S.S.S.S:転生したら上条当麻だった件   作:戸塚うさぎ

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短い駄文


御坂妹シスターズ

 

第七学区、書店にて。

 

リムルは近くの殺気に気が付いた。

 

「当麻っち!外に何かとんでもない奴がいる!!」

 

「は?」

 

「行こう!」

 

そう言うと走ってリムルは走り出した。

 

「待てよ!」

 

リムルと3メートル以上離れられないので俺も続いて外に出る。

 

「突然どうした?」

 

「妹ちゃんがいない!」

 

外で待っているはずの御坂妹がいなかった。黒猫だけがいた。

 

「きっとさっきの奴と何かあったのかもしれない!」

 

「なあ、さっきから言ってることが分からないんだが」

 

「時間がない!ランガ出てきてくれ!」

 

リムルの影からテンペストウルフが出た。

 

「我が主人!」

 

「この黒猫についている女性の匂いを辿ってくれ!」

 

「おいリムル説明しろ!」

 

「移動しながら説明する!乗ってくれ!」

 

俺たちはランガに乗った。

 

周りの人たちは驚きながら俺たちに道を開ける。

 

「いったいなんなんだ?」

 

「殺気を感じた、しかもかなりヤバイ奴だった。アレは魔王級に近い。それが現れた瞬間妹ちゃんがいなくなったんだ。ヤバイ予感がする、クソ!オレの予感は良く当たるんだ!悪い方にな!」

 

リムルは普段とは違い、凄く焦っているような感じだ。

 

御坂妹に危機が迫っている。俺たちはそう直感した。

 

☆☆☆☆☆

 

時刻は午後6時30分。辺りは真っ暗の中俺たちは路地裏に入る。

 

「我が主人、血の匂いがします。ここからは野生の勘で危険でございます。進みますか?」

 

「進んでくれ」

 

ただならぬ雰囲気を俺は感じ唾を飲み込んだ。

 

嫌な予感がする。

 

路地裏の道を曲がると、大量の血が辺りに飛び散っていた。

 

そこに白い少年が立っていた。

 

「あン?」

 

少年はルビーのように深い赤色の目をこちらに向ける。

 

白い少年の足元に赤く染まった塊があった。

 

それは人間の形をしていた。

 

 

それは御坂美琴に瓜二つの少女の死体だった。

 

 

「ゲホッ!ガハッ!」

 

俺は死体を見た瞬間倒れこみ嘔吐した。

 

!?!?美琴の死体?何なんだあの少年は!?アイツが殺したのか?

 

脳内が状況に追いつくまでかなりの時間がかかった。

 

「彼女を君が殺したのかい?」

 

「たかが実験動物(モルモット)の1匹殺したぐらいで何騒いでんだァ?」

 

「お前、ふざけるな!自分がした事を分かっているのか!?」

 

「オイオイ、俺様を見てそんな目を向けてくるとはなァ。よっぽど愉快なオブジェになりたいよォだ」

 

「彼女を返してもらうぞ!」

 

「死体趣味か?イイぜ、受け取れ」

 

白い少年は少女の死体を蹴った。

 

少女の死体は蹴られた衝撃に耐えられずバラバラに飛び散った。

 

「アーア、死体を蹴る加減なんか知らねェからよ。バラバラになっちまったぜ。まぁこれで回収しやすくなったんじゃねェか?」

 

「ランガ行くぞ!」

「はい主人」

 

炎火爆獄陣(フレアサークル)

黒雷嵐(デスストーム)

 

白い少年が炎で包まれさらに竜巻がそこで発生し雷が落ちた。

 

「すごい」

 

彼らの攻撃が白い少年に直撃した。少しやりすぎではないのか?

 

「・・・」

 

しかしリムルとランガは白い少年から目を離さなかった。

 

「ククク、ギャハハ!」

 

「おい冗談だろ」

 

炎と竜巻が発生している中から不気味な笑い声が聞こえた。

 

すると炎と竜巻さらに受けたはずの雷が白い少年の頭上に集まる。

 

「ギャハハハハ!何だァ、何だァ。もしかしてサプライズでボーナスステージか?イイね、イイね最高じゃねェか。雑魚ばっか相手してて退屈だったところだ。てめえらで遊んでやるよ」

 

「攻撃が、きいてない!?」

 

「ちゃんと楽しませろよ」

 

白い少年は頭上の集合体をこちらに放った。

 

「ユニークスキル《捕食者》発動」

 

リムルはスライムに戻り白い少年の攻撃を食べるように防いだ。

 

「大丈夫ですか主人?」

 

「もぐもぐ、ごくん。大丈夫だ、それよりコイツ手強いぞ。オレたちの攻撃を何倍も増幅させて返してきやがった」

 

「ゲヘヘ誰だか知らねーが、俺様の攻撃を防ぐっつー事はテメエもレベル5だな?じゃあお次はこれだ」

 

トン 白い少年は近くにあったゴミ箱につま先を当てる、するととてつもないスピードでランガの方へ飛んでいく。

 

ランガはそれに反応できず、当たる直前にリムルが前に立ち塞がった。

 

「ユニークスキル《捕食者》はつど」

 

「キヒ」

 

飛ばされてきたゴミ箱の上から白い少年が現れた。彼は自分が蹴ったゴミ箱よりも早くリムルに接触した。

 

「どんな能力か知らねェが、粉々にしてやるよ」

 

白い少年がリムルに触れた途端、リムルの体は四方八方に飛び散った。

 

リムルの盾を失いゴミ箱がランガに直撃して後方へ吹っ飛んだ。

 

「リムル!ランガ!」

 

「あっけねーな、これで終わりかよ」

 

「てめえええええええええ!」

 

「おっと、まだいたのか三下。楽に殺してやるよ」

 

白い少年の手が俺に向けられた時だった。

 

 

「お待ちください」

 

 

「計画外の戦闘は予測演算の誤差が生じる場合があります、とミサカは警告します」

 

俺の後ろから御坂妹の声がした。

 

そこには沢山の御坂妹が立っていた。

 

「!?」

 

「あァ?コイツら関係者じゃねえのか?」

 

「彼らはこの実験とは部外者です、とミサカは答えます」

 

別の御坂妹が言った。

 

「チッ、また説教するつもりかァ?コイツらから喧嘩売ってきたんだ、正当防衛だよ」

 

「計画外の戦闘は実験に誤差が生じる場合が」

 

「わーったよ。リレーして喋んな」

 

そう言うと白い少年は路地裏から出て行った。

 

「黒猫を置いてきてしまって申し訳ありません、とミサカは謝罪します」

 

「ですが無用な戦いに動物を巻き込むことは気が引けました、とミサカは理由を述べます」

 

「お前らいったい誰なんだ!?」

 

「学園都市第3位のレベル5御坂美琴お姉様の細胞から生まれたクローン、御坂妹(シスターズ)ですよ、とミサカは答えます」

 

「お前たちは何をやっているんだ?」

 

「詳細は機密ですが、ただの実験なので事件性はありませんとミサカは答えます」

 

「本日まであなたと過ごしていたのは10032号のこのミサカです、とミサカは言います。ミサカたちはネットワークで繋がっているので情報が共有できます、とミサカは説明します。ですが今回は部外者であるあなたたちを巻き込んでしまって申し訳ありません、とミサカは謝罪します」

 

「では猫をお願いします」

 

と言って御坂妹たちは路地裏から出て行った。いつのまにか血の跡も肉塊も無くなっていた。

 

「実験だって?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですよ、

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