今後はもっと気を付けて小説投稿を行って行きますので、どうかこれからもよろしくお願いします。
それと最初に書いていたコラボ話はIFルートとして別小説に移しました。
では、新しく始まるクラス代表戦、どうかお楽しみください。
クラス代表戦当日。アリーナの観客席へと向かう廊下にて、1組の生徒達は燃え上がっていた。
「いいか諸君! 今日は織斑君の初のクラス代表戦! 我々『織斑君応援支隊』の心構えはッ?」
「「「織斑君が発作しない程度の応援をして、頑張ってもらうこと!」」」
「よろしい! では何のために応援するっ?」
「「「「織斑君のカッコいい姿を見る為!」」」」
「その通り!」
と熱く燃え上がる生徒達を遠くから一夏と本音は眺めていた。
「…す、すごく燃え上がってるね」
「うん、燃え上がってるねぇ」
遠目でも分かるほど燃え上がっている生徒達。他のクラスの生徒達も何故あそこまで燃えているんだ?と首を傾げながら通って行く。
「そう言えばイッチー。そろそろ対戦相手が発表されていると思うし、モニター見に行こ」
「そう、ですね。見に行きます」
そう言い一夏と本音は対戦表が出されているモニタールームの元に向かった。
モニタールームには既に他クラスや他学年の生徒達がモニターに映し出されている対戦表を見ていた。
一夏はモニターを確認したかったが人が多く、女性恐怖症を患っている一夏は怖くて近付く事が出来ずにいた。
「……人が、多いのでその、僕ピット前に先に行ってます」
「そぉう? それじゃあ私が見てくるねぇ」
そう言い本音は軽快な動きで人混みの中へと潜り込んでいった。一夏は本音を見送った後その場から足早に去りピットへと向かう。
暫くしてピット前に到着した一夏。ピット前には自販機とベンチが備えられており、一夏は自販機に凭れられる側に座り拡張領域に仕舞っている小説を取り出し気配を消すように縮こまって本を読み始めた。
アリーナの観客席からであろう小さな喧騒をBGMに一夏は小説を読み続けていると
「イッチー」
と自身を呼ぶ声が聞こえ一夏は顔をあげた。其処には少し困惑顔を浮かべた本音が居た。
「どう、したんですか?」
「うん、実はねぇ。モニターでイッチーの対戦表を確認したら第一アリーナで1回戦目からだったの。けど、相手が2組の代表がアメリカの人じゃなくて、中国の人の名前だったんだぁ」
「中国? ……も、もしかして、凰鈴音って言う名前でしたか?」
一夏は本音の口から出た中国の人という言葉に、まさかと思いつつ鈴の名前を出す。
「ほへぇ、何でわかったのぉ?」
「や、やっぱり。でも、なんで鈴音さんが?」
「それが分かんなぁい。きよきよ達から聞いた話だとアメリカの人で専用機を持ってないって聞いたのにねぇ」
2人は何故そのアメリカ人ではなく転入してきたばかりの鈴が代表として出ているのか、それが疑問で仕方がなかった。すると一夏はふとある事を思い出しピットの中へと入って行き、本音もその後を追っていく。
ピット内へと入った一夏は壁に備えられている端末の元に向かい通信を入れる。
『こちら管制室。む、織斑か。どうかしたのか?』
画面には千冬が映り、一夏は対戦表の件を伝えた。
「あの、2組の代表なんですが…」
『あぁ、それか。 実は転入してきた当日にアイツ、その時のクラス代表に頼み込んで変わってもらったらしい。しかも教師に何も告げずに、だ』
呆れ顔で告げる千冬に、一夏と本音もえぇ~。と困惑の表情を浮かべていた。
「それって、その、書類上大丈夫、なんですか?」
『…大丈夫な訳ないだろ。教師に何も告げずに勝手に変わって貰うなど前代未聞だぞ。まったくアイツは!』
と怒り心頭な顔を浮かべる千冬。だがすぐに深く息を吐き何時もの表情へと戻る。
『兎に角2組のクラス代表はあの馬鹿だ。専用機持ちだが、慢心せずお前の思いっきりをブチかましてこい、織斑』
最後に笑みを浮かべながら一夏を応援した千冬は通信を切った。
「なんか、大変なことになっちゃったねぇ」
「…うん。それじゃあ、僕準備を始めるね」
「分かったぁ。あ、私観客席できよきよ達と応援してるから頑張ってねぇ!」
そう言い本音はピットから出て行く。一夏は直ぐに戦闘服に着替え、バレットホークを身に纏う。
するとアイラが呆れた口調で一夏に話しかけてきた。
〈はぁ、猪突猛進と言う言葉ピッタリの娘ね、アンタの幼馴染〉
〈…うん。根は、良いんだけどね。その、思い込みが…〉
〈でしょうね。じゃなきゃアンタの姉にあんだけ怒鳴られたのにクラスに来たりしないでしょ〉
