戦姫絶唱シンフォギア 時の王である兄   作:ボルメテウスさん

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竜宮の決戦

「ぐっ」

 

ソウゴとクリス、そして乾巧達と別れたゲイツ達は、その後キャロル達を追って奥まで進んだ。

 

そこで待ち受けていたキャロルと最後のオートスコアラーであるレイアだった。

 

二人との戦闘を行う中で、キャロルが取り出したのはアナザーライドウォッチだった。

 

アナザーライドウォッチを埋められたレイアの姿はたちまち変わり、そこに現れたのはアナザーバースだった。

 

アナザーバースの持つセルメダル生成能力と、メダルを武器にするレイアの相性は良く、苦戦を強いられるウォズ達。

 

その戦いの最中、ドクターウェルを収容されていた檻が破壊され、なんと二人は手を組んだ。

 

そして、キャロルは撤退する為にレイアを置いて、その場から撤退するのであった」

 

「おい、いい加減に戦いに戻れ!!」

 

「おっと失礼」

 

そう言い、ウォズは本を閉じて、ゲイツに応える。

 

これまでの経緯について、簡単に纏めると同時にウォズも戦いに参戦するが

 

「やはり、今、この場において、不利なのは変わりないようだな」

 

「それでも、なんとかしないと」

 

「でも、この状況は無茶すぎるデスっ!!」

 

切歌はそう言いながら、手に持っている鎌を使い、迫りくる攻撃を防いでいた。

 

彼女達が攻める事ができないのは、現在、この場所が深海に沈む竜宮の為である。

 

深海の中、無数に降り注ぐ攻撃を避ける事は周りに大きな穴を開き、水圧によって瞬く間に全滅する可能性があるからだ。

 

その為、攻撃を避ける事はできず、攻撃の威力を殺す為に全員で防御を行う事しかできず、状況は悪化するばかりだった。

 

そんな時だった。

 

「待たせたな!!」

 

その声と共に銃弾がアナザーバースのセルメダルを次々と打ち抜く。

 

これまで襲ってきたセルメダルの嵐が止み、聞き覚えのある声に切歌と調は目を合わせて、笑みを浮かべる。

 

「なんだ?」

 

「先輩!!」

 

「間に合ったか」

 

「まぁな、少し手間取ったがな」

 

その言葉と共にクリスとソウゴはゲイツ達の前に立つ。

 

「足りないと思っていたが、遅れてきたか。

だが、派手に登場したとしても、勝てるのか、私達に」

 

「私達?」

 

その言葉に調は疑問に思うと同時だった。

 

天井が突然突き破り、そこから出てきたのは、アナザーバースと同じ腕をした何かだった。

 

「なっなんだ、あのアナザーライダーはっ!?」

 

「アナザークウガと、比較にならない程の大きさだと?

しかし、なぜ、あれ程の大きさに?」

 

「私の妹は元々が巨大な身体、それに合わせ、アナザーライダーの力を身に纏ったのだ」

 

「つまり、でっかい奴に力を与えたら、巨大アナザーライダーな訳デスか!?」

 

その大きさに驚きを隠せない一同は、巨大なアナザーライダー相手に、どう立ち向かうのか迷っている。

 

「へっでっかい図体だけで、勝てるかよ」

 

「確かに、図体は大きい。

だが、ここは深海の中だと言う事を忘れていないか?

妹が、この腕を取った瞬間、貴様らはたちまち死を意味する」

 

「死なせるかよ、ゲイツやウォズ、切歌ちゃんに調ちゃんを絶対にな」

 

その言葉と共にクリスはファイズライドウォッチを、ソウゴはエグゼイドライドウォッチを取り出す。

 

「エグゼイドライドウォッチ?

そうか、なるほど、その手があったか」

 

「なに?」

 

「「変身!!」」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!

アーマータイム!レベルアップ!エグゼイド!】

 

その瞬間、クリスの身体は一瞬赤い光に包まれ、そこから現れたのは白銀のイチイバルに赤い線が刻み込まれており、これまでのイチイバルの色が反転した姿へと変わった。

 

「ふむ、同じライドウォッチを使わないとは、どういう事だ?」

 

そしてエグゼイドアーマーを装備したジオウに対してアナザーバースは疑問に思う。

 

これまでの戦いにおいて、シンフォギア奏者に合わせたライドウォッチを使う事で互いの力を合わせる事ができるはずだと記憶していたからである。

 

「こうする為だよ」

 

【ステージセレクト】

 

ソウゴはその言葉と共に、腰のスイッチを押すような仕草をすると同時に、周りの景色が一瞬で変わる。

 

先程まで海底の中の施設だとは思えない程の町並みが広がっており、一瞬で場所が変わった事に対して、その場にいたソウゴとゲイツとウォズ、そしてクリス以外は驚きで目を見開いていた。

