昨日の作品も含めて、なんか文章力が低下しているんですよね。スランプかな?
八幡side
「さて、今日から皆さんも顔は知っていると思いますが、彼にもハンドレッドの実戦練習に指導者として参加してもらいますわ」
クレアの前置きに従うように俺は武芸科一年生の前に自己紹介をするために前に立った。
「ああー……新入生の皆さん、遅くはなったが、入学おめでとう。生徒会特別顧問の比企谷八幡だ。入学式には大事な用が有ったため出席は出来なかったが、先日に用が終わり、今日から生徒会の一人として新入生に指導をしていこうと思う。よろしく頼む」
俺が新入生に対して頭を下げると、ヴァリアブルスーツをした新入生達が一斉にざわめく。
「スゲー!!あの比企谷先輩から指導を受けられるなんて夢みたいだな」
「ああ、クレア会長と並ぶと壮観だな。リトルガーデン最強の男女タッグペアだ」
如月やエミールは先日に会ったばかりだから普段通りだが、他はかなり興奮してるな。入学式でも俺が居ないと説明したらざわめくレベルだったし。
「今日は俺とハンドレッドを使ってでの模擬戦だ。だから「あら、屑ヶ谷君が何を寝ぼけた事を言っているのかしら」……何だよ、雪ノ下」
絶対絡んでくると思ったよ。本当はこいつらが居るから参加したくはなかったんだけどな。だけど、こいつはバカなのか?あの空気で俺に悪口を言ったら他の生徒から嫌な目をされるのに。
「あら?私は正論を述べたまでよ。貴方の性格と実力では指導なんて向いていないわ」
「雪乃ちゃんの言う通りだ。入学式に来なかったのも新入生にボロが出てしまうからだ。お前の偽りの実力がな」
「ヒッキー、まじ最低だし!どうせ、クライアントも嘘に決まっているし!」
雪ノ下に続くように葉山や由比ヶ浜も俺に対して悪口を言って来る。
はぁ~……こいつらは何を言っているんだ?偽りの実力って何もズルはしていないんだが。ほら、如月は頭を抱えているし、エミールや他の生徒は雪ノ下達に敵意剥き出しだし。
「貴方達、いい加減にしなさい。新入生なら先輩に教わる態度というものがあるでしょう。それに彼が入学式に休んだのはクライアントからの仕事という明確な理由があります」
流石にカバーが入るか、ナイスだクレア。
「なら、そのクライアントは人を見る目がないのね。屑ヶ谷君と同じで目が腐っているに違いないわ」
「ああ。こんな奴に対して依頼をするなんて頭がイカれているんじゃないか」
「きっとそうだし!物好きも「……おい、少しは黙ったらどうだ」っっ!?」
こいつら……黙っていればサクラの事をバカにしやがって。俺の事ならまだしも、サクラを悪く言われるのはさすがに俺も限界だ。間違って殺意と一緒にセンスエナジーを出しちまったじゃねぇか。
「は、ハチマン落ち着きなさい」
「そうかそうか、俺が実力不足ね。だったら、お前らは何目線で話をしているんだ。なぁ?総武高校のH君とYさんお二人よ」
クレアが俺を落ち着かせようと話す中、俺は生徒達の前で葉山達の正体を明かした。
「総武高校のH君とYさんって確か……」
「ああ、ニュースで話題になっていた比企谷先輩を退学させた原因の主犯格3人だろ?どうしてここに……」
「という事はあの人達、年上!?成績もビリなのによくあんな口を叩けるわよね」
「くっ…!比企谷、お前!」
周りの生徒達に騒がれて立場が悪くなったと思ったのか、葉山が俺に対して睨み付ける。
「なんだ、隠していたのか。それは悪い事をしたな。で、年下にも成績で負けてるビリの三人組が何目線で話をしているんだって?」
俺がそう言うと、三人は黙ってこちらを睨み付ける。その間にも他の生徒は雪ノ下達の話題で持ちきりである。おい、エミールこっそり嘲笑うなって。
「……くっ!なら、証明してあげるわ。私達が貴方よりも強い事を」
「雪ノ下雪乃!いい加減「なら、やってみろよ。最初の模擬戦の相手はお前だ」ハチマン!?」
「なんならお前達三人でかかってきても構わないぞ。まぁ、ハンデだな」
クレアに止められそうだったが、売られた喧嘩は買わないとな。それに先輩の怖さを教えてやらないと。
