戦姫絶唱シンフォギア 時の王である兄   作:ボルメテウスさん

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今回は少し予定を変更し、インセクトシスター前にグリッドマンコラボを行います。
そしてコラボとして、ダラケーさんの戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G XVともコラボしております。
皆様、よろしくお願いいたします。


コラボ 戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G XV編 前編

ギャラルホルンのアラートの発生。

 

その知らせと共に現地へと向かう為、手の空いているソウゴ、切歌、調の三人はギャラルホルンを通して、別の世界へと向かった。

 

向かったのだが

 

「「「あっ…暑い!!」」」

 

向かったその先で広がっていたのは、変わりない平和な日常が過ごされていると思われる世界だった。

 

周りにはビルが多く建てられており、太陽光が強く照りつけてくるので、三人は暑さを凌ぐべく建物の影に隠れながら、周りを見渡す。

 

「アラートが鳴ったから、何か起きていると思ったけど、なんだか思ったよりも平和そう」

 

「この前まで、色々と予想外な危機があったと聞いていたけど」

 

「まぁ何が起きるか分からないから、油断はできないがな」

 

3人は手に持ったサイダーを飲みながらそう話し合っていた。

 

街の名前が、ツツジ台と呼ばれる謎の地域である事しかソウゴ達には分からなかった。

 

周りの景色や家は特にもとの世界と変わりなかった。

 

「平和デス」

 

「だけど油断はできないぞ。

これまでの仮面ライダーの世界でも、一見、平和そうに見えて、以外とやばい所もあるからな」

 

「怖い事言わないでほしいのデス!!」

 

ソウゴは実体験を交えながら、切歌にそう話した。

 

すると、ドシンという地響きが聞こえた。

 

「これは、何?」

 

「揺れている?」

 

街が突然揺れている事に疑問に思い、見渡すが何もなく、周りを見渡す為に外に出る。

 

すると、先程まで休んでいた店が突然何かに踏みつぶされる。

 

「えっ!!」

 

「一体何がって」

 

「なんじゃこりゃ」

 

目の前にいるこれまでに見たことのない存在、巨大怪獣に対して、3人は間の抜けた声を上げて呆けそうになる。

 

だが

 

「変身!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】

 

危機的状況を察しソウゴは仮面ライダージオウに、2人はシンフォギアを身に纏い、怪獣から仕掛けられた攻撃を避ける。

 

「世界の危機とは思っていたデスけど、いきなり巨大怪獣デスか!?」

 

「ここまで大きいのは、少し戸惑う」

 

そう言いながら、切歌はその手に持った鎌で攻撃を仕掛けるも、怪獣の口から放ったバレーボールのような炎球が襲いかかる。

 

【アーマータイム!アドベント!龍騎!】

 

その音声と共に、ビルの鏡から現れたドラグレッターが放った炎によって、攻撃は相殺する事ができた。

 

「油断はできないぞ、こいつでかいから結構厄介だ」

 

「わっ分かったデス」

 

「だったら」

 

その言葉と共に2人は各々の持っているライドウォッチを取り出す。

 

【鎧武】【ウィザード】

 

その音声と共に切歌の身体はまるでオレンジを思わせる色の武者鎧を纏い、手に持っていた鎌は刀へと代わり、構える。

 

次に調もシンフォギアは金属的な部分はローブのように代わり、ツインテールの部分はドラゴンを思わせる髪飾りが加わった。

 

「いきなり必殺、オレンジ斬りデス!!」

 

「クライマックスショータイム」

 

「決めるぜ」

 

そう言って切歌は手に持っていた刀を構えると共に怪獣を切り裂くと、怪獣は巨大なオレンジのエネルギーに包み込まれる。

 

【O練ジ・SUカッ朱】

 

同時に調は近くに現れた魔法陣を通り抜けると、そこから無数に分身し、手に持った龍を思わせる鋸を一斉に放つ。

 

【B式 龍鋸連射】

 

「はぁ!!」

 

【フィニッシュタイム!ファイナル!タイムブレーク!】

 

2人の攻撃により、隙ができたと同時にソウゴは背後から飛んできたドラグレッターと共に怪獣へとライダーキックを行う。

 

貫かれた怪獣はそのまま爆散した。

 

「やったデス!!」

 

「いや、まだだ」

 

ソウゴはそのまま倒したはずの怪獣に対して、嫌な予感を覚え、見てみると、煙の中から現れたのは無傷の状態の怪獣だった。

 

