(野獣先輩新説シリーズは)初投稿です。
(動画に出来るだけの能力は自分には)無いです。


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野獣先輩アレイスター=クロウリー説

 これまで114514人もの研究者によってその存在を追われていた野獣先輩。

 私はある日、そんな野獣先輩の真実に辿り着いてしまった。

 神秘のヴェールを脱いだ野獣先輩、その正体とは……

 

 

 

 野獣先輩アレイスター=クロウリー説(集中線)

 

 

 

 先ずこの説について説明をするに当たってアレイスター=クロウリーについて簡易ながら説明を行いたいと思おう。

 アレイスター=クロウリーとは、1875年10月12日生まれの男性であり、「法の書」を執筆したことで知られる西洋魔術師である。1898年には20世紀最大の西洋オカルト組織と言われている「黄金の夜明け」に入団し、1900年に起きた「ブライスロードの戦い」によって「黄金の夜明け」を去ることになる。

 詳しいことについては「新約とある魔術の禁書目録18巻」を読もう(ダイマ)俺も読んだんだからさ(同調圧力)

 ではこれから野獣先輩がアレイスター=クロウリーであることの根拠を挙げていこうと思う。

 

 

 

【根拠1】

 野獣「ビール!ビール!あっつー↑!」

 MUR「あ~はやくビール飲もうぜ~。おい、冷えてるか~?」

 野獣「んぁ、大丈夫っすよ、バッチェ冷えてますよ。」

 

 上記の会話は「空手部・性の裏技」で風呂上りに行われたMURと野獣先輩のものである。ビールが冷えているかと問うMURに対して野獣先輩はバッチェ冷えていると解答している。この野獣先輩のビール管理能力は何処から来るのだろう?

 これは野獣先輩がアレイスター=クロウリーであると考えれば分かる事である。何故ならアレイスター=クロウリーはビール酒造業者の家に生まれているのだ。ビールの管理能力に長けていても別段可笑しくはない。

 

【根拠2】

 野獣先輩には「うんこの擬人化」「人間の屑」など様々な悪名が付けられている。これはアレイスター=クロウリーにも当て嵌まることで、彼はマスコミから「世界で最も邪悪な男」という悪名を付けられている。

 

【根拠3】

 アレイスター=クロウリーは自身の事を「大いなる獣(マスターテリオン)」と称している。この「大いなる獣」とは野獣先輩のことを指したものである。

 

【根拠4】

 アレイスター=クロウリーは魔術師でありながら徒手空拳を扱う人物である。この徒手空拳の流派こそが「迫真空手」なのである。

 

【根拠5】

 アレイスター=クロウリーはとある経緯から「失敗の呪い」というものを背負っている。これはやること成すことが結果的に失敗してしまうという質の悪いものであり、一見上手くいっているように見えていた一連の行為も、最後の最後で台無しになってしまう可能性を孕んでいる。この性質は野獣先輩も持っており、「後輩の遠野を睡眠レ〇プしようとしたが失敗し和〇となった」というエピソードや、「迫真空手部で美味いラーメン屋の屋台にラーメンを食べに行こうとしたが結局お流れになった」という失敗エピソードを披露している。

 

【根拠6】

 アレイスター=クロウリーは1947年12月1日にイギリスの片田舎で死亡されたと言われているが、それは追手の魔術師を撒くための真っ赤な嘘であり、実際には学園都市の統括理事会長として現在まで生き延びている。しかし、学園都市のトップという位置に存在しているアレイスター=クロウリーを、魔術師達は「黄金の夜明け」に属していたアレイスター=クロウリーとイコールで結びつけることが出来ないでいた。それは何故か?

