バルカンが猫メイドになってから1日後、グリフィン本部は朝から微妙な雰囲気と化していた。
それは行方不明だった
そして今、最悪なタイミングで会いたくてなかった人が一人いた。
マーダー「お久しぶりねぇ?……また何かしてんの?(ニヤニヤ)」
バルカン「生きてたのは嬉しいが… 今かよ〜…」
ニヤニヤし新しい玩具を見つけ笑みを浮かべるマーダー。
それと帰って来たのは嬉しいが今は止めて欲しかったバルカン。
マーダー「それにしても驚いたわよ。なんか帰って来たら
バルカン「は、はぁ?」
マーダー曰く、死にそうになり治療を施されて3〜4日は居たらしい。戦争なんて無かった平和な世界で代理人が喫茶店やっていた。
そして、受け渡された武器を持ち人の目を盗んで抜け出した。そしたらいつの間にかS09地区の路地裏に居たらしい。
その後はグリフィンの部隊に回収、そして本部に帰ってきたら
いかにも不思議で疑いたくなる話だが、この話をペルシカに話した所、何故か疑わずに信じてくれたらしい。
バルカン「まぁ… 無事なら良かったよ…
(一瞬本気で頭狂ったのかと思った…)」
マーダー「なんか今。 、私の事を馬鹿にしなかったぁ?」
バルカン「し、してねぇよ!」
鋭いマーダーだったがこの事を余り言及する事は無かった。そしてバルカンはその間の話をした。
バルカン「なら、マーダーは資源地帯攻略作戦も何も知らないって訳か?」
マーダー「え?何それ?私が居ない間にそんな面白そうな事あったの?」
バルカン「知らないって事は… マジで異世界行ってたのか?」
マーダー「そうらしいわね。私も実感湧かないけども実際にこの目で見たし異世界に行ったのは事実ね」
バルカン「そうか… なら取り敢えず今まで起こった事を話すからな」
今まで起こった事をありのままに話した。EA状態壊滅後の様子、捜索時の出来事、資源地帯攻略作戦の事と死神とミニガンについても…。
マーダーは終始、黒い笑みを浮かべ静かに聴いていた。
マーダー「見てみたかったわね。その葛藤してる貴方とペイロードを…。流石に手を出したらスミスとバレットが殺しに来るから手は出さないけどね」
バルカン「やっぱりお前は性格狂ってんな。狂ってるって自覚してんのが余計に達が悪い」
マーダー「それが私よ性分だもの…。仕方ないでしょ?
あっ、もしかしてその格好でスミスと今夜イチャイチャする気だったの?だったら悪かったわね。私が帰ってきて」
バルカン「あぁ、最悪だ。だけどもな、なんだかんだ性格悪いと言ってもツン強めのツンデレだから優しいから嬉しいぞ私は」
その言葉にマーダーは苛つき挑発に乗ってしまった。
マーダー「私にこんな挑発するなんて… ぶっ殺されたいのかしらぁ?バルカン〜♪」
バルカン「今日は無理だな… 明日なら模擬戦いいぞ?」
バルカンとマーダーは模擬戦をする事となった。
マーダー
血肉大好き、戦うの大好き。
だも礼儀や恩は弁える。
そうしないと、そこら辺の野盗やテロリストと変わらないから。
バルカン
精神的に成長
前まではマーダーの挑発に軽く乗っていたが今では軽く受け流せる様になった。