真夏の砂浜で二人の走る男がいた。
片方の男は黒い水着を着ており、ピンク色のフードを被っている男ソウゴと黄色の水着に赤いフードを着ている男だった。
「ゲイツ!!」
「ジオウ!!」
二人は信じられない程の速さで走りながら、目的地に向かっていた。
その合間に互いの邪魔を行うように拳のぶつかり合いをしながらも、彼らは目指した先にたどり着くと同時に
「「取ったぁ!!」」
その言葉と共に、二人の手の中に納まっていたのは旗だった。
「ビーチフラッグでここまでやるデスか!!」
その様子を見ていた二人を見て、切歌は思いっきり叫んでしまった。
「まったく分かっていないな、戦いはいつも真剣勝負だ。
男の勝負なら、尚更だ、なゲイツ」
「こればかりは同意する」
そう言い、ゲイツも同意したように頷いた。
「こいつら、本当にあそこまで戦っていたのかよ」
「何を言っている、遊びも全力をやれば訓練になる。
その証拠に、こうして戦った結果、俺達はかなり疲労したぞ」
「なるほど、目的物の確保と戦闘訓練を共に行える、ならば次は「辞めなさい」」
そうクリスは呆れているが、こうしないと、今回の目的である訓練ではないだろう。
そして翼さんは納得して、参加しようとしたが、マリアがすぐに止めた。
そう、翼さんの言う通り、俺達は今回源十郎さんからの指令もあり、今回はS.O.N.G所有のビーチで特訓する事になった。
「それにしても、本当に貸し切りとは、さすが国家権力」
そう言い、ウォズは手に持った本を広げながら言うが
「お前は水着じゃないのか?」
「私は普段から、この恰好を好んでいるので、お気になさらず」
そう言われて、全員の恰好を見てみるとお年頃の女の子として結構派手な恰好をしている。
「まぁ、ここから辺の水着の描写についてはもしかしたら始まるかもしれない番外編にてお楽しみに」
「何を言っているんだ、ウォズ」
ウォズが何やら言ったようだが、現在は海である程度遊び終えて、翼さん達がコンビニに行っている。
「さて、特訓と言っても、ほとんど遊んでいるだけだったけどな」
「いや、ソウゴ、お前とゲイツが絡んでいる時、とんでもない事が起きているぞ。
バレーボールや泳いでる時なんて、やばい事になっているぞ」
そうクリスは突っ込むが、とりあえず俺とゲイツはあえて気まずくなって目を反らしてしまう。
「あらら、私が来る前にこんな状況になるなんて、愉快なんですけど」
「お前はっ!!」
そう話している間に現れたのはオートスコアラーの一人であるガリィだった。
「まさか、こんな所まで来るとはな」
「やれやれ、がリィちゃんはこういう面倒な奴らを相手したくないのに。
まったく、裏切り者のゲイツも始末するから面倒で仕方ないですね」
「俺は元々自分の目的の為に動いてるだけだ。
今もそれは変わらない」
「だったら、死ねば。
まぁそれはこいつらに頼むけど」
そう言ってガリィはいつの間にか出てきたホムンクルスに向けて、複数のライドウォッチを投げる。
【デューク】【シグルド】【邪武】【武神鎧武】【タイラント】【ブラックバロン】【セイヴァー】
その音声と共に7人の仮面ライダーが現れ、各々の手に持った武器をこちらに向けていた。
「一気に七人、こっちの仮面ライダーの二倍以上か」
「弱気な事を言っている場合か、行くぞ!!」
「分かっているよ!!」
俺達はその言葉と共にすぐにジクウドライバーを取り出し、腰に巻くと同時に各々のライドウォッチを取り出し、ジクウドライバーにセットする。
【ジオウ】【ゲイツ】
「「変身!!」」
【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】
【ライダータイム!仮面ライダーゲイツ!】
その音声と共に変身を終えると、俺達は各々の武器であるジカンギレードとジカンザックスを使い、仮面ライダー達に向けて攻撃を行う。
「ふむ、私の知らないライダーシステムか。
この状況もなかなかに面白い状況だ」
「おいおい、プロフェッサーは相変わらずだな。
とにかくこいつらを倒せば良いだけだろ」
向こうの仮面ライダー達は何かを喋っているようだが、俺達はそのまま戦闘に入る。
「今度こそ、天下を我が者に!!」
「俺こそ最強だ!!」
「まったく、見た目が似ているけど、考えが全然違うな!!」
「さっさと倒すぞ!!」
俺はすぐに鎧武ライドウォッチを取り出し、ゲイツの方も別のライドウォッチを取り出す。
【鎧武】【バロン】
【ライダータイム!仮面ライダージオウ!
