VA-11 Hall-A…
ペルシカがバーに入って来てガットパンチを飲みながらペイロードと話していた。
リホーマー「(不幸や… 本当にお祓いやってもらうかの… 詐欺でもかまへんから)」
MDR「(なんでこの人いつもこんな事になるの?呪いなの?それとも何かの陰謀?)」
表情は悟られないよう笑顔だが実際もう取り敢えず逃げたい気分だった。もう何がなんでも。
ペルシカ「で、この人形二人は誰なの?飲み仲間?」
ペイロード「あ、この人はリホさんとその友達?でいいですよね?……友達ですね。リホさんはハロウィンの時のダイナゲート焼きの屋台の店主してました。今日偶然会ってなんか奢って貰ってます。」
ペルシカ「そう…、この飲み友を大事にしなさいよ。ただでさえストレスの多いんだからこの時ぐらい自由にリラックスしなさい。……たしかリホって言ったかしら?」
リホ「な、なんや…?」
ペルシカ「もしペイロードを捨てるような事したら…
リホ「りょ、了解や… 」
疲れ果てていたペルシカだったがこの時ばかりは疲れを感じない迫力があり縮こまる一方、バレてないという安心感を感じるリホーマー。
ペイロード「そんなにしないでくださいよペルシカさん。せっかくのカクテルがこれじゃ不味くなります。」
ペルシカ「そうね。悪かったわねリホ。」
リホーマー「分かった、じゃ飲もうかの。ジルちゃんもふもふドリームお願いや!これ以上はウチは酔えないから、、」
ジル「分かりましたか、少しお待ち下さい。」
その後は楽しく(リホーマーとMDR以外は)バーテンダーのジルと会話したり最近の話題や愚痴話をしたり等、女子トークが1時間程続いた。
ペイロードは特に問題児二人の行動やイタズラの事を愚痴り、ペルシカはある問題についての話だった。
ペイロード「そういえばあの画像の事はどうなったんですか?」
ペルシカ「あれ?人類人権団体からの悪質なサイバー攻撃ってにしたわよ。おかしい話よね。完全に団体と敵対してるEA小隊・DG小隊がいるのに百式の人形をセクロイドにするとかなんとか……。」
この瞬間、拳を握りしめ怒りを露わにしたが直ぐに雰囲気が元に戻る。
ペルシカ「近々間に受けた指揮官達には情報戦の講習を受けて貰う予定よ。
……喋ってしまったけど仕事の話はもうしないでね?折角のカクテルが台無しになるから。」
ペイロード「はい、分かりました。…すいません」
リホーマー「さて… ウチはそろそろ帰ろうかの、そろそろ帰らんといけんから。」
時間も結構経ち怪しまれないと思ったリホーマーはMDRと一緒に席を立ち帰ろうとした。ペイロードはリホーマーを見送ろう席から立った。
ペイロード「リホさん帰るんですか?じゃ連絡先教えてくれますか?また一緒に飲みたいので。」
リホーマー「え、あ、えーっと……
……ええで。 …………ほれ、髪に書いといたからな。じゃおおきにな〜
っハギャッッ!?」
ペイロード「きゃっ!」
バタン…!
少し慌てた事もお酒に酔っていた事が原因でリホーマーは盛大にペイロードを押し倒す形で転んでしまう。
リホーマー「(なんや、口に柔らかい物が当たって……ッ!?)
……ッ!?// こ、こういう時は素数を数えるんや1.3.5.7.9.11.13.15.17.19……」
ペイロード「は、はひめてのきすが………//」
リホーマー「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい〜…」
ペイロード「わ、私の不注意でもあったし……!これはノーカンよ!ノーカン!無し無し!だから落ち着いて!」
転んだ反動で
ペルシカ「…… 事故ちゅうとは…… 盛大にやっちゃったわね……… 」
MDR「(うわぁ…、あそこまでついてない人初めてみた…)」
この後、恥ずかしさのあまり直ぐ車の乗り込みMDRと一緒に本社に帰り、すぐベットの枕に顔を埋め、顔を赤くしながら寝たリホーマーだった。
次の日の朝、諜報部のFMG-9から
リホーマー、、、やっちまったな……
まぁ、それはさて置き次回は…
白黒モンブラン様作『Devils front line』との複数人での合同合作
オペレーション・
派手に暴れます。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=213660&uid=255188