転生とらぶる1   作:青竹(移住)

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今日の話を反映して、設定のシャドウミラー保有戦力を更新しました。


2503話

 他の機体。

 そう言われたレビルとゴップの2人は、少し迷った様子で口を開く。

 

「全くの新型という訳にはいかないが、ジムのバリエーション機を何機か考えている。勿論、高性能な機体を選んで渡そう。……例えば、まだ少数しか生産されていないが、こちらはどうだろう?」

 

 そう言い、ゴップが俺に1枚の書類を渡してくる。

 その書類を見ると、RGM-79SPジムスナイパーⅡと書かれており、ぶっちゃけかなり高性能なMSなのは間違いない。

 スペックだけで見れば、アムロの乗っているガンダムを上回っているし。

 装甲はルナ・チタニウム製ではないので、防御力という点ではガンダムより劣っているが。

 また、スナイパーとついている通り、遠距離から攻撃するスナイパーライフルも実弾とビームの双方で所有しているらしい。

 ……とはいえ、名前にスナイパーがついているとはいえ、遠距離狙撃用の機体という訳ではない。

 ガンダムよりも高いスペックを持っているだけあって、近接戦闘も可能らしい。

 本当にスペック通りの性能が出ているのかどうかは分からないが、もし本当にこれだけの性能を発揮するのなら、簡易型量産機のジム系列でガンダムよりも高性能という、かなり意味不明な機体になりそうだな。

 もっとも、ルナ・チタニウム製の装甲やコアファイターなんかの脱出装置は排除されていても、これだけの高性能となるとコストの方も相当に高くなるらしいが。

 ともあれ、連邦軍にとってもこのジムスナイパーⅡというのは大盤振る舞いなのは間違いないらしい。

 だが……俺が連邦軍の依頼で行ってきた事を思えば、まだ行けるだろう。

 

「他には?」

「ほ、他に……? うむ、そうだな。性能的にはジムスナイパーⅡよりも高性能の機体ではないが、このMSのベースとなったジムコマンドというMSがある。宇宙用とコロニー用で微妙に違う機体だが、それもつけよう」

「それは助かるな。改修のベース機になるくらいなら、素性のいい機体だろうし。で。他には?」

 

 その後も色々と交渉を続け、最終的にはジムライトアーマー、ジムスナイパーカスタム、ジムガードカスタム、ジムインターセプトカスタム、ジムキャノン、ガンキャノン重装型、ガンキャノンⅡ、量産型ガンタンクといったMS各種に加えて、戦闘機も色々と貰う事になった。

 その中でも珍しかったのは、バストライナーという機体だろう。

 今回の目玉であるガンダム7号機に採用されている、FSWS計画の一端で開発された……何なんだろうな。戦闘機じゃないし、戦車でもないし、当然のようにMSでもない。

 補助兵器という言葉が相応しい呼び名か。

 言ってみれば、ジオン軍が使っているドダイのパワーアップバージョンと言うべきか。

 中型艦艇に戦艦のビーム砲を搭載したようなもので、移動速度という点でもそれなりだし、戦艦のビーム砲を装備しているだけあって、攻撃力も高い。

 ヅダを主力MSにしているルナ・ジオンとしても非常に美味しい機体だし、それこそバストライナーに乗る事が出きればいいんだから、旧ザクであっても強力な攻撃力を得る事が可能になる。

 ……うん。ガンダム7号機やジムスナイパーⅡも魅力的だったが、このバストライナーも十分なくらいに魅力的だな。

 

「……これで満足して貰えたかな?」

「ああ、十分に満足した。……出来ればホワイトベース級の軍艦が欲しかったところだが、その辺はやめておくよ」

「そうしてくれると、こちらとしても助かる」

 

 げっそりした様子で、ゴップがそう告げてくる。

 隣で俺とゴップのやり取りを見ていたレビルも、そんなゴップと同様にかなり疲れた様子を見せていた。

 まぁ、何だかんだ報酬を支払う必要は考えていたのだろうが、まさかここまで……という風に思ってしまったのだろう。

 気軽に俺を使った代償は高くついたといったところか。

 ……ホワイトベース級の軍艦、もしかしたら強引に押せばいけたか?

 そう思わないでもなかったが、連邦軍とはそこそこ友好的な関係を築いていきたいと思っているので、取り合えずそんな感じにしておけばいいだろう。

 

「それで、MSの方はいつ貰える?」

「……さすがにアクセルの要望した機体を全て集めるには、少し時間が掛かる。ガンダム7号機はジャブローにあるから、問題ないが」

 

 ジャブローという連邦軍の本拠地なのに、俺が欲しいと要望したMSがなかったりするのか?

