楽笑おじさんと絶望こぞう   作:楽笑

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前回、モーニンググローリー 上 の続きとなります。
楽笑おじさんこと絶望光志郎48歳と妄想ルンバが、モーニンググローリーという異次元の入り口から戻ったところから始まります。

未来設定は、お手数ですが、前回、モーニンググローリー上でご確認下さい。


さぁ、はじまり、はじまり、




12話 モーニンググローリー 中

光志郎とルンバを乗せたグライダーボードが、Gクオーツの重力制御によってゆっくり降りてくる。

絶「あ~ぁ、お母さんのことを思い出せなかったのには、あんな理由があったのか!ルンバちゃんは、僕のお母さんのこと、覚えてた?」

光志郎はルンバにたずねます。

妄「う~ん、なんとなくは覚えていたけど、私と一緒に住んでいたころの絶望さん、お母さんの話をすると暴れだすから話さなかったの、それに、ず~とひとりで部屋にこもって出てこなかったし、あの頃のこと覚えてる?」

ルンバが光志郎にたずねます。

絶「なぜか、子供の頃の記憶を思い出そうとすると、頭が痛くなるから覚えていないんだよ、ルンバちゃんの家に居たことなんてまったく覚えて居なかったな、ごめんね!」

光志郎はグライダーボードを操って着地します。

 

 

 

妄「なんか、いろいろありすぎてお腹すかない?」

ルンバは明るく微笑みます。

絶「いいよ、さすがに吉野家はないだろうから、マッグならどこでもあるでしょ?」

光志郎はグライダーボードをクルマに積み上げ、マッグへ向かいます。

 

この時代、現実空間では無駄をはぶくために、都市以外の地方では、街、工業地、農地、自然保護区とエリアごとに別れており、Aiが計画した場所以外は一般人は立ち入り禁止で、移動手段も自動走行車がAiに管理されながら走っています。Gクオーツ搭載の浮遊型車両はコストが高く、一般には普及していませんが個人所有のクルマはほぼ無くなり、必要な時だけのレンタルになります。今回のモーニンググローリー見学も、この町の観光アクティビティであり、レンタルばかりです。

オーストラリアのように、何も無い広い平地を大企業が買い取り、未来タウンを建設して住民を受け入れています。

ショッピングモールを中心に半径1400メートルの町が、計画的に10キロ圏内に1ヶ所づつあり、町ごとに独立した制度をとっており、15000人程の住民がいます。物資や治安の管理も大半の町が大企業のマニュアルソフトと契約して維持しています。

マニュアルソフトには、全世界100種類程の店舗[病院、学校、娯楽、衣類、飲食、家電、生活雑貨]が基本パックで入っており、どの町も基本的には同じように出来ています。町の中心から半径800メートル上にLRT[無人電動路面電車]が走っており、東西南北には十字にモノレール型の無料循環車両が走っています。一般車両は町には入れません。

マッグは、マッグ財団が徹底してコスト削減をした、世界初のオートメーションの基本パックの店舗で、全世界で楽しまれている飲食店です。

 

 

絶「あった、あった!マッグ見っけ!」

光志郎は嬉しそうに笑います。

妄「さぁ、いつでも、どこでも、安定のマッグ、!なに食べようかな?」

ルンバと光志郎は店内に入り、フォログラフィの犬が擬人化したマスコットキャラクター[ナミ]に向かって注文します。

絶「テキサスダブルバーガーとポテトLとチョコシェイクL」

続いてルンバが注文をしようとした時に、背後から大きな人影が襲いかかります。

妄「きゃー、なぁ、や」

ルンバの口を大きな手がふさぎます。

絶「なにしやがる?!、!」

光志郎にも襲いかかってくる影がある。

光志郎はルンバのことを気にしながら、後ろの影に逆らわず相手が羽交い締めにしようとする隙をつき、しゃがむように一旦下方へ重心をおとし影の手首を逆手にひねりながらすり抜け振り返った。手首をひねられた影は前方に揉んどりうって転げ落ちた。

絶「何が目的だぁ!」

光志郎は辺りに気配を配りつつ、ルンバとの間合いを積め助けようとするが、

影「まずい、捕まるぞ!」

影はルンバを投げつてきた、

影「逃げるぞ、ディック!」

二人の大きな人影は、光志郎がルンバを受け止めている間に素早く逃げて行った。

それから60秒ほどたって、ロボット警察が一体入ってきた。

 

ナ「お待たせしました!」

カウンターには、今ごろになって光志郎が注文した品が虚しく出てきた。

 

絶「ルンバ、大丈夫?なんともない?」

ルンバは少しの間呆然としていたが、すぐに正気を取り戻した。

妄「ありがとう、光志郎はなんともない?」

ルンバは自分のことよりも、光志郎を心配している。

ロボット警察がよってきて、事情聴衆がはじまる。

ロボット警察が言うには、3日前から同様な事件がおきており、どうやら、外部からの不法侵入者が食料調達目的による犯行ではのことだった。

妄「ケガが無くなて良かったけど、ロボット警察もだらしないわね、さっさと捕まえてほしいわ!」

絶「あいつらは、きっと、レフプリカンだよ。少しだけ意識をリンクしたんだ。何も起こらなければいいけどな?」

光志郎は真顔でいいます。

妄「レフプリカンってなんなの、危ないの?」

ルンバは不安そうに尋ねます。

絶「月面裏でGクオーツを発見したドランプ財団が、宇宙開拓ように遺伝子操作した強化人間なんだけど、普通では長時間いられない宇宙空間に適応していて、筋力も常人の2倍程で知能も高い、だけど、成長速度が常人の10倍なので寿命が6~8年ってところなんだ。」

光志郎は真顔です。

妄「うわぁ、危ないところだったんだ、何も無くてよかたね!」

ルンバはニッコリ微笑みました。

 

 

 

光志郎とルンバは食事を済ませホテルへ向かいました。

 

 




どうでしたか?
なんだか、うまくまとまらなかった感じです。

今回出てきたレフプリカンは、SF名作映画ブレードランナーのレプリカントの設定を一部借りております。
1982年制作でCGのない時代ですが、とても雰囲気のある良い映像の映画ですので、気になる方は見てみてはどうでしょう?

次回も、モーニンググローリー編です。

では、また!
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