 

「どっどうなっているんデスか!?」

 

「一瞬で景色が変わった?」

 

「では説明しよう」

 

そう言い、ウォズは本を開き、説明を始める。

 

「仮面ライダーエグゼイド、彼と同じ類のライダー達は皆、ゲームエリアと呼ばれる仮想空間を作り出す事が可能となる」

 

「ようするに、こっからは遠慮無しで戦える訳だ!!」

 

その言葉と共にクリスは銃を構え、引き金を引くと、そこから次々と赤いレーザーがアナザーバース達に向けて放たれる。

 

対抗するようにアナザーバースはすぐにセルメダルをレーザーに向けて放つが、セルメダルは簡単に溶けてしまう。

 

「なにっ!?」

 

迎撃が不可能だと感じ、すぐに態勢を変え、避け始める。

 

「おらおらぁ、まだまだ有り余る程あるから、受け取りな!!」

 

その言葉の通り、既にアナザーバースの目の前には埋め尽くされる程のレーザーが目の前まで迫っていた。

 

「くっ妹よ!!」

 

アナザーバースは上にいるもう一人のアナザーバースに向けて、セルメダルを投げる。

 

すると、アナザーバースの腕は取れ、埋め尽くすばかりのレーザーを全て受けきった。

 

だが、既にクリスは次のレーザーを放っており、アナザーバースは紙一重で避ける。

 

「ぐっ、まさか腕を一本犠牲にしないとも、やっと避けられる量に減らす事しかできないとはな」

 

「お前こそ、妹に対して無茶苦茶な命令をしているな」

 

「貴様らとは身体の作りが違うからな」

 

その言葉を表すように、巨大アナザーバースの腕は既に再生を完了していた。

 

「さっきのコインが回復したのだと思うけどな」

 

「あぁ、奴は元々アナザーライダーになる前からコインを使って戦っていた」

 

「皮肉にも、奴とバースの能力は相性が良く、ここまでの脅威になった」

 

「なるほどな」

 

そう言い、クリスは手に持っていた片方の銃を変形させると、そこから出てきたのは紅いレーザーサーベルとなっていた。

 

「だったら、接近戦もやれば、良いって話だな!!」

 

その言葉と共に、クリスは背中から吹き出る光と共にアナザーバースに向かって接近する。

 

「なんでもありだな、貴様はっ!!」

 

そう言いながらも、迫り来る攻撃は先程のレーザーの雨よりもマシで、接近するクリスに対しては対処が行いやすい。

 

そう思ったアナザーバースは笑みを浮かべていたが

 

「おいおい、私達は2対2の戦いをしていたんだぜ!!」

 

「なに?」

 

その言葉に一瞬疑問に思った、次の瞬間だった。

 

【ファイナルフォームタイム!ファ・ファ・ファ・ファイズ!!】

 

「なっ!!」

 

クリスの方へと一瞬だけ目を向けている間、その間に、アナザーバースの二人の目の前には巨大なレーザーが幾つもできあがっていた。

 

そのレーザーの大きさは先程のクリスの放ったレーザーと比べて巨大すぎて、人一人と同じぐらいの大きさになっていた。

 

そしてなにより

 

「動けないだとっ!?」

 

アナザーバースの二人の身体は動けなくなっていた。

 

「はあぁぁ!!」

 

同時に聞こえてくるソウゴの声を聞き、アナザーバースは二人の作戦にようやく気づく。

 

「まさか、お前、陽動だったのかっ!!」

 

余りにも派手すぎる攻撃と、脅威すぎる攻撃の為、すぐに思いつく事ができなかったアナザーバース。

 

だが、それに気づいた時には既にソウゴが変身したディケイドアーマー555フォームの必殺技によって、身動きがとれない状況だった。

 

「このままではっ、仕方ないっ!!」

 

アナザーバースは既に防ぐ手段がないと思い、コインを一枚、巨大アナザーバースに向けて放つ。

 

同時にソウゴの必殺技がアナザーバース達を貫き、一瞬で彼女達を灰へと変えた。

 

「なんとかなった」

 

「凄い連携デス!!」

 

二人のこれまでにない息のあった戦いを見て、ゲイツは安心したようにため息をつき、切歌は喜ぶように手を上げる。

 

「・・・まだだ」

 

「あぁ倒すのが、いくら何でも簡単すぎる」

 

そう言い、警戒するように二人は既に灰になっているアナザーバースを見つめる。

 

すると灰から一つの腕が出てきて、そこから這い出るように現れたのはアナザーバースだった。

 

だが、そこに現れたのはアナザーバースだったが、明らかに姿が変わりすぎていた。

 

現れたのは、アナザーバースではなかった。

 

アナザーバースにあった、球体をモチーフにした姿から、赤と金をベースにした蠍や蟹などの特徴を合わさった存在になった。

 

【リバース】

 

同時にアナザーライダーから出てきた音声に、ウォズは見開く。

 

「奴はまさか、アナザーリバースなのかっ!?」

 

「アナザーリバース?

