英雄の剣に憧れた私が剣に生きるのは間違っているだろうか 作:美久佐 秋
「穏やかじゃないなぁ。ここは楽しくお酒を飲む場所じゃないのかい?」
突如現れたのは、鮮血のような真紅の瞳を持ち、月のように光を反射する銀の長髪を後ろで尻尾のように一纏めにした長身の男だった。
格好は冒険者には見えず、艶美で妖しげな雰囲気を纏いながらも、その容姿や立ち振る舞いは
ベルもこの男が着る服がお金持ちな人が着るような高品質なものだということはわかった。だがその気配は、
だからこれから冒険者の男へ制裁を下そうとしていたリューが、さらにこの酒場にいた誰もが彼に気づかなかったのは異常だった。
意識外からの第三者の介入に反応出来なかったリューは咄嗟に警戒態勢へ入り……瞬間、ターゲットを変更して立ち上がりざまに手刀を振り抜く。
「うぇいっ!?」
しかし、実際の被害を受けたのは冒険者の男であった。突然体が浮き上がったと思えば、そのまま酒場の外へと放り投げられたのだ。その冒険者は道の端へと脳天から地面に落ち、その衝撃で意識を失っている。仲間の冒険者達もその目の前で起きた出来事に訳もわからず、一先ず外の仲間の安否を確かめに行った。
そして店内に張り詰めていた不穏な空気は消えて無くなり、代わりに目の前の正体不明の男に視線が注目される。
その中で一番驚いていたのは、彼に手刀を振り抜いたリューであった。
「……」
ベルとリリには見えなかったが、この酒場で働く見た目麗しいウェイター達には見えていた。
振り抜かれたリューの手刀に彼の右手がスッと並行に添えられたと思えば、そのまま動きに合わせるように手を引かれ、彼女の力はどこかへ流されてしまった。
かと思えば彼の左手はリューの肩に手を置こうとした冒険者の手へと伸び、掴んだ瞬間に引き、態勢が崩れたところを巻き上げた。
そしてLv.4並の力で外へと投げ飛ばされる。
店の第三級ないし第二級冒険者以上の実力を持つウェイター達は客達に悟られないよう、警戒を強めた。
リュー・リオンが今もLv.4の恩恵が残っている元第二級冒険者であったと知っているが故に。
そんな彼女達の内心をよそに、正体不明の闖入者は何処吹く風で騒ぎの当人達へと話しかけた。
「大丈夫だったかい、お嬢さん達。それとそこの少年」
「は、はい!」
「ダメじゃないか。パーティのリーダーは君なんだろう?彼も言っていたじゃないか。仲間なら助け合い分かち合いが基本だ、と。
ならばまだ仲間となっていない今、最終的な判断を下す君が断らないと。まぁ『男』を見せようとしたところは良かったから、なんとか及第点かな」
「はあ……」
ベルはそんなことを言われ、当然困惑した。言っていることはまともであったが、何を評価されているのかが要領を得ないし、なにより釈然としない。
それよりも側から見れば、急に現れたこの男は結果的にベル達を助けたものの、怪しすぎた。彼が何者なのかが、その何もかもが正体不明だった。
少なくともベルはオラリオに来てから彼を見たことはないし、今もウェイター達は警戒を続けている。他の酒を飲んでいた冒険者も何が起こるのかと、面白いものを見る目で注目を集めていた。
「あれ?変な空気にしてしまったようだ……取り敢えずミアさん。今日は彼に用があって来たんだ。いつものお酒と適当につまめるものを頼むよ」
「はいよ。リューっ、固まっていないで接客しな」
「は、はいっ」
いつもの、というようにこの男はこの店に来たことがあるらしい。だが、銀髪赤目というかなり目立つ容姿の彼が何度も来ているのであれば、ウェイター達は覚えているはず。はずなのだが、彼女達は彼の顔に見覚えはない。
