Detonationの方円盤が発売しましたら、しばらく置いてから気が向いたら書きますので......
オリジナルはifとして、一応残すつもりではいますが。
さて、本編の方、どうぞ
「すまんクロノ、ピンク髪の女子高生の協力者とみられる少女に逃げられた。 代わりと言っては何だが、協力者が一人」
『協力者?』
気合が空回りしているアミタさん(本人がそう呼んでくれと言っていたので呼ぶことにした)は放っておきながら、クロノに通信をいれる。 案の定、何も説明もしていないクロノは首をかしげていた
「ピンク髪の女子高生...... は長いから、キリエ・フローリアンの姉で、アミティエ・フローリアンさんだ」
『・・・・・・なるほど。 ともかく、詳しい話は後だ。 そのキリエ・フローリアンを発見した。 今はアルフとザフィーラが追跡しているが、君とはやても応援を』
「了解。 なら向かいながら、報告でもしますかね」
クロノとの通信をいったん切り、はやてとリインフォース、アミタさんに再度説明する
「というわけで、話は聞いていたな。 これよりアルフ、ザフィーラと合流して、キリエ・フローリアンの確保に移る。 アミタさんもそれでいいですね?」
「うちの妹がすみません!」
「いやまぁ、俺に言われても......」
頭を下げてくるアミタさんだが、俺に言われてもなぁ...... ともかく、俺とリインフォースは空を飛び、はやてはアミタさんが乗ってきたバイクで現場まで向かうことにする
「よくよく考えれば、そのバイク自前のものじゃないですよね?」
「えっと、廃棄場らしきところにあって、まだ使えそうだなぁと......」
「無断で持ち出し、スピードオーバー、結界はって他の車いないからいいけど進路無視、おまけにノーヘル。 違反盛りだくさんだよな」
「まぁ、そうだが......」
「早すぎー!」
「まぁ、はやてが楽しそうで何より」
「どこが楽しそうに見えるんやー!!」
アミタさんにしがみつきながら、叫ぶはやては無視してクロノに通信を開く
「それでクロノ、報告の続きだが。 容疑者のピンク色の髪の女子高生改め、キリエ・フローリアンだが、目的はやはり夜天の書だったようだ」
『だが、夜天の書は管理者以外は』
「使えないはずなんだが、そこは彼女たちの技術でできるそうだ」
そう言いながらアミタさんを見れば、こちらを見て頷いていた
『むぅ、そうか』
「まぁ、夜天の書自体も、本当の目的を達成するのに必要な道具でしかないらしい。 本当の目的は、父親の病気を治すのと惑星エルトリアの再生らしい」
『惑星エルトリア?』
『ちょっと軽く調べてみたけど、こっちではヒットしないよー?』
「彼女たちの故郷の星らしいが......」
エイミィさんは軽くと言っているが、あの人も調べるの早いからな。 精密な調査をそのままエイミィさんにお任せし、報告に戻る
「その惑星エルトリアだが、環境汚染による資源の枯渇や様々な要因でもはや住んでる人もごく少数らしい。 そのエルトリアを再生させるため、夜天の書の中に眠る永遠結晶というものが必要らしい」
『永遠結晶? そんなものが夜天の書に?』
「執務官、そのことなんだが...... 夜天の書の中にそういうものがある、というのは実はわからないんだ。 私自身、夜天の書を管理はしていたがデータは膨大だ。 闇の書の汚染によって破壊、または改変されたデータもあるわけで、大半は彼からもらった聖杯で直せたんだが......」
『永遠結晶については、分からない、ということか......』
ということらしい。 アミタさんの方も、永遠結晶がどういうものなのか、というのは分かっていないらしい。 どちらにしろ、アミタさんの妹キリエ・フローリアンを確保しなければ何もわからない
「それと、彼女たちのの能力だが魔法とは全く別体系らしい」
『まぁ、薄々は分かっていたが。 それで?』
「相性が悪すぎる。 魔法を解析すれば、俺たちの魔法は彼女たちには意味をなさない。
『・・・・・・なのは、フェイト、藤森にはその旨伝えておく』
「一人の確保にほぼ最大戦力か......」
『やりすぎだと思うか?』
「いや、そうは思わない。 どちらにしろ、魔法は最小限にしたほうがいいだろうな。 やるなら、解析する暇を与えずに一発で気絶させるくらいに考えないと」
『伝えておこう。 それとはやてだが、少し離れたところで降ろしてくれ』
「? どういうことだ?」
『ツヴァイを転送する』
「そう言うことか。 了解」
クロノとの通信を終了し、前を見る。 相手がバイクで走行していることも考えると、もう少しで見えてくるはずだが。 と、その前に
「アミタさん、はやて」
「了解。 アミタさんもありがとうございます」
「いえいえ、気にしないでください」
リインフォースはそのまま先行させ、俺はアミタさんとはやてに指示を出すためにその場に着地する。 はやては安全な場所でツヴァイが来るのを待っているということなので、アミタさんに声をかけ出発しようとする
「アミタさん」
「ええ、行きましょう。 ですが、貴方は何者なのですか? キリエが調べたデータの中には貴方は...... もっと言えば、リインフォースさんは」
「・・・・・・」
多少のずれというか、なんというか。 たぶんこっちの世界に惑星アルトリアがないように、彼女たちの世界はおそらく
「とにかく行きましょう」
「そう、ですね。 すみません、突然ぶしつけなことを」
「・・・・・・」
そのまま俺は飛び立つ。 バイクの音は聞こえているので、アミタさんはちゃんとついてきているようだ