした『ダークイレギュラーズ』の眷族たち!」

 

『ダークイレギュラーズ』が保有するのは『プロテクト』で、こちらの使い方は以前燐子に教わっているので説明不要となった。

この時紗夜とリサは『プロテクト』を始めて見る人たちだったので、貴之は大雑把に防御型の『イマジナリーギフト』と説明し、その他詳細は友希那と燐子で教えた。

『メインフェイズ』にて前列右側にもう一度『グヴィン』を、後列右側と後列左側に『プリズナー・ビースト』を『コール』し、『ソウル』を三枚増やす。

『グヴィン』のスキルを発動した時に『ソウル』が10以上だったため、あこは『ラーム』を退却させた。

 

「(これで13枚……いいもの見れたな)」

 

「決着を付けようぞ!『ドリーン』の『ブースト』を受けた『デスアンカー』で、ヴァンガードにアタック!」

 

貴之が笑みを浮かべている最中、あこは『デスアンカー』による攻撃を宣言する。

この時『ドリーン』のパワーが21000まで上がっており、合計で55000となった『デスアンカー』の攻撃は手札消費を避けるべくノーガードを選択する。

宣言を終えたのであこは『ツインドライブ』を行い、二枚目で(クリティカル)トリガーを引き当てる。

対する貴之の『ダメージチェック』は二枚ともノートリガーで、次は何が何でも『ガード』が必要となった。

 

「さあ、今こそ『デスアンカー』が持つ真の力を見せる時だ……」

 

「うむ!アタックしたバトル終了時……!『ソウル』が13枚以上なら、『デスアンカー』のスキルが発動できる!」

 

スキルを実行する前に、あこは一旦他の四人にも分かるように溜まっていた『ソウル』を見せる。

それが丁度13枚であったことから、全員が驚く。

 

「(あこちゃん凄い……何か練習とかしていたのかな?)」

 

実は燐子に教わっていたのは基礎ルールのことで、各『クラン』ごとの特徴はとてもではないが教えきれないので、ここは独学となっていた。

そして、その独学の結果が実を結ぼうとしていたのだ。

 

「『カウンターブラスト』と手札一枚、そしてリアガード三枚を『ソウル』に置くことで、『ソウル』から一枚……スタンド状態で(・・・・・・・)S(スペリオル)ライド』!『デーモンイーター』!」

 

あこは『デスアンカー』から緑色の衣装に尖った耳を持つ怪しげな雰囲気ある女性、『デーモンイーター』に『Sライド』し、『プロテクト』を獲得する。

 

「『デスアンカー』のスキルで『Sライド』できた場合、このターンの間(クリティカル)プラス1!」

 

「……(クリティカル)を?でもこれでは……」

 

「ああ。『ドリーン』も攻撃に参加した以上、このままだと(・・・・・・)トリガー次第で攻撃は通らないな」

 

『デーモンイーター』のパワーは12000である為、確かに何も無いとパワー13000の『オーバーロード』には届かない。

この言い方からして、『デーモンイーター』は何か対策を持っている。それだけは四人にも伝わっていた。

 

「この一撃で輝かしい第一歩を締めくくろう!『デーモンイーター』でヴァンガードにアタック!アタックした時、『カウンターブラスト』と他のリアガードを一体『ソウル』に置くことでスキル発動!1枚引いてパワーをプラス10000!」

 

「パワーが22000になったから、『オーバーロード』に届きますね……」

 

「パワーだけを見ればそうだが、ヤバいのはこの次だ」

 

紗夜が納得していたところに貴之が被せると三人が首を傾げる。

それはパワーに関わるスキルではないのだが、ダメージが5であるこの時では相当苦しいものだった。

 

「更に、『ソウルブラスト』を10枚行うことで、この攻撃は『守護者(センチネル)』を『コール』できない……。つまり、『完全ガード』は許されない!」

 

「えっ!?このタイミングで封じれるの!?」

 

貴之の言いたいことを理解したリサは驚愕の声を上げる。

この後『ツインドライブ』が待ち構えているから、可能ならば『完全ガード』したいところを封じられるのだ。

数ターンかけて『ソウル』を溜めこみ、それを一気に放出することで強力なスキルを発動する……。それが『ダークイレギュラーズ』のサイクルである。

 