しかし、女将ミアは知っている様子だった。ならば彼女自ら接客をするような人、もしくは知人?と疑惑を抱き始めたところ、そちらに気を取られすぎたことで、ミアからの叱責が飛ぶ。
肩をビクリと震わせた彼女達は一先ず店主の知り合いなのだと自分の頭に納得させ、営業へと戻っていった。
「……お待たせしました。ミア母さん曰く、いつもの、だそうです」
「ふふ、そう警戒しなくても何もしないさ。取り敢えず、ありがとうと言っておくよ」
酒瓶をとグラスを受け取り、男はリューの警戒を解こうと微笑みかける。その細められた目に秘められた虹彩はベルの瞳よりも更に朱い、鮮やかな血の如く。
魔石灯の光を反射し、輝く様はまるで月光のようで、後頭部で束ねられた銀糸の長髪は肩よりも更に下まで降ろされている。その長さから予測するに、束ねてある髪を解けば腰にまで届く長さなのだろう。その容姿も相まって女性のようにも見えるが、身体つきと姿勢、何より男性特有の色気というものが漂っており、さらに束ねてあることで見えるうなじがそれを引き立てている。
所詮、彼は魔性を孕む類の色男であった。
正面に座り、鼻歌を奏でながらツマミを待つ男をリューは観察しながら先程のことを思い出す。
といっても彼のやったことは先程説明したように、それを簡潔に言えばリューの力を完全に流し、それを利用して冒険者を投げ飛ばしたのだ。それも手刀を繰り出したリューに対して一切の負担を掛けずに、だ。
まるでダンスを踊るようにリードされ、引き寄せる彼の手は繊細な陶磁器を扱うかのように優しく、気遣いに溢れるものだった。
予想外からの登場の仕方だったので反射的に攻撃を繰り出してしまったが、触れられたことに対してエルフ特有の嫌悪感は殆ど沸かなかった。
それを自覚したことでかつての仲間の言葉を思い出していたのもある。しかし、何よりもリューはそう錯覚させる程の技巧に魅せられていたのだ。
どれほどの鍛錬を積めばあのような真似ができるのか。触れられた手の感触も皮が厚く、正に剣士の手だった。己の信念を真っ直ぐ貫く、剣士の手だった。
彼に才能があったとしても、その技量はきっと相当な量の時間と愚直な努力の上に成り立っているのだろう。
彼女の中に燻る正義の心が、彼は信頼できる人格を持ち得る人だと判断した。
そして彼女は気づかない。
自分が一人の女性として、目の前と男と踊ることを一寸たりとも嫌がっていないという事実に。
「あの、さっき僕に用があると言ってた気がするんですけど……」
ベルはこの場の空気に耐えきれず、取り敢えず騒ぎを大きく掻き乱した本人に何か話の話題を、と期待して話しかけた。
「まぁまぁ、そう焦らないで。取り敢えず自己紹介をしよう。と言っても君の名前は知っているよ、ベル・クラネル。君の主神、ヘスティアは元気にしているかい?」
「は、はい。今はまだ零細ファミリアで少し不自由な暮らしですが、神様とリリとで頑張っています」
「そうか、それはよかった。彼女は少し……いや、結構怠惰な性格をしているからね。私が所属するファミリアに居候していた時には私の作った料理を気に入ってくれていたからさ。神がいくら不変だと言え、無事かどうか確認したかったんだ」
「あはは……」
思い当たる節がありすぎたベルは彼の言葉に苦笑する他なく、そして彼のファミリアに居候をしていた、という点が気になったベルはそれについておずおずと聞いてみた。
「君……だと、余所余所しいかな。ベル、と呼ばせてもらうことにしよう。
まぁベルの予想通り、私が所属するファミリアは神へファイストスのところだ。用というのも、二人の女神から頼まれたことなんだけどね。お世話になっている主神とかつて世話をしたことのある友神に頼まれては、鉄を打っていたかった私としても断れなかったよ。彼の処女神はたいへん庇護欲を掻き立ててくるからさ」