「まるで、アナザーライダーじゃないか」

 

「アナザーライダーって、こんなふうに復活するのですか?」

 

「まぁな。

本当は条件付きでしか倒せないけど、そんな法則は俺が世界を破壊した時に一緒に破壊したはずなんだ。でもこの怪獣はどうやら、それが当て嵌らないようだ」

 

そう言いながら、どう対策するのか、考えている時だった。

 

背後から感じる気配に驚き、振り向くと、そこには目の前で戦っていた首の長い怪獣とは別に全身が黒い怪獣が現れた。

 

「ガアアアァァ!!」

 

「新手か!」

 

新たな敵が現れたのかと思い、ソウゴは新たなライドウォッチを取りだそうとした時だった。

 

怪獣はその尻尾で、怪獣に対して攻撃を仕掛けた。

 

「えっ?」

 

「仲間割れ?」

 

そんな考えとは別に、ソウゴ達の前に怪獣が守るように立ちふさがる。

 

何が起きているのか、観察するように見渡すと

 

『ソウゴ、彼はゴジラ。

この世界を守る為に来てくれた君の仲間だ』

 

「誰だっ!!」

 

突然聞こえてきた声にソウゴは周りを見渡すが、そこには人影はなかった。

 

『私はハイパーエージェント、グリッドマン。

君の力を貸してくれ、仮面ライダージオウ』

 

「これは、ライドウォッチが」

 

声の主を捜していると、腕に装着されているブランクライドウォッチの一つが光り輝く。光が収まるとそこにはグリッドマンと刻まれたライドウォッチがあった。

 

「もしかしたら」

 

ソウゴはそのままライドウォッチを起動させる。

 

【グリッドマン】

 

「2人とも、下がっていて」

 

「えっ、でも?」

 

「あれ、そのライドウォッチは?」

 

「いや、なんだか大きくなりそうな気がするから」

 

「「えっ?」」

 

二人の疑問に答えるよりも前にソウゴはそのままグリッドマンライドウォッチをジクウドライバーに装填し、回す。

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!

アーマータイム!アクセスフラッシュ!グリッドマン!】

 

「えっえぇ消えた!?」

 

「えっ響さん達!」

 

「なんでここに?」

 

ソウゴがジクウドライバーを回し、姿を消したのと同時に訪れたのは、なんと元の世界で残っていたはずの響達だった。

 

何が起きているのか困惑している間に空から一人の巨人が降り立つ。

 

「えっ?」

 

そのまま地面へと降り立ち土煙を上げながら現れたその巨人は、白いアーマーを身に纏い、赤と青の二色が塗られていた。

 

そして、目には【グリッドマン】という文字が刻み込まれていた。

 

「ゴガアァァ!?」

 

「ギシャ!?」

 

突然現れた謎の巨人に対して、疑問に思った二体は一端その場を離れて、巨人を見ていた。

 

そんな中で

 

「おぉ、これはもしかして!!」

 

その言葉と共に切歌はシンフォギアとは別に持ってきていたバックからとある物を取り出した。

 

一方、その頃、元の世界では

 

「無い、やはり無い!?」

 

基地であるS.O.N.Gに残っていたウォズが基地のあらゆる場所へと瞬間移動しながら、物凄く慌てた様子で何かを探していた。

 

エンジンルームや基地の外、自動販売機の下など、既に人間の常識を超えた探し方をしていた。

 

そんな行動をしていたウォズに対して、たまたま通りかかったオーラとウールは思わず怪しげに見つめる。

 

「どうしたの、そんなに騒いで」

 

「私の本が無いのだ!!」

 

「お前の本?

そう言えば、ギャラルホルンで出かける前に切歌が借りていったぞ」

 

「なっ、なぜ止めなかったのだ、ウール君!」

 

「そんなの、あんたのその慌てる姿が見たかったからよ」

 

「なっ君達はぁ!!」

 

二人はそのまま笑みを浮かべると、怒り出したウォズはそのまま走り出した。

 

暴走したウォズは、その後二人を追いかけるも、たまたま通りかかった弦十郎によって制圧され、大人しくなった。

 

そんな一連の騒動が起きている事を知らない切歌は本を広げながら、手を広げる。

 

「祝うデス!」

 

「えっ切歌ちゃん」

 

「おい、どうしたんだ?」

 

突然切歌が発した言葉に戸惑いを隠せない響達とは違い、調は落ち着いた表情で見つめていた。

 

「全ライダーの力を受け継ぎ、過去と未来を知らしめる王者!