 答えはアレイスター=クロウリーが自身に関する間違った情報を意図的に流し、実際のアレイスター=クロウリーとは違うアレイスター=クロウリー像を魔術師達に植え付けているからである。この偽情報を掴ませる行為は彼と同一の存在である野獣先輩もインタビューの中で行っており、インタビュアーに「彼女とかいる?今」と問われた時「今はいないです」と返し、「今はいない?いつまでいたの?」というインタビュアーの追撃に対して「こ、去年ですね」と言っている。

 これのどこが偽情報なのかと思うホモの読者もいることだろう。しかしこの野獣先輩の答えを良く吟味すれば、これらの発言が偽情報であることが見えてくる。

 注目してもらいたいのは「こ、去年ですね」と言う発言である。先ずこの発言の前提として野獣先輩に彼女が存在していた必要があるのだが、当然ながらホモの野獣先輩に彼女などいない。しかし彼は彼女が去年居たという虚偽の発言を行い、尚且つ去年という発言の前に「こ」という無意味な言葉を付け加えることにより、その言葉を勘繰った多くのホモ達を真実の答えから遠ざけるという情報戦を行っているのだ。

 しかし何故アレイスター=クロウリーでは無く野獣先輩に関する偽の情報を流す必要性があったのか。野獣先輩がアレイスター=クロウリーとイコールで結ばれていない人々にとってこの野獣先輩の行為は何の得にもならないので無駄骨では無いか。そう思うホモの方々もいるだろう。

 実はインタビュアーの正体は自分と同じように野獣先輩とアレイスター=クロウリーが同一存在であることを疑った魔術師であり、それを見抜いた野獣先輩が偽情報を与えることによって野獣先輩=アレイスター=クロウリーという等式を崩そうとしたのだ。

 

 

【根拠7】

 アレイスター=クロウリーは幾つもの偽情報を流すことによって魔術師達の捜索を掻い潜っているが、そんな彼の策略にまんまと嵌まっているホモ達も1145141919810人程存在している。

 ところで皆さんは身の回りのふとしたものが野獣先輩に見えることは無いだろうか?

 ビーストシンドロームと呼ばれるこの現象は、身の回りのふとしたものを目にした瞬間に、瞬時に脳内に野獣先輩を思い描く現象である。ビーストシンドロームは、その対象となる存在の膨大さから日々新たな犠牲者を出し続ける恐ろしい現象なのだ。

 

 

 

 ん?ソレを見ただけで問答無用で野獣先輩のイメージを叩きこむ?それではまるで……

 

 

 

 ―――そう、これまで数多のホモ達の目を逸らしてきたビーストシンドロームの正体、それはアレイスター=クロウリーの「霊的蹴たぐり」によって引き起こされた意図的な災害であり、彼の正体を隠匿するための妨害工作なのである。だが待って欲しい。百歩譲ったとしてどう見ても野獣先輩にしか見えないものがビーストシンドロームの対象になるのは理解できる。しかしぱっと見ただけでは野獣先輩だと分からないものに関してもビーストシンドロームの対象となっているのは一体何故なのか……。

 ここまで読んでいる聡明なホモの方々にはもうお分かりだろう。そう、「衝撃の杖(ブラスティングロッド)」である。この「衝撃の杖(ブラスティングロッド)」、魔術の対象を対象の想像の10倍にまで増幅させるという効果を持つ。つまりぱっと見ただけでは野獣先輩だと分からないものがビーストシンドロームの対象になるのは、この「衝撃の杖(ブラスティングロッド)」の効果によって、身の回りのものが野獣先輩に見える確率が10倍にまで跳ね上がったが為である。

 こうしてアレイスター=クロウリーは我々の周辺のものを次々と野獣先輩へと見立て上げ、我々自身の手によって自分のデコイを生産し、自分への注目を逸らしている訳なのである。

 

【根拠8】

 「真夏の夜の淫夢」の第四章である「昏睡レ〇プ!野獣と化した先輩」にて、野獣先輩は「やわらかスマホ」と呼ばれるスマートフォンを使用している。

 しかしこの「やわらかスマホ」が登場した「真夏の夜の淫夢」は2001年のホモビである。2001年と言えば未だガラケーの時代であり、当然ながらスマホなど普及していない。しかもこれ程の柔らかさを持ったスマホは未だ現代にも無い。

