楽笑おじさんと絶望こぞう   作:楽笑

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今日の現実は誰の夢、ささやく未来の声がする、忘れたい日々、耳をすましてごらん、ほら、聴こえる~♪

懐かしい~甘い日々~♪


2話 未来が僕を呼んでいる

鼻唄まじりに微笑みながら、楽笑おじさんは今日も行くよ。

 

この前の女の子に手をひかれながら、光志郎君が歩いていました。

楽「おかえり、絶望さん係お疲れ様。」

女「こんにちは、いつものことだから」

光志郎君は、黙ったままです。

楽「いつものことって、いつからなの?」

女「幼稚園からだから、、、8年かな」

楽「すごいね!ベテランのいきだね。」

女「絶望さん、時計が読めないし、私がいないと、ぼ~としているだけだから、予定もわからないみたいなの」

楽「まるで、お母さんみたいだね」

女「そうかな?」

楽「光ちゃんのことは、なんでも知っているみたい」

女「なんでもは知らないよ、知っていることだけ!」

女の子は、当然のことのように淡々と言いました。

光志郎君は退屈そうに遠くをみています。

楽「ところで、お嬢ちゃんはなんて名前なの?」

女「私は、妄想ルンバ(もうそう)です」

楽「妄想ちゃんか、とても現実的なのにね!」

妄「名前と性格は関係ないでしょ」

絶「あはは、、」

妄「なにがおかしいのよ!」

楽「本当に仲良しなんだね」

楽笑さんには、光志郎君がとても笑ったように感じました。

楽「光ちゃんは、妄想ちゃんのことが、大好きなんだよね」

光「え~とさぁ、なんでわかるの?」

楽「好きなら、伝えないとダメなんだよ、誰かにとられちゃうぞ!」

妄「なにバカなこと言ってるのよ、そろそろ行くよ」

楽笑さんには、妄想さんが照れているように感じました。

光「イヤだ、まだ行かない、」

妄「もう、おじさんが、へんなこと言うから」

楽「さぁ、がんばって、光ちゃん」

楽笑さんには、光志郎君がとても真剣になっているように感じました。

光「ルンバちゃん、僕は、ルンバちゃんが、大好きです、結婚してください!」

妄「はいはい、私でよければ、いつでも結婚してあげるから、もう帰るわよ」

楽笑さんには、光志郎君が少し大人になったように感じました。

楽「良かったね、気持ちを伝えれて、だいじょうぶだよ、光ちゃん」

光「ありがとう、楽笑おじさん」

楽笑さんには、光志郎君が満面の笑顔で笑ったように感じました。

妄「おじさん、さようなら」

楽笑おじさんには、妄想さんがとても笑ったように感じました。

楽「いつも、本当にありがとう、ルンバちゃん、またね」

妄想さんと光志郎君は手をつないで歩いて行きました。

 

楽「さぁ、僕も帰ろうか!」

楽笑さんはポケットから携帯電話を取り出しました。

楽「ホーム、転送」

楽笑さんは、光に包まれ消えてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光の中からおじさんが現れました。

 

おじ「ただいま!」

 

おばさんが料理を作っています。

おば「お帰りなさい、ちょと待ってて、もう少しで御飯できるから」

おじ「いつも、本当にありがとう」

おば「いいのよ、私は、絶望さん係なんだから」

 

どんな記憶も、未来からみれば、とらえかたしだいなんだな~♪

 




最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また、どこかに、楽笑おじさんがやってくるかも?


ほら、

鼻唄が聴こえませんか?

ルンバ、ルンバ、ルンバ、ルンバ、ルンバ、ルンバ




未来は僕らの手のなか、
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