女性恐怖症の一夏君   作:のんびり日和

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最近投稿ペースが遅くなって申し訳ないです。

本日は閑話として、〈もしも○○だったら〉を投稿します。

本編の続きを書こうと思ったのですが、少しスランプになり始めてきたのでちょっと息抜きに。


注意
サブタイどおり、この話は日記形式になっております。



閑話
閑話~もしも、本音さんがヤンデレだったら(日記形式)part1~


○月×日:天気 晴れ

今日からIS学園に通うことになるから、お姉ちゃんが記念に日記をつけてみたらと日記帳をくれた。

でも、書く事なんてあるのかな、と最初は思った。だって小学生の頃の夏休みの日記もそんなに多く書いた事が無いもん。

だからまた同じような事を書くだけかなと最初は思った。けど、今回は違うかも。

だって、私のクラスに世界で初めてISを操縦した男子が居るんだもん♪

 

クラスで初めて見たときの印象は、オドオドした怖がりの男子だと思った。実際に怖がりで自己紹介の時、クラスの皆から注目されている中ずっとビクビク震えてたんだもん。

 

その後私のクラスの担任が、あのブリュンヒルデって言われた織斑先生って言われた時は驚いたなぁ。

その時にイッチーが女性恐怖症って言う病気を患っている事も教えてもらった。

何かイジメとかにあったのかな?

 

2限目が終わった時に、私分からないところがあったからイッチーに聞いてみた。そしたらオドオドしながらも教えてくれた。その時つい私、イッチーの傍に行っちゃたんだよねぇ。

そしたら皆にいきなり注目されちゃった。びっくりしたけど、織斑先生の言葉で私も後から驚いた。だって、私がイッチーの傍に行ったり、触れたりしても発狂しないんだもん。先生曰く、私の気配が動物に近いからなのでは、だって。

そりゃあ狐の寝巻きとか着るけど、それだけのなのかな? 私以外にももう一人大丈夫な人が居るらしいけど、現状クラスの中だと私だけらしい。だから織斑先生にイッチーの身の回りのお手伝いをして欲しいと頼まれた。無論やりますって言った。

何か嬉しい気分になったなぁ。

 

そのイッチーなんだけど、何か2人の生徒になんか絡まれてたなぁ。1人はあの篠ノ之博士の妹のしののん。で、もう1人がイギリスの代表候補生のセッシー。

 

なんかしののんは、イッチーの幼馴染って言ってるけどなんか幼馴染にしては暴力的だなぁって思っちゃった。私とかんちゃんなんて何時も仲が良い幼馴染なのに、なんか感じが悪い。

でも、もっと酷いのはセッシーの方だ。イッチーが女性恐怖症だって織斑先生が言ってたし、守らないといけないルールも言っていたのにそれを無視した発言をした。

しかも侮蔑するような言い方をだ。酷いよねぇ、同じ女性として考えられないよ。

セッシーに色々言われたせいか、イッチーが落ち込んだ表情を見て私色々励ましの言葉をかけてあげた。だってあんなに落ち込んだ表情にイッチーを見ると悲しくなるんだもん。

 

4限目の時間、クラス代表を決めるときに皆はイッチーにして欲しいなって思ってたらしい。無論イッチーの症状を考えたら、出来ない。けどイッチーがやりますと言った時の姿、カッコよかったなぁ。

けど、そんなときにセッシーがまた要らない事喚き始めた。折角イッチーのカッコいい姿が見れたのに気分が何か最悪になって思わずセッシーの方を睨んじゃった。でも仕方ないもん、初めての男の子の友達が悪く言われるのは気分がいいものじゃないもん。

 

その後、突然現れたイッチーのお世話ロボのメサメサが場を沈めた。その後織斑先生が1週間後、アリーナでクラス代表決定戦を行うと宣言した。でも、イッチーは大丈夫なのかな? 織斑先生はニヤッと笑って大丈夫としか言わない。何でだろう、凄く心配だ。

 

お昼ご飯の時、イッチーが一人で教室で食べようとしていた。一人ぼっちで食べさせたら、セッシーみたいな人に何されるか分からない!、と思って同じクラスで仲良くなったきよきよとつっきーと一緒にクラスでお昼ご飯を食べることにした。