 これらの事実から「実は野獣先輩は未来から来た」という説や「時を超えるスマホ」説が唱えられたが、真実は違う。この時既に、時代を何十年も先取りしたスマホが開発されていたのである。

 そう、学園都市である。科学の最先端を行く学園都市の技術は学園都市の内外で数十年もの差が生じている程と言われている。そんな学園都市であるならば時代を先取りしたスマホを2001年時点で製造していても何ら可笑しくはない。であれば話は簡単である。「真夏の夜の淫夢」に登場した「やわらかスマホ」は野獣先輩が自身の住んでいる学園都市から持ってきた代物だったのだ。

 

【根拠9】

 アレイスター=クロウリーは「全ての男女は星である」という名言を生み出している。この名言を彼自身の名前に当てはめると「銀の星」から「銀の男」になる。

 銀の男……それが意味するものは一つしか無いだろう。そう、サイクロップス先輩である。

 アレイスター=クロウリーである野獣先輩はわざとサイクロップス先輩と言うメタリックに光る姿でホモビに出演して彼に疑いをかける魔術師の注目を集め、そこで数多の偽情報を魔術師に掴ませることによって「やっぱり違うじゃないか!(憤怒)」と言う感想を魔術師達に植え付け、彼らの捜索を掻い潜っていたのである。

 

【根拠10】

 野獣先輩がアレイスター=クロウリーであり、彼がホモビを通して魔術師達をおびき寄せる甘美な罠を張り巡らせていることは先の根拠でも示しただろうが、「空手部・性の裏技」もその一つに当たる。これは実際に「黄金の夜明け」で起こったある出来事をパロディした話となっている。

 ではそのパロディ元となった話とは何か?ヒントは配役に隠されていた。

 「空手部・性の裏技」には三人の人物が登場する。一人は野獣先輩、一人は野獣先輩の先輩であるMUR、一人は野獣先輩とMURによって酷い目に遭う(マイルド表現)KMRである。先ず野獣先輩はアレイスター=クロウリーである。アレイスター=クロウリーは「黄金の夜明け」ではある人物の弟子であった。つまりMURはアレイスター=クロウリーの師匠―――即ちサミュエル=リデル=マグレガー=メイザースとなる。そしてアレイスター=クロウリーとサミュエル=リデル=マグレガー=メイザースによって酷い目に遭わされた人物という条件であれば、おのずとKMRの正体は分かってくる。そう、KMRの正体はアレイスター=クロウリーとサミュエル=リデル=マグレガー=メイザースによって「アンナ=シュプレンゲルの書簡」が捏造であるとバラされたウィリアム=ウィン=ウェスコットなのである。

 詰まる所「空手部・性の裏技」は、アレイスター=クロウリーとサミュエル=リデル=マグレガー=メイザースがウィリアム=ウィン=ウェスコットの捏造した「アンナ=シュプレンゲルの書簡」の真実をバラす実話のパロディだったのだ。

 

【根拠11】

 野獣先輩がアレイスター=クロウリーであると言うのなら、「昏睡レ〇プ!野獣と化した先輩」に登場した遠野のモデルにも説明がつく。

 彼は野獣先輩(アレイスター=クロウリー)が自身の住居(窓の無いビル)に招いた存在であり、野獣先輩(アレイスター=クロウリー)と激闘を繰り広げた上で彼と和解をしたのだ。

 

 

 

 ん?それって……

 

 

 

 何て事だ!遠野のモデルはアレイスター=クロウリーの計画の要となっている上条当麻(かみじょうとうま)だったのだ!!

