戦姫絶唱シンフォギア 時の王である兄   作:ボルメテウスさん

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決着の時 ジオウⅡVSゲイツリバイブ

「妹響の救出に成功した、立花ソウゴ。

 

だが、彼は救出に成功すると共に、地面へと倒れ込むように気絶してしまう。

 

彼の身に起きた出来事、それは強力すぎる力を使った為の代償として、かつてない程の疲労が襲っていた。

 

彼が疲労している間も、戦いは終わらず、錬金術師キャロルは、シンフォギアの強化であるイグナイトを阻止する為に襲撃をする。

 

各地で被害が出ている中で、立花響、風鳴翼、雪音クリスは新たな力イグナイトを手に入れ、対抗する。

 

その戦いは、我が王と、ゲイツ君との戦いの決着の行方は」

 

その言葉と共に、全てが停止している空間にいたウォズは自身が持っている本をゆっくりと閉じる。

 

「おっと、これはまだ皆様にはまだ未来の出来事ですね。

それでは、話は先程の通り、イグナイトの力を手に入れた所まで戻りましょう」

 

その言葉と共に周りの空間は動きだし、そこには響たちがイグナイトの力を身に纏っていた。

 

「ほぅ、ようやくか。

お前も待ちわびたんじゃないか、ゲイツ」

 

「ゲイツ君」

 

その言葉を聞き、見てみると、キャロルの後ろから現れたのはゲイツと、それに従うように白ウォズが歩いていた。

 

「悪いが、ジオウがその先にいるならば、通らせてもらう」

 

「ゲイツ君」

 

響達がイグナイトを身に纏う事に成功するのと同時に出てきたのは、かつて味方だったはずのゲイツだった。

 

「イグナイトを使っても、ここまでの迫力とはな」

 

「油断はできない状態であるのは変わりないな」

 

未だに苦戦をした姿を見せていないゲイツに対して、キャロルとの二人で挑まれる戦いを覚悟するように響達も身体に力を入れた。

 

「ゲイツ、俺だったら、ここにいる」

 

「っ!!」

 

「お兄ちゃん」

 

背後から聞こえた声に驚き、見るとそこにはウォズに連れられながら、ゆっくりと歩いているソウゴだった。

 

「遅くなったな、ゲイツ」

 

「ジオウ、お前をここで倒す」

 

「まったく、本当に変わったな。

話をするのも苦労しそうだな」

 

そう言い、ソウゴは懐からジオウライドウォッチと、ジオウⅡライドウォッチを取り出す。

 

「3人共、ゲイツは俺に任せろ」

 

「大丈夫なんですね」

 

「まぁ、なんとか頑張ってみるわ」

 

「空元気も程々にしろよ」

 

「あぁ」

 

僅かな会話を終えると、ゆっくりと歩き出す。

 

【【ジオウⅡ】】

 

【ゲイツ】

 

互いのライドウォッチの音声が鳴り響く中で、ジクウドライバーにライドウォッチを挿入すると、二人は歩みを止める事なくベルトに手を伸ばし

 

「「変身!!」」

 

その声と共にジクウドライバーを回し、二人の背中からそれぞれ現れた半透明の時計が、身体を覆うと共に、ソウゴはジオウⅡ、ゲイツはゲイツリバイブへと変わる。

 

【ライダータイム!仮面ライダー!ライダー!ジオウ!ジオウ!ジオウⅡ!】

 

【ライダータイム!仮面ライダーゲイツ!リ・バ・イ・ブ剛烈! 剛烈!】

 

互いに変身を完了するのと同時に、ジオウⅡとゲイツリバイブはゆっくりと近づく。

 

周りはキャロルによって召喚されたノイズによって囲まれているが、互いに見ているのは目の前にいる戦うべき相手だった。

 

周りには響達の歌が聞こえる中で、ジオウⅡは両手にジカンギレードとサイキョーギレードの二刀流で構え、ゲイツリバイブは手に収められているジカンジャックローの刃を回転させながら、構える。

