元踏み台転生者物語   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第二十三話

「さて、俺も...... いや、大丈夫みたいだな」

 

アミタさんがキリエ・フローリアンの方に向かっていくのを見届け、変形した重機の後始末もあるので俺も動き出そうと思ったがその必要はなかった。 応援の守護騎士たちが到着したようだった。 よく見ればいつも使ってるデバイスではなく、新武装のようだ。 確か新武装のテストだと言っていたが、それをそのまま持ってきたのか。 はたまた、アミタさんたちの能力に対応するためのものか。 どちらでもいいが、変形した重機も鎮圧したようだった。 後はキリエ・フローリアンを捕縛して終わりだが、守護騎士たちが取り囲んでいるがその瞳には諦めが見られない。 アミタさんも説得してるけど、アレはだめだな。 事実、俺がキリエ・フローリアンの方に飛ぶと何かしたのか守護騎士は抑えようとしていたが吹き飛ばされる。 そして早く動いてはいるが、目で追える速さだ。 なにより

 

「そんなに闘気むき出しにしていたら、それをもとに気配で追える」

 

「なっ!?」

 

結構なスピードと全体重を乗せた蹴りはそこそこ重かったが、何も押し返せないほどではない。 俺はそのまま腕を振りかぶり、押し返す。 まさか押し返されると思っていなかったのか、キリエ・フローリアンは驚いた表情で固まっていた

 

「リインフォースは一緒に彼女を抑えるぞ。 それ以外ははやての護衛だ、ぼさっとするな!」

 

俺の声を受けて、はやての近くに行く守護騎士。 リインフォースは、俺の隣に

 

「さて、お前はどうだリインフォース。 彼女の動き、目で追えたか?」

 

「いや、すまないが」

 

「なら捕縛を頼む。 解析されてもいいように多量の魔力とオーバーなくらいの数をな」

 

「了解した」

 

短く会話をし、俺はキリエ・フローリアンに突っ込んでいく。 流石にスピード勝負は分が悪いが、向こうの狙いははやて。 そのはやてが持つ夜天の書だ。 そっち側に行くのを阻止すればいい

 

「貴方は、いったい、誰なの!!」

 

「時空管理局所属、嘱託魔導士の神木理樹。 色々話があるんでな、連行させてもらう」

 

流石に真正面から攻撃を受ければただでは済まないので、攻撃を受け流す。 さっき真正面から受けたの、まだ痛いしな。 それでなくとも、初代様の攻撃のせいで受け流す癖がついてるのだ。 リインフォースの方もそろそろ準備が整っただろうし、そろそろ本格的に捕縛に移るか。 今回は受け流すのではなく、手首をつかみそのまま後ろに回る

 

「いたたたたた!?」

 

「リインフォース」

 

「そのまま捕縛する」

 

かなりの魔力を使ったバインドが、かなりの数キリエ・フローリアンにかけられる。 いやぁ、自分でもリインフォースにお願いしたがここまでするとは。 まぁ、そのおかげもあってキリエ・フローリアンは身動き一つとれないようだが

 

「さて、このまま管理局まで来てもらおうか」

 

「っ......!」

 

「すみません神木さん、お手数をおかけしました」

 

「気にしないでくださいアミタさん、仕事なので。 アミタさんも」

 

「はい。 今回の事は、皆さんに謝らないといけませんから」

 

これで今回の事件も終わりか、そんな空気が流れているがまだ終わりじゃない。 参考人はもう一人いるのだ

 

「なんだよアレ......」

 

そんな声が聞こえた。 へぇ、いたのか気が付かなかったがまぁいい。 アイツが見上げている方向を見ると、馬鹿でかい()()がこちらに向かって飛んできていた。 やはり終わりではなかったようだ

 

「アレは、この後に使うはずだった機動外殻? イリス、何を考えて」

 

やはりお仲間のようだが、作戦にはなかったようだな。 イレギュラー(オレやアイツ)対策、と言った所か。 ともかく

 

「守護騎士、新装備の方は?」

 

「すまねぇ、アタシはバッテリーが厳しい」

 

「この剣、消耗が激しいからな。 だが、数度は行けるだろう」

 

「私は問題ない」

 

「私も」

 

ならあれの迎撃メンバーは、ヴィータを抜かした守護騎士、俺とリインフォースにアミタさんか。 戦力としては十分だろうか? 機動外殻と言って言てアレの戦闘能力が未知数だが、何とかなるだろう

 

「ならなのは達はそのまま、はやての護衛だ」

 

「待って理樹君、私たちも!」

 

「私だってまだ!」

 

