いやー、MGSV TPPが忙しくてですね(目逸らし
「大型の魔力反応が三つ」
『あぁ。 それと、キリエ・フローリアンが別々に行動を開始した。 僕たちの班はキリエ・フローリアンを、他の各員は大型魔力反応と交戦中だ』
「今本部と通信をつないだ」
『すまないが頼む』
そう言って通信を切る。 大型の魔力反応が確認されたのが、少し前。 すぐに魔力反応は動きだし、同時にキリエ・フローリアンも行動開始。 大型の魔力反応とキリエ・フローリアンの位置が近いことから、仲間として迎撃に当たる。 現在、オールストンシーで交戦中か。 それにしても、なぜオールストンシーに? 捜索に出て、みんなの位置はばらばらだったはずだ。 なのに、なぜ大型の魔力反応も今はロストしたがキリエ・フローリアンもオールストンシーを目指したんだ。 オールストンシーに何かがあるのか? 何か...... 何か? いやまさか、もしかしてあの鉱石が? モニターを操作しつつ、クロノに頼んでいた件の結果を探す。 あった。 だめっだたようだが、クロノたちが独自に調べたのか? あまり調査は進んでいないようだが、結果はやはりと言うべきか。 普通の鉱石ではないようだった。 とすると、クロノたちはここに向かったのか? なのは達は...... 交戦中か。 大型の魔力反応と、やはりというか機動外殻が出てきたようだ。 機動外殻は、キリエ・フローリアンの捕縛の時倒した奴だ。 こちらは問題なかったようだが、大型の魔力反応の方は.......
「・・・・・・チッ」
あの三人に似ていた。 なのはとフェイト・テスタロッサと、はやてと
「装備の方は?」
「ごめんね、まだ調整が...... 君の魔力に合わせるのが難しくて」
「いや、元々俺が頼んだことなので」
俺が出撃をせずに情報を集めていたのは、現在俺が本局の技術部に居るからだ。 クロノに言われた通りディフェンサーを取りに来たのだが、俺のディフェンサーはまだ調整が終わっていなかった。 いや、正確には終わっていたのだが、俺が機能の追加とその追加した機能が使えるように調整を依頼したからだ。 元々、全員の装備の調整などをしていたのだ。 俺が最後でいいと頼んだのもあって、俺が最後に。 だが状況は刻一刻と動いている。 正直言えば歯がゆい。 だが、この調整が終わらなければ困るのも事実だ。 そんな中、現場の方で動きがあったようだった。 大型の魔力反応は沈黙したようだが、オールストンシー内部で強力な反応を確認。 クロノも動いたようだが...... クロノの方のモニタリングが切れた?
「マリーさん調整は?」
「最終段階に入ったけど......」
「なら、装備を。 後はこちらで調整します」
「ま、待って!トーリスリッターがいくら優秀でも、実戦で調整なんて!」
「やるしかないんですよ。 突入隊、クロノたちを突然モニターできなくなりました」
「!本当は技術者として中途半端なのを渡したくないけど、これを」
そう言って、装備を渡してくるマリーさん。 その顔はとても悔しそうだ、悔しそうなのだが頼んでないものまで渡される
「・・・・・・ストライクカノンは」
「私からのおまけ」
そうは言うが、それの調整をしていたから遅れたのでは? とも思わなくもない
「調整は六割程度まで済んでる。 これから君の魔力と合わせて調整しようと思ってたけど......」
「後は実戦で調整します。 いけるな、トーリスリッター」
「もちろんです」
「気を付けてね」
その声を背に受け、輸送ポートまで走る。 さて言ったのはいいが、相当面倒なことになりそうだ。 だが、やるしかないのも事実で。 転送が開始され、目を開ければそこはオールストンシー結界内。 救急車があるところを見ると、一時的な救急のテントか。 クロノの姿を探せば、すぐに見つかった。 エイミィさんがクロノに縋り付いて泣いていた。 まるで死んだかのようだが、一応重症だと聞いている
「あの、エイミィさん?」
「来たか」
控えめに声をかければ、反応したのは目をつぶっていたクロノだった
「悪い、装備の調整がな。 その調整も、実戦で最終調整だが」
「すまない、しくじった」
クロノの話を聞くと、イリスたちを捕えたのはいいが一歩遅かったということ。 それと、イリスは人工知能ではなく人間で、肉体を得たということ。 にわかには信じがたいが、結果はこの通りだ。 クロノは負傷し、イリスは上空に
「苦しいだろう、もう眠っとけ。 後は俺たちで何とかする」
「すまないが、頼む。 それと指揮権を君に」
「・・・・・・了解した。 とりあえず、これが終わったら療養ついでにお前もオールストンシー楽しもうぜ」
「ふっ、そうだな」
クロノに背を向け歩き出す。 指揮権が移されたことにより、情報を見直さなければいけない。 大型の魔力反応を持った三人は、逃げ出しイリスの元に集まっているようだ。 今なら捕縛は容易いだろうが、クロノの話を聞く限り特殊な攻撃もあるため並みの局員は...... イリスが手心を加えたのか、それともただ大丈夫なだけだったのか。 キリエ・フローリアンが無事なことを考えると、アミタさんは捕縛に向いているだろうが...... これからの作戦を考えつつ歩いていると、なにやらシャーリーとなのはが話しこんでいた
「なのは」
「理樹君」
声をかければ、少しバツが悪そうにするなのは。 まさかコイツ、戦闘による疲労と魔力消費が激しかったから安静にしているようにと言われたはずだが出撃しようとしていたのか? いやそれよりも、何故ここにシャーリー
「シャーリー、なんでここに?」
「神木さん、お久しぶりです。 それはその、なのはさんに頼まれていた件を......」
なのはを見るが、顔はそらしたままだ。 シャーリーに聞けば、アミタさんに頼んでフォーミュラ、アミタさんたちが使ってる技術をストライクカノンに搭載したらしい。 もちろん、そんなもの作ってくれと依頼した覚えはない。 なのはの独断、というわけか
「レイジングハート、完成度は?」
「六割程度です。 ですが、運用は可能です」
「・・・・・・」
頭を抱える。 こいつの場合、言っても聞かないだろう。 なら
「行くぞ、なのは」
「え? い、いいの?」
なのはが意外そうに聞いてきたが、時間がない。 いつの間にやら、現在いる局員総出でイリスたちの捕縛作戦が実行されようとしている。 これ以上被害を増やすわけにはいかない
「俺としては、人のことを言えないがその装備で出てほしくない。 傷の処置も応急処置程度だろうしな。 でもお前、待機しろって言われて待機できるのか?」
「ううん、出来ない。 諦めて後悔するのも、それで誰かが悲しんでるのを見るのも、もう嫌なの」
「少しは、自分の身も労われよ。 行くぞなのは」
「理樹君も、だよ」
「トーリスリッター、セットアップ」
「行こう、レイジングハート」