「帰ったか」
既に歴史を知っている身からしたら、歴史を大きく変えるつもりはなく、タイムジャッカーとの戦い以外では極力手を出すつもりはなかったが、まさかジオウとこうして共闘できるとは思わなかった。
「ふっ、可笑しな事だ」
元々はあいつを倒す為にこの時代にやってきたはずなのに、何時の間にか奴の成長が楽しみになっていた。
この時代において、最も尊敬した人物と共にいた事でジオウも変わっており、もしかしたら俺の知らない未来になる可能性がある。
そんな未来を、俺は見てみたい
「貴様はもう一人のウォズ」
背後から近づく気配に気づき、見てみるとそこにいたのは、今回の戦いにおいて現れたもう一人のウォズだった。
「お迎えに参りました、我が救世主」
「なぜ、貴様に従う必要がある?」
「我が救世主は、魔王を倒す為に来たのではないのか?」
「貴様には関係ない」
「はぁ、聞き分けのない救世主だ」
「っ!!」
その言葉を聞くと共に奴が戦闘態勢に入った事が分かり、俺はゲイツライドウォッチを取り出し、奴もミライドウォッチを取り出す。
「「変身!」」
【ライダータイム!仮面ライダーゲイツ!】
【アクション!投影!フューチャータイム!スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!】
変身を終えるのと同時に、俺はジカンザックスを取り出し、ウォズに攻撃を仕掛ける。
奴は武器を既に奪われていたのか素手で戦いを挑んでおり、ジカンザックスによる攻撃をひらりと避けながら、こちらを嘲笑うように戦っていた。
「我が救世主には、これを見せていなかったな」
「なに?」
そう言い奴はこれまで見た事のないミライドウォッチを取り出し、そのままベルトに入れる。
【投影!フューチャータイム!マザルアップ!悪しき闇の王座!パーフェクトノックアーウト! アナザーパラドクス】
その音声と共に現れたのは全身が黒く塗りつぶされており、目は赤と青の二色のパラドクスが装着されたウォズだった。
「ふっ」
「知らないライダーだが」
そのまま、俺は手に持ったゲンムライドウォッチを取り出し、ジクウドライバーにセットする。
【ライダータイム!仮面ライダーゲイツ
アーマータイム!レベルアップ!ゲ~ン~ム】
その音声が鳴るのと同時に、俺の目の前に現れた土管に向かっていき、新しく現れた土管から再び攻撃を仕掛ける。
「ふっ」
「がぁ」
だが、まるで動きを読んでいたようにウォズは俺を殴り飛ばし、そこには【HIT!】という文字が表示された。
「これはまさかっ!!」
「そう、このアナザーパラドクスは未来の仮面ライダー。
我が救世主、未来には君の知らない仮面ライダーがいる。
他にも」
【ポセイドン】
「ふっ」
【フューチャータイム!ポセイドン! サメ・クジラ・オオカミウオ!ポセイドン!】
「ぐっ!」
その音声と共に、オーズアーマーと同様に空中に鮫やクジラ、それにオオカミウオが現れ装着される。
「ぐっ」
すぐに別のライドウォッチを取り出そうとしたが、ウォズがこちらに向けて放った巨大な衝撃波によって、吹き飛ばされる。
「このままでは、だったら」
「諦めないのか、その意気だ」
ウォズはそのまま俺にゆっくりと近づいているが、俺はそのまま、ジクウドライバーに手を伸ばす。
【フィニッシュタイム!ゲンム!クリティカル!タイムバースト!】
その音声が鳴るのと同時に、俺は土管の中へと潜り込んだ後に飛び出て、ウォズに向かって蹴り上げる。
「ふぅ」
「ぐっ!!」
だが、俺に向かって勢いよく水の刃が襲い掛かり、そのまま変身を解除される。
「どうやら、終わりのようだな、我が救世主」
「あぁ、目的は果たせた」
「なに?」
そう言っている間に、気づいたのか、ウォズは見てみると、俺が取り出していたタカウォッチライドによって、俺が持っていたカブトライドウォッチが運ばれていった。
「あれはっ!!」
「万が一の為に持っていたライドウォッチだ。
これで原点となる仮面ライダーの力は、すべてあいつの元に行った」
「まさか、やられたよ。
けど、そんなのは関係ない」
その言葉を聞くのと同時に、俺の意識は消えて無くなった。
同時に、俺の中から、何かが消える感覚が、襲った。
オーマフォームに使用するシンフォギアウォッチは
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天羽々斬
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イチイバル
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シュルシャガナ
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イガリマ
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アガートラーム