サマルトリアの第一王女にTS転生した俺が雌堕ちする話 作:社畜だったきなこ餅
ちなみに一回書き直しました、我に返って見直したらコレどう見てもR18だわってなったので……。
怒られたら、再修正します(震え声)
唐突であるが、俺はサマルトリアの王族であり姫である。
通常であれば軍事や技術関係に口を出すなどありえない、そのような事は求められていない……そういう類のポジションである。
だがしかし、そんなの知ったこっちゃねぇとばかりに蹴飛ばした俺はソレはもう色々やらかした。
サマルトリア近辺のパトロールをする兵隊についてこうとしたり、ムーンブルクの優れた鋳造技術を交流でもぎ取ったり。
ついでに、レベル上げとばかりに適当に臣民へ迷惑をかける魔物を片っ端から退治して回ったりと、出来る事は全てやったと思っている。
前置きが長くなってアレだが、言いたいことは即ちだ。
「雨露の糸に、聖なる織機の解析。ならびに量産は出来ているか?」
「ハッ! 完璧であります!」
「ちょっと待てやお主等」
王族でもめったに飲めないレベルの酒やら何やらを餌に、テパの町からハイパー偏屈職人ドン・モハメをサマルトリアへ招聘し。
国内指折りの職人と、量産成功した聖なる織機をずらりと並べてドン・モハメへお披露目する俺。
権力と財力は、ここぞというときにぶちまけてなんぼだよね。
「……アンタ、職人の命をなんだと思ってやがる」
「知らんなそんなもの」
「てめぇ?!」
額に青筋を浮かべたドン・モハメがじろりと俺を睨みつけてくるが、鼻で笑って一蹴。
当然俺の回答は、ドラクエワールド初代頑固職人ともいえるかもしれないドン・モハメにとって許せるものじゃなかったらしく。
怒りの赴くまま胸倉に掴みかかってくる、職人爺の手が若干俺の胸に触れてるが。まぁ今は許してやろう。
「貴方しか織れない水の羽衣、確かに貴重で尊いな。 軽い上に生半可な魔物の爪も物ともせず、炎や氷の吐息すらも和らげる」
「そこまでわかっているなら……!」
「だが、俺達がハーゴンを討ち滅ぼすまでに貴方は何着織れる? 更に言えば、数を揃えられればそれだけ兵士らでは太刀打ちできない魔物への勝利の目も見える」
ドン・モハメの瞳を見つめ返しながら、誤魔化しも嘘も許さないと眼光に意志を込める。
俺の眼光に先ほどまで怒り狂っていた老人の瞳は陰りを見せ、力なく俺の胸倉から手を離すと不機嫌そうにクソッタレと吐き捨てる。
「……出来て一着だ」
「それでは困る、俺達はハーゴンらが待つ居城へ乗り込むんだ。最低でもアレンが鎧の下に着こむ分に、プリンが身に纏う分はないと話にならん」
腕を組み、重たくてしょうがない乳房を組んだ腕で持ち上げながら、項垂れるドン・モハメを見る。
おい護衛の兵士、強調された俺の胸をガン見するんじゃない。コレはアレンと、これから孕んで産む予定のアレンの赤ちゃんのモノだ。
「……わぁったよ、正直今でも胸糞わりぃがテメェの思惑に乗ってやる。 2か月だ、2か月で3着仕上げてやる」
「む? 数が多いぞ」
「テメェの分も作ってやるって言ってんだよ、この腹黒王女様」
ケッ、と吐き捨てるように言い放ち俺へ背を向けると集めた職人集団を怒鳴りつけながら、技術指導を始めるドン・モハメ。
……そういえばナチュラルに、うっかり自分の分勘定してなかったわ。 避ければいいと思ってたし、さすがに無理難題言ってるから遠慮したってのもあるけど。
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「というわけだアレンにプリン、1カ月で装備の更新と調達。残り1カ月でロンダルキアの調査を進めるぞ」
「うん、わかった……けど、ドン・モハメさん気の毒に……」
「さすがにちょっとえげつないと思うわよ? クッキー……」
えへん、と胸を張りながら頼りになる仲間たちに報告して見たらドン引き気味に溜息を吐かれる。 解せぬ。
「だけどまぁ、装備の更新は確かに必要かもしれないわね。 ご先祖様の装備一式に身を包んだアレンはともかく、私やクッキーは殆ど装備変えてないし」
指先で紫色の髪の毛の毛先をくるくる回しつつ呟くプリン、それもその筈。
プリンはローブ状に仕立て上げたみかわしの服に、ローレシア地下でとっ捕まっていたじごくのつかいから強奪したいかずちの杖。
俺に至っては、旅立ちからずっと愛用し続けている細身の剣にいつもの鎧セットだ。 最近、ブレストプレートで抑えつけられる胸が苦しいのはプリンには内緒である。
