ボッチのハンドレッド使い   作:リコルト

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最近、怒濤のアンチ回ばかりですが、すいません。
今日もアンチ回です。


原作開始 入学編
リトルガーデン到着


 

 

‐飛行機内‐

 

 

(ん、んん……)

 

 

俺、如月ハヤトはリトルガーデンに向かう飛行機の中に射し込む太陽の光で目が覚めた。周りには俺と同じで天候の問題や出国の手続きにより時間がかかったなど、色々な事情で到着がギリギリ入学式当日という生徒がいた。

 

 

(それにしてもまたあの夢を見たな……)

 

 

それはブリタニア連邦、グーデンベルグ王国でサベージの大規模な事件、『第二次遭遇』に遭う夢だ。そこで、俺はサベージに襲われた銀髪の少女に出会い、サベージの毒に侵された彼女を俺が口で傷口から吸い上げて何とか助けようとするのが俺の夢の中の出来事だ。

 

 

だが、それが本当の出来事なのか俺にも分からない。なぜなら俺はそこで両親を失い、自分自身も昏睡状態に陥っていたからだ。それに原因は分からないが、グーデンベルグでの記憶の大半もそれを機に失ってしまったからだ。

 

 

窓の外を見ると、そこから俺が今日から通う場所、リトルガーデンが見えていた。

 

 

俺がここに来た目的は幼い頃から病気で身体が弱い妹のためにワルスラーン社からより良い治療を行ってもらうためと、俺と同じくサベージの襲撃で親を亡くし、困窮した生活を送る施設の仲間に支援金を送るため。

 

 

そしてあの夢が本当か、嘘かを確かめるためだ。

 

 

そういえば入学式まで時間はあるが、俺より先にリトルガーデンに来て病院で治療をしている妹のカレンには会える時間はあるだろうか?

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

如月ハヤトが乗る飛行機の数m後ろでは………

 

 

「見て!ゆきのん。でっかい船だよ!」

 

 

「ええ、あれがリトルガーデン。……そしてあそこに比企谷君が居るのね」

 

 

「そうだね、それにしても全員があいつと同じ武芸科に入れたのは幸運だったね。まぁ、俺達は方針上高等部一年生からやらなきゃいけなくなったけど」

 

 

「あれは本当に屈辱だったわ。どうして私達が年下の者と一緒に仲良しごっこをしなきゃいけないのかしら。それにあの男を私達の先輩として扱わなきゃいけないなんて」

 

 

「まぁまぁ、でもこれで比企谷とは確実に接触出来る。あいつは武芸科の指導者もやっているからな。その時に俺達が比企谷の悪事を暴いて、比企谷に今までの事を謝罪をさせてリトルガーデンを救うんだ」

 

 

「そうだね、葉山くん。陽乃さんも一緒にみんなをヒッキーから助けよう」

 

 

「そうね、姉さんもきっと彼のせいでおかしくなったのだわ。彼を何としてでも更生させないと」

 

 

(待っていろ、比企谷。お前には俺が味わった以上の苦しみを見せてやる。お前が何らかの不正で武芸者になっているのは俺が暴いてみせる。そしたら、ワルスラーン社からもその功績を称えられ、俺があのクレア・ハーヴェイと並ぶ武芸者として扱われる筈だ。そしたら雪乃ちゃんも)

 

 

(ヒッキーにはこれまでの事を謝罪させないと。あの胸がデカイ金髪の女性がワルスラーン社のビデオでヒッキーと仲良さそうにしているけど、最初にヒッキーを好きになったのは私なんだから。もしヒッキーが今までの事を謝罪してくれたら許しあげるし、私と付き合ってもらうんだから)

 

 

(何としてでも比企谷君を倒して姉さんを元に戻してあげないと。それと共に腐敗したリトルガーデンも私が立て直して見せるわ。そのためにはあのクズに洗脳されてしまっている憐れな生徒会長さんを実力で倒さないといけないわ。ハンドレッドの反応数値は他の生徒より高かったのだから無理ではない筈よ)

 

 

 

 

 




同じハヤト同士でも考える事はこんなにも違うんですね。
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