これは人が食物連鎖の頂点から落とされた、未来の地球のお話

1 / 1
まだ生きてますよー! 話すこともないので本編をどうぞ!


灰色の君

21xx年11月20日。今日は人類にとって忘れられない出来事からちょうど100年が経つ日

あの日から私たち人間は食物連鎖の最上位者ではなくなった

捕食する側から捕食される側へと変わったのだ

 

「あなた、ご飯にしましょう?」

「……ああ、そうだね」

 

もはやこの町の生き残りは私たちだけになってしまった

そんな私たちにも、明日があるのかわからない。地球はもう、人の星ではなくなってしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事の始まりはとある国の開発した1つの薬だった

 

当時増えすぎた私たちは深刻な食糧問題に直面していた

土地を耕そうにも限りがある。そこで育てられる家畜にも同様に

そんな中作られた薬はまさしく人類の窮地を救う画期的なものだった

 

効果は至って単純。“動物の成長を早める”だけ

今までの数十倍の速さで家畜を成長させることが可能。そんな謳い文句から始まった薬は

瞬く間に世界中で使われ始めた

当時の人間たちは『これで食糧問題は解決に向かう』そう思った事だろう

 

 

─────しかしそうはならなかった

その薬を投与された家畜たちは、体だけでなく“自身の遺伝子”までも急速に成長(変化)させてしまった。その結果家畜たちは通常の何倍もの大きさ、それを支える強靭な筋肉と皮膚

そして異常とさえ思える自己再生能力を手にして人間たちに牙を剥いた

さらに悪いことに、変化した動物の体液が体内に侵入した動物も同様の変化を遂げていったのだ。この薬の効果が人間にはないことは、果たして良かったのかどうか

 

1匹が2匹に、2匹が4匹に、そして8匹、16匹と鼠算に増えていく変異体に対し

人間が脅威と判断し攻撃する判断を下した時には、もう手遅れなほどその数は増えていた

 

変異体は元の動物がなんであろうと肉を好んで食べた

人間を食い尽くし、食糧がなくなれば同族同士で食いあった

と言っても、自己再生によってほとんど死ぬことがないから、大抵はお互い満足するまで食いあって終わるのだが

 

その結果100億に届こうとしていた人口は今や十分の一以下にまで落ち込み

今もゆっくりとその数を減らしている

この街にも昔はもっと人がいたが、みんな食われてしまった

私たちだって、いつそうなるか───────

 

「…なた……あなたってば」

「ん、ああ。すまない、考え事をしていた」

「もう、食事の時ぐらい考え事はやめてくださいっていつも言ってるじゃないですか」

 

むぅと頰を膨らませている女性は私の妻、平 和美(たいら かずみ)だ

彼女と出会ったのは5年前、私がこの街にきたばかりの頃だった

よそからきた私に親切にしてくれた彼女に、だんだん私は惹かれていった。彼女の存在はこんな世界でも彼女のことを思えば生きていける。そう思わせてくれる私の命よりも大切な人だ

 

「それで、なんの話だったかな?」

「その…もうすぐ食糧がなくなってしまうから…」

「ああ、なるほど。わかったよ、明後日には街に行って何か探してくるから。それまでは待っててくれるか?」

「ええ、それはいいのだけれど……」

 

そう言って彼女は心配そうに俺の顔を見つめる

優しい彼女のことだ、きっと危険な外に俺がいくことをよく思っていないのだろう

 

「……なに、心配することはないよ。危なくなったらすぐに逃げる、無茶はしないさ」

「本当に? ちゃんと生きて帰ってきてくれますか?」

 

彼女は落ち着かせようと頭を撫でた俺の手を掴み、少し潤んだ瞳でそう聞いてくる

 

「ああ、本当だとも。君を残して死んだりなんかしないよ」

 

少しだけ微笑んでそういう私に彼女はぎゅっと抱きついてくる

私もそれに返すように優しく、しっかりと抱きしめ返した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「丸一日探し回って、収穫がたったこれだけとはな……」