その名も仮面ライダージオウ グリッドマンアーマーデス!

えっと、調ここは「電脳」そうそう電脳の勇者の力を身に纏い、今、今「顕現」顕現

した瞬間デス!」

 

「おい、横から結構教えているじゃないか」

 

切歌が祝いの言葉を述べたのだが、難しい言葉がわからないので調に横から教えてもらいながら、なんとか最後まで言い終える。そんなグダグダな切歌の祝いにクリスは思わず言葉に出てしまった。

 

「えっと、とりあえず、行くか」

 

「グルルルル」

 

先程までの切歌の祝いの言葉に対して戸惑っていたジオウとゴジラだが、気合いを入れ直すように目の前にいる怪獣に向くと同時に走り出す。

 

「ガアアァァ!!」

 

ジオウとゴジラが走り出したのを感じると共に、怪獣は口から次々と火炎球を放ち、襲いかかる。

 

ジオウはその手に持ったジカンギレードを使い、襲いかかる火炎球を切り裂く。

 

そして、足を止めたゴジラはその場で大きく息を吸い込み、怪獣に向けて火炎を放った。

 

「ガアァァ!!」

 

「キシャアアァ!!」

 

ゴジラと怪獣の互いの炎が激突すると同時に、周辺にある窓ガラスが次々と割れ始める。

 

【フィニッシュタイム!】

 

だが、そんな激突の中でジオウはベルトに装填されていたグリッドマンライドウォッチをジカンギレードに装填し、空へと飛びながら、ジカンギレードを構える。

 

【グリッドマン!ギリギリスラッシュ!】

 

「グリッドキャリバーエンド!!」

 

ジオウがジカンギレードを構えると同時に刀身は黄金の輝きを放ち、ジオウは背中からのジェット噴射と共に怪獣の首を切り落とす。

 

同時に激突する炎が無くなった事により、ゴジラの火炎がジオウの横を通り過ぎると共に切り裂かれた怪獣の頭と胴体はゴジラの光線によって消滅する。

 

「がう」

 

「おぉ」

 

戦いを終え、ゆっくりと息を吐きながら、2人は戦う為の姿から、人間の姿へと変わった。

 

「先輩!!」

 

「無事だった?」

 

「おぉ、それにしても、あれ?」

 

切歌と調と合流したソウゴはふと、見てみると、そこには留守番しているはずの響達が全員揃っていた。

 

「なんで、響達が?」

 

「えっ、私達、知り合いでした?」

 

「・・・がはぁ」

 

「うわぁ、出ちゃったデス!!」

 

「ええぇ!!」

 

「おい、馬鹿、何をした?!」

 

「何もしてないよ!!

えっ、私、何かした?!」

 

ソウゴはそのまま響へと話しかけると、まるで知らない人に話すような響の態度にソウゴはショックを受けると同時に倒れる。

 

「大丈夫です。

ソウゴさんはいつも通りですから」

 

「そうなのか?

あれ、というより、もしかして」

 

「はい、もしかしたらの予測ですが」

 

血反吐を吐きながら、どうしれば良いのか分からない切歌と響達を放って、調は翼とマリアと話していた。

 

「まさか、他の世界の2人だったとは。

だけど、あのソウゴという者は知らないが」

 

「私も、そちらの子を知らないから、多分」

 

「えぇ、少し情報整理したい所だけど」

 

「死なないでデス!!」

 

「あわわゎ、こういう時って、心臓マッサージだっけ!?」

 

「がうがうがう!?」

 

「あれは一体何が起きているの?」

 

「ソウゴさんは響さんに知らないと言われたショックで倒れているだけです」

 

「えっ、どういう事?

聞いたけど、訳が分からないわ」

 

調の言葉に疑問が増えるだけしかなかったマリアは思わず聞き返してしまった。

 

「彼は立花ソウゴ。

私達の世界の仮面ライダーであり、響さんのお兄さんであり、マリアと同じシスコンです」

 

「仮面ライダーに立花の家族だったか」

 

「ちょっと待って、調、今、なんて言ったの!?」

 

その説明に少し納得したように頷く翼だったが、なぜか余計な単語が加わった事にマリアは思わず聞き返してしまった。

 

 

オーマフォームに使用するシンフォギアウォッチは

  • 天羽々斬
  • イチイバル
  • シュルシャガナ
  • イガリマ
  • アガートラーム
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