皆様、よろしくお願いします。
コラボしてくれましたのは龍牙さんの仮面ライダードラゴンナイトStrikerSです。
https://syosetu.org/novel/81027/
「なんで、こいつがここにいやがるんだ!!」
フロンティア事変から一週間が経とうとしている今日、俺の目の前には過去に倒したはずのアナザーライダーがいた。
「お兄ちゃん、あのアナザーライダーの事を知っているの?」
「あぁ、あいつはアナザー龍騎だ」
目の前にいる奴は過去に倒したはずのアナザー龍騎だった。
なぜ、この時になって復活したのか分からないが、今はこいつを倒す事が先決だ。
「ぐっ」
「あっ」
アナザー龍騎は不利だと感じたのか、近くにある鏡を見つけると同時に、すぐに逃げ出した。
「かっ鏡の中に逃げたっ!!」
「待ちやがれ!!」
俺はすぐに手元に龍騎ライドウォッチを取り出し、龍騎アーマーを身に着けると共に鏡の中へと飛び込む。
鏡を通り抜けた先にはもう一つの世界が広がっているはずだったが
「なんだっここは!!」
目の前には、これまで見た事のない景色が広がっており、これまでの非日常的な出来事に慣れた俺でも戸惑うしかなかった。
まるで未来都市のように高いビルが立ち並んでおり、明らかに異様な景色に俺は戸惑いを隠せなかった。
「ここは一体「ほぅ、珍しい客人だ」っ!!」
後ろから聞こえた声に俺はすぐに振り向くとそこには青い鮫を思わせるライダーがおり、アナザー龍騎と似た印象を抱かせた。
「お前は、誰だ」
「そうだな、まずは自己紹介からだ。
私の名前は仮面ライダーアビスだ、君はまるでドラゴンナイトのようだけどトウヤ・タツキではないようだが?」
「誰だそれは、それにドラゴンナイト?」
龍騎を英訳すると確かにドラゴンナイトと呼ぶが、向こうは日本語を喋っているので、ドラゴンナイトというので合っているはずだが
「どうしますか、将軍。
この者を始末しますか?」
そう言いながら彼の背後からまるで鳳凰を思わせる赤い仮面ライダーが姿を現した。
未知の仮面ライダー達に対して、油断はできない。
いざという時は
「辞めたまえ、ブレード。
彼が敵かどうかは分からない以上、手出しは無用だ」
「しかし」
「何より、無駄な戦いで君を失う訳にはいかない」
「・・・分かりました」
そう言い、ブレードは後ろへと下がったが、俺は油断できない状況は変わらない。
「君の目的は少しは察する事ができるが、先程出てきたドラゴンナイト擬きに用があるのかね?」
「あぁ、俺はあいつを追ってここに来た」
「なるほどなるほど、ではここからそう遠くない所で暴れていた」
「教えてくれるのか?」
なぜここまで親切に教えてくれるのか分からないが、俺は警戒を解けない。
こいつからはウェル博士などから感じた同じ嫌な何かがあった。
「なに、私としても奴に暴れられたら困るだけだ」
「・・・分かった」
俺はそれだけ言い、その場から去った。
「よろしいのですか?」
「構わんよ。
私としても見ていたくなったのさ、3人のまったく違うドラゴンナイト達の戦いを」
俺はそのまま謎のライダーから教えられた通りに道を通り過ぎていった。その先に広がっていたのは、炎に包まれた街であり、その中央にはアナザー龍騎と、それに対抗するように戦っている戦士がいた。
「あれは、龍騎!?」
なぜ龍騎がいるのか分からないが、俺はすぐに手に持ったジカンギレードを銃モードへと変えて、アナザー龍騎へと打ち込む。
「ぐっ」