 

予定通り街に食料を探しに出た私だったが、その結果はお世辞にも良いものとは言えなかった

目の前のカバンの中には道に生えていた食べられる野草が半分、それと奇跡的に残っていた缶詰が数個。そして500mlの水が2本だけ。未だバックの3分の2は空いている

 

これではまたすぐに探しにくる羽目になるが、外出は常に死と隣り合わせ

彼女はそれを許してはくれないだろう

 

「…ふぅ、悩んでいても仕方がないか。ひとまず家に帰ろう」

 

暗くなれば明かりがない今まともに動けなくなる。おまけに夜行性の凶暴な変異体に見つかれば死は避けられない

私は行きと重さが大して変わらないバックと護身用の銃を背負い、家へと歩き始めた

 

 

 

 

 

「フンフン、フフフン─────あ、あなた。おかえりなさい。今日のお夕飯はお肉のスープよ」

 

家に帰ると、妻が料理をして待っていた。“今朝まで無かった肉を使って”

私は荷物を足元に落として黙って妻の元に歩み寄る。自分が今険しい表情になっているのがわかる

 

「? あなた、一体どうし─────」

「和美、外に出たのか」

 

ややきつい口調で彼女に問いかける

私の問いかけに彼女は少し固まったが、やがておずおずと頷いた

 

「どうして、外は危ないとあれほど言ったのに」

「で、でも。周りはしっかり確認したし、このお肉の元の動物だって死んでたから危ないことなんて1つも─────」

「そんなことを言っているんじゃない!!」

 

普段めったに声を荒げない私に彼女は少し怯えたような表情をする

そこでハッとなり、私は短く「すまない」とだけ言って自室に戻った

彼女は俺のためにと危険に身を晒したのだ。それはわかっている。わかっているつもりだが……

 

 

 

 

 

「……あなた、部屋に入ってもいいかしら」

 

妻の呼びかけに私が答えずにいると、後ろからドアの開く音がする

妻の軽い足音は少し手前のところで止まり、代わりに少し古くなったベットの軋む音がする

 

「…さっきはごめんなさい。あなたの役に少しでもたちたくて」

「……いや、悪いのは私だよ。君が私のために危険に身を晒したことはわかっていたのに

自分勝手な感情で怒鳴り散らしたりしてすまなかった」

 

そう言って振り向けば、穏やかな顔をした妻と目が合う

私たちはそのまま静かにお互いを抱きしめた。まるでお互いの存在を確認し合うかのように

 

 

 

 

どれくらいそうしていただろうか。私たちはどちらからというわけでもなく離れていた

 

「さて、せっかくのお夕飯も冷めてしまいましたけど。どうしましょう」

「せっかく君が作ってくれたご馳走だ。食べないのは勿体無い」

 

お互い少し微笑んでから並んで食卓に向かう

確かにスープは冷めてしまって、肉も少し変わった味になっていたが

私は今までのどの食事よりも美味しいと思った

 

 

 

 

 

 

あれ以来、妻は時折何処かから肉を見つけてくるようになった

それも決まって私が食料を探しに行った日に

どこで見つけたのかと聞いたら、たまたま家の近くに残骸があった、上を飛んでいた変異体が落としていった。そんな話ばかりだった

妻の言っていることが本当かはわからないが、それ以外では肉なんて入手のしようもない

つまり彼女は嘘を言っていないのだろう。そう自分に言い聞かせて過ごしていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな妻の異変に気が付いたのは、季節が夏に移り変わろうとしている時期だった

いつからか妻は私の前では肌を見せないようになっていた

常にゆったりとした丈の長いスカートに長袖のシャツ

手にはどこから見つけてきたのか白の長手袋をするようになっていた

理由を聞いてみたら『歳のせいか、最近体が冷えるんですよ』そう言っていた

 

私は妻が何か隠していることには薄々気づいていた

だがそれでも妻を信じ続けた。…いや、信じていたかったのだ

 

 

 

 

 

