男が個性で魔法少女(物理)になって何が悪いっ!   作:只野至

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ひっそりと…。

すみません、エタル気は今のところないのです。
ただ仕事が忙しいのと原作入りすると原作のセリフ調べながらじゃないと執筆できないから電車の中でポチポチできないのです…。

なので細かく覚えてない台詞はドンドンカットする事にしました。


3話 ガンバレ

「どんなに頑張ってる人も頑張れない時があるさ」

頑張って、すごく頑張って、つらくても自分は平気だ、まだ頑張れる。そう信じたくて、でもうまく行かなくて、周りの人達にガンバレって応援されても俺はもう頑張ってるのにってつらくて……。

「そんな時に今までに貰ったガンバレが効くのさ」

でもその時に貰ったガンバレはつらく感じても、今までに貰ったガンバレを想い出すと力が湧いてきて、また頑張ろうって上を向けた。前は向けなかった。だって上を向いていないと涙が零れてしまうから。

 

「君に貰ったガンバレも俺のハートに残ってる!」

俺も、母さんに貰ったガンバレ、まだ残ってるよ。まだ想い出せるよ。母さんの想い、俺が受け止めたよ。

 

 

 

 

 

 

 

つらく、厳しい修行だった。マジでつらかった!

「稲妻を喰らい、(いかづち)を握り潰すように、撃つべし!」

「言ってる事全然わからないんですけど!?」

とわけのわからない事を言われたのでとりあえず気合いを入れた拳を撃ったら違う、こうだ!と凄く気合いの入った拳で殴られ……。

 

「激流を征し、滝を割るように、蹴るべし!」

「いや激流とか滝とか知らないんですけど!?」

とりあえず前回よりも気合いを入れて蹴りを放ったらまた違う、こうだ!とめちゃくちゃ気合いの入った蹴りを受けた上に、その後実際に山に連れて行かれ、激流と滝壺に放り投げられたり……。

 

いつも通り映画を観た後に突然「わかったな!」と言われたので「わかりません!はんちもーってなんですか!?」と答えたら放り投げられ、その後の修行が凄くキツくなった上に修行中ずっとはんちもーの曲を流しながらさせられたり……!

 

 

「こんなキツイ修行をしてきたんだから、大丈夫!きっと平気!頑張れる!……はず!」

試験を受けに行く直前、玄関で母さんに大丈夫?と聞かれたから自分に言い聞かせるように答えたけれど、正直不安だ。

 

「まだ不安なのね、心は」

「……まだ師匠に一度も勝てたこと無いし、雄英にはきっと全国から凄い奴らが来る。もしかしたら俺よりもヒーローになりたくて、凄い強い奴も居るかもしれない」

 

この前ニュースで見たヘドロ事件の時の爆発少年、彼もヒーロー志望らしい。あの個性は凄く強力で周りのヒーローも手が出せなかったくらいだ。それに助けようとした緑髪の少年、彼もヒーロー志望かもしれない。あそこで迷わず助けに行ける勇気は、後ろ姿はカッコ良かった。

 

「心はどこに行きたいの?どんな魔狩心(まかりこころ)になりたいの?」

「どこ……?どんな……?」

「そう。師匠がとか、周りがとかじゃなくて、心はどうなの?心はヒーローになりたいの?」

 

そんなの、当たり前じゃないか。だから俺は雄英高校に受験しようと……?

 

「……いや、違う。俺はヒーローになりたいんじゃない」

 

俺は……俺が憧れたのは……!

 

「俺はプリユアみたいに、なりたかったんだ……」

 

そうだ、そうだよ。周りの奴らがヒーローになりたいからって関係ない。だって俺が憧れたのはヒーローじゃなくてプリユアだから!

 

「ありがとう、母さん。まだ俺がどこに行きたいのか、どんな魔狩心(まかりこころ)になりたいのか、わからない。だから願ってくれないかな、ガンバレって」

 

今なら、頑張れる気がするんだ。

 

「心、ガンバレ!」

 

母さんは優しい笑顔を浮かべたまま願っ(応援し)てくれた。

 

「行ってきます!」

 

 

 

 

 

 

筆記試験は悪くない出来だと思う。一応全部書けたし、見直しも出来た。解答欄のズレも無いし名前も書いてあるのも確認した。あとは実技試験なので会場を移動してからの説明会、なんだけど……。

 

「今日は俺のライブへようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!!!」

 

……来る場所間違えたかな?個性で声がデカイのか、サポートアイテムのおかげか、あるいは地声なのかわからないけどめちゃくちゃうるさい試験の説明が続いた。ちなみに俺含めて受験生はみんなドン引きだ。あ、違ったなんか緑のモジャ髪くんだけテンション上がってる。

 

「かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者と!〝Plus Ultra!〟(さらに向こうへ!)それでは皆良い受難を」

 

〝Plus Ultra!〟(さらに向こうへ!)、ね。良い言葉じゃないか。心の名言集に書き加えておこう。

さて、演習場に移動しての試験開始なんだが隣を歩いてる奴がなんだかブツブツ言ってて少し怖い。言ってるのが試験に対する恨み言なんだが個性の相性が悪いのだろうか?なんか機械じゃダメとかなんでロボットが、とか言ってるし。んー、確かにこの試験の加点方法だと戦闘能力だけしか見れないか?でも戦うだけがヒーローじゃない、もちろん自衛の為の戦闘能力は必要だけどヒーローの本質は『誰かを守る事』だ。

あぁ、だから 〝Plus Ultra!〟(さらに向こうへ!)なのか。もっと向こう側を考えろってか。救済処置は多分あるんだろうなぁ、この試験。まあ俺はレベルを上げて物理で殴る!しか出来ないんだけどな!!

 

 

ひとまず個性で性別が変わらない程度の出力で身体能力を上げてからロボットに思いっきり殴ったら壊せたので、前半はこの出力のままやって後半に出力を上げてパートをかけて行こう。修行である程度の持続が出来るようになったとは言え実戦は初めてだし。

 

そろそろ出力を徐々に上げて行こうと思い始めた時に演習場に来る時に隣に居た彼がロボットに押されているのが目に入った。あれ?アレ不味くないか?普通に抑えつけられて殴られるんだけど……。

 

「とりあえずマジカルライダァキィックゥ!」

 

説明しよう!マジカルライダーキックとはマジカル(物理)な力でパワーアップした飛び蹴りである!師匠との修行で見た仮面○イダーを参考にした技だゾ!!




短くてすみません。
シンフォギアXDのバンドリイベントがメイドイベントと重なってるのどっち周回すればいいんだ…。


ヒーローズ豆知識
マジカルライダーキック
心が師匠との修行で見た仮◯ライダーの必殺技を個性で身体能力を上げてから放つ、マジカル(物理)アーツの一つ。主にトドメや移動しながらの攻撃手段として使われる。ぶっちゃけただのライダーキック(カッコイイ飛び蹴り)である。ちなみに師匠は昭和派らしい。

クラスの人数は

  • 20名のまま(誰か居なくなります)
  • 21名に増員(原作面子に欠員無し)
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