そんなサーヴァントで大丈夫か?   作:とんたん

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お久しぶりです。
メタトロンも水着メタトロンも出なかった……



早速ですが、スキル変化です。2

 

 聖人トリオがゴールデンサーヴァントとコントをしている頃、件のサーヴァントは我らがマスターのマイルームにいた。

 

 「いいですか!甲羅を極めた者こそが!マ●カーを制するのです!」

 「うわーん、もう少しで沖田さんが1着でゴールインでしたのにー」

 「こやつ、アーチャーである儂もビックリなスナイプ技術、相当やりこんでおるな」

 「う〜ん、何故エノクさんは親の仇の如くバナナの皮を処理しているんだろう?」

 

 織田信長と新選組一番隊組長沖田総司という、日本人サーヴァントと仲良くゲームをしている少女こそ、件のサーヴァントであるエノクであった。

 

 時は僅かに遡る。

 我らがマスターが、APを使い切り日課を終了した後の事だ。

 マスターは新たに召喚した少女を自室に呼んだ、それはマスターの責務として彼女が何をできるかを把握し、そして信頼関係を築き上げるためだ。

 だが、間が悪かった。

 彼女を呼び出したと同時に来客があった。

 

 「マスター、沖田さんが遊びに来ましたよー」

 「マスター、暇じゃ相手せい」

 

 そこからは、なんかぐだぐだだった。

 

 「おや、新顔ですか?」と沖田総司が言い。

 「新人か、ならばカルデア歴の長い儂等がカルデアの何たるかを教えてやらねばな!」とノッブが言うと、エノクはマイペースに……

 「エノクと申します、コンゴトモヨロシク!」

 と相変わらず表情筋が仕事をしていない顔で挨拶と同時にネタをぶっこむ。

 

 「なんとヌシ、メガテンプレイヤーか!あのゲームもうちょっと日本の英霊にもスポット当ててくれてもイイよね!っと儂こそが魔人アーチャーこと織田信長じゃ」

 

 「新選組一番隊隊長、沖田総司です。ところで、メガテンって何ですか?」

 

 そう二人が自己紹介すると、エノクの瞳が輝いた。

 

 「おお!戦国大名で最も著名と言っても過言では無い織田信長と幕末の天才剣士・沖田総司ですか!すごいです、あの……不躾なお願いで恐縮なのですが、良かったら……記念写真とサインをお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

そうどこからか、スマホと色紙を取り出したエノクを見て、ぐだぐだ鯖の2騎は顔を見合せて目をパチパチとさせていた。

 

 「私達、自分で言うのも何ですけど、史実と性別が逆というのもあるのですが、なんというかキャラもぐだっとしているわけですし、いえノッブと関わらなければ私は真面目ですけど……よく本人だって信じますね」

 

 そう 沖田が問いかける。

 

 「そうですね、クラス特性というので分かるというのもありますが。私自身が史実では男性として語られていますので、シンパシーを感じるんです」

 

 「そうかそうか、サインと写メじゃったか?存分にとるがよい」

 

 「沖田さんも、いいですよー」

 

 そうして、仲良く3人で写メを取った。

 

 後に彼(・)女(・)の(・)世(・)界(・)のT〇itte〇に身内に向けて投稿された写真があった。

 

 『沖田総司と織田信長と写メ撮った』

 

 と投稿されたが、反応は散々だった。

 

 『祖母ちゃんがボケた』とは孫の反応。

 

 元の場所に帰ったら、孫と話し合おうと心に決めたエノクだ。

 

 更に、ただいま下界で友人とルームシェアして暮らしているとある救世主さんは……

 

 『エノクさん、サイン貰ってきて』

 

 女体化は、ジャパンカルチャーでは珍しくもないと、順応していた。

 

 もう貰った旨を伝えると……

 

 『主の代行者よ感謝します』

 

 と返信をされていた。

 

 閑話休題

 

 ぐだぐだっと交流を深め良い時間になる。

 

