戦姫絶唱シンフォギア 時の王である兄   作:ボルメテウスさん

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謎のライダー

翼と事前に予告されてなかったゲストであるマリアとのデュエットにより観客達が盛り上がっていた。

 

それは、彼らにとっては最高の瞬間だった。

 

だが、そんな彼らの前に予想してもいなかった出来事が起きた。

 

それは空を埋め尽くす程のアルカノイズを召還する魔法陣だった。

 

何も知らない者たちは何が起きているのか分からず、その現象について知っているごく僅かな者たちは、これから起きる出来事に目を見開いて驚いていた。

 

「翼っ!!」

 

「えぇ!!」

 

すぐに対処するように2人はステージから降りようとした時だった。

 

【J】

 

「えっ?」

 

その音声に気がつき、上を見上げると、魔法陣から現れたアルカノイズから人々を守るように巨大な存在が現れた。

 

その存在に驚きを隠せずにいたが、その存在は2人にとって幾つか見覚えのある特徴があった。

 

「あれは」

 

「まさか、仮面ライダー!?」

 

「どうやら間に合ったようだな」

 

その言葉と共に上空から出た仮面ライダーとは別の方向から飛んできたタイムマジーンが現れ、そこからソウゴが変身した仮面ライダーグランドジオウが現れる。

 

「ソウゴ、どうしてここに?」

 

「あぁ、予知ですぐに飛ばしてここまで来た」