積み重なりし日常に、生きてるだけで幸せ、楽を求めて笑うおじさんがやってくる~♪
鼻唄まじりに微笑みながら、いつものように、自由気ままに歩いていました。
ランドセルを背負った集団をながめていました。
集団から一人離れてうつむいてとぼとぼ歩いている子供に話かけました。
楽「おはよう! いつも一人で寂しくないかい?」
子「さみしいってなあに、僕さ、バカだからさ、じゃまになるしさ」
楽「そうなんだ、おじさんは楽笑(らくしょう)って言うんだけど、君はなんていうの?」
子「えーと、絶望光志郎(ぜつぼうこうしろう)だよ」
楽「光志郎かぁ、じゃあ、光ちゃんだね」
光「******」
光志郎君は、うつむいたままです。
楽「友達になってもいいかな?」
光「僕さ、バカだからさ、じゃまになるよ」
楽「だいじょうぶ、おじさんもバカだから」
光「そうなんだ、いっしょだね」
楽「そうだね!、いっしょだね」
楽笑おじさんには、光志郎君が少しだけ笑ったように感じました。
楽「光ちゃんは、どうして自分のことをバカだと言うのかな?」
光「だってさ、みんな、バカって言うしさ」
光志郎君は、またうつむきました。
楽「なんで、みんなは、バカって言うのかな?」
光「僕さ、バカだからさ、みんなと同じようにさ、何もできないしさ」
楽「光ちゃんはバカじゃないよ!」
光「でもさ、僕には未来がないんだってさ」
楽「そうかな?、誰にでも未来は有ると思うよ」
光「でもさ、みんなと同じようにさ、できないとさ、みんながさ、言うしさ」
楽「そうかな?、」
光「だってさ、何もないやつにはさ、未来がないんだってさ」
楽「じゃ、何か出来れば未来が来るってことかな?」
光「だからさ、みんなと同じようにさ、できないからさ、こまっているのー」
楽「みんなと同じじゃ無くても、出来ることが有ればいいんじゃないのかな?」
光「そうかな?、」
楽「そうだよ!、」
光「でもなぁ、」
楽「光ちゃんはさぁ、知らないだけなんだよ」
光「なにを、」
楽「光ちゃんが出来ることでいいのかもね。」
光「みんなとさ、同じじゃなくていいのかなぁ」
楽「光ちゃんのやりたいことをやってみたらいいよ!」
光「なんでもいいの?」
楽「なんでもいいよ!」
楽笑おじさんには、光志郎君が少し笑ったように感じました。
そこに、前の集団から女の子が走ってきました。
女「絶望さん、行くよ!」
楽「あれぇ、友達いるんだぁ、ありがとうね」
女「私、絶望さん係だから」
楽「そうだ!遅刻しちゃうね、また明日ね」
光「うん、また明日」
光志郎君は女の子にひっぱられながら、少しだけ早足でとぼとぼ歩いて行きました。
楽笑おじさんは、鼻唄まじりに微笑みながら自由気ままに歩いて行きました。
人生ひまつぶし、人それぞれ、いろいろ有るからおもしろいですねぇ~♪
どうでしたか?感想などコメント頂けたら嬉しく思います。