懐かしい~甘い日々~♪
鼻唄まじりに微笑みながら、楽笑おじさんは今日も行くよ。
この前の女の子に手をひかれながら、光志郎君が歩いていました。
楽「おかえり、絶望さん係お疲れ様。」
女「こんにちは、いつものことだから」
光志郎君は、黙ったままです。
楽「いつものことって、いつからなの?」
女「幼稚園からだから、、、8年かな」
楽「すごいね!ベテランのいきだね。」
女「絶望さん、時計が読めないし、私がいないと、ぼ~としているだけだから、予定もわからないみたいなの」
楽「まるで、お母さんみたいだね」
女「そうかな?」
楽「光ちゃんのことは、なんでも知っているみたい」
女「なんでもは知らないよ、知っていることだけ!」
女の子は、当然のことのように淡々と言いました。
光志郎君は退屈そうに遠くをみています。
楽「ところで、お嬢ちゃんはなんて名前なの?」
女「私は、妄想ルンバ(もうそう)です」
楽「妄想ちゃんか、とても現実的なのにね!」
妄「名前と性格は関係ないでしょ」
絶「あはは、、」
妄「なにがおかしいのよ!」
楽「本当に仲良しなんだね」
楽笑さんには、光志郎君がとても笑ったように感じました。
楽「光ちゃんは、妄想ちゃんのことが、大好きなんだよね」
光「え~とさぁ、なんでわかるの?」
楽「好きなら、伝えないとダメなんだよ、誰かにとられちゃうぞ!」
妄「なにバカなこと言ってるのよ、そろそろ行くよ」
楽笑さんには、妄想さんが照れているように感じました。
光「イヤだ、まだ行かない、」
妄「もう、おじさんが、へんなこと言うから」
楽「さぁ、がんばって、光ちゃん」
楽笑さんには、光志郎君がとても真剣になっているように感じました。
光「ルンバちゃん、僕は、ルンバちゃんが、大好きです、結婚してください!」
妄「はいはい、私でよければ、いつでも結婚してあげるから、もう帰るわよ」
楽笑さんには、光志郎君が少し大人になったように感じました。
楽「良かったね、気持ちを伝えれて、だいじょうぶだよ、光ちゃん」
光「ありがとう、楽笑おじさん」
楽笑さんには、光志郎君が満面の笑顔で笑ったように感じました。
妄「おじさん、さようなら」
楽笑おじさんには、妄想さんがとても笑ったように感じました。
楽「いつも、本当にありがとう、ルンバちゃん、またね」
妄想さんと光志郎君は手をつないで歩いて行きました。
楽「さぁ、僕も帰ろうか!」
楽笑さんはポケットから携帯電話を取り出しました。
楽「ホーム、転送」
楽笑さんは、光に包まれ消えてしまいました。
光の中からおじさんが現れました。
おじ「ただいま!」
おばさんが料理を作っています。
おば「お帰りなさい、ちょと待ってて、もう少しで御飯できるから」
おじ「いつも、本当にありがとう」
おば「いいのよ、私は、絶望さん係なんだから」
どんな記憶も、未来からみれば、とらえかたしだいなんだな~♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また、どこかに、楽笑おじさんがやってくるかも?
ほら、
鼻唄が聴こえませんか?
ルンバ、ルンバ、ルンバ、ルンバ、ルンバ、ルンバ
未来は僕らの手のなか、