だが、私は見つけてしまった

 

「…なんだこれは」

 

その布は赤黒い“血”で染まっていた

仮にこれが一人の人間の血だけで染められたなら、確実にその人物は死ぬほどの量で

私はそれを持ち、ソファーで裁縫をしていた妻の元へと駆け寄った

 

不思議そうにしていた妻は、私の持っている布を見た途端。目を大引く見開き

ついで静かにため息のような息を吐き出した

 

「……答えてくれ和美。この血はなんだ。一体君は…何を隠しているんだ」

「………」

 

彼女は手をぎゅっと握りしめ、俯いた姿勢のまま何も言わない

私は姿勢を低くして、彼女に目線を合わせる

長い髪で彼女の顔はよく見えない

 

「和美、私は自分の命よりも君の方が大切だ。それは断言できる。だからこそ、君に何があっても私は手を差し伸べる。どんなことがあっても君を守ると誓う。だから君も、私のことを信じてほしい。君の悩みを、一緒に背負いたいんだ」

 

彼女の手に自分の手を重ねる。しばらくそうしていると、ゆっくりと彼女は顔を上げた

その表情は今にも泣き出しそうで。秘密を言おうか言うまいか、まだ彼女の中で決心がついていないことがよくわかった

 

私は何も言わずに、ただ彼女の手を握りしめ。彼女の口から言ってくれるのを待った

 

 

「…あ…あのね…わたし……私は─────」

 

だがしかし、彼女が何かを言う前にそれは起こってしまう

 

「グルグガアアアァァァァ!!」

 

天を裂くような咆哮が辺りに響く。建物がビリビリと振動する

私たちはとっさに耳を塞ぎ、妻の体を抱き寄せる

 

この咆哮…まさか!

 

私の中に1つに予感が生まれる

そしてそれが止まった瞬間、辺りはさっきまでの静けさとは裏腹に大量の鳴き声が響き渡った

 

「クルルルルェェェア! クルルルルェェェア!」

「キチチチチチチチチ」

「ガゥ! グルガァ!」

 

そこらじゅうから変異体たちの鳴き声が聞こえ始める。そして巨大な何かが街を移動する振動も

 

「まさか、“厄災”なのか!?」

 

昔噂で聞いたことがあった。変異体の頂点に君臨する存在

厄災の咆哮は天を裂き地を穿つ。その咆哮を聞いた変異体は本能により忠実になり辺り一帯を食い尽くす。すぐにここにも変異体たちの波はやってくるだろう

 

「っ! すまない和美、今は話どころじゃなさそうだ。直ぐに出る準備をしてくれ、荷物はできるだけ少なくするんだ。いいね?」

「……………」

「和美? どうしたんだ、ここから早く逃げないと─────────え?」

 

立たせようと彼女の手を握った時、私の記憶の中にある温かく柔らかい妻の手ではなく

何かゴワゴワした“羽”のような感触が脳に伝わる

言い知れぬ違和感、そして寒気に襲われた私はとっさに手を離す

 

「クル、クク、クック、クルック」

「かず…み?」

 

今まで聞いたこともない声を出しながら苦しそうに身体を掻き抱く彼女に私は恐る恐る手を伸ばす─────刹那

 

「グ、グルル、くクキュくるククくるクルッ!!」

 

妻は一際大きな“鳴き声”をあげる

すると全身から灰色の羽が生え出し、足には鋭い爪が生え始める

体はみるみるうちに大きくなり、天井を突き破ってもなお止まる気配はない

 

私は慌てて銃だけ手に取ると外へ飛び出す

彼女はすでに10mを越えたサイズになっていて、その姿は本で見た“鳩”という鳥によく似ていた

 

「和美……なのか?」

 

私のその言葉に彼女…いや、変異体はゆっくりとこちらを見る

赤い目はじっと私のことを見ているが、特に私を襲って来るつもりはないようだ

仮にアレが和美だとしたら私は5年もの間、人食いとともに生活していたと言うのか?

