世界の崩壊とリセット   作:金剛時雨

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遅くなりすみません!
2ヶ月ぶりの投稿です
気になってUA覗いたら5000突破に口が閉まらなかったです
では本編どうぞ!


第8話 大隊合流!その頃太平洋で……………

あっはいどうも神崎拓真です

 

今高城邸に向かっているわけだけど……………………

 

 

「誰もいないな、人も《奴ら》も」

 

麗「…………ええ」

 

 

何もないのだ

 

燃える家、大破した車、地面に見える赤い血だまり、そこに似つかない複数の桜の木、俺たちは桜の花びらが舞う中を普通に走り抜けていた

 

ちなみに車の割り当てだが…………前回のままだ(第7話参照)

 

まぁとにかく平和と言えば平和ではある

 

コータの叫び声を聴かなければな

 

 

コータ「《奴ら》です!距離300!!!」

 

「全員戦闘準備!全員車内へ!コータはそのままガンにつけ!こっちは俺が持つ!ハンヴィはそのまま走り抜けろ!沙耶はナビ!」

 

沙耶「そこを右よ!」

 

静香「ここにもいる~」

 

沙耶「今度は左!左よ!」

 

コータ「どんどん《奴ら》増えてくる!」

 

沙耶「このまま押しのけてえぇぇぇ!!」

 

「メアリー!静香先生と並走して轢き殺せ!」

 

メアリー「はい!」

 

 

車道をハンヴィ2台で並走しながら《奴ら》を轢きまくる

 

弾け飛ぶ臓物を尻目にチラッと何か光った

 

それは複数の細いワイヤーだった

 

 

「ッ!?メアリーSTOP!」

 

メアリー「ッ!?」

 

 

静香先生の方も少し遅いが気づいたらしくブレーキをかけていた

 

俺達の車両は間一髪止まり静香先生達の方を見ようとしたら高速で視界に写るハンヴィに強い衝撃と浮遊感からの背中を叩きつけられる痛み俺は受け身を多少取れたが頭を少し打ったらしく目の前に近づく口を開けた老婆に対応できていなかった

 

 

メアリー「先輩!」

 

明音「拓真!」

 

冴子「拓真君!」

 

沙耶「拓真!」

 

麗「拓真!」

 

 

目の前に迫る死と少女達が俺の名前を呼ぶ声に死を悟りかけた瞬間

 

微かに聞こえるエンジン音と無線機から漏れた男性の声

 

 

??「これより総隊長を救援致します!」

 

 

その瞬間目の前の老婆の頭が弾け飛び周りにいた《奴ら》が次々と爆発と銃弾の雨にただの肉片と化していく

 

上を見ると攻撃ヘリと輸送ヘリの編隊が空中でホバリングして攻撃を行っていた

 

ミサイルが飛び《奴ら》が空中へ弾け飛び

 

輸送ヘリからの機銃掃射で《奴ら》が人の形から肉片へと調理されていった

 

あらかた減ると輸送ヘリから次々と目出し帽を被った黒い軍服を着た集団が降りてきた

 

 

??『おけがはありませんか?』

 

『お陰様で助かったよ』

 

??『それはよかったです、自分は国連軍極東支部床主制圧大隊第2大隊長のジョナサン・ブレンバ中佐です』

 

『わざわざ私のためにすまない、できれば彼らにもわかりやすいよう日本語で話したいのだが構わないか?』

 

ジョナサン「了解しました、総隊長閣下」

 

「閣下はやめてくれ、それに総隊長にその肩書きはおかしい」

 

ジョナサン「わかりました、今この場にいるのは我々第1中隊のみです、残りは目標地点に我々が到着すれば来ます」

 

「わかった、上の支援ヘリはいったん母艦に戻るのか?」

 

ジョナサン「はい、輸送ヘリはもう帰還の途に就きました、攻撃ヘリの方も我々の安全が確保されるまで燃料が続くまで残ります」

 

??『ウルフ01、こちらサクラ01ワイヤー内より民間車両3台確認攻撃許可を』

 

『こちら総隊長、攻撃は許可できない彼らは味方だ』

 

サクラ『し、失礼しました!総隊長殿、安全地帯への避難は完了しそうでしょうか?我々の燃料が底をつきそうです』

 

『問題ない、後は我々で対処する』

 

