妥協の先のヒーローアカデミア   作:璃璃色金

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おはようございます、こんにちは、こんばんは璃々色金です。区切りのいい、入学前まで一気に書いていってるので、これからもこんな形の一気投稿の形になってくかもしれません。
ヒロアカのアニメ見てて思うんですけど、校門の雄英バリアあるじゃないですか、あれ家に欲しいと思いません?窓全開で換気しながら寝たい自分にとっては夢のような装置。あ、普段は窓しっかり閉めて防犯対策ばっちりですよ?

このお話、地味に何かしらのアニメの小ネタ・名言・迷言ぶっこんでいってます。それを探してみるのも面白いのではないでしょうか?

それでは、どうぞ。


第1話:壁を乗り越えるためには、準備って大切だよね。さぁ情報収集の時間だ、耳の穴かっぽじってよぉく聞け!耳が壊れるけどな!

弁当を忘れるというプチトラブルはあったが、雄英高校最寄り駅に到着。すでに雄英の校舎が見えているから、迷わずに学校まで行くことができた。オープンスクールの時にも来たけどやっぱり校門でっかいなぁ。

 

「大丈夫、成せばたいてい何とかなる。」

 

そう自分に言い聞かせ校門をまたぐ。いや、またごうとした。そう、またごうとしたんだよ、なのになんでタイミングよく後ろから何かにぶつかるの、なんなら後ろの何かも一緒に倒れてない?共倒れとかマジ勘弁。そう思い、おれは前に腕を突き出し、地面に腕立て伏せの姿勢になることで事なきを得た。

 

「頼むから、前を見て歩いてくれ。」

 

そう言いながら、振り向くと同じ中学の奴が手足をバタバタしながら宙に浮いてた。どういう状況、これ。あれ、よく見たらこいつ緑谷じゃねぇ。こいつも雄英志願だったのか。

 

「大丈夫? ごめんね、うちの個性で助けちゃった。やっぱり転ぶなんて縁起悪いもんね?そっちの子も大丈夫?ごめんね、私の個性手が触れないといけないんだけど、少し間に合わなくって。」

「あ、ありがと……その」

「それよりお互い頑張ろうね!」

 

すると女の子は先に行ってしまった。

 

「緑谷くんも雄英志望だったんだね。」

「ふぅ・・・!あ、世野くん!きみもなんだ。かっちゃ・・・爆豪君も一緒なんだ。」

「爆豪もか、俺達全員受かるように頑張ろう!それじゃ、俺も行くとするわ。」

「うん、おたがい頑張ろうね」

 

そういってから、筆記試験会場が別々だったようで緑谷くんとは別れてしまった。

 

筆記試験は終了し昼休憩の後、午後から実技試験が始まる。筆記は特に問題無く終わった実技はどんな事をするのかそう考えながら食堂・・・は人でいっぱいだったから、外のベンチで母手製弁当を食べていると…

 

「ここ、いいかな?」 

 

前から声をかけられた。

黒髪の短めのボブカットで耳たぶのコードが特徴的な女の子だ。 

 

「ああ、どうぞ。誰も使ってないし」  

「良かった、もうほとんどの席が埋まっていてさ。」

「だよね、倍率300倍は伊達じゃないよね。」

 

お互いに笑いながらご飯を食べ、ご飯を食べ終わって一息ついていると女の子の表情が少し硬そうに見えた。

 

「緊張・・・してる?」

「はじめはロックに決めてやるって思っていたんだけど、ね。直前で緊張しちゃって」

「俺もなんだ。なんだろうね、場に飲まれたって感じなのかな。でも、この緊張は皆感じているものだと思うんだ。」

「皆が・・・。そうだね、こんな感じじゃ当たり前かな。」

「そうそう、それに俺の憧れのヒーローが言ってたんだけど、『困ったなら喜べ。それは、自分にとって進化する機会が与えられたんだとな。』って。だから、おれはこの緊張をあえて楽しんでいこうと思うんだ。そうすれば、少しは気が楽になるしね。」