そのことに気づいてしまい強烈な吐き気に襲われ、地面に吐瀉物をぶちまける

そんな私のことを、相変わらず変異体は黙って見ているだけだった

 

「キチチチチチ」

 

異音に気づきとっさに振り返る

そこには百足をそのままスケールアップさせた化け物がいた

そいつは鋏角を仕切りに動かしながら、俺のことを値踏みするように見ている

 

いつもなら見つかった時点で脱兎のごとく逃げ出すのだが…何故だろう今は逃げる気力が湧かない

彼女がもういなくなってしまったからだろうか? ……ああ、そうに違いない

彼女は私の命よりも大事なものだったのだ、それを失った今、命なんて惜しくはない

 

耳障りな音を立てながら百足モドキは口を開く

テラテラと光る粘液に鼻が曲がりそうなほどの腐臭を吐き出しながらこちらに近づいてくる

だがもうどうでもいい、私の守るべきものは消えたのだから

黙って目を閉じ、私はその瞬間を待つことにした

 

 

 

 

グシャ

 

 

 

 

 

何かが潰れる音と同時に生暖かい液体が私の体にかかる

何が起きた? そう思い目を開けると、目の前で百足の頭が貫かれて緑色の血飛沫を上げていた

百足の頭を貫いているのは先ほどまで私を見ていた変異体のクチバシだった

 

抵抗しようとする百足の体を足で押さえつけ、執拗に脳をクチバシで抉り取っている

いくら変異体達に異常な再生能力が備わっているとはいえ、脳みそをああも損傷させられては

再生などできるはずもなく。百足は一際大きな断末魔を残して動かなくなった

 

変異体は勝ち鬨をあげるように天を仰ぎ「クルルルル」と鳴いた

その声に反応するかのようにそこかしこから獣達の咆哮が聞こえ、何匹かはすでに姿を見せている。変異体もそれらを威嚇するように翼を広げ、バサバサと動かしている

 

 

目の前で変異体達の戦闘が繰り広げられようとしているのに、どうしてか私の頭はもういなくなってしまった和美のことばかり考えていた

彼女と過ごした日々はどれも輝いていて、どれも鮮明に思い出せることばかりで

 

 

─────そういえば、結局彼女の持ってきていた肉の所在は分からずじまいだったな

 

 

その瞬間、全ての点が私の中で繋がる

 

妻が肉を持って来るのはいつも私がいない日いつも肉の量は多くなかった肉を持って来るようになってからしばらくして妻の服装が変わった薬品は人には効果がない妻の部屋には尋常じゃないほどの血を吸った布があった変異体は異常なまでの再生能力を有している変異体は遺伝子そのものが書き換えられた存在あの変異体は和美の姿から変化したもし変異体に人に化ける能力があれば──────────もし、再生するたびに。本来の姿に戻るなら?

 

「─────まさか、私がずっと食べていたのは」

「グルグガアアアァァァァ!!」

 

だが私のその言葉は、厄災の二度目の咆哮によってかき消される

変異体達はより一層凶暴さを増し、私を素通りしてより大きな個体─────和美の元へと集まる

和美もそれに呼応するように鳴き、それを迎え撃つ

 

目の前で繰り広げられる変異体達の規格外な戦闘を前に、私はただそれが終わるのを待つしかなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

決着はついた。高かった日も地平線に沈みかけ、太陽は最後の力を振り絞り空を紅く染め上げる

紅い空に合わせるように地面も赤く染まっている

変異体達の屍から流れ出た血は小さな小川を作り、肉片はうずたかく積み上がり丘を作りだす

 

私は銃を片手に屍の山を進んでいく、一歩進むたびにグチャグチャと不快な音を立てるなか

私は一人の、一体の変異体を求めて歩き続けた

 

 

 

 

「クルルルル………クルルル……」

 

死体の山の中央、そこに彼女は横たわっていた

腹には大きく噛みちぎられた跡があり、とめどなく血が溢れていく

弱々しい声を上げる彼女の額に私は銃口を押し当てる

 

