戦姫絶唱シンフォギア 時の王である兄   作:ボルメテウスさん

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最悪の予知

棺を倒す事に成功したが、そこから発見されたのは聖骸が問題になり、聖骸を巡って、米国は自国への持ち込みをする事になった

 

「だからと言って、こうするのかよ」

 

「仕方ないだろ。

この聖骸はこれから大きな問題なる可能性があるから」

 

そうソウゴ、ゲイツ、ウォズは米連の持ち込まれる船から見えない所からタイムマジーンで密かに護衛を行っていた。

 

「それにしても、あの聖骸は一体」

 

「分からない、だけど、なんでだろうなぁ?

あの聖骸からは嫌な予感しかしないんだけどなぁ」

 

そう言いながら、護衛を続けていると、タイムマジーンにエルフナインが映し出される。

 

「皆さん!

アルカノイズが出現しました!!}

 

「今、行く!」

 

その言葉と共にタイムマジーンは戦艦に近づくと、各々の変身アイテムを手に取る。

 

「「「変身!!」」」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!

アーマータイム!カメンライド!ワーオ!ディケイド!ディケイド!ディケイド!

ファイナルフォームタイム!ブ・ブ・ブ・ブレイド!!】

 

【ライダータイム!仮面ライダーゲイツ!

アーマータイム!CHANGESTAGBEETLE!ガタック!】

 

【フューチャータイム!誰じゃ?俺じゃ?忍者!フューチャーリングシノビ!シノビ!】

 

その音声と共にソウゴはジオウへと変身すると同時にディケイドアーマーブレイドフォームとなり、その手に持ったライドヘイセイバーを持ち、空から襲い掛かるアルカノイズ達を切り裂いていく。

 

そして、ゲイツとウォズは各々が高速移動が可能になった姿で、各々戦艦にいるアルカノイズを倒していく。

 

「先輩!!」

 

「お待たせデス!」

 

「二人共、来たか!!」

 

空中で襲い掛かるアルカノイズとの戦いの中で合流した切歌と調の姿を確認すると、二人の手を掴み、目的地まで運ぶ。

 

「それじゃあ、またデス!」

 

「あぁ」

 

二人を送り届けるのと同時に、その手にライドヘイセイバーを構えようとした時

 

「ガアァア!!」

 

「っ!」

 

【ヘイ!W!デュアルタイムブレーク】

 

襲い掛かってきた謎の存在に対して、牽制を取る事も含めて、手に持ったライドヘイセイバーから嵐を作り出し、離れる。

 

「ガルルル!!」

 

「アナザーライダーか」

 

そこに立っているのは、赤い蜥蜴を思わせるアナザーライダーだった。

 

「アナザーアマゾンアルファか」

 

既に常磐ソウゴとしての記憶を取り戻したソウゴは、その正体が分かると同時にソウゴが取り出したのはアマゾンオメガライドウォッチ。

 

ソウゴはそのままアマゾンオメガライドウォッチをディケイドライドウォッチに装填する。

 

【ファイナルフォームタイム!ア・ア・ア・アマゾン!】

 

その音声と共にブレイドアーマーから、機械の装甲と獣を思わせる手足になると同時に身体には【アマゾンネオオメガ】と刻まれた仮面ライダージオウディケイドアーマーアマゾンネオオメガフォームへと変身する。

 

「はぁぁ!!」

 

「ガアアァア!!」

 

ジオウの叫びに反応するように、アナザーアマゾンアルファが走り出し、互いに刃が激突する。

 

互いの攻撃が激突する度に血飛沫が飛び交いながら、アナザーアマゾンアルファの牙がジオウの腕に食い込み、巨大な刃がアナザーアマゾンアルファの足を切り裂く。

 

「グルルルゥ」

 

「結構やばいな。

だったら」

 

その言葉と共にジオウは足に力を入れ、後ろへと飛びながら、手に持ったジオウⅡライドウォッチを取り出し、ジクウドライバーに装填する。

 

【ライダータイム!仮面ライダー!ライダー!ジオウ!ジオウ!ジオウⅡ!】

 

ジクウドライバーから流れる音と共にジオウⅡへと変身すると同時に手に収めていたサイキョーギレードの一つである【ギレードキャリバー】をライドヘイセイバーに装填し、回転させる。

