元踏み台転生者物語   作:サクサクフェイはや幻想入り

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活動報告の方にこの作品の今後について書いてありますので、よろしかったらご意見を
期限は来週ですかね?


第二十話

転送が終わると同時に周りを見渡せば、少し離れたところではやてとリインフォースが戦っていた 

 

「トーリスリッター」

 

「やはり、魔力のようなものは感じませんね。 それと管理局のデータベースにアクセスしましたが、前歴者等の履歴はありません」

 

「どちらにしろ、ピンク髪の女子高生の協力者か。 ん?」

 

各種データの計測をトーリスリッターに任せていると、少し目を離しただけなのにあっという間はやてとリインフォースがワイヤーに捕縛されていた。 はやてもツヴァイがいないとはいえ細かい調整は利かないものの魔法が使える、それにリインフォースに至っては聖杯のバックアップがある。 その二人がこうも簡単に捕まるとなると

 

「それだけの実力なのか、はたまた未確認のエネルギーの影響なのか。 トーリスリッター」

 

「セットアップ」

 

バリアジャケットを展開し、捕縛されているはやての救出を試みる。 刀で切りつけるものの

 

「ん? このワイヤー切れないか」

 

強度が異常で、刀では切れなかった

 

「あまり使いたくなかったが、まぁいい」

 

一度目を閉じ、意識を切り替える。 次に目を開けば、予想通りの光景が広がっていた。 そこら中に、それこそワイヤーはもちろんはやてにまで出てきた点と線。 唯一出てないのは、空と月だけか。 軽く吐き気を覚えるが、それよりもはやての救出が先だ。 はやてを切らないように細心の注意を払いつつ、ワイヤーを切断する。 そして、そのまま敵を見据える

 

「遅くなった、はやて、リインフォース」

 

「すまん、助かった」

 

リインフォースははやての拘束が解かれると同時に、ワイヤーを引きちぎり自力で脱出した。 強度がかなりあったはずなのだが、聖杯のバックアップあるしな

 

「それで、アレは?」

 

敵である少女を見据える。 どこか存在が希薄なような気がするが

 

「わからない。 夜天の書を貸してくれといわれてな、こちらが断りそのまま戦闘に。 という感じだ」

 

「夜天の書を? ・・・・・・まぁいい、それも拘束してゆっくり聞き出そうじゃないか...... 時空管理局、アースラ所属の嘱託魔導士の神木理樹だ。 一応、管理外世界での魔法使用、局員への攻撃、その他もろもろで身柄を拘束させてもらう」

 

刀の切っ先を向けるが、表情に変化がない少女。 それどころか変形した重機をさらに変形させ、攻撃してくる。 なんか、後ろのはやても避ける気配ないし動けないじゃん。 ガトリングでの攻撃だが、そのすべてを刀で切り裂く。 幸い、これは直死の魔眼を使わなくても切り裂けるようだ。 弾切れか、はたまた様子見か、ともかく攻撃が止む。 その隙にはやてに声をかける

 

「おいはやて、戦闘中だ。 ボーっとするな」

 

「え、あ、は、はい!」

 

「いや、どうしたんだお前は......」

 

体ごと後ろを向いて注意するわけにも行かないので、顔を後ろに向けそう注意したのだが、様子がおかしい。 とりあえず、リインフォースはその両手をあげてヤレヤレみたいに首を振るのやめろ。 ともかく、はやても気を入れ直したようなので、少女の拘束に移ることにした。 といっても、気配を消して後ろに立つだけなのだが

 

「呪相、氷天」

 

「なっ!?」

 

何時もの通り、氷天で動きを拘束する。 まぁ、寒いかもしれないが我慢してもらうほかないだろう

 

「・・・・・・貴方、何者なの?」

 

「その言葉、そっくりそのまま返そう」

 

睨みつけるわけではないが、さっきの余裕そうな顔から目を細める少女。 どうにも、余裕があるな。 何か隠し玉を用意しているのか、それともピンク髪の高校生(お仲間)が来るのか。 ともかく、時間稼ぎだろうが何だろうが乗ってやろう。 こちらも情報を引き出したいしな

 

「それで、君は何者だ?」

 

「・・・・・・」

 

ダンマリか。 はやてやリインフォースも近くで警戒してるのが分かってるのか、最早目を閉じてだんまりだ。 少女が黙っているあいだ、念話で移送の話をしていると結界内に侵入してきた感覚があった。 リインフォースやはやても感じたのか、こちらの方を向く。 まぁ、向こうからきてくれるなら有り難いが

 

「この反応、キリエじゃない? アミティエ!」

 

どうもこの反応、仲間じゃないな。 となると、仲間がキリエというやつで、これから登場するのがアミティエ。 関係までは分からないが

 

「なっ!?」

 

「消えた!」

 

「・・・・・・」

 

ことは一瞬だった。 本当に一瞬で、氷で拘束していた少女の気配が消えたのだ。 元々存在も希薄だったし、ここで姿を現していたのは何か特殊な技術、そう言うことだろう。 リインフォースもはやても驚いているようだが、俺はその来るであろうアミティエという人物に備えていた。 というか、遠くでかすかだがエンジン音が聞こえるし。 ともかく、暴れ始めた変形した重機を壊しますかね

 

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「大丈夫ですか、はやてさん! ・・・・・・って、アレ?」

 

「申し訳ないですが、もう終わってますよアミティエさん」

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