楽笑おじさんと絶望こぞう   作:楽笑

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今回は1話の前の話です。光志郎君に会うために楽笑おじさんが、時空転送装置で過去へ飛ぶまでの話です。
どうぞ、ひまつぶしに、妄想にお付きあいください。



3話 情報空間の因果は時空を超える

楽笑おじさんと妄想さんが御飯を食べている。

楽「今日の御飯も美味しいなぁ、ルンバちゃん、大好き!」

妄「もう、朝から何言ってるのよぉ」

楽「いいんだよ、小学生の時に会ったおじさんが、気持ちは伝えないと!って言ってたでしょ」

妄「あぁ、あのおじさん、何処の人なのかな?あれっきりだしね」

妄想さんはニッコリ笑っている。

楽「ごちそうさま、今日も遅くなるから、先に御飯食べてていいよ」

妄「また、研究室にひとりでこもって、こんどは何をつくっているのやら、誕生日の今日くらい早く帰ってこれないの?」

楽「ごめん、どうしても、やらなければならないことなんだ!」

楽笑さんは真剣な顔で言った。

妄「体に気をつけてね、はい、お弁当!」

楽「ありがとう、いってきまーす!」

妄「いってらっしゃい!」

 

 

 

楽笑さんは誰にも秘密の研究室に入った。

 

 

楽「僕には、わかっていたんだ、間違いなく出来ることが!」

冷蔵庫ほどのデータベースに、シャワー室のようなカプセルから配線コードがつないである。

楽「間違いなく、36年前の今日に会ったおじさんは、今の僕なんだ!」

携帯電話に、何やら入力している。

楽「11歳になったばかりの絶望光志郎に会わなければ!」

モニターには、メモリーダイブ、2011.04.26と標示されている。

楽「あれから僕の能力が目覚め始めたんだ!」

机の上の写真たてには少年と少女が手をつないでいる。

楽「僕には、人並み以上の想像力と自我があり、現実場に影響をあたえる、それが、相手の感情と同調して精神だけが体から飛び出さないように、無意識が世界と繋がることを抑えていたんだ!」

少年と少女は、仲良く笑っている。

楽「ルンバちゃんに告白した時からなんだ!制御出来るようになり始めたのは」

イヤホンのような物が装置に付いている。

楽「僕の強烈な感情は記憶と共に、時空場に座標をきざみこむ」

イヤホンを装置からはずしている。

楽「座標をたよりに、思念体を時空間転送をすれば、会えるはずなんだ!」

イヤホンを耳につける。

楽「このイヤホンが僕の脳波を読み取り、記憶から座標にリンクして繋げる!」

カプセルの中に入る。

楽「さぁ、いくぞ、待ってて!」

携帯電話には、パスワードと標示されている。

楽「リンゴモギレビーム、、転送」

 

楽笑おじさんは、光に包まれた。

 

 

 

 

 

 

光から楽笑おじさんが現れた。

楽「この体は、肉体を持たない思念体に、データベースが体を情報化して複製転送したもので、本体はカプセルにある。僕の強力な自我による想像力で現実場に妄想を具現化させる能力でも、10時間以上は肉体を保てない」

 

ランドセルの集団が歩いている。

楽「やっぱり、ルンバちゃんは、かわいいな!」

15メートルほど離れて、男の子がひとり、うつむいて歩いている。

楽「さぁ、がんばって、絶望光志郎、扉を開くよ」

楽笑さんは歩き出す。

楽「未来への扉を!」

 

 

楽「おはよう!いつも一人で寂しくないかい?」

 




さぁ、本編が始まります。
よろしければ、また、会いましょう。


マニアルにはめてるだけかもよ!
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