食堂で買った弁当を食べようと思った時にイッチーのお弁当が手作りと聞いて、食べてみたいと思ってお願いしたら、どうぞって言ってくれた。

それで出汁巻きを貰ったんだけど、凄く美味しくて頬っぺたが落ちそうになったぁ。

また食べたいなぁ。

 

放課後、イッチーに寮に案内する為一緒に残っていたら山田先生がカギを持ってやって来た。部屋の場所を聞いたら私の隣だった。凄く嬉しかった。これだったらお菓子食べに行ったり、勉強を教えて貰いに行けるや♪

 

って、あれ? 丸々1ページ書いちゃった。昔だったら半分も書けなかったのに。これもイッチーのお陰だったりして。

 

 

 

○月△日:天気 快晴

イッチーの事が心配で1週間日記を書けなかったぁ。でも、それももう大丈夫! だって今日のクラス代表決定戦、イッチーが余裕でセッシ―に勝ったんだから! 

 

セッシーはイッチーに思いっきり地面に叩きつけられた衝撃で気を失って先生達に運ばれていった。

 

あともう一人、しののんもイッチーの戦い方が気に入らなかったのか、ピットに乗り込んできたが、織斑先生の出席簿で鎮められた。

私はその時いい気味だと思ってしまった。どうしてかは分からなかったけど、直ぐに分かった。

セッシーはイッチーの事を男だからと罵ったから。しののんは自分の理想をイッチーに押し付けたから。

私はそれに無意識にムカついていたからだ、と。でも、なんで無意識にムカついたんだろう? イッチーが大切な友達だから? でも、それだけでこんな簡単にムカつくとは思えないし、何でだろう?

 

うぅ~~~~ん。分かんない時は、早く寝たら解決するかもしれないし、今日はもう寝よぉっと!

 

 

○月□日:天気、晴れ時々曇

朝目が覚めても結局昨日の疑問は分からなかった。でも、別に気にする事じゃないからいいや。

それで今朝はイッチーと一緒にクラスに登校した。一緒に談笑しながらクラスに向かっている最中、ずっとこの時間が続けばいいなって思っちゃった。だってイッチーとお話していると凄く楽しいんだもん!

 

SHRが始まって昨日の決定戦の結果イッチーが代表に選ばれた。皆喜んでいたし、私も喜んだ。

報告を終えた織斑先生がSHRの続きをしようとしたら、イッチーが副代表を決めたいと言った時はもしかして私を推薦してくれるのかなって、期待してたらその通りになった。

えへへへへ、イッチーとこれから一緒に仕事が出来るって嬉しいなぁ。

 

でも、またセッシーとしののんが喚いて、私が副代表には相応しくないって言ってきた。

 

ふざけるな。イッチーにまともに話も出来ない上に、自分の都合ばかりを押し付ける様な奴がイッチーの傍に寄るな。

 

って、あれ? 私なんでこんな暴力的なこと書いてるんだろ? まぁ、いっか。

 

今日はアリーナでISを使った授業で、イッチーとセッシーが前に出て実演してくれた。イッチーってやっぱりISに乗るのが上手いのかな? すっごい高い位置から急降下してきて10㎝ジャストで止まったんだもん。凄いなぁ。

私整備科志望だから乗る理由が無いけど、1年生の間は必要らしいしから今度イッチーに乗り方教えてもらおう。

 

それと今日はイッチーの代表就任のお祝いパーティーが開かれた。ついでに私の副代表もお祝いしてくれた。

一杯料理とかお菓子が用意されてたからお皿一杯に載せてイッチーと二人で仲良く食べた。なんかいつも以上に料理とかお菓子が美味しかったなぁ。

 

そう言えば何か織斑先生が近くの席で食べてたけど、どうしていたんだろう? やっぱりイッチーの事が心配で様子を見に来てたのかな? 

やっぱり何処のお姉ちゃんも、妹や弟は大事にしてるんだなぁ。




取り合えず今回は此処まで。
ヤンデレ的な事はあまり書かれて無いけど、時期が進むにつれてどんどんヤンデレ化していきます。


では、また皆さん。次回の更新をお楽しみに( ´Д`)ノ~

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