一瞬だけ怯むと同時にこちらを睨み付けたアナザー龍騎に対して、俺は瞬時に剣モードへと変えて、アナザー龍騎を斬り、距離を離した。
「なっ」
「大丈夫か?」
「あっあぁ、お前は一体?」
「話はあとだ。
今はアナザー龍騎が先決だ」
「奴を知っているのか!!」
「まぁちょっとした因縁の相手でね」
「そうか、聞きたい事があるが、まずはあいつからだな」
そう言い、龍騎は立ち上がり、俺と並び立つと同時に、手に持ったカードを籠手に読み込ませる。
『SWORD VENT』
その音声と共に龍騎はその手にアナザー龍騎とは違う剣を持ち、構える。
「行くぞ!!」
「あぁ!!」
その声が合図となり、走り出し、アナザー龍騎は左手に装着されている龍の頭をこちらに向けて火球を放ってくる。
俺達はそれを避けながら、跳びあがり、アナザー龍騎に突っ込む。
こちらの剣よりも遙かに大きな剣によって、こちらと比べて攻撃範囲が広く威力が大きい為に防御が精いっぱいだが、片方が攻められている間に攻撃されていない方が攻め込む。
「ぐっ、こいつはなんだ!?」
「とにかく今はっ!!」
俺が戦闘を行っている間にふと、後ろから聞こえた声に振り向くと、逃げ遅れた女の子がおり、その声に気づいたアナザー龍騎は火球を放った。
「くそっ!!」
俺はすぐに走り出し、アナザー龍騎の攻撃から女の子を守るように立ちふさがり、攻撃を防ぐが、その衝撃でベルトに装着されている龍騎ライドウォッチがアナザー龍騎の元へと飛んでいく。
「ぐぅ!!」
「あれは一体?」
アナザー龍騎はすぐにライドウォッチを拾い、自身の胸へと差し込む。
するとアナザー龍騎の姿は変わり、見た目は完全な龍騎へと変わった。
「なっドラゴンナイトに変わった!!」
「くっそ、龍騎になっただと!!」
「「えっ?」」
互いの言葉に疑問に思い、俺達は互いに見合ったが、今はそれよりもアナザー龍騎の方が先だ。
「なっ!!」
すぐに戦いを再開しようとしたが、アナザー龍騎が手を上に上げると共に、空を覆う程の何かが現れた。
「なっブルー・ミニオンがこんなにっ!!」
「アナザーライダーがライドウォッチを手に入れた事で、ここまで力を得たのか!!」
そう言っている間に既にアナザー龍騎の姿はいなくなっていた。
「今はあいつらをなんとかするしかない!!」
俺はそう言うと共にディケイドライドウォッチを取り出し、ジクウドライバーに装着する。
【ライダータイム!仮面ライダージオウ!
アーマータイム!カメンライド!ワーオ!ディケイディケイディケイ!ディケイド!!】
「姿がまた変わった!!
一体、どこまで変わるんだよ」
「結構変わるけど、気にしないで!
今は、これだ!!」
【ファイナルフォームタイム!オ・オ・オ・オーズ!!】
その音声と共に、俺の姿は変わり、背中から巨大な赤い翼が生えると同時に俺はその場から飛び立つ。
空中へと跳ぶと、周り全てが青く染められているように感じる程にブルー・ミニオンと呼ばれた存在がいた。
俺はすぐにディケイドライドウォッチのスイッチを押し、飛び込む。
【オ・オ・オ・オーズ!ファイナルアタックタイムブレーク!】
その音声と共に周りにいた全てのブルー・ミニオンに向かって突っ込んでいく。
「まるでラスのような奴だな。
だったら、こちらも負けてられない!!」
『STRIKE VENT』
下から聞こえてきた声で見てみると龍騎の手にはドラゴンの頭を模した右手甲が嵌められ、同時に空中にいた全てのブルー・ミニオンに向かって放たれる。
「おぉ、派手だな!!
