楽笑おじさんと絶望こぞう   作:楽笑

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皆さん、お変わりはございませんか?

世の中はコロナの第2波がいつくるか?と心配なようであります。

そんな中、東京都知事選挙も終わり、小池さんの続投となりましたので、東京都は変わらない道を選んだということなのでしょう。

変わらないと言いましても、世の中は大きく変化に向かっているように感じます。

世間様をつくる側の大人と、順応しなければいけない子供との心の矛盾は広がり続けるということなのでしょうか?

誰もが、未来をつくるのは子供だということに異論はないかと思いますが、そのためには、自分を含めた社会の価値観が偏りすぎて生きずらいのではないかとも思います。

そんなわけで、今回は少々片寄った価値観ではありますが、私なりの子育て理論を考えてみたいと思います。



☆注意☆
今回の文章は、あくまでも根拠のないつじつまのあわない個人的な妄想のようなものであり、現実の出来事とは関係はなく常識的な考えではありませんので、アホなおっさんの独り言と思って読み流すか、あまりのくだらなさでアホがうつるとお思いのかたは速やかに読むのをやめてくださいね!



∞あれやこれやとなんだかな~?そんなこんなでひがくれて! その⑨ 子育て指南

 

…[子供は未来!]…

 

 

え~、いきなり本題に入らせていただきます。

 

結論から言いますと、大人の矛盾が子供を苦しめております。

 

まぁ、親にとっては耳の痛い話でありますよね。

 

そんな社会を生み出したのが私の親世代の大人でありまして、その不満を覆い隠そうとして更に矛盾をこじらせたのが、成長して大人となった現在の[理想主義の親]だと思います。

 

全てを否定しているのではありませんよ。

(日本は豊かになりましたからね。)

 

ただ、世の中とは理不尽なものだと、言い訳にしか聞こえないのも事実かと思います。

 

なんだか、言ってることと、やってることが矛盾だらけなのです。

 

現在の社会は、子供らしい子供ほど生きにくいのかもしれません?

 

だけれど、親にしてみれば「それが愛ですから!」と言われるかもしれません。

 

しかし、大概の子供の悩みの原因は大人が作り出した[理想的な社会]から生まれていると思うのです。

(理不尽なみせかけの理想が子供の格差を生んでいる。)

 

それだけ、反論できない子供達が精神的に追い込まれ、本来は個性的であり才能豊かな子供であればあるほど、理想からはずれた障がい者として隔離されていると思うのです。(障害児が増えた理由もそこにあると思います。)

 

私の子供も悩んでおりました。

 

悩むことすら諦め、世間のあやつり人形のように己の存在感を消しておりました。(下手なりにゲームとアニメだけは好きなようでした。)

 

幸いなことに、人の縁に恵まれ、私は[子供をせめない]子育てができました。

 

これが独りで子育てに悩んでいたら、[子供に期待し、周りと比べ、理想を押し付け、できない子供と自分をせめていたかと思うのです(どんな環境でも理解者はいると思います。)

 

私の子供は、ほとんど授業についていけないなか、悩みながらもけなげに普通の小学校を卒業して、中学校は普通学校の中にある知的支援学級へ通っていましたが、高校からは特別支援学校へ通うようになりました。(子供の特性により選択は変わるかと思います。)

 

私から観ましても、中学校までは普通の生活に馴染めない息子は[やりばのない悩み]に追い込まれ、自分の未来が見えないようでしたが、高校からは同じ悩みでも[意味のある悩み]にかわり、[自分の未来]のための生活に変わったようで、毎日、私と前向きな話ができるようになったことで、少しずつ息子の世界は広がりはじめました。

 

子育てにとってもっとも大切なことは、[親の理想を押し付けない]ことだと思うのです。

 

子供には、子供の人格があります。

(人によって能力の差があり、成長のスピードも違います。)

 

失敗も、子供にとっては、大切な体験だと思うのです。

 

何でも間でも親が先回りしては、せっかくの子供の成長の機会をなくすだけでなく、子供自身のやる気まで奪うことになってしまいます。

 

たとえ心配であるとしても、少々のことは黙って見守ることこそ、親がすべきことだと思うのです。(家庭や学校や地域での信頼関係を築くことのほうが大切でしょう。)

 

親の価値観が必ずしも正しいと思うのはどうなのでしょうか?