 まぁ、そういう事もあると考えておけばいいか。

 

「分かった。なら……どうする? MSが集まるまでは、ホワイトベースにいればいいのか? いやまぁ、もうすぐ降りる俺がホワイトベースで寝泊まりするのもどうかと思うけど」

「そちらについては、好きにしてくれ。ホテルがいいのなら、そちらに部屋を用意しよう。ホワイトベースでいいのなら、そのままにする」

 

 ホテルって……とそう思ったが、ジャブローの地下は連邦軍の本部であると同時に、そこで暮らす者達の為に地下都市となっているんだったか。

 当然のように、誰か来客があった時の為にホテルの類も用意されていてもおかしくはない。

 さて、どうするか。

 そう考えてから、首を横に振る。

 

「いや、もう少しでホワイトベースから降りるんだ。なら、ホテルに泊まるよりも、もう少しホワイトベースにいた方がいいだろ」

 

 ホワイトベースがこれからどうなるのかは、俺には分からない。

 オデッサを攻略した以上、まだジオン軍の戦力が多数残っていて実質的に占拠している北米を奪還するのに回されるのか、それとも宇宙に向かわせるのか。

 可能性としては宇宙の方が高いと思うが、それも別に絶対という訳ではない。

 ……もっとも、ホワイトベースが本格的に性能を発揮出来るのは、やはり地球よりも宇宙だと思うが。

 もしくは大穴としてはこのままジャブローの防衛に当たるという可能性もある。

 ジャブローにとっても、ホワイトベース隊という戦力はあった方が安心出来るだろうし。

 

「では、そのように」

 

 俺の要望にゴップが頷く。

 ゴップやレビルにしてみれば、別に俺がホワイトベースで寝泊まりしても、ホテルで寝泊まりしても、変わらないということなのだろう。

 あ、でもミナトや綾子とイチャつくのを考えれば、ホテルの方がよかったもしれないな。

 ホワイトベースには一応個室があるが、3人でイチャつくには圧倒的に狭いし。

 こうして、交渉は一旦終わりとなる。

 取りあえずそんなに悪くない結果になったと思う。

 エザリア辺りを連れてきていれば、もう少し条件面で調整出来たかもしれないが。

 とはいえ、今の状況を思えばそれはやらない方がいい。

 何だかんだと、連邦軍は今も厳しい。

 俺にMSを複数報酬として支払う事になったが、それによって受ける経済的ダメージは決して否定出来ない。

 もっとも、俺個人としては支払われる報酬以上の活躍をしたという自負はある。

 傭兵としての報酬として考えれば、決してそこまで高価な訳ではない。

 

「それにしても、オデッサを取り戻したのはいいものの、何だかんだとこれからも大変そうだな」

「そうですな。ですが、それでもオデッサを解放した以上、ジオン軍はこれから厳しくなる筈」

 

 ゴップの言葉は、否定出来ない事実でもある。

 何だかんだと、オデッサはジオン軍にとって地球では最大級の拠点の1つだった。

 その拠点が連邦軍の奪われたということを考えれば、ジオン軍にとって痛いのは間違いない。

 また、オデッサは地球でも屈指の資源が埋まっている場所だ。

 そこを奪われた以上、当然のようにジオン軍も資源が少なくなる。

 ルナ・ジオンから購入出来るし、資源採掘用の小惑星とかも持ってるし、地球でも他に多くの資源採掘基地はあるので、全く資源が入手出来ないという事はない。

 ……もっとも、表向きはジオン軍とルナ・ジオン軍は戦争状態となっている関係もあって、連邦軍に売るよりも高値での取引となっているのだが。

 この戦争は連邦軍に勝って欲しいのは間違いないが、同時に連邦軍が勝ちすぎても困るという一面がある。

 その辺の事情を考えると、匙加減が難しい。

 

「ともあれ、話はこれで終わりだな。……他のMSはともかく、7号機の受け渡しはどのくらいで出来る?」

「それは……素体となっている状態ならすぐにでも。ですが、FSWS計画に沿った形でとなると、色々と準備が必要です」

「分かった。なら、明日にでも素体の状態の7号機を少し操縦してみたい。構わないか?」

 

 その言葉に、レビルとゴップは頷く。

 まぁ、本来なら俺に7号機を渡すのに思うところはあるんだろう。

 とはいえ、俺の存在がこの2人にとって貴重だというのも間違いなく……やがて頷くのだった。

 

 

 

 

 

「アクセル? もう戻ってきたのか?」

 

 ホワイトベースのブリッジにやって来ると、ブライトが少し驚いた様子で俺にそう告げる。

 ブライトにしてみれば、まさか俺がこんなにすぐに戻ってくるとは思ってもいなかったのだろう。

 ……実際には、一時間以上経ってるんだが。

 