だったら、ここで」
「チェックメイトだ!!」
【ファイナルフォームタイム!ウィ・ウィ・ウィ・ウィザード!!】
その音声と共に、俺は新たな姿へと変わり、腕と足には赤いフードが現れ、肩には赤い宝石が埋め込まれている。
同時に俺はディケイドライドウォッチを押した。
【ウィ・ウィ・ウィ・ウィザード!ファイナルアタックタイムブレーク!】
『FAINAL VENT』
その音声が鳴ると同時に、俺の目の前には炎の魔法陣が現れ、それに向けて俺は蹴りを放つ。
同時に下から聞こえるドラゴンの鳴き声と共に炎を身に纏った龍騎が突っ込み、上下からぶつかり合うと同時に、全てのブルー・ミニオンを燃やし尽くした。
「お前は一体」
「・・・俺は仮面ライダージオウ。
多分だけど、こことは別の世界から来たと思う?」
「見た事のない姿だから、多分間違いないと思うが。
とにかく助かった」
「あぁそれ程でもないよ」
だけど、どうする。
アナザー龍騎を追って、ここまで来たが、元の世界に帰れるかどうか。
「ふふっ、これは私が想像した以上の出来事だ。
これから、楽しませてもらうよ、ジオウ君」
「なんとか倒せたけど」
「まさか、別の世界の仮面ライダーとはな」
ブルーモンスター達を倒す事ができた俺達は一旦落ち着き、話し合った。
どうやら、この世界で戦っている仮面ライダードラゴンナイトこと、辰輝統夜から事情を聴くけど
「今だに分からない事ばかりだけど、あいつは一体「それについては私から説明しよう」っ!!」
後ろから聞こえた声に振り返ってみると、そこに立っているのは先程の青い仮面ライダーだったが
「お前はゼイビアックス!?」
「知り合いなのか?」
「俺達の敵だ」
それだけ言い、目の前にいる仇のように睨み付けており、それだけでも敵対すべき敵だと分かり、俺はライドウォッチを取り出す。
「まぁまぁ待ちたまえ。
私の目的は、あの偽物のドラゴンナイト、いや君の言い方ではアナザードラゴンナイトと言うべきかな。
奴を倒す事が目的だ」
「なに?」
「なんでお前がっ!!」
「君達も見ただろあの光景を。
あのままではこの街の人間が全て喰われていなくなってしまう。
それでは私としては困るのだよ」
そう言い、気味の悪い雰囲気を出しながら喋る。
「・・・それで、俺達に何の話をするんだ」
「なに、現在は君と統夜君以外の仮面ライダーは私の所にいる者しかいないからね。
アナザードラゴンナイトを倒すには少し条件が厳しいからね、居場所を教えて、倒してくれたまえ、では」
それだけ言いゼイビアックスはその姿を消してしまう。
「くっ、まさかあいつと目的が一致する日が来るなんてっ!!」
「とりあえず、その場所に行かなければならないけど」
ゼイビアックスが向けた場所は、鏡の中だった。
「いや、だけど」
今の俺には龍騎ライドウォッチがない。
その状態では鏡の中に入る事ができない。
「・・・俺一人で行く。
なんとか外へと出すから、そこで戦うぞ」
「だけど、あいつの力は分かっているはずだ」
「それでも、あいつを放っておけば今度こそ、ここにいる人は全員殺されてしまう!!
その前に止めなければっ」
「だけど」
実際にそれしか方法はなく決断が遅れば遅れる程に被害者が出てしまう。
だが、今の俺には龍騎ライドウォッチがなく、鏡には入れない。
「どうすれば」
そう悩んでいると、統夜のポケットが光り始めた」
「なんだ、この光は」
「それをどこで」
統夜が取り出したのはなんと、ブランクライドウォッチだった。
「少し前に手に入れた物だ。
ロストロギアだが、効果が未だに分からず預けていたけど」
「・・・もしかしたら、貸してくれないか」
「あぁ、だけどっ」
俺は統夜からライドウォッチを受け取ると同時に、ライドウォッチは反応し、先程まで何も描かれていないライドウォッチには龍騎と同じ模様が描かれていた。
「これは一体」
「統夜、これだったら、俺も一緒に戦える」
「えっ、どういう事なんだ?」
「話は後だ。
まずは、鏡の中にいる奴を倒すぞ」
「だけど、お前は」
「これがあれば、なんとかできる」
「一体どういう事なんだ」
「とにかく、行くぞ」
そう言い、俺はジオウライドウォッチと新しくできたライドウォッチのスイッチを押す。
【ジオウ】【ドラゴンナイト】
二つのライドウォッチの音声が鳴ると、俺はすぐにジクウドライバーに二つのライドウォッチを挿入し、構える。
「変身!」
【ライダータイム!仮面ライダージオウ!
アーマータイム!KAMENRAID!ドラゴンナイト!】
その音声と共に、俺の周りに赤い線が描かれ、そこからアーマーを装着していき、その姿は龍騎アーマーと瓜二つだった。
「それって、ドラゴンナイト!?
