戦姫絶唱シンフォギア 時の王である兄   作:ボルメテウスさん

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風鳴邸の戦い

ミカとの激戦を終えた次の日、キャロル達の狙いが分かり始めた。

 

俺達はその企みを阻止する為に、竜宮にはクリス、切歌ちゃん、調ちゃん、ゲイツ、ウォズの5人に行ってもらい、俺とマリアと翼さんは、風鳴邸へと向かう事にした。

 

響は未だに身体の傷が治っていない事もあり、病院で待機になっており、もしもの時はタイムマジーンを使って、戻るつもりだ。

 

「他の皆さんはまもなく深淵の竜宮に到着する予定です」

 

「向こうはゲイツとウォズもいるし、なんとかなるだろ」

 

そう言いながら、俺達は目的地である風鳴邸の門を通り抜けた。

 

中は俺が住んでいた家よりも何倍も広く、さすがはお金持ちとも言える家だった。

 

「来たか」

 

その言葉と共に迎えた男性は、風鳴司令よりも少し年上だと思われる人物だった。

 

「君が立花ソウゴ君か。

話は聞いている、警護をよろしく頼む」

 

「あっはい」

 

そう言って、挨拶したが、もしかして、この人が翼さんの父親である八紘さんなのか。

 

そう思っていると、マリアや緒川さんとの話を終えると、そのまま八紘さんは翼さんにあまり見向きせずに、奥へと移動していった。

 

俺と親父との関係が悪いように、どこの家庭でもそれなりに問題があるのかと思えた。

 

「っ!!

変身!!」

 

「ソウゴ!?」

 

奇妙な気配を感じると共に、俺はすぐにジクウドライバーを腰に巻き、ジオウライドウォッチと、ディケイドライドウォッチを取り出す。

 

そのまま、ライドウォッチをジクウドライバーに挿入し、俺はジクウドライバーを回す。

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!

カメンライド!ワーオ! ディケイド!ディケイド!ディーケーイードー!】

 

その音声と共に、奇妙な視線を感じた場所に向けてライドヘイセイバーで斬る。

 

「あら、気配を読まれたのかしら」

 

「オートスコアラーだとっ!?」

 

「既に、侵入していたというの!?」

 

「こいつは厄介だ」

 

そう言い、ライドヘイセイバーの一部を見ると、僅かとはいえ欠けていた。

 

「あら、まさか、この剣ですぐに砕ける事ができないとは、どういう剣ですの、それは」

 

「どういう事?」

 

一瞬で砕ける程、ライドヘイセイバーは脆くないはずだが

 

「この剣は簡単に言いますと、あらゆる剣を破壊できる能力があります。

そちらはまだ接触が甘かったので、壊す事はできなかったようですがね」

 

「まさか、哲学兵器があるなんて」

 

「ようするに、剣を使わなければ良いんだろ」

 

そう言い、俺はドライブライドウォッチを取り出し、ディケイドライドウォッチに装填する。

 

【ファイナルフォームタイム!ド・ド・ド・ドライブ!】

 

その音声と共に、俺の姿は変わり、胸元には【フォーミュラー】と書かれ、背中にはまるでフォーミュラーカーのような発射口が装着される。

 

「ひとっ走り付き合えよ!!」

 

その言葉と共に俺の後ろから出てきた噴射口から炎が出てくると共に、俺は走り出し、風圧と共にノイズを吹き飛ばす。

 

「なっ」

 

「相変わらず、無茶苦茶な事!!」

 

「それに、哲学とかよく分からないけど、ようするに剣相手は無敵という事だろ!!」

 

そのまま、俺はオートスコアラーから少し離れ、周りを囲むように走りながらジカンギレードを銃モードに変えて、撃ちだしていく。

 

「ぐっ」

 

周囲に逃げる術はなく、銃弾が次々と打ち出されていく中で、徐々にだが、追い詰めていく。

 

「しかたない、これは使いたくはありませんでしたが」

 

「なっ」

 

そう言い取り出したのは、ライドウォッチだった。

 

【グレイブ】

 

「ふっ」

 

その声と共に、オートスコアラーは自分の身体にライドウォッチを埋め込むと、そこに現れたのはアナザーライダーだった。

 