 

【ヘイ!キバ!デュアルタイムブレーク!】

 

その音声と共にジオウⅡが振り上げると、そこからは金色の光を纏った蝙蝠の影が次々と現れ、アナザーアマゾンアルファを覆っていく。

 

「さて、一気に」

 

そうジオウⅡが構えた瞬間、ライドヘイセイバーと一体化していたギレードキャリバーから強烈な電流と共にジオウⅡの身体を覆った。

 

「っ!!」

 

電流の中でジオウⅡの予知能力が発動し、目の前で見えた予知能力で見た光景。

 

それは、現在の戦いで起きている光景ではなく、どこかの会場で起きている光景だった。

 

そこで起こっている光景は、どこかの会場で多くの人々がノイズに襲われており、その中で知り合いである翼が涙を流している光景だった。

 

「一体何がっ!!」

 

予知で見えた光景に疑問に思えている間に、ジオウⅡはアマゾンアルファの攻撃で吹き飛ばされる。

 

「何をしている、ジオウ!!」

 

すぐにジオウⅡを助ける為に、ゲイツがアナザーアマゾンアルファを吹き飛ばし、ジオウⅡを助ける。

 

「ゲイツ、こいつをさっさと倒すぞ」

 

その言葉と共に、ソウゴはジオウトリニティライドウォッチを取り出し、ジクウドライバーに装填し、回す。

 

【トリニティタイム!3つの力!仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!トリニティ!トリニティ!】

 

その音声と共に、ジオウⅡはジオウトリニティへと変身するのと同時に手に持ち、構える。

 

「おい、これは一体」

 

「さっき、予知で見た。

このままじゃ、多くの人達が」

 

「ふむ、ジオウⅡの予知で、何か見たのか」

 

「あぁ」

 

その一言を聞くと、ゲイツとウォズはソウゴの決意とも言える一言に二人は構える。

 

「ガアアアァ!!

 

そしてアナザーアマゾンアルファは、雄叫びと共に襲い掛かる。

 

同時にジオウトリニティは、その手にジカンジャックローをつめモードに変えて、その攻撃を受け止める。

 

「ならば、速攻で決める」

 

その言葉と共にジカンジャッククローを上に振り上げると同時に、蹴り上げる。

 

「それが、我が王の望みならば、叶えるが家臣の務めだ」

 

【カマシスギ!】

 

同時に空中で取り出したジカンデスピアーをカマモードへと変えて、胴体を切り上げる。

 

身体に大きな傷が出来上がり、後ろへと大きく下がったアナザーアマゾンアルファは怯むのを確認すると同時にジクウドライバーに手を伸ばす。

 

【フィニッシュタイム!トリニティタイムブレークバーストエクスプロ―ション!】

 

その音声と共に、ジオウ、ゲイツ、ウォズの三人の幻影がアナザーアマゾンアルファへと次々と殴っていき、最後にジオウトリニティがマゼンダ、黄色、緑のエネルギーを纏った一撃をアナザーアマゾンアルファへと与える。

 

「グゥ!!」

 

同時にアナザーアマゾンアルファは吹き飛ばされると同時に爆発した。

 

「倒したデスか!!」

 

「でも、ごめん、こっちは逃がした」

 

すぐに合流した切歌と調を見ると、ジオウトリニティは振り返ると

 

「なぁ、ライブって何時だった!!」

 

「えっ急になんデスか!?」

 

「急がないとやばいんだよ!!」

 

「それは、翼さんのライブだから見たいのは「そうじゃないんだよ」えっ?」

 

「予知したんだよ。

そこにノイズの大群が来るのがっ!!」

 

「「えっ!!」」

 

その一言を聞くと、驚きを隠せない二人は見合った。

 

「それって、本当デスか!!」

 

「間違いだったら、良いけど」

 

「だったら、急がないとっ!!

だって、ライブ会場って、ここから遠すぎる!!」

 

「タイムマジーンで急ぐ!!」

 

その言葉と共にソウゴ達はタイムマジーンに乗り込み、目的地に向かって飛ぶ。

オーマフォームに使用するシンフォギアウォッチは

  • 天羽々斬
  • イチイバル
  • シュルシャガナ
  • イガリマ
  • アガートラーム

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