「なんか、ごめん」
「気にするなアレン、優れた装備は最も使いこなせる人物が扱うのが道理だ。 ソレにかっこいいしな」
「本音だだ漏れよクッキー、まぁそこの色ボケクッキーの言う事には私も同意よ」
試しに突入したロンダルキアでロトの鎧を手に入れられた事で、アレンは全身をご先祖様伝来の伝説装備に包めるようになったのだ。
清らかさすら感じる蒼い光沢を放つ全身鎧に身を包んだアレンはまさに救世の勇者ともいえる、荘厳さすら感じる見た目で。
「……あ、思い出したら子宮が疼いた」
「? 今なんて?」
「気にしたらダメよアレン、貴方の中の幻想を壊さない為にも」
口からアレンへの愛があふれ出ただけなのに、プリンのこの辛辣さである。
ともあれなんであれ、方針も決まったので3人揃ってサマルトリアからまた旅立つのである。
目指すは、地下に広がる都市こと。ベルポイだ。
いやまぁ、船旅なんてせずルーラでひとっとびなんだけどな! 時間は大事にしないとね!
「牢屋の鍵と水門の鍵をあの時は買って終わったけど、今度は何を買うの?」
「ああ、俺でも扱える程度の軽さの力の盾、後はプリン用のミンクのコートだな」
「あー……あのべらぼうに高いコートね、確かに頑丈そうだけども」
鎧下、ないしアンダーウェアとして水の羽衣を装着し。その上に鎧やコートを羽織る、コレが俺なりに考えた装備構成である。
いやまぁ、偉そうな顔して自慢する事でもないけどな!
ちなみに鎧は、うん。 基本的に市販の鎧だともう胸がキツくてしょうがないので、今のブレストプレートと同じ型のサイズアップしたのを頼んでいる。
正直動き辛いが、下着と鎧のセットで抑えれば戦闘中も揺れないのでなんとかなるのだ。 気のせいかプリンから憎しみに満ちた視線が俺の乳房に向いてる気がするけど。
まぁそんな些細な事は横に置き、目指すは防具屋。というわけで。
「主人、失礼するぞ」
「む? なんでぇ、随分と別嬪さん方じゃねーか。 そっちの兄ちゃんが装備してる物より上のはさすがに置いてねーぞ?」
防具屋の扉を開け中へ入れば、大きな欠伸をしていた髭面の店主が俺達へ視線を向け。
目ざとくチェックしたのかアレンが身に纏うロトの武具に溜息、悔しさを隠そうともせずに手をヒラヒラ振る。
「アレンが身に纏っているものだ、当然だな。 だが今日は彼の防具ではなく俺達の防具を見に来た」
「なるほどねぇ……お目当てはミンクのコート、ってとこかな?」
じろじろと俺達の体つきを見回し、ついでに俺の体を嘗め回すように見る店主に鉄面皮をしかめさせつつも。
店主は椅子から立ち上がると、カウンターの向こうの壁にかけられていた豪奢なデザインのミンクのコートを手に取り、カウンターの上に載せる。
「だがコレは相応に値が張る、嬢ちゃんらに払えるか? なんならその体で」
「金ならあるぞ」
下衆さを隠すことなくニヤニヤ笑う店主の様子に、アレンの方から彼らしくない剣呑なオーラが立ち上るのを感じつつ。
店主の言葉を遮るように、ゴールドが詰まった袋をドン!と大きな音を立ててカウンターへ載せる俺、そんな寝取られ系RPG的なセリフ言わせねぇよ!
「……っち、確かに言うだけはあるようだな」
「当たり前だ。店主は少しは客商売という物を考えたらどうだ?」
「ハンッ、可愛くねぇ嬢ちゃんだ」
ケッ、と吐き捨てつつも商売人として腐りきってなかったのか、急な値段釣り上げをすることなく無事ミンクのコートを入手することに成功する。
その後は丁度良いサイズと軽さの力の盾を見つけたので、そちらも合わせて購入し……。
「すまないアレンにプリン、先に宿へ戻っていてくれ」
「え? 大丈夫クッキー、この店主さんに何かされるんじゃないの?」
「そうよ、こんな髭親父に襲われるクッキーなんて私嫌よ」
「てめぇら……」
後、仲間達には言っていなかったが絶対に買いたいものがある、あるのだが彼らの前では買い辛いので宿へ戻ってもらおうとすれば。
心の底から心配そうに止められる俺である。ついでに散々な言われようの店主が顔を引きつらせているが、そっちは自業自得だからあきらめてほしい。
まぁ多少一悶着あったが、なんとか宥めすかして二人を宿へ戻らせた俺は店主へ向き直り……。
「……危ない水着を売ってくれ」
「っ?! 嬢ちゃん、一体どこでそのブツの名前を……?!」
覚悟をキメた俺の発言に目を見開き驚愕する店主、やはりあったか……!