「あれはっ!!」

 

「本当にそっくりだな」

 

目の前に現れたアナザーライダー、その姿は嫌な事にも翼がかつて変身していたアナザーブレイドによく似た容姿をしていた。

 

「ふふっ、銃だけではなく、このような事もできますのよ!!」

 

その言葉と共に、身体全体で竜巻を起こし、その中から雷を作り出し、襲い来る。

 

「ぐっ」

 

かつて戦ったアナザーブレイド以上の力を秘めており、雷が身体に直撃するのと同時にドライブが解かれてしまう。

 

「あらあら、これからなのに、残念ですわね」

 

「だったら、そこから先は俺が相手になろう」

 

「えっ?」

 

どこからともなく聞こえてきた声で振り返ってみると、黒いジャンパーを来た青年が立っていた。

 

「お前はっ!!」

 

「まさか、その姿がまた見るとはな。

だから、お前をここで倒す」

 

「何者かしら?」

 

そう言うと青年が取り出したのカードケースのような物にカードを入れる。

 

同時にカードケースから無数のカードが飛び出し、青年の腰に装着され、構える。

 

「まさか」

 

「変身!」

 

【TURN UP】

 

音声と共に青年の前に青いカードの幻影が現れ、青年がそれを通り過ぎると

 

「仮面ライダーブレイド!」

 

「あれが、私のなっていたアナザーライダーの元になった人」

 

突然現れた仮面ライダーブレイドに対して、驚きの声を出し、その手に剣を手に持つ。

 

「っ駄目よ、そいつには哲学兵器があるわ!!」

 

ブレイドの戦い方を見て、すぐにマリアは叫ぶが、ブレイドはそのまま剣から展開されたカードを剣に通す。

 

「ふふっ、無駄な【MAGNET】【TACKLE】こっ!!」

 

アナザーグレイブは対抗するように剣を構えたが、ブレイドが使ったカードの効果により、ブレイドの全身が青く光ながら、突進する。

 

「なんですって!?」

 

予想外の行動に目を見開いた様子でブレイドを見つめていたが、アナザーグレイブは自身の変化に気づく。

 

「なに?」

 

「探し物はこれか」

 

そう言い、ブレイドが取り出したのはオートスコアラーが持っていた剣だった。

 

ブレイドはそのまま地面に置き、そのまま蹴り壊す。

 

「一体、どうなっているんだ?」

 

「先程聞こえた音、マグネットとタックルと聞こえたけど、もしかしてブレイドは組み合わせたカードで能力が変わるの!?」

 

「磁石の突撃、それでオートスコアラーの剣を奪ったのか」

 

「やってくれましたねぇ!!」

 

そう言い、アナザーブレイブは大きく叫ぶが、同時にアナザーグレイブの破損した仮面の奥からは凶悪な表情が見えた。

 

「あれは?」

 

「ここは、引かせてもらいますっ!!」

 

その言葉と共に、アナザーグレイブはその姿を消した。

 

「なんとか、倒す事はできたか」

 

俺達はそのまま変身を解除し、ブレイドの元へと向かう。

 

「ありがとうございます、おかげで助かりました」

 

「別に礼を言われる程じゃない。

だけど」

 

そう言い、翼を見つめる。

 

「今のままでは、彼女に力を預ける事はできない」

 

「それって、まさか」

 

その言葉の意味が分かったマリアは少し驚いた様子で、見つめる。

 

「なぜですか!!

それは、私が弱いという事ですか」

 

「今のまま、君に渡しても、それを本来の使い方はできない。

君がその時になったら、また会おう」

 

そう言い、彼は再び消えた。

 

「私に足りない事」

 

そう言って、翼さんは思い悩んだ表情をした。

 

「・・・ソウゴ、あなたなら、分かるかしら?」

 

「あぁ、だけど、多分、俺が言っても意味はないかもしれない」

 

「そう」

 

翼さんが、ブレイドの力を受け取るには、もし、俺の予想が正しければ。

 

次に向かう場所は

  • パックタウン
  • イビルシティ
  • 巨大街
  • ミラーラビリンス
  • 機器妖怪横丁

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