「進化する機会・・・か。うちには難しいかもしれないけど、こうして話をしてたら少し気が晴れたかな。」

「だとしたら、俺は君の心を救えたヒーローになった訳だ。」

「ぷっ。何それ?でもまぁ、ありがと。」

「いえいえ、どういたしまして。」

 

話が終わると食事前と変わって、女の子の表情は少し晴れやかであった。

 

「これから、実技試験の説明を始めますので、受験者は講堂に入ってくださーい。」

「さて、それじゃぁ午後も頑張りますか。お互い受かったら、よろしく。俺は、世野 理。理って呼んでくれ。」 

「理ね、、うちは耳郎響香。よろしく。」

 

そうして、俺たちは講堂に入り一番前の席に座った。

そういえば、爆轟と緑谷どこいった?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――講堂にて

説明教員らしき人が出てきた瞬間、俺は一番前の席に座ったことを後悔した。どうやら、耳郎も同様の表情が見られる。

 

「今日はオレのライブヘようこそー!!!」

 

そう、何を隠そうプレゼントマイクである。だがしかしだ、 

試験説明その第一声がこれだった。ここは、こう返すべきだろう。

 

「Yeeeeeeaaaaaah!」

 

横の耳郎がギョッとした表情でこっちをみている。言っただろ?この状況を楽しむって!

ボイスヒーロー:プレゼンマイク、受験中に聞いていたラジオで大変お世話になった覚えがある。音量を1にしなければ、母からフライパンが飛んでラジオが壊されたのはいい思い出だ。しかし、あの時のフライパンって圧力鍋にも使える結構重めの奴だったよなぁ。一体どこからあんな力出せたんだろう。母さんの個性は増強系ではないはず。 

 

「良い返事をありがとな!受験番号115番!受験生のリスナー!実技試験の内容をサクッとプレゼンしていくぜ!アーユーレディ!?」

 

 

実技試験の内容は10分間の【模擬市街地演習】

道具の持ち込みは自由。各自指定のA、B、C、D、E、Fの試験会場に移動。

演習場には三種類の仮想(ヴィラン)が多数配置されている。

それぞれの「攻略難易度」に応じてポイントが設けられる。それを自分の個性で行動不能にしてポイントを稼ぐのが目標だ。

アンチヒーローなどの行為はご法度。

 

配られたプリントを見ながら説明を聞いていると突然一人の受験生が立ち上がった。

「質問よろしいでしょうか!? プリントに記載されている四種類目の仮想敵についてです!これに関する説明がなく、もし誤載ならば恥ずべき痴態どうゆう事か説明を求めます!ついでにそこの君!そう緑髪の君だ!さっきからボソボソと気が散るじゃないか!物見遊山なら立ち去りたまえ!」

 

緑谷くーん!何をしているんだー!というか、そんな後ろにいたのか!

緑谷くんは笑われながら小さく謝っており、それと同時にプレゼンマイクからの返答もプレゼントされる。

 

「オーケーオーケー!そこの受験生ナイスお喋りサンキュー!説明すると、この四体目は、0Pのお邪魔虫だぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

プレゼンマイクの言葉が会場に響き渡る。この四種類目の敵は0Pで倒すのはほぼ不可能。各会場に一体ずつ配置され大暴れしているギミックだそうだ。

最後にプレゼンマイクから雄英の"校訓"をプレゼントされる

 

「かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った。『真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者』と。更に向こうへPlus Ultra!!それではみんな良い受難を!」

 

そう言ってプレゼントマイクの説明は絞められた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.母さん、父さん耳がつぶれそうです。いやつぶれました。




プレゼントマイクの説明って講堂でした場合、すっごい響くと思うんですけどどれぐらい声量抑えてせつめいしているんでしょうね?
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