名前からして、仮面ライダーリバースと思うけど」

 

「一体何者なんデスか?」

 

「・・・この本によれば、仮面ライダーリバースとは、仮面ライダーバース、プロトバースの二つの戦闘データを元に開発された仮面ライダーだ」

 

「だが、なぜここで、そのリバースが?」

 

「おそらくだが、あの二人のアナザーバースが消滅の間際に投げたメダルにより、二人のバースが融合して誕生したと思われる」

 

「だとしても、倒す事には変わりない!!」

 

そう言いクリスは再び銃を構えてレーザーを放つが、アナザーリバースは左腕の巨大なハサミを広げて、クリスの攻撃を容易く防ぐ。

 

「なっ」

 

「戦闘能力は二つのバースに比べて遙かに高い。

このままでは我が王も、クリス君も」

 

「先輩」

 

その情報を聞き、調はクリスを心配そうに見つめる。

 

「心配するな。

あたしはもう迷うつもりはない」

 

「えっ?」

 

そう言いながら、クリスは銃を構えながら、後ろにいる二人の後輩に向けて言葉を投げる。

 

「あたしはお前らを失う事が怖くて、迷っていた。

けど、もうあたしは引き金を引くのを迷わない」

 

その言葉を、ソウゴは聞きながら、手に持った555ライドウォッチを再度手に持ち、スイッチを押す。

 

【ファイズブラスター】

 

「けど、何かを迷っている内に、お前らが傷つくんならば、戦う事は迷わない。

迷っている間に、お前らを失う方がずっと後悔するから」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!

アーマータイム!超エネルギー!ファイズブラスター!アウェイクニング!】

 

その音声と共にソウゴの全身を包み込む光と共に全身が真っ赤に染まり、アーマー部分が白く包み込まれているジオウファイズブラスターアーマーを装着する。

 

「だから、もう迷わない!!

あたしが守りたいと思える全てを守る為に!!」

 

「後悔しない為に戦い続けるだけだな」

 

「あぁ」

 

その言葉と共にソウゴが取り出したファイズブラスターを構えると、クリスはそれに重ねるように銃を置く。

 

互いに同じ色である赤と白を纏っているが、その基準が異なる二人はそのまま互いの手に引き金を持つ。

 

「・・・少しは分かったような気がするよ。

なぜ、乾巧が、彼女を引き留めたのか」

 

「えっ?」

 

「彼女は戦いの中で守る者が増えた。

だが、その戦いの中で自分が守れるのかどうか不安になっていた。

だから、彼は、力を与える際に、その迷いを晴らす為に行ったと思う」

 

「そうなのか?」

 

「あくまでも推測だがな。

だが、あの二人の様子を見る限り、そうでありたいよ」

 

その言葉を言い終えると共に、アナザーリバースは雄叫びをあげると同時に二人に向けて接近する。

 

そのスピードはこれまでのアナザーバースからは想像ができない程に早く、狙いが定まらずにいた。

 

そして、アナザーリバースは手に持ったセルメダルを放つが、二人の身体から溢れ出る光によって、全てが消滅する。

 

既に遠距離での攻撃が不可能だと判断したアナザーリバースはその腕を巨大なドリルに変え、二人の目の前まで迫る。

 

「「はぁっ!!」」

 

その瞬間、二人は引き金を引く。

 

その一撃は、瞬く間にアナザーリバースを飲み込み、ゲームエリアの中に赤い光を埋め尽くす程だった。

 

消滅の間際、再生をしようとするも、セルメダルは一瞬で消え去り、既に対策を取る事もできず、アナザーリバースは今度こそ完全に消滅した。

 

「ふぅ」

 

「なんとか、なったな」

 

アナザーリバースを倒し、勝利を確信すると同時に二人はハイタッチを行った。

 

「今度こそ、倒したデス!!」

 

「けど、まだ、終わっていないよね」

 

「あぁ、その通りだ」

 

「どういう事なんだ?」

 

戦いを終え、一瞬の安心感と共にウォズが呟いた言葉に、ソウゴは気になった。

 

「我が王よ、実はこの場にキャロルがおりました。

奴は何かを企み、来たのですが、ドクターウェルを連れ、どこかへと消えました」

 

「なにっ!?」

 

その言葉の中に出てきたウェルという言葉を聞き、驚きで飛び上がった。

 

かつての強敵であるウェルがいる事態に焦りを感じたソウゴはすぐにでも行動しようとした時だった。

 

ソウゴの目の前に現れたのは白い壁だった。

 

「あれは」

 

「確かディケイドが使っていた壁だが、一体なぜ?」

 

「・・・っしまった!!