 

新しい時代を生きるのは、子供達であります。

 

親の価値観だけでは解決できない時代となったときこそ、そんな新しい世代が活躍できると思うのです。

 

[子供は未来!]だと、私は思うのです。

 

一部のずば抜けて賢い子供は(ホリエモンやひろゆきのような)、矛盾した大人の社会をやり過ごせるでしょうが、大概の子供達は矛盾した社会にストレスを感じながら順応せざるおえないかと思うのです。

 

それすらもできない子供の行き場はどうなるか?

 

大人ですら精神的におかしくなる時代であります。

(精神科が増えた理由でもあります。)

 

現在の社会は誰の責任でもありませんが、逆に言えば、全ての大人の責任でもあると思うのです。

 

 

皆さんは、どうお想いですか?

 

 

私は、[大人が変わる時代]だと思うのです。

 

 

 

 

 

 

…[子育てによって親が育つ]…

 

 

自己満足ではすまないのが子育てです。

 

 

自分をごまかして、つごうの良いところだけを世間だと生きてきた親ほど、現実とぶつかるのが子育てだと思います。

 

大人であれば、自分さえ良ければとわりきった生き方で問題はありませんが、子供の人間関係まで思い通りとはいかないことでしょう。

 

そして、子供を通して世間と関わり悩み始めるのが子育てだと思います。

 

実際には、子育てをしている親の方が考え方を変えざるおえないことが多いことでしょう。

(くれぐれも、心配のあまり過干渉にはならないでくださいね。)

 

又は、[子供のことは子供で解決するものだ!]と子育てに無関心になり、他人まかせになるのが落ちではないのでしょうか?

(そういった親の子供は、後々大変ですがね。)

 

自分の子供が障害児として、学校に呼び出されたときにどうするのか?

(障害児になったのは、生まれ持った特性によることが大きいですから神経質にならないでくださいね。)

 

まぁ、実際に経験した親でなければ、わからないものですがね。(周りの言うことは気にしないことです。)

 

ただ、多かれ少なかれ、子育てに問題があるとすれば、親の価値観に問題があることが多いということです。

(子育ての全てを背負い込めと言っているわけではありませんよ。)

 

ですから、親になるということは、より世間様と関わるということであり、お互いに助け合う世の中の一員となるということです。

 

 

簡単に言いますと、次々に感謝という感情がわいてくるのが子育てなのです。

 

 

まぁ、子育てに不向きな人もいますから、そのときはそのときでやりようが変わりますがね。

(私も、どちらかといえば不向きなタイプでしたが、自身を理解することから始めましょう)

 

 

(障害児だからといって、特別視するのは良くないですので、出来ないことのサポート方法を考えましょう。)

 

 

私は、子供も親も自立することが目的だと思います。

 

 

 

 

 

…[子供の特性を知ろう]…

 

 

子供は親のおもちゃではありません。

 

手のかかる子供ほど心配であり親である自身と重ね合わせて考えてしまいがちです。

 

子供を親の欲求解消の道具にしないでください。

 

子供には子供の特性があり、独立した人格があります。

 

言葉だけで理解できる子供もいれば、なかなか言われたことを自分の中に取り込めない子供もいます。

 

言葉よりも独自の感覚で世の中をとらえる子供もいます。

 

頭ごなしに、決めつけてはいけません。

 

大切なことは、子供とのコミュニケーション方法を探しながら、子供が求める決断に向けてサポートしてあげることです。

 

そのためには、子供の特性を知らなければいけません。

 

ときにはきびしく、ときにはやさしく、なんとなくいつも寄り添うことが大切だと思うのです

 

必要以上に、子供の代弁をしてはいけません。

 

言われたからする子供では自立はできません。

 

それでは、子供の成長にはつながらないからです。

 