「ああ。向こうも元々どういう話をするのか決めていたしな」

「報酬か」

 

 コーウェンからの連絡で、報酬の件について話したいと言われて俺が呼び出された時、そこには当然のようにブライトもいた。

 だからこそ、ブライトも俺が報酬についてゴップやレビルと会ってきたというのを知っているのだ。

 

「ああ。思ったよりも多くの報酬を貰える事になってな。俺としては満足だ。……もっとも、交渉が本職の者にしてみれば、まだ搾り取れると思ったかもしれないが」

 

「……出来れば程々にしてくれ」

 

 ブライトが若干の呆れ……いや、諦念か? そんな様子と共に告げてくる。

 連邦軍は、何だかんだと結構な被害を受けている。

 MSの開発に成功はしても、あまり毟り取らないでくれというのが、正直なところなのだろう。

 もっとも、連邦軍という組織の巨大さというのは、ブライトが思っている以上のものなのだが。

 今回俺が貰ったガンダム7号機に関しても、セカンドロットと言われていたのを思えば、何だかんだとガンダムが結構な数開発されているということの証明だし。

 まぁ、ピクシーのようにガンダムを色々と開発してるのを見れば、その辺はすぐに予想出来るだろうけど。

 

「悪いな、もう遅かった」

「……アクセル?」

「まぁ、基本的には量産機が殆どだから、気にするな」

 

 それは嘘ではない。

 本当の意味で特別な機体となれば、それは7号機だけだろう。

 ガンダムよりも性能の高いジムスナイパーⅡも一応量産機の筈だし。

 他のMSも、基本的に量産型なのは間違いない。

 ……ただし、量産型MSとして生産が始まったばかりだとか、性能に比例して量産コストが高いので少数しか生産しない予定だとか、そんな感じだが。

 勿論、そういうMSを実戦で使うとなると、予備部品的な意味で問題が出て来る。

 だが、俺が欲しがったのは基本的には技術班だったり、ディアナに対するお土産的な意味での機体だ。

 あ、でもガンダム7号機は何だかんだとかなり興味深い機体だったので、それを使わせて貰うつもりだ。

 ピクシーも高性能の機体なのは間違いないが、それはあくまでも地上用としての高性能さだ。

 ハワイに戻って、そこから宇宙に打ち上げられて月に向かうとなると、これから必要なのは宇宙用の機体だ。

 あ、でも月は一応重力があるんだし、もしかしたら地上用のMSとかも使えるのか?

 ……無理だな、うん。

 いやまぁ、本当に無理をすれば使えない事もないだろうけど、そんな事をするのなら素直に宇宙用のMSを使った方がいいか。

 そういう意味でも、宇宙と地上両方で使えるガンダム7号機というのは、非常に美味しい。

 ……もっとも、FSWS計画によって最終形態になった重装フルアーマーガンダムとなった状態では、宇宙でしか運用出来ないらしいが。

 まぁ、地上で重装フルアーマーガンダムの状態になるというのは……どうなんだろうな。

 見せられた書類によれば、メガビームキャノンとかいう強力なメガ粒子砲を持ってるらしいが、そういう意味ではアプサラスに似てるのか?

 ただ、ミノフスキークラフトがあるならともかく、それがないというのは痛い。

 重装フルアーマーガンダムにミノフスキークラフトを搭載しようにも、このUC世界において最高峰の技術力を持っているギニアスや、その仲間のアプサラス開発チームであっても、ミノフスキークラフトを小型化するのは難しい。

 アプサラスⅡですら、下半身の部分で半ば露出している状況になっているし、アプサラスⅢになってもそれは大して変わらない。

 この辺は、個人としての技術力ではどうしようもないので、将来的にこの世界全体の技術が上がっていくのを期待するしかないといったところか。

 そんな風に思いながら、俺はブライトとの会話を暫く続けるのだった。




アクセル・アルマー
LV:43
PP:955
格闘:305
射撃:325
技量:315
防御:315
回避:345
命中:365
SP:1987
エースボーナス:SPブースト(SPを消費してスライムの性能をアップする)
成長タイプ:万能・特殊
空:S
陸:S
海:S
宇:S
精神:加速 消費SP4
   努力 消費SP8
   集中 消費SP16
   直撃 消費SP30
   覚醒 消費SP32
   愛  消費SP48

スキル:EXPアップ
    SPブースト(SPアップLv.9&SP回復&集中力)
    念動力 LV.11
    アタッカー
    ガンファイト LV.9
    インファイト LV.9
    気力限界突破
    魔法(炎)
    魔法(影)
    魔法(召喚)
    闇の魔法
    混沌精霊
    鬼眼
    気配遮断A+

撃墜数:1570
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