 ぐだぐだ鯖の二人が部屋を去ると、それと入れ違いで聖人トリオがやって来た。

 

 「マスター、よろしいですか?」

 

 扉の外から、ジャンヌ・ダルクの声が聞こえる。

 マスターである藤丸が『いい?』と目線で確認した。

 因みに、カルデアには似た声のサーヴァントというのは多くいるが、マスターには違いがわかる。

 

 「大丈夫です、問題有りません」

 

 するとどういう訳か、エノクの頭上にはエンジェル・ハイロゥ、肩には白い鳩の姿があった。因みにハイロゥは演出の為のものでありガチなものでは無い。更に言うと36対の翼は邪魔なのでオミットした。

 

 「え?突然どうしたの」

 

 マスターは、突然の霊基再臨のような現象に驚愕した。

 

 「いえ、彼等の為に可能な限りイメージを保とうと思いまして。男でない以上、難しいかもしれませんが」

 

 「なんだかわからないけど、頑張って!ジャンヌさん、いいよ入って!」

 

 「はい、失礼……」

 

 「ちょっと!ジャンヌ、入り口で止まらないでよ!」

 

 「どうされた」

 

 ジャンヌが硬直し、そのジャンヌを押して部屋に入るマルタ、そしてその後にゲオルギウスが続き、スタンが3つ入った。

 

 「あれ?!3人共どうしたの!?」

 

 スタンが3つも入れば、実戦なら大混乱間違いなしな事態に、肝が無駄に図太いマスターも慌てるのも致し方無い。

 

 それから暫くたって、スタン状態から一早く回復したゲオルギウスがマスターに聞いた。

 

 「マスター……そちらの御仁は一体……」

 

 「ああ、この人はエノクさん。なんでも創世記っていうすごく古い時代の人で、神と共に歩む人とか沢山の異名があるらしいです。あと肩の白い鳩はその神様だそうです、よく一緒にお喋りしていて、とても仲が良いんだ!」

 

 「なんと!……」

 

 その言葉を聞き、膝を折り一心に祈りを捧げるゲオルギウスと、途中からスタン状態から復帰したジャンヌ、マルタもそれに倣う。

 

 「「「ああ!主よ!」」」

 

 その祈りが届いたのか、鳩は光り輝きその場から消えた。

 

 その後は、聖人トリオは涙を流しながら、主への感謝を各々が言葉に告げる事態となった。

 

 「え?それで要件は?」

 

 「(ああ……これは暫く掛かるな)マスター、彼等から要件を聞いておいて下さい。恐らく私に関わる事だとは思うのですが……この様子だと私は席を外していた方が良さそうなので……」

 

 「うん、そうさせてもらうよ」

 

 後日

 

 「ええ?ああ、私と主との会話が、ジャンヌの啓示に混線してしまうのですか……どうしましょうか?」

 

 「クックー」

 

 「え?よろしいのですか?あれは、主が滅ッ!した物……」

 

 「クー」

 

 「『言わば、母国語のようなものだから良い』ですか。主が良いのなら私に否は無いのですが……啓示スキルの要素無くなってしまいましたね」

 

 

 そのスキルの変化に、ロマンやダヴィンチ、魔術の造詣が深いスタッフは白目をむく事になる。

 

 




スキル変化
動物会話(鳩)B+→統〇言〇B
元々日常会話で使っていたのでAランクはあったが、最近使ってなかったからランクダウンした。啓示スキル要素が無くなってスター獲得が無くなった。
NP獲得&クリティカルスター集中UP(3ターン)&クリティカル威力UP(3ターン)

おまけ某ゲームシリーズについて
主「私は禿ていない!」
ガブリエル以外の4大天使「なんか扱いが……」
ガブリエル「なんで自分だけ微妙に扱いが良いんだろ?」
エノク「量産型はやめて欲しい、あとアニメのデビルチルドレンL&Dの続きが気になる」
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