ボッチのハンドレッド使い   作:リコルト

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どうも、初めての方は初めまして。私の作品を見たことがある方はご無沙汰です。今回は昨年、2018年に原作が終わった『ハンドレッド』とコラボさせて頂きました。動機はハンドレッドの小説が少ないため初心者ながらも増やしてみようと思ったのと単純に私が好きだったからです。アニメはまぁ、駄作だと言われて自分でも原作と比べるとそう思うところは少なからずありましたね。ただ主題歌やエンディング曲は神曲だと思いますよ。ただ原作は私の中ではトップクラスに入る面白さだと思います。これを見て原作を知っていただけると、愛読者の私からしたら嬉しい限りです。
さて、話が長くなりました。それでは本編をお楽しみ下さい。


原作の前日談
プロローグ


 

 

『こっちに来るな!!バケモノ!!』

 

『私達の小町に悪影響だわ!』

 

 どうして……どうしてなの。僕は何もしていないよ。どうして僕を捨てるの?父さん、母さん……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッ!?………またあの夢か」

 

 俺は空港に向かう直通の電車の中でとある夢を見て目覚めた。ここ最近、あの頃を思い出させるような夢ばかり見る。

 

 

 

『貴女のそのやり方、嫌いだわ!』

 

『人の気持ちをもっと考えてよ!』

 

 あいつらの言葉が俺を捨てた両親の声と重なって聞こえる。だからあんな夢をここ最近見るのか。

 

「そんなに言うならお前達はどう解決したっていうんだよ。人任せのお前達は……」

 

 電車の中で俺は一人言のように呟いた。まぁ、今の俺にはそんな事関係のない事だ。

 

 何故、総武高校の生徒である俺が空港に向かっているかだと?答えは簡単だ。

 

 

今日をもって俺は総武高校を自主退学したからだ。

 

 

 修学旅行の一件から俺がやった事は悪評として総武高校に広まった。戸部の告白を邪魔した悪者として。

 

 それだけではない。文化祭の件もその悪評に便乗して広まったのだ。しかもそれを流しているのは被害者と自称している相模本人だ。

 

 戸塚や川崎は俺の事をしていたが、俺に関わると戸塚達も悪者として扱われるため一度だけの接触を機に、関わらない方が良いと俺から話してそれからは接触してくることはなかった。俺からしたらそれは良かったと思っている。

 

 雪ノ下や由比ヶ浜とは一度も話していない。向こうから会おうとしないなら俺も接触しようとは思わない。関わると俺も腹が立つからな。

 

 そして、俺が一番腹が立つのは葉山グループ、いや葉山本人だ。あいつから俺に依頼を頼んできたにも関わらず、相模と同じく俺の悪評を広めているのだ。

 

 学校トップカーストの言うことは誰もが信じる。俺が言った所でただの言い訳として捉えられる。ましてや、その噂は高校卒業まで広まり続けるだろう。

 

 そんなのには耐えられない。耐えられるとしたらただのドMだ。俺は普通の学校生活が送りたかっただけなのに。

 

 俺は退学届をもらうと、すぐさま手続きに必要な事を書いた。校長先生はそれを何も言わずに受け取った。そして今に至る。別れの挨拶?するわけがないだろ。

 

 「あ、忘れ物した……」

 

 俺は電車の中でふと、思い出す。俺が一人で過ごした家に有ったものはほぼ持って来た。だが、総武高校に有ったものは別だ。確か奉仕部の部室で俺が座っている席の机に今までの活動を書いたノートが残っている。まぁ、今の俺には関係ない。忘れ物なんて無かったんだ。

 

 

そうこうしていると、電車は終点である空港に着いた。

 

 

 

………………………

 

 

……………………………………

 

 

………………………………………………

 

 

「確かここが集合場所だよな」

 

 俺は空港のターミナルの待合室である人を待っていた。その人は両親に捨てられた俺を引き取り、総武高校入学までお世話になった人だ。俺が退学した事情もしっかりと聞いてくれた。

 

「久しぶりね、八幡くん」

 

 声のした方を見ると、そこには眼鏡をしたあたかも秘書のような女性が立っていた。

 

「お久しぶりです、スフレさん」

 

 

スフレ・クリアレール

俺を地獄から救ってくれた大恩人の一人だ。彼女は今、ある人物のマネージャーをやっている。その人物のおかげで本来なら俺に会う時間もないはずだ。

 

「八幡君のお願いだった普通の学生生活はどうだったかしら。一応、事情は知っているけど」

 

「……まぁまぁという感じですね。良いところもあれば悪い所もあったというのが感想です。俺のわがままに付き合って頂きありがとうございました」

 

「いいえ。貴方の幼少期を考えたら、普通の学校生活に憧れる気持ちも分かるわ。さて、早く飛行機に乗り込みましょう。あの子が中で待っているわ」

 

 俺はスフレさんに連れられて自家用ジェット機が停まる発着場に向かった。

 

 

 

…………………………

 

 

…………………………………

 

 

……………………………………………

 

 

「さぁ、中に入って頂戴」

 

 スフレさんにそう言われ、俺は自家用ジェット機に乗り込んだ。昔から思うが、でかいよな。

 

「失礼します」

 

 俺が自家用ジェット機の中に入ると、一般家庭のリビングのような部屋が広がっていた。

 

「ハチマン!!」

 

 俺が中に入ると、その部屋に備え付けられたソファーに座っているピンク髪の少女が俺に抱きつく。

 

 

「久しぶりだな、サクラ」

 

 

 俺に抱きついたこの少女ー霧島サクラ。世界的に有名なアイドルで、俺と同じ境遇を持つ唯一の家族だ。

 

 

 

 




アンチ詰め詰めな展開でしたが、どうでしたか?前に私の作品を見て頂いた方は私の作品の書き方に驚いたでしょう。今回からは登場人物を分かりやすくするため、このような書き方にしました。しばらくは原作前、プロローグの話を投稿します。
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