アーマータイム!ソイヤッ!鎧武!】
【ライダータイム!仮面ライダージオウ!
アーマータイム!カモンッ!バロン!】
その音声と共に俺は鎧武アーマーを身に纏い、ゲイツは俺とは違うバナナと似たアーマーを身につけていた。
「その姿はっ!!」
「貴様ぁ!!」
「どうやら、この姿を見る限り、お前達は鎧武と関わりがあったようだな、敵として」
「だったら、ここで倒す」
「やってみろ!!」
その言葉と共に武神鎧武とブラックバロンはこちらに向けて武器を振り上げたが、手に持った大橙丸Zを使い攻撃を防ぐと、ゲイツは人と同じ大きさの槍を使い、二人を吹き飛ばす。
「まずは二人!!」
【フィニッシュタイム!鎧武!スカッシュタイムブレーク!】
その音声と共に、俺は宙に舞い上がった二人の仮面ライダーを真っ二つに斬る。
それにより瞬く間に二人の仮面ライダーを倒す。
「ほぅ、なるほどなるほど。
見た目だけではなく、鎧武とバロンの能力を再現し、強化しているのか。
それにあの二人の戦闘経験もなかなか」
「それで、どうするんだプロフェッサー?」
「ここは一回撤退しよう。
元々の目的は様子見だからね」
「逃がすと思っているのか!!」
【フィニッシュタイム!バロン!バナナタイムバースト】
その音声と共にゲイツは手に持っていた槍を仮面ライダー達に向けると、その槍は巨大なバナナのエネルギー体となって仮面ライダー達に向かう。
「さて、シド」
「あいよ」
その言葉と共にシグルドは近くにいたタイラントとセイヴァーを前に出した。
「きっ貴様!!」
「戦国龍馬ぁ!!」
その言葉と共に二人の仮面ライダーに攻撃が激突し、そのまま爆発する。
「なっ、仲間の仮面ライダーを盾にした!!」
「ちっ、分かっていた事だが、胸糞が悪い奴だった」
その言葉と共に、煙が晴れると、そこには既にデューク達の姿はなかった。
「結果的には敵の4人の仮面ライダー達は倒せたけど」
「あぁ、ガリィがいる限り油断はできないって!!」
その時になって、俺達は周りを見るが、そこにはそのガリィの姿はなかった。
「お兄ちゃんっ!!」
「まさか、そういう事かよ」
俺はすぐに手に収まっているバイクライドウォッチを取り出し、アクセルを踏みだす。
眼前には既にノイズが道を塞ごうとしているが
【バナナ!ギリギリシュート!】
その音声と共に目の前にいるノイズは全てが貫かれる。
「行け、ジオウ!!」
「ここはあたしらが相手をしておく!!
「あぁ!!」
同時に俺はアクセルを踏み、マリアの元に向かった。
マリアの元へと辿り着くと、既に戦闘が終わっていた。
「まったく、遅かったな。
しかしまぁ一気に4人も倒すとはねぇ、本当に厄介な奴だな」
「ここで倒してやろうか?」
「まぁここから逃げさせてもらいますよ」
それだけ言うと、そこからすぐにテレポートジェムで消えていった。
オーマフォームに使用するシンフォギアウォッチは
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天羽々斬
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イチイバル
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シュルシャガナ
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イガリマ
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アガートラーム