神ヘスティアはリューにとって、同僚の将来の伴侶と己の中で確定しているベルの主神である。怠惰な性格をしているということは初めて聞いたことだが、同僚のことを任せられる程に信頼できるベルの主神が信頼する人物であるならば、彼はベルにとっても信頼できる人物だと考える。
さらに神へファイストスの眷属だという点も後押しした。
彼の鍛冶神は神格者としても知られており、その眷属である彼も同様に人格者であろう。
彼を信頼できると判断した私は間違っていなかった。
話の筋が見えてきたリューはそのように結論付け、後の判断はパーティリーダーであるベルが決めることであり、私が口を出すことではない、彼自身に任せることが為になる。
そうリューは考え、半歩分椅子を引いた状態で見守ることにした。
「まぁ、気持ちはわかりますけど……」
神ヘスティアはたいへん庇護欲を掻き立ててくる、という彼の言葉にはベルも同意せざるを得なかった。
あの小さな身長に母性の塊のような胸部装甲。ベルは何度男として殺されかけたか分からないが、守らなければと使命感のような内なるものを燃やすことも何度もあった。
そんな彼女が友神と呼ぶへファイストスを頼るのは、最近ではベル自身のことに関してだった。
へファイストス自ら鍛えた
「その用、というのはもしかして……」
「そういうことになる。まぁ、改めて名乗らせてもらおうか。
ヘファイストス・ファミリア所属 Lv.2────」
思考が追いついたベルはリューの言葉もあり、彼の処女神と鍛冶神の神意に思い当たる。
「────名をシュヴェルト・エル・ジークハイル。
パーティメンバーとして、これからよろしく頼むよ、リトル・ルーキー」
そう言って礼をとる彼の姿は、まるで物語に登場する貴族のようだった。
「シュベルト……?」
「シュ、ヴェル、ト、だよベル。団員達からはシュベルトかジークハイル、またはエルって呼ばれている。ヘファイストスや椿……ファミリアの団長などの親しい人達からはジークって呼ばれているけどね。ちなみに二つ名は【
「エル・スパーダ、ですか」
「あのエル・スパーダですかっ!?」
ベルとは対照的にリリはその二つ名に聞き覚えがあったのか、まるで有名人に会ったかのように驚愕し、勢いよく音を立てながら席を立つ。ただそれが恥ずかしかったのか、頬を赤く染めて静かに腰を下ろした。
「そう。まぁランクアップしたのは五年前だからさ。そちらのお嬢さんは知ってくれているようだけど、君はオラリオに来てからそう長くはないと聞いているし、知らないのも当然だろう」
そう言ったシュヴェルトは全く気にした様子はなく、情報に疎いベルの為にリューは彼の名前と二つ名のことについて思い出したように口を開き、聞いたことがあります、と続ける。
シュヴェルト・エル・ジークハイル──
曰く、Lv.2でありながら鍛冶神を含めなければ
曰く、
曰く、ベルの前に最高記録を更新したヒューマンである。
曰く、神々が認めた剣の精霊である。
レベルから逸脱した実力を持つ剣士兼鍛冶師。
五年前にシュヴェルトが所要期間半年という驚異的な記録を叩き出した時は神々は歓喜し、もし器に実力が追いつけばどうなるのか。そう神と人も誰もが認め、注目される存在だったという。
「そんなに凄い人だったんですか……」
「まぁ五年前の話だよ。と言っても、ランクアップしてからは冒険者として剣を振るうのではなく、鍛冶師として剣を鍛えていたんだ。だからステータスのアビリティ値が上がらないのも仕方がないんだろうけど」