サクラ『了解しました、ご武運を』

 

 

その通信を最後に支援に来た攻撃ヘリは帰路につき

 

彼らが言った通り一心会の車両がこちらに近づいてきた

 

孝達は安心していたが中隊の連中は警戒していた

 

 

「第1中隊後方警戒!民間人がワイヤー内に入り次第我々も入る!」

 

全員『はっ!!』

 

ジョナサン「総隊長だけでも中に入られては?」

 

「そうもいかない部下に残れと命じて俺だけノコノコと安全地帯に行くわけにはいかないさ」

 

ジョナサン「了解しました」

 

「メアリー、明音!孝達をワイヤーの中へ!」

 

明音・メアリー「「了解!」」

 

 

時々出てくるターゲット(奴ら)を始末しながら孝達の避難が完了すると1個小隊ずつ中に入っていき最後に俺がワイヤーを潜ると沙耶が百合子さんに抱き着いていた

 

俺は大隊長に残弾確認と隊員の簡易の身体チェックを済ませるように指示を出し沙耶さんと百合子さんに近づいた

 

 

「奥様、ご無事で何よりでございます」

 

百合子「あなたもね拓真君、よく娘を守り切りましたね」

 

「総帥の命に従ったまででございます」

 

百合子「本当にそれだけかしら?家臣だからだけではないはずだと思ったのだけれど」

 

「・・・・・・」

 

百合子「まぁこの話はまた後で話しましょう、ついていらっしゃい」

 

 

そうして俺達は一先ず安全な楽園で一時の平和を得ることができたわけだ

 

まだ来ぬ地獄に、時は迫りつつあることには誰も気づく者はいなかった……………………

 

 

主人公sideout

 

 

 

 

 

太平洋洋上・米原潜艦内

 

 

私は何度も確認した、

 

だが事実だったコード666D

 

祖国(米本土)に対して脅威となりうる国家並びに主要基地に対する核弾頭攻撃である

 

私には妻と息子夫婦に可愛い孫がいる

 

今この海の上で世界中の人々が謎のウイルスで次々と化け物になっているらしい

 

妻たちははたして生きているだろうか?

 

もしかしたらもう化け物に……………………

 

 

水兵「艦長、副長より指揮所に来ていただきたいと」

 

「わかった」

 

 

何を考えている!

 

私は合衆国海軍軍人だ!

 

まずは祖国を守り部下をまとめ祖国に帰らなければ!

 

心でそう思い止め私は発射キーを持って指揮所に向かっていた

 

指揮所には既に発射キーを持った副長が重苦しい顔で待っていた

 

 

「命令指示書は確認したか?」

 

副長「はい、確認しました」

 

「そうか、君家族は?」

 

副長「自分には妻や子供はいません、しかし母や父がカリフォルニアで暮らしてます」

 

「……………………すまない、君達を祖国に帰せない私を許してくれ」

 

副長「いえ、これが我々の本来の使命です、たとえ祖国が家族がどうなっていても祖国のために尽くすのが我々軍人の性ですから」

 

「そうだな」

 

 

彼の言っていることは正しい

 

だが心では本当は家族の安否を確認したいのだろう

 

私はその事を追求せず艦内無線のマイクに口を近づけた

 

 

『艦長より達する!大統領命令は最終的に確認された!これより本艦は北鮮並びに中共の主要都市、軍用施設に対する核攻撃を実施する!』

 

 

周りの乗組員達は騒然としていた

 

それはそうだろう私達はこれから禁忌に手を出そうとしているのだから

 

たとえそのための兵器だとしてもできれば使いたくないと願うのが人ではないだろうか?

 

副長は拳を震わしながら発射装置に近づいた

 

 

副長「まだ大統領はご無事なんですか?」

 

「ああ、今国連軍の基地に移動中の事だ、議長は死んだらしいがな」

 

副長「なれどその日

 その時を知る者はなし

 天国が天使たち

 そして子・・・・」

 

「・・・天にまします我らが父もだ!」

 

 

私は感情を殺しながら命令を下しボタンを押した

 

 

1番発射(ファイアワン)!!」

 

 

 

 

 




はい!
主人公が大隊と合流しました
この後どうなるのでしょうか?
次回『望まぬ形での再会と騒動』です!
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