 

「はぁ!!」

 

互いに緊張感が走る中で、最初に動いたのはゲイツリバイブだった。

 

ゲイツリバイブはその手に持ったジカンジャックローをジオウⅡに向けて放つ。

 

だが、ジオウはすぐに手に持ったジカンギレードを使い、ジカンジャックローの攻撃を防ぐと共にもう片方の手に持っていたサイキョーギレードで反撃する。

 

すぐにゲイツリバイブは腕を前に出して、サイキョーギレードの刃を軽々と受け止める。

 

「やっぱり、その姿では力比べには勝てないよな」

 

「黙れ」

 

その言葉と共に、ゲイツリバイブはその手に持っている武器を握る力を強くしているが、ジオウⅡはその攻撃をそのまま受け流すように後ろに下がると、サイキョーギレードを上に投げると同時に取り出したのはビルドライドウォッチだった。

 

ビルドライドウォッチをそのままジカンギレードに挿入すると、ビルドライドウォッチの色は変わり、青色一色に変わる。

 

【タンクタンク】

 

その音声と共に、再びこちらに迫りくるゲイツリバイブに向けて放ってくる攻撃に対応するようにジカンギレードを上に振り上げる。

 

「っ!!」

 

【スピードタイム!】

 

その音声と共にゲイツリバイブが先程までいた場所には青い影と共にゲイツはいなくなり、同時に疾風へと姿を変えたゲイツリバイブはその手に持っているジカンジャックローツメモードに変えて、攻撃してくる。

 

それに対して、ジオウⅡはドライブライドウォッチを取り出し、ジカンギレードに挿入すると、ビルドライドウォッチと同じく青一色に変わる。

 

【フォーミュラー】

 

その音声と共にジカンギレードの筒から巨大な炎が放たれると共に、ゲイツリバイブに対応するように走り出す。

 

二人の激突は強烈な余波を起こし、周りにいるアルカノイズは、その二人の衝撃波によって吹き飛ばされる。

 

その衝撃波は何十と続いていき、そこに倒れていたのはジオウⅡだった。

 

「・・・これで終わりだ」

 

その言葉と共に立っていたゲイツリバイブは、ジクウドライバーにセットされているライドウォッチをジカンジャックローに装填する。

 

【疾風!スーパーつめ連撃!】

 

その音声と共にゲイツリバイブは、辺り一面が煙に覆われる程の攻撃を浴びせた。

 

「はぁはぁ」

 

ゲイツリバイブは、やがて攻撃を終わると共に、息を切らしながら、ゆっくりと降りると共にジオウⅡの生死を確認しようと近こうとした時だった。

 

「なにっ!?」

 

ゲイツリバイブに襲い掛かったきたのは、幾十の銃弾だった。

 

「なんだ、この銃弾の数はっ!!

あいつの武器に、こんなのはっ!!」

 

【パワードタイム】

 

余りにも多すぎる銃弾を受け止める為にすぐに剛烈に姿を変えて、攻撃を受け止めると同時にジオウⅡの姿を確認しようと、見つめると

 

「なっ、それはっ!!」

 

「へへっ、借りているぜ」

 

「まったく、合図ぐらい出せよ」

 

その声と共にゲイツの目の前に見えたのは、手元にクリスの武器であるはずのイチイバルのガトリング砲を両手に持っているジオウⅡと、ガトリングの変わりにジカンギレードの銃モードを手に持っているクリスだった。

 

「どういう事だっ!?」

 

「俺のジオウⅡは響と俺のライドウォッチが合わさった事でできたライドウォッチだ。

だからかな、俺の武器とシンフォギアの武器をこうやって交換する事ができるんだ」

 

その言葉と共にゲイツリバイブはすぐに体勢を取り直す。

 

【スピードタイム】

 

その音声と共に、ジオウⅡへと接近するも、片手に持っていたガトリング砲を放り投げると共に天羽々斬の刀を手に取り、後ろへと斬る。

 

「ぐっ」

 