リューの話はベルにとって大いに興味を引くことばかりであり、特にあの剣姫に実力を認められているという点がかなり気になった。それと同時に疑問と不安も抱いたが、それはシュヴェルトの話を聞くことであっさりと氷解した。
そのベルの疑問と不安というのは、半年という最高記録を更新したほどの人物がさらなるランクアップを果たすのにこうも時間がかかるものなのか。そしてランクアップが早ければ早いほど次のランクアップは難しくなるのでは、というものだった。
そのようにベルが思ってしまうのも仕方がないことなのだろう。なにしろベルはシュヴェルト以上の記録を更新してみせた
「しかし、ステータスのアビリティがあまり上がらない理由はそれだけではないでしょう」
「リューさん……?」
ベルはそのリューの咎めるような視線と声音に困惑した。
今の会話のどこにこんな一瞬で不穏な空気になるようなことがあったのか。ベルはリリに助けを求めて視線を向けるが逸らされ、シルは綺麗な口元から笛を奏でて明後日の方向を向く。
そんな彼女達の様子にそんなぁ、と肩を落としたベルは鋭い風のような雰囲気を纏うリューに恐る恐る声を掛けた。
「それで、リューさん。どうしたんですか?」
「……あなたもこの話は聞いた方がいいでしょう。
これはギルドの公式記録ですが、ジークハイルさんの攻略区域は13層から24層。つまり中層を、ミノタウロスや他のモンスターが群れとなって襲ってくるような階層を
リューの言葉のモンスターが群れとなって襲ってくる、という部分でミノタウロスの群れを想像したベルの喉からひゅっ、と空気が抜けて声にもならない音が漏れた。
そして何か恐ろしいものを見るかのように、そーっと視線をシュヴェルトに移す。
「なに、簡単なことさ。アビリティを効率よく上昇させるにはより上質な
だから私は中層にまで潜ったまで。なにせ私は上層ならば恩恵のない状態で攻略できるのだからね。上層で得られる
それにランクアップはもっと大変だったよ?キッカケとなったモンスターは宝石樹の護り手たる木竜だったからさ。……さすがに24層までいった時は椿も一緒にいたけど」
今度こそベルは絶句して、その喉からは音すら漏れなかった。そんなベルの両隣に座るリリとシルは先程まで触らぬ神になんとやら、という姿勢を取っていたのだが、打って変わって流石におかしなものを見るような眼差しをシュヴェルトへ向けていた。
そしてリューはその情報を知っていたおかけで精神的ダメージは少ないものの、何かを堪えるように口と目を閉じていた。
「ヘファイストスは私の実力を認めてくれて18層までの進出は許されていたんだけどね、椿も一緒だったから行けるんじゃないかって……思いの外探索が順調に行って調子に乗った私達は下へ下へと潜り、宝石樹を採取しに行ったんだよ。
で、グリーンドラゴンを倒した私は晴れてランクアップさ。地上に帰った私達はその祝杯を二人で上げる気分だったんだけど……流石にヘファイストスもこれには激怒してね。椿共々、極東の正座というものを一晩中させられたのを覚えているよ」
「……クラネルさん。ミノタウロスを単独撃破したあなたはジークハイルさん程ではありませんが、充分に自殺志願者と思われる行動を取っている。決して、彼のようにはならないでください」
呆れた様子で、それでいて切実な思いで念を押すリューに勢いよく首を縦に振ったベル。そんな様子に満足したのか、リューの雰囲気が少し優しくなった。
「して、話は戻させてもらうけど、私をパーティメンバーとして迎え入れてくれないかい?」
この空気で急に何を言うのか。ハッ、もしやアイズさんとは違う類の天然なのではっ!?