でも、どうして」
「あれはライダーの力を収める事ができるウォッチだ。
使えるのは、今の所、この世界では俺だけど」
「色々と疑問があるけど、一緒に戦ってくれるんだよな」
「あぁ」
「・・・だったら、信じる」
それだけ言うと、統夜もカードデッキを取り出し
「カメンライド!」
その声と共に腰に現れたベルトにカードデッキを挿入すると、俺がアーマーを装着した時と同じ赤い線が現れ、ドラゴンナイトへと変身を完了する。
「行こう」
「あぁ」
俺達はそのまま鏡の中に入ると、鏡の中には既にブルーモンスターによって空を覆い尽くされており、目の前にはアナザードラゴンが咆哮をあげながら叫んでいた。
「まさか、こっちが来るのを待っていたのか?」
「鏡の中からでも、外の景色を見れるからな」
そうして、緊張が解けない状態の中で俺はジカンギレード、統夜も武器を手に取ると走り出す。
同時に雄叫びを上げながら、アナザー龍騎も同じ龍型の巨大な剣を取り出し襲いかかる。
「ぐっ」
「こいつ」
剣のぶつかり合いは、予想以上に力が大きく、純粋な力では俺達よりも大きく、力の押し合いでは勝てるかどうか分からない。
「だったら、援護を頼めるか」
「分かった」
その言葉を聞くと、俺はジカンギレードを銃モードにして、統夜の攻撃の合間を擦り抜けるように放つ攻撃を放つが、アナザードラゴンナイトの装甲は硬く、俺の攻撃は全て跳ね返ってしまう。
だが、それでもこちらに気を引かせる事には成功しており、アナザードラゴンナイトに接近する事に成功すると共に統夜は新たなカードを使う。
【STRIKE VENT】
同時に腕に収まった武器から強烈な炎を襲いかかり、アナザードラゴンナイトは宙に浮かぶ。
同時に、身体から飛び出したのは龍騎ライドウォッチが飛び出す。
「よしっ!!」
俺はすぐに龍騎ライドウォッチを受け止めると、目の前にいるアナザードラゴンナイトは元の状態になると、同時に空を埋め尽くしていたブルーモンスターは消滅した。
「一気に決めるぞ!!」
「あぁ」
俺はそう言うと、龍騎ライドウォッチが光りだし、横を見てみるとそこには
「なっドラゴンナイトっ!?」
「いや、だけど、強力な味方だ」
そこに立っていたのはドラゴンナイトと同じ姿だが、確かに俺が知っている龍騎だった。
「統夜、それに龍騎!!
一気に決めるぜ」
「なんだか分からないが、いいぜ!!」
その言葉と共に俺達は各々の必殺技を放つ姿勢をとる。
【フィニッシュタイム!ドラゴンナイト!ファイナルタイムブレーク!】
【【FINALVENT】】
その音声が鳴ると同時に俺達を囲むように二体のドラグレッダーが囲み、俺達はそれに合わせるように構えると共に、宙に飛ぶ。
「「「はああぁ!!」」」
同時にアナザードラゴンナイトに向けてライダーキックを放つ。
三人を包み込む炎はそのままアナザードラゴンナイトに激突すると同時に爆散し、同時に共に放った龍騎は幻影となって消えた。
「なんとか、倒せたな」
「あぁ」
俺達は倒す事ができるのを確認すると共に握手をすると、突然ぐらっと何か揺れ、見てみると俺の身体は光に包まれていた。
「おい、それは一体!!」
「どうやら、元の世界に戻るみたいだ」
「どういう事なんだ!?」
「さぁ、俺も実際体験するのは初めてだからな」
これまで助けてくれた仮面ライダー達も似たように消えていたので、俺もそれに当て嵌まるだろう。
「そうか、なんていうか、俺やベンタラのライダー達の他にも、誰かの為に戦っているライダーがいるだけで嬉しいから」
「・・・また戦えるさ」
「あぁ」
その言葉と共に、今度こそ周りの景色は無くなり、気づくとそこは俺が向こうの世界に入る前にいた場所だった。
「お兄ちゃん!!」
「あっ響」
「大丈夫なの、アナザー龍騎は!!」
「あっあぁ、なんとか倒せた」
「えっでも、あれから入っていないようだけど」
「なんだって、そんな」
あれは夢だったのか、そう思ったが、手元を見てみるとそこには龍騎ライドウォッチとドラゴンナイトライドウォッチがあった。
「あれ、この二つのライドウォッチ似ているようだけど、これって」
「・・あぁ、帰ったら話すよ」
「えっちょっと、お兄ちゃん!!」
俺はゆっくりと歩き出すと、混乱している響と一緒にそこから離れる。
その後ろに映る鏡にはドラゴンナイトが確かに映っていたような気がした。
オーマフォームに使用するシンフォギアウォッチは
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天羽々斬
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イチイバル
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シュルシャガナ
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イガリマ
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アガートラーム