「…あら、そんなに一方的にやられたいようなのね。なら、良いわ。その勝負受けてたつわ」
「……良いだろう。後悔するなよ」
お前らは俺を怒らせたんだ。ただでは済まさないから。
……………………
……………………………………………
………………………………………………………
『準備はよろしいですわね?』
観客席に如月達を連れていき、審判をすることになったクレアがマイクで俺と雪ノ下に訊ねた。
「構わない」
「……ええ、私達も大丈夫よ」
『なら、ハンドレッドを』
クレアがそう言うと、俺と雪ノ下達三人はお互いが向かい合うようにハンドレッドを構える。
「「「「ハンドレッド・オン」」」」
俺はハンドレッドのトリガーを引き、雪ノ下達はハンドレッドを指で弾くと、ヴァリアブルスーツを覆うように装甲が現れる。
最初の俺の武装は銃で良いか。で、あいつらの武装は雪ノ下が薙刀、葉山が片手剣と盾……両方ともシュバリエ型か。対して由比ヶ浜はライフル……シューター型ね。あいつに銃なんか持たせて大丈夫なのだろうか。
「おい、比企谷。賭けをしないか?」
俺がそう考えていると、葉山が俺に賭けを提案してきた。何だ、こいつ。賭けを提案してくるなんて。まさか、もう勝ちは確定だと言いたいのか?
「負けた方が勝った方の言うことを聞く。どうだ、簡単な内容だろう?」
「ああ、別に構わない」
まぁ、別に勝つからお前らの言うことなんて意味はないし、俺が勝てばメリットがあるから別に受けても構わないな。
「よし、賭けは成立だ。早く始めよう」
葉山がそう言って武装を構えたのと同時に、勝負の始まりを告げるカウントが始まった。
『3……2……1……Go!!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「頑張れー!比企谷先輩!!」
「そんな奴等、ボコボコにしろー!」
比企谷達が闘技場で賭けについて話している間、応援席ではフリッツやレイティアが中心になって、比企谷の応援をしていた。
「会長、そう言えば比企谷先輩のハンドレッドの型はどんな型何ですか?」
如月がクレアに訊ねると、比企谷を応援していた皆も興味を示してクレア達の方を向いた。
「それはハチマンからハンドレッドの扱い方を教わったエミール・クロスフォードの方が詳しいのではないかしら?」
それを聞いて生徒からの興味の視線はクレアからエミールへと一斉に移る。
「おい!エミール。比企谷先輩にハンドレッドの稽古をして貰っていたのかよ!く~、羨ましい!」
「まったくだぞ!」
「ちょ、ちょっと皆落ち着いてよ~。あ、会長、もしかして謀ったなぁ~!?」
エミールは何とか皆を落ち着かせようとするもエミールへの質問攻めはまったく治まらなかった。
「ふふっ。これで貴方とゆっくり二人きりで話せますわね」
「は、はぁ」
エミールが揉みくちゃにされる光景を如月は何も出来ないまま眺めていた。
「で、ハチマンのハンドレッドについてでしたわね。まず、貴方はハチマンのハンドレッドを今までの知識からどう推測を致します?」
そう言ってクレアは如月にクイズ形式のような問いで訊ねた。
「そうですね…銃や刀に変化する事からエミールと同じイノセンス型では?」
「半分正解ですわね」
「半分?」
「ハチマンのハンドレッド……
「ハイブリット型……。」
「簡単に説明すると、エミール・クロスフォードの上位互換と言うべきですわね」
「へぇ、比企谷先輩のハンドレッドはすごいですね。最強と言われる所以も分かりますよ」
「……そうですわね」
(ハンドレッドの本質は使用者の個性や性格が大きく反映されますわ。ハンドレッドは使用者の鏡と言っても過言ではないでしょう)
(なら、ハチマンの場合はどうか。私の推測ですが、ハチマンの影を操るハンドレッドが表しているもの、それは……表と裏ですわね。ハチマンは普段から私達には見せない裏の顔がある……壮絶な過去を過ごした彼の事情から私はそう捉えられてしまいますの。先程のハチマンの殺気……あれはハチマンの裏の顔の片鱗と言うべきものなのでしょうか)