ありがとう、俺の中に残ってたドラクエ2知識。そしてこんにちは、ドスケベ水着によるアレンとのめくるめく官能の日々。
最終的に、俺と店主は固く握手を交わした末に。 俺は危ない水着を無事手に入れる事に成功した。
ちなみにその後宿へ戻った俺が、二人に非常に心配されたことは言うまでもない。
そして、その日の夜。
作戦決行の下準備として、宿で一人部屋を3人分取った俺は今。
「こ、これは中々に。大胆すぎるな……」
一人危ない水着を着用し、姿見の前に立っていた。
うすぼんやりとしか残ってない記憶では、様々なデザインの水着系装備があった記憶はあったが。
今俺が着用しているソレは、上下一体型でありつつも……乳房を覆う布面積は必要最低限、ちょっと動くと桜色の突起や周辺が見えてしまいそうな上に。
股間を覆う部分に至っては、食い込むことで露わになりかねないぐらいの、超弩級ドスケベデザインであった。
さすがは心のマブダチとなった店主が、俺なら着こなせるとチョイスした危ない水着だ。パーフェクトである。
そして、アレンの部屋は俺のすぐ隣。 ついでにプリンの部屋はアレンの部屋を挟んだ向こう隣りだが……彼女ならきっと祝福してくれるに違いない。
「……往くぞ……!」
大きく深呼吸し、気合を入れた俺はそっと部屋の扉を開け……廊下に人影が居ない事をそっと顔を出して手早く確認。
目撃者がいない事に安堵しつつ、そっと足音を忍ばせながらアレンの部屋の前へ赴き……。
小さくノックをすれば、開いているよ。というアレンの無警戒な返事。
その言葉に隠し切れない歓喜の笑みを浮かべながら俺は部屋へ入る。
「クッキーか……って、なんだよその服……というか紐?!」
「そう言わないでくれ、俺も恥ずかしいんだ」
恥ずかしいならそんなの着てるんじゃないよ!ってベッドに腰かけたまま叫ぶアレンを尻目に、後ろ手で部屋の鍵をかけ。
ウィンクをしつつ、口元に人差し指を当てて静かに。と合図、もう夜遅いしあんまり騒ぐと迷惑かかるからね。しょうがないね!!
「う、うぅ……なんで、そんな恰好……?」
目を白黒させつつも俺の体から目を離せないのか、俺がアレンへ歩み寄るたびに揺れる胸元やすらっとしたお腹、デリケートな足の付け根部分へアレンの目線がさ迷うのを感じつつ。
ベッドの上に上がり、そのまま後退しようとするもすぐに壁に背が当たったアレンへ、高鳴る胸と子宮の疼きをこらえながら彼を捕まえると。
その首へ手を回し、貪るように口づけを交わす。
突然の俺の行為にぎょっとするアレン、そのまま彼が混乱している間に彼の手を取り自らの胸へ誘導すれば……躊躇いがちにその手が動かされ。
ソレによって齎される甘美な快楽に俺の体が大きく震える。
「ぷ、はぁ……だ、だめだよクッキー。はしたないよ……!」
「そうだな、そうかもしれない。だがなアレン……愛したいと思う気持ちは、そんなにイケナイものか?」
自分のモノとは思えない妖艶な声を自ら出しつつ、アレンに胸を揉まれたまま抱き着くように彼を押し倒す。
二人しかいない部屋に、くぐもった声と互いの愛の囁きが満ちるのはそれから間もなくであった。
そして、翌朝。
「あんたら、盛りすぎ」
「ごめん……」
「正直、すまんかった」
目にクマを作り据わった目つきのプリンに、二人そろって説教を食らう俺とアレンであった。
プリンさんは壁に耳を当てて一晩中聞いてたらしい。
なので、最初はクッキー優勢だったのがアレンに逆転されて雌堕ちトロ声出しまくってたのも聞かれたそうです(意味深)