そうやって混乱し、先程の冒険者のこともあり慎重になっていたベルは少し考えさせてくれ、と言葉にしようと向き直ると、そこには『剣』があった。
いや、それには語弊があった。『剣』を差し出すかのようにベルの瞳を真っ直ぐと見据えるシュヴェルトがいた。そしてやっと気づく。ベル・クラネルはシュヴェルト・エル・ジークハイルの剣の一端を理解する。
常在戦場。
いつも戦場にいる気持ちで事に当たれ、という極東の言葉だが、この人の場合は逆で、戦場においても日常にいる気持ちでいるのだ。だからこの人の剣はこんなにも自然なのだ、と。
そして息を呑んで押し黙るベルを見て、悩んでいると思ったリューは後押しするようにこう語る。
シュヴェルトはLv.2とされており、さらに噂が真実であれば【剣姫】と【猛者】が認める程の剣技の持ち主だ。そしてLv.4の恩恵の力を受け流す程の技量を持つ彼の噂が真実であることは自分が保証します、と。
神ヘスティアの神友である神ヘファイストス、その眷属であり、ヘスティア自身の知り合いでもあるならば、人格者であることはほぼ確定している。そんな彼以上に良いパーティ候補はこれからに出会いでもない限りは現れないだろう、と。
リューさんはLv.4の恩恵をっ!?と、何か聞いては不味いことを聞いてしまったような感覚をベルは覚えたが、それについては取り敢えず棚上げすることにしながら、自分達に絡んできた冒険者を軽々と放り投げたことを思い出す。
それから分かる通り、シュヴェルトという冒険者が自分と同じレベルでありながら自分よりも遥かに強い人物だ。少なくともベル自身リューの攻撃をああやって無効化どころか何も出来ないで倒されるのは確かである。さらにLv.1の頃から中層を探索していたシュヴェルトが居てくれれば、自分達の迷宮攻略もスムーズに進むだろう。
そしてベル達にとって未知の領域である中層を知っているということが心強く、なによりいつも負担を掛けていると考えていたリリの重荷が減ってくれるだろう。
そんな、パーティに加われば自分達にとって良い事尽くめとなるシュヴェルトにベルは本当に良いのか、と思い悩み、再び『剣』を差し出す……実際はそんなことはせず、普通に座っているだけなのだが、そんな雰囲気を纏ったシュヴェルトにベルは視線を向ける。
ただベルに向けられた思いが『
だからもし、ベルがアイズからの特訓を受けていなければ『剣』には気づかなかっただろう。おそらく、これに気づかなければこちらから頼んでもパーティを組めなかったかもしれないことにも。
だからベルは風の少女に感謝して、ありがとう、と告げながら剣を手に取る。
「おめでとう、ベル・クラネル。君は資格を得た」
◇◇◇
正式にパーティを組むことになったベル、リリ、シュヴェルト、そしてリューとシルを交えて酒、もしくは
するとベルの使用していた装備の製作者──ヴェルフ・クロッゾがシュヴェルトの弟分だということが判明した。そしてベルは目の前に鍛冶師がいながら他の鍛冶師を紹介してくれと、失礼を承知で頼み込んだ。
それについてシュヴェルトは笑って許したがやはり罪悪感が重く伸し掛かったのか、ベルは自分がどういう思いでそのようなことを頼んだのか誠意を持って語る。
つまり、ヴェルフ・クロッゾが製作した防具はランクアップの決め手となったミノタウロスの単独撃破の時、自分の命を砕け散るまで護ってくれた思い入れのあるものだ。だからこれからもその人が良ければ防具を作って欲しい、と。
それを聞いたシュヴェルトは清々しい思いで頷いた。
ならば私がヴェルフを紹介してあげよう。そして、それは彼に伝えてあげれば凄く喜ぶだろうから直接言ってあげてくれ、と。
酒の席を別れ、そして翌日にはシュヴェルトの仲介でベルはヴェルフと会うことができ、ヴェルフ自身ベルのことを気に入ったことで二人は専属契約を結んだ。さらにヴェルフもランクアップして『鍛冶』のアビリティを獲得したいという思いもあってパーティに加わることになり……───
ベルの願望。
リリの心胆。
ヴェルフの意地。
そして、シュヴェルトの選定。
───様々な出会いと思惑が重なったことでパーティを組むことになった彼らは、新たなる仲間達と共に中層へと足を踏み入れた。
ここで原作4巻の範囲は終わり、次話から5巻の中層編へと突入します。
4巻では神会などのシュヴェルトがどうしても出せない場面は結構省いたのでこんなに早い展開となりましたが、次からの話では色んな人や神の視点でも出そうかと考えているので、中層編は少し長くなるかもしれません。それでも原作の5巻分の文章量には届かないかもしれませんが。
私も気をつけてはいますが完璧ではないので誤字などがあれば、よろしければ報告お願いします。