我が王!!」

 

「えっ?」

 

何かに気づいたウォズはすぐにソウゴに手を伸ばすも、既に遅く、ソウゴは白い壁に包まれ、その場で姿を消した。

 

ソウゴがいなくなると同時に、目の前にあったのは巨大な城が上空に浮かび上がった町中だった。

 

「なに?」

 

「えっお兄ちゃん!?」

 

「響!?」

 

ソウゴはすぐ近くに響がいる事に気づくと、すぐに駆け寄った。

 

「ここは一体」

 

「分からない、お父さんから話があるって言われて待ち合わせ場所に行くと、この状態だったんだ」

 

「親父がっ!?」

 

響の言葉を聞き、嫌な予感がよぎると同時に物音がして、その方向を見る。

 

そこに立っていたのは死んだ目をした立花洸と白ウォズが立っていた。

 

「お前、親父に何をした!!」

 

「何とは、彼が望んだ力を与えたはずだ」

 

「望んだって、どういう事なのっ!!」

 

「おや、立花ソウゴ、まさか君の妹には話していなかったのかね?

立花洸がアナザーライダーとなって、君を襲った事を」

 

「えっ!」

 

「白ウォズ!!」

 

その言葉を聞き、驚きを隠せない様子の響だが、そんな様子を見て、白ウォズはさらに面白い物を見たいように、洸に近づける。

 

「ならば、もっと面白い事を教えよう。

さぁ、君の口から語ってくれたまえ、立花ソウゴの秘密を」

 

「秘密?」

 

秘密という言葉に疑問に思いながら、ゆっくりとその口を開く。

 

「ソウゴは、俺達の本当の子供じゃない」

 

「えっ?」

 

「・・・」

 

その衝撃はあまりにもあっさりとしており、響は一瞬で呆ける事しかできなかった。

 

「知り合いの研究員が生んだ子を預けた。

彼女は、自分の子供として産んだが、育てる事に自身を持てずに、俺達に預けた」

 

「嘘だよね」

 

「本当だよ。

彼女は、ソウゴ、お前の父親がいなくなったのを自分のせいだと思っていた。

だけど、その研究を捨てる事ができず、巻き込みたくないから、俺達に預けた。

お前は、家族から見放されたんだよ」

 

その言葉を聞き、響は涙が溢れそうになりながら、ソウゴを見つめる。

 

自分が大切だった存在である兄が、もしも絶望してしまったら、自分は果たして許せるのだろうか。

 

そう思ったが、ソウゴが浮かべていたのは

 

「それだけか?」

 

その一言だけだった。

 

そこには怒りもなく、悲しみもなく、ただ呆れている顔だった。

 

「なに?」

 

「えっ?」

 

その顔に驚きを隠せない響と白ウォズは目を見開いた。

 

「親父、俺はそんなのどうでも良いんだよ。

親父と母ちゃんと婆ちゃんは俺をここまで育ててくれた。

それに、その話を聞くと、俺は少しだけ思うんだよ」

 

「思うだと?」

 

「もしも、俺を親父達に預けた母さんの気持ちを考えたんだよ。

きっと母さんは、捨てたくても捨てられず、俺を巻き込みたくなくって、信用できる親父に預けたんだと思う」

 

そう言い、ソウゴは手に持ったジオウライドウォッチを取り出す。

 

「死んだ父さんはどんな人かも知らない。

けど、もしも二人に会えたら、俺はただ一言だけ言いたい」

 

同時にディケイドライドウォッチを取り出し、ベルトに挿入する。

 

「産んでくれてありがとう」

 

「産んでくれて」

 

「あぁ、二人が出会わなかったら、きっと俺は生まれなかった。

そして親父の元で育てなかったら、きっと今の俺じゃなかった。

世の中で間違っているというかもしれないけど、俺は今の俺になれて良かったと心底に思う。

それは恨みでも妬みでもなく、本当に心からの感謝だ」

 

そう言い、ジクウドライバーを構えながら、ソウゴは洸に向ける。

 

「だから、俺は親父、あんたの後悔から、あんたを救う!」

 

「ソウゴォ!!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!

アーマータイム!カメンライド!ワーオ!ディケイド!ディケイド!!ディーケーイードー!!】

 

【ディケイド】

 

ソウゴが変身を終わるのと同時に、ディケイドアーマーを身に纏ったジオウとアナザーディケイドへと変わった洸がぶつかり合う。

 

破壊者の力を受け継いだソウゴ、歪んだ破壊者へと変わった洸。

 

二人の戦いが、ここで幕を開けた。

オーマフォームに使用するシンフォギアウォッチは

  • 天羽々斬
  • イチイバル
  • シュルシャガナ
  • イガリマ
  • アガートラーム

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