「ダメだ。 はやてのように多種多様な魔法が使えるなら足止め等出来るだろうが、お前たちの魔法は解析されてる。 それに、キリエ・フローリアンを捕縛する際に多量の魔力を使っただろう。 だから駄目だ。 それに、敵の戦力が未知数すぎる。 どちらにしろはやての護衛は必要だ」

 

それだけ言い、守護騎士とリインフォース、アミタさんの方を向き直る

 

「さて、どうするか」

 

「あのぐらいの大きさですから、多分どこかにコアがあるはずです。 それが探し出せれば」

 

「ならシャマル、それは任せる」

 

「わかった」

 

「私はあの二つを運んでいる空を飛ぶ奴をやろう」

 

「ならザフィーラとシグナム、アミタさんはあのごつそうなのを。 俺はあの身軽そうなのをやる」

 

それぞれどの機動外殻を狙うかを決め、飛び去って行く。 それにしても、遠くで降ろされた機動外殻を見る。 街への被害、今回は甚大だな

 

「まぁなんというか、やはりか」

 

さっきの変形した重機やワイヤーと同じく、トーリスリッターの刀では切れない。 横目でリインフォースとアミタさんの方を見るが、二人は特に苦戦している様子はなかった。 まぁ、アミタさんは同じところから来たんだし当たり前だ。 リインフォースはザフィーラと同じ様にガントレットつけているからか、調子よさそうだな。 まぁ、俺のほうに誰もつけなかったのは直死の魔眼(コレ)があるからなんだが。 それにしても、全身からなるビーム砲の攻撃に、腕の収束ビーム。 空を飛んでるからいいものの、地上で戦っていたらひとたまりもないな

 

「まぁでも、データは十分だ。 そろそろ、終わりにさせてもらう」

 

「そうしましょう、マスター」

 

腕から撃ちだされたビームをスレスレで避け、機動外殻に接近していく。 全身のビーム砲を撃ちだし、腕を振るっているようだが動きが緩慢すぎる。 まずは、腕からだな。 腕の付け根の線をなぞり、切り離すと同時に細切れにして行く。 学習しているのか、全身のビームの弾幕が濃くなる。 ただまぁ、濃くなったところでコレだけの大きさだ。 逃げ道はいくらでもある。 一旦高度を上げ、上空に避難する。 ビームを避けつつ、砲門の位置を確認する

 

「トーリスリッター」

 

「了解」

 

腕を破壊した右側面から再度突入しつつ、顔や体の砲門を破壊していく。 上空から見てたが、足の砲門は射角が足りないのか動いてなかったしな。  それにしても右半分の体と顔の砲門はすべて破壊したが、これでも動くんだな。 結構な数の砲門破壊したし、内部でコアなどに熱が伝わってそうなものだが。 ともかく、こうなれば残りの左腕と砲門を破壊してコアを。 そう考えていたのだが

 

『神木!』

 

「クロノ?」

 

左腕を切断すると同時に、クロノから通信が入る

 

『はやてをモニターしていたんだが、突如モニターできなくなった。 状況はどうなってる!!』

 

「はやてが?」

 

そう言われはやての方を向くと、はやてを襲った少女とはやてたちが戦っていた。 そうか、こいつらに紛れて!

 

「クソが!!」

 

はやてたちの魔法は解析され、あの少女には攻撃が通らないだろう。 足止めだって、キリエさんと違い凍らせても意味がないのは俺の氷天で実証している。 応援に行きたいが、目の前のコイツを片付けないと。 横目ではやてたちの方を見れば、アイツがはやてたちの方に応援に入ったようだが。 どちらにしろ、長くは持たない。 だが、ここで目を離したのがいけなかった

 

「まだ攻撃手段残ってたのかよ!!」

 

目の前に顔が来たと思えば、くちばしのようなものが開き中から砲門が現れる。 チャージが開始され始める。 俺はその砲門に刀を突きさし、攻撃を止ましたのはよかったのだがくちばしが閉じる。 そして小爆発が起こり始める

 

「マスター、コアの方に異常な熱反応が!」

 

「チッ!!」

 

攻撃をやりすぎたのか、はたまた自爆か。 どちらにしろ、絶体絶命ではある

 

「初代様、お借りします」




昨日はねー、メタギアTPPやりすぎて眠かったんですよねー。 更新できずに申し訳ない。
まぁ、それもあるけど本心としては、この頃筆が進まないんですよねこの作品。 もしかしたら、勝手ながら休載するかもしれないので、そこらへん申し訳ないですがご了承ください。 一応、まだ書く気ではいますが
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