「見えた!!」

 

「負けてたまるか!!」

 

【パワードタイム】

 

その一言と共に、手に持った武器を宙に投げると共に、空中で二つの武器は合わさると同時にサイキョージカンギレードへと変わる。

 

それを手に収めると同時に引き金を引き、ゲイツもそれに合わせるようにジカンジャックローに再びライドウォッチを挿入する。

 

【フィニッシュタイム!サイキョーキングギリギリスラッシュ!】

 

【轟烈!スーパーのこ切斬!】

 

その音声と共にジオウⅡの手に持っていたサイキョージカンギレードから伸びた【ジオウサイキョー】という文字が書かれた巨大な刃と、ゲイツリバイブの手に持っているジカンジャックローの巨大な刃がぶつかり合う。

 

二つの光のぶつかり合いは、互いの地面に亀裂ができる程の威力を誇っており、その場に残ったのは響達シンフォギアとキャロルだけになっていた。

 

「「はああぁぁぁ!!!」」

 

二人の叫びは地面を揺るがし、互いの存在を賭けた攻撃はやがて決着をつけるようにジオウⅡが一歩前に踏み出すのと同時に、手に持った光りは強まり、ゲイツリバイブを瞬く間に吹き飛ばす。

 

「ぐっ」

 

吹き飛ばされたゲイツリバイブはそのまま変身を解除される。

 

「ゲイツっ!!」

 

「まさかっ、救世主がっ!!」

 

「はぁはぁ、なんとかなったか」

 

そう言いソウゴはそのままジオウⅡの変身を解くと、、ゆっくりとゲイツへと近づく

 

「ようやく話ができるな、ゲイツ」

 

「なに?」

 

「だって、今までお前、全然俺の話を聞こうしなかったからな」

 

「お前、ふざけているのかっ!?

 

「全然、これっぽちも」

 

そう言い、ソウゴは地面に座り、ゲイツに目線を合わせる。

 

「お前に話す事などないっ!」

 

「俺は大いにある。

だから、ここまでした」

 

「まさか、その為に、俺と戦ったというのか」

 

「あぁ」

 

「だとして、俺と何を話すつもりだ?」

 

「難しい事じゃない、ゲイツは何をしたいんだ?」

 

「何をだと?」

 

「俺を倒して、ゲイツは何をしたのかと思って。

ゲイツは俺を倒して、未来を守りたいんだろ」

 

「あぁ、それが何の関係があるんだ」

 

「いや、なんでキャロルと協力してるのかなって。世界を崩壊したら、その先の未来は、ゲイツが望んでいた未来なの?」

 

「・・・それは」

 

それを聞き、自分の中にある矛盾を見つめるように、ゲイツは頭を抱える。

 

「救世「邪魔はさせない」ちっ」

 

ゲイツを説得しようと、もう一人のウォズが動こうとした瞬間、ウォズがその動きを止めた。

 

それはキャロルも同じだった。

 

「だが、そうしないと、未来は」

 

「だったらさ、ゲイツ、俺と一緒に来い」

 

「なに?」

 

「今まで遠くばっかり見ているようだけど、俺をちゃんと見て、それでも魔王だと思うんなら、倒してくれ」

 

「・・・」

 

「救世主、騙されてはいけない!!

魔王は「俺は」救世主」

 

「今まで、お前が語った未来が正しいと思っていた。

だけど、こうやってジオウに倒されて、周りをようやく見て、正しいからどうか、疑問に思えた」

 

「なにを言っているんですかっ!!」

 

「・・悪いが、俺はお前達の下から離れる」

 

「ちっ、どうやら消したとしても、変わりない愚かさのようだな」

 

もう一人のウォズは、ゲイツの様子を見ると共にその場から消えた。

 

「キャロルは」

 

「・・・消えた」

 

オーマフォームに使用するシンフォギアウォッチは

  • 天羽々斬
  • イチイバル
  • シュルシャガナ
  • イガリマ
  • アガートラーム
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