 恐らくこれは「新約とある魔術の禁書目録18巻」の内容を示唆したものだったのだろう。アレイスター=クロウリーは策に長けた人物だ。自身が上条当麻と和解した想定のエピソードを事前に世に送り出していたとしても不自然ではない。

 

【根拠12】

 アレイスター=クロウリーの「霊的蹴たぐり」と「衝撃の杖(ブラスティングロッド)」を利用したビーストシンドロームという人災とは別に、「真夏の夜の淫夢」を用いて辺り一面に風評被害を生み出しているある存在が確認されている。その存在は自身の生み出した風評被害に対する悪意の矛先を「真夏の夜の淫夢」に向けさせる様に仕向けさけ、多くの人々を誘導している。その存在はアレイスター=クロウリーと野獣先輩をイコールで結びつけた数少ない者であり、それ故に野獣先輩の悪評や風評被害を積極的に起こそうとしているのだ。

 もしかして「悪評」や「風評被害」や「悪意の拡散・誘導」といった文言からある存在の正体に勘付いたホモの方も多いかもしれない。言わずもがな、ある存在というのはコロンゾンである。このげろ袋は野獣先輩に関する様々な負の感情を生み出し、また既にある悪意を彼に向ける様に誘導させたりしている便所ブラシの様な存在なのだ。そしてそんなクソ山の息のかかった存在を我々は日々目にしているだろう。そう、今まで幾度となく野獣先輩の動画を消去して来たUNEIである。つまりUNEIのこれまでの野獣先輩に対する辛辣な態度はそっくりそのままコロンゾンのアレイスター=クロウリーに対する態度に置き換えることが可能なのだ。

 

【根拠13】

 野獣先輩には「女の子説」というものが存在する。これは彼が男性では無く女性であるという論文であり、古来学会ではこの説を巡って争いが繰り広げられてきた。しかしこの説も野獣先輩=アレイスター=クロウリーであるならば説明が付く。アレイスター=クロウリーはとある実験によって約10億もの分化した自分を持っているのだ。そしてその分化した可能性の中には少女姿のアレイスター=クロウリーも居る。幾つもの可能性を秘めたアレイスター=クロウリーという10億の星の中には当然男性のアレイスター=クロウリーも居れば女性のアレイスター=クロウリーも居るし、中にはどうすればそんな姿になるのかと言わんばかりの異形のアレイスター=クロウリーも存在している。詰まる所、これまで学会で発表された学説は「法の書」の解読法の様に、そのどれもが異なった結果に行き着くものであり、そのどれもが正しいものなのである。自身の正しいと信じた説を論ずる……これこそ「汝の欲する所を為せ、それが汝の法とならん」なのだろう。

 

【根拠14】

 ちょっと刃ぁ当たんよ~ → サミュエル=リデル=マグレガー=メイザースにクレイモアを突き刺すアレイスター=クロウリー。

 

【根拠15】

 クソでか枕 → アレイスターの可能性の一つである異形の存在用のサイズ。

 

【根拠16】

 王道を征く → 娘の名前は「リリス」というアダムの最初の妻であったメジャー(王道)な名前。

 

【根拠17】

 †悔い改めて† → 「(カルマ)」を用いた魔術

 

【根拠18】

 おまたせ → 「今更言葉など。私と君の仲だろう?」

 

【根拠19】

 イキスギィ! → 「黄金の夜明け」によって全滅させられた「クロウリーズ・ハザード」を思って出た言葉

 

 

 

 それでは最後に恒例のアナグラムをして占めたいと思う。

 先ずアレイスター=クロウリーの魔法名である「Beast666」から数字の部分のみを取り出す。

 

 666

 

 これを分解して足すとこうなる

 

 6+6+6+=18

 

 アレイスター=クロウリーはいつも生命維持装置の中で逆さになって浮いているので十の位と一の位を逆にする。

 

 18 → 81

 

 ここでアレイスター=クロウリーの十八番(おはこ)である衝撃の杖(ブラスティングロッド)を使い、数価を10倍する。

 

 81×10

 

 すると……

 

 

 810(集中線)

 

 

 

 何だこれは……たまげたなぁ。810とは野獣先輩のことでは無いか!

 よって野獣先輩はアレイスター=クロウリーであり上条当麻と性産的行為を行いたがるアレイスター=クロウリーはホモである。(Q.E.D.証明終了)

 



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