アイラはそう言いはぁ。とため息を吐く。
千冬に怒鳴られ追い返された翌日、鈴は何事もなかったように教室に突撃してきたのだ。無論一夏は距離をとろうとするも、それをさせまいと距離を詰めてくる鈴。その結果恐怖で体が震え始める一夏。
すぐにクラスに居た生徒達は急いで鈴を一夏から引き離し、本音は一夏に大丈夫と励ましに傍による。
生徒達に邪魔されたのが癪に障ったのか怒る鈴だが、すぐに千冬が現れ出席簿で叩かれ追い出された。
本来怒られたら反省し、少しは慎むものだが鈴はそう言った事は一切なく朝のSHR前に怒られれば次は昼休み、そして次に放課後にと教室に突撃してきては一夏を怖がらせるのだ。
何度か1組の生徒達が突撃を止める様言ったのだが、鈴は
「はぁ? 私は一夏の為に会いに来ているのよ。こうやって会いに行ってやれば何時かは女性恐怖症なんて治るでしょ」
と根拠もない話をしてきたのだ。
無論1組の生徒達はそんな話を聞いて黙っているはずもなく、鈴が突撃してこようとする前に教室の扉前に生徒達が壁の様に立ち、入れない様にしたのだ。無論ただ立っていれば無理矢理通ろうとすると考え、何気ないガールズトークをしているように見せかける様にした。
結果鈴が一夏に突撃してくることはほぼなくなった。
〈暫くはクラスの子達があんたの周りを固めていたから突撃してくることは無かったけど、恐らくあの子相当鬱憤が溜まってるわよ〉
〈うっ。そ、それは何か変な事、言われるって事?〉
〈恐らくね。まぁ安心しなさい。彼女が何か言ってこようがこっちで聞こえない様にしておくから〉
〈う、うん。ありがとう、アイラ〉
はにかみながらお礼を述べる一夏。アイラはどういたしまして。と返す。だがコアの世界に居るアイラは頬を真っ赤に染め上げながら明後日の方向に目線を向け照れていた。
『これより、第1回戦1年1組対1年2組の試合を行います。代表選手はアリーナへと出て下さい』
ピットに備えられているスピーカーからアナウンスが流れると一夏は深い深呼吸を数回行う。
〈準備はいいわね?〉
〈うん、行こう〉
そしてバレットホークはカタパルトから射出され、アリーナへと飛び出た。
次回予告
アリーナへと出ると既に出ていた鈴。案の定相当鬱憤が溜まっていた鈴は吐き出すように自分の主張を吐き出す。
そして試合が開始されようとした時、鈴は一夏に言ってはいけない言葉を言ってしまう。
次回
クラス代表戦part2 ~禁句~
次回投稿してほしい小説(詳細は活動報告の「次回作一覧」を見てください)
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①IS×ウォーシップガンナー2
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②IS×メタルギア
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③IS×オリジナルストーリー①
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④IS×オリジナルストーリー②
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⑤IS×クロスアンジュ
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⑥IS×タイムクライシス
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⑦IS×オリジナルストーリー③
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⑧IS×人狼 JIN-ROH
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⑨IS×東方project
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⑩IS×オリストーリー④
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⑪IS×R-type
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⑫俺ガイル×IS