子供が動き始めるのをじっと待つことも大切なことです。

 

本人から求め行動することで受け入れる状態をつくり、自分の言動に責任を持つことが大切なのです。

 

自分の子供が何を求めているのかは、本人すらわからないかと思います。

 

親子でそれを探すことが目的であり、そのためにはいろいろな体験と知識を通して想像することからはじめましょう。

 

きっと、初めてにしては[なんだかしっくりくること]に出会うと思います。

 

必ずしも、のぞんでいる事柄ではないかもしれませんが、出来ることが好きなことだとはかぎりません。

 

まずは、出来ることから世界を広げていくと良いかと思います。

 

好きなことから世の中を知ることも世界を広げるきっかけとしては良いかと思います。

 

子供のやる気が大切であり、自信につながります。

 

出来ることが、好きなことになったなら最強であり、子供は、ほっといても自ら学び続けることでしょう。

 

何でも、無理矢理が一番いけませんよ!

 

それが、親ができる子育てだと、私は思うのです。

 

 

私は[自分で気づき、自分で考え、自分で選ぶ]を基準にした子育てをしてきましたが、必ずしも当てはまるとは限らないとも思いますので、親も、自分なりの子育てを体験を通して学んでいくしかないと思います。

([そこが知りたいんだよ!]と思うのは、皆さん同じですけどね。……それは、人それぞれなのですよね。)

 

 

子供の生まれ持った特性に逆らわず認めることこそ、なによりの親の愛情だと思います。

 

(子供の自我の形成については〈その3の支配と依存〉のところに書いておりますのでお読みください)

 

 

 

 

 

 

…[どんな状況も見方しだい]…

 

 

人は独りでは生きてはいけません。

 

 

あなたをがんじがらめに縛る周りの人も、見方によっては、それだけ多くの縁の中に生きている表れだと思います。

 

悩むということは、それだけ、あなたの選択肢が多いということであり、新しい価値観を知るきっかけとなるということです。

 

[私が子供を守る]という感情は素晴らしいですが、あなた自身が世の中に壁を作っているかもしれません。

 

子供が育つ学校にしましても、自身を知るためにあるのかと思うのです。

 

あなたと相性が合わない先生ばかりではないかと思います。

 

私の子育てにしましても、周りの子供達や地域の人々により助けられました。

 

国や学校の制度にしましても、悪い所ばかりでなく良い所もあります。

 

せっかくある制度ですので、親も学んで相談しながら利用しましょう。

 

より良い使い方が見つかり学校や行政側も改善されるはずです。

 

お堅い組織ではありますが、意外と経験が豊富なひとりひとりのマンパワーはあなどれないものですよ。

 

独りよがりでは、なにも生まれないかと思うのです。

 

いつまでも、独りで悩んでいても世の中は振り向いてくれません。

 

あなたから歩み寄ることをおすすめします。

 

子育てを通して、あなたの世界も広がるかと思います。

 

意外に、皆さん[何となく生きている]ものですよ。

 

まずは、自然体になって自身の流れにまかせてみてはどうでしょうか!

 

子育てしたくても出来ない人もいます。

(ふりかえれば、あっという間の子育て体験でした)

 

せっかくですので、子育てを楽しみませんか?

 

 

 

[どんなときでも、一息ついて、リラックス!]

 

 

 

 

 

…[世代間ギャップという錯覚]…

 

 

 

誰かを敵対視する思考の癖をやめましょう。

 

 

人生100年も、普通になる時代です。

 

そろそろ、人間の感覚も変わるときかと思うのです。

 

何歳だろうが学び続ける時代だと思うのです。

 

ひとりの人間が長く生きることで理解できることがあるかと思うのです

 

今までの時代と違い、人は死なないことで世代分布図が変わっております。

 

世代間というよりも、生き方の価値観の違いを認めることで、他者にも生きる場所を譲りませんか?

 

あなたが時代を築いたから今があるとしても、国とは誰のためにあるのでしょうか?

 

社会の問題を世代間の格差で片付けるのはやめませんか?