「1つ、聞きたいことがある。君が私と共に過ごしていたのはいつか私を食べるためだったのか」

 

私の問いかけに彼女は閉じていた目をゆっくりと開く

紅い瞳は私を見てどこか悲しげな色を帯びているように思えた

 

「…頼む、そうだと言ってくれ。そうでないと私は……私はっ」

「ハジめテ、あなタをミたトキ。どウしてかあナタからメがハナせなくナったノ」

 

突如話し出した彼女に私は驚いて一歩後ずさる

そんな私を彼女は悲しそうな目のまま見つめ、話し続ける

 

「いちドデいイからアなタとはなシをシテみたカった。デもこノすがたデアイにいッタら

アナたをコワがらセてしまウとオモッた。ダカらヒトのすガたになッテあなたニアイニいったノ」

「…やめろ」

 

「アナたハわたシのソウぞウドおリ、トテもいイヒとだった。キョうだけ、きょウでおワり。

そウオモいなガらアなたにアイにイッテたの。デモつぎノひも、ソのツギのひモ、アナたにあいニイってしマった」

「…頼む、もう何も言わないでくれ」

 

「アなたトスごシたひビハ、トテもたノしかッタ。…デも、それモもうオワり。ツギにからダがなオったトキにハ、わたシはアなたヲたベテシまう。だカラ…」

「…やめろ、そんな顔で、そんな顔で」

 

「わたシをコロしテ」

「殺してくれなんて、言わないでくれ!」

 

突きつけた銃口が震える。引き金が鉄で溶接されているように固まって動かない

 

もし彼女が私を食べるためにそばにいたと言うなら、私はきっと引き金を容赦なく引いていた

だが違う、彼女は私のことを愛していた。そして私も、彼女のことを愛していたのだ

ここで彼女を殺すなんて、私には

 

「─────ひトツ、さイごにオネがイをきいテもラえますカ?」

 

私は何も言わない。もう、彼女の話は、何も聞きたくなかった

 

「わタシのからダは、あナたがたべテくだサい」

「─────なんだって?」

「ワたしハあなタニイきてホしい。ワたしガしンデあなタがいきテいケるならソれでいイの」

 

気づけば彼女の瞳から悲しみの色は消え、どこか穏やかなものに変わっている

その目は昔からよく見た彼女のもので、そして彼女が覚悟を決めた時のものだった

 

「……ああ、わかった」

 

ならば私も覚悟を決めないといけない。気づけば手の震えも止まっていた

 

「─────あリガとう。あイシていまシた」

「ああ、君も私を愛してくれて。ありがとう。──────────さようなら」

 

乾いた銃声が辺りに響く

さっきまで話していた彼女は静かに横たわり、もう二度と動くことはない

人の姿になって私に笑いかけることも、手料理を振る舞うことも、その温かさを感じることもない

 

「─────あ、ああ、あああああ、あああああああああアアアアアアアアアアア!!」

 

わかっていた。そんなことはわかっていた。わかった上で彼女を殺したのだ

 

「ふざけるなっ! 何がわかってるだ! こんな覚悟で、こんな気持ちで! 何がわかったっていうんだ!!」

 

私は彼女を殺したからには生きなければいけない

 

生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて

生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて

 

 

 

 

 

 

 

 

その先は?

 

 

私は生きて何をすればいい。生きた先に何がある?

 

 

もう彼女はいない、私が殺した。ならなんのために生きればいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ひとまず、腹ごしらえをしよう。腹が減って仕方がない」

 

 

 

ああ。そういえば彼女の肉はとても美味かったな。なら、今日の夕食はご馳走だ

 

 




ここまで読んでくれたあなたに最大級の感謝を!
この話は私が考えたものではなく、複数の人の冗談から生まれた行き当たりばったりなものでした
私もリクエストで『鳩と恋人』『最後に食べる』なんて無茶振りされる日が来るとは思いませんでしたw

今後もちまちま投稿するのでよければ他の作品も読んでやってください。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。