「仕方ねぇ……!『ター』で『ガード』、『バーサーク・ドラゴン』で『インターセプト』!」

 

これで『オーバーロード』のパワーが33000となったので、あこの『ツインドライブ』が全てを決めることになった。

 

「あこちゃん、イメージだよ!」

 

「……!うん。やってみるっ!」

 

燐子は自分が始めてファイトした時を思い出しながらあこに促すと、強く頷いてもらえた。

そして始まる『ツインドライブ』の一枚目は(クリティカル)トリガーで、これによりもう一枚トリガーを引けば攻撃がヒットすることになる。

落ち着いてイメージしてから引いた二枚目の結果は……(クリティカル)トリガーだった。

 

「ゲット!(クリティカル)トリガー!効果は全てヴァンガードに!」

 

「(何というか……もうちょっとだけ続けたいと思っちまったな……)」

 

『デーモンイーター』のパワーが42000となり、丁度ヒットするようになったことで決着を悟った貴之は、己の中にある願望を自覚する。

イメージ内で両手から黒い炎を出した『デーモンイーター』は『オーバーロード』の首を掴み、その中に有している毒で蝕んでいく。

その毒に耐えられなかったことを表すが如く、『ダメージチェック』で(ヒール)トリガーは引き当てられず、貴之のダメージが6となってファイトは終わりを迎えた。

 

「やった~っ!上手く行った~!」

 

「お疲れ様、これでヴァンガードファイトの一戦が終了だ。どうだろう?思い描いた輝かしい第一歩は踏み出せたか?」

 

貴之の問いにそれは満足した様子であこは頷く。ファイトが終わった直後の喜びからして、もしかしたら聞くだけ野暮だったかもしれない。

 

「あこちゃん、今日のあこちゃん凄くカッコよかったよ♪」

 

「でしょでしょ~!?あこね、ファイトしている間ビックリするくらい自然に思いついてたの!」

 

他ならぬ燐子(親友)からの称賛に、あこは笑顔でVサインを見せながら胸の内を語る。

途中脱線していたことに関しては、この際三人は一切触れないことにした。あんなに楽しそうなファイトの後なのだから、余韻に浸らせてあげたいと思えたからだ。

また、貴之が今回のファイトを通してあこのイメージ能力が高い方だと伝えると、これまた全員で驚くことになる。

 

「さて……次はリサだな」

 

「あはは~……あのファイト見た後だからちょっと気が引けるけど……お手柔らかにお願いします」

 

「大丈夫。ちゃんと入りやすいようにはするから」

 

最初こそ自身が持てないことの多いリサだが、一回やってしまえば大丈夫なことは理解しているので、それに合わせた促し方をする。

そう言うのならとリサも決心し、あこと場所を変わって貰いファイトの準備を始めた。




あこのデッキは『最強!チームAL4』のパックで出てくる『ダークイレギュラーズ』のカードを使用した物になります。
彼女をザ族にしたのは勢い半分、『カッコイイ』追及でやるだろうという予想半分です。この辺りは好みが出てきそうなところですね。

大ヴァンガ際では続・高校生編の一話がメインステージで先行上映され、声優さんたちのコメントで思いっきり笑いました(笑)。
ヴァンガードのステージより一つ前にレヴュースタァライトのステージをやっていたのですが、こちらでも笑わせてもらいました。友人にキリンの声が津田健次郎さんだと言った時に笑っていたのはよく覚えています。

これ以外にも、『ブラスター・ブレード』or『ブラスター・ダーク』の剣を持って写真を撮っていい場所があったのですが、私は『ブラスター・ブレード』の剣でサンライズパースしているところを友人に撮って貰いました(笑)。
気になった方は『サンライズパース』、または『勇者立ち』で検索するとどんなポーズかが分かります。

最後に先行販売で『The Heroic Evolution』を一箱買って開けて見たところ、ジ・エンドが当たって大喜びの結果になりました。
この小説ではまだ使うのに時間がかかりそうですが、必ず投入してやりたいところです。

次回はリサの初ファイトを行うことになりますが、『クラン』で何を使わせようか物凄い悩んでいるところです……何でリサだけ「これ行けそう」って『クラン』が5個もあるんだ……?
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