 

自分のために、他人を動かす時代は終わりました。

 

歳をかさねてまで、勝ち負けにこだわるのは何故ですか?

 

それこそ、思想を分断して思考停止にさせようとしている勢力の思う壺ではないのでしょうか?

 

本当に解決しなければならない問題は他にあるかと思うのです。

 

何もかもがわかり会えるという錯覚にとらわれるのはやめませんか?

 

世の中には、わかり会えないこともあるのではないのか?

 

世代間もそうですし、男と女もそうでしょう?

 

私も、子供が女の子だったら、もっと大変な子育てになっていたと思うのです。

 

親と子供の価値観が合わないということは、それだけ、子供が成長したからなのではないのでしょうか?

 

ですから、わかり会えない者どうしが互いに共存するためにすべきことがあると思うのです。

 

正しく理解するためには、自分の感情と考えを分類ごとに分けて、さまざまな視点からみなければなりません。

 

分かるかということは、分け方を知るということだと思います。

 

敵対視する感覚が思考を曇らせているのではないのでしょうか?

 

世間では、シルバー民主主義などと呼ばれています。

 

民主主義の選挙にしましても、生まれた環境に左右されない政治をするための仕組みのはずなのに、諦めてしまうのは惜しいと思うのです。

 

だからこそ、自身が求める生き方を知るためにも、自分軸が必要な時代なのです。

 

矛盾は溜め込まずやり過ごしましょう。

 

現実場馴れした感覚とは、それぞれの現実が違うからでしかありません。

 

制限された不自由な時代は終わろうとしています。

 

いやなものは、いやといえる時代がやってきます。

 

与えられるから自分で選択する時代となります。

 

若者からしてみれば、年上の価値観など過去の異物であります。

 

若者の特権を奪わないでください。

 

そのさきにあるのが、

 

それぞれの生き方による価値観ではないのでしょうか?

 

 

誰もが、自分の人生を生きたいじゃないですか?

 

 

 

 

 

…[なぜ]…

 

 

いつも、なぜからはじまる

 

そんな なぜが とても たいせつ

 

勉強は なぜ するの

 

君の なぜをさがそう

 

だれかのためじゃない

 

君は君でしかない

 

楽しみはそこから

 

こたえのない なぜ

 

 

 

 

 

…終わり…

 

 

 

 

 

 






今回は、私的な話になってしまいまして申し訳ございません。

今では、私の子供も、皆さんのおかげさまで社会人となり、自分で稼いだお金で生活しておりまして、自分で選んだ人生を歩きはじめております。

息子と悩んでいた頃を思い返すと夢のように感じます。

このハーメルンでの執筆活動も、そんな息子に向けて始めたのがきっかけであり、今では会話のネタになっております。

世の中の息子のように悩んでいる子供達に少しでもお力添えができれば嬉しく思います。


[未来が、あなたと共ににありますように!]


子育てのYoutubeもいろいろあがっておりますが、手初めに(思春期の子育てアドバイザー[元中学校教師道山ケイ]という動画をおすすめします。

以前、Youtubeの紹介させていただきました〈51コラボTV吉ハマツトム発達障害〉が〈Y'sspiritual〉という動画名に変わりました。(タイプにもよりますが、不思議好きな私には分かりやすい感覚であります)

気楽に発達障害のことを知りたい方には〈ぽんこつニュース〉なんて言うYoutubeもありますよ!


それでは、また、会いましょう!



ps…

人は、さまざまな体験をへて世の中を理解(悟り)するのでしょうか?

私も人間であり感情があります。

48年生きても、他人のこととなりますと今だに迷いは有るものです。

今回の内容しかり、私の[言葉にならない想い]は、ある意味、見方により矛盾しているかと思います、だからこそ、小説という形で表現したいのです。(つたない文章ですが、小説には私の想いが散りぱめられていると思いますので、あなたの感じるままに読んでくださいね。)

私は、誰もが他者を認めながら、自分軸で生きれる時代を求めております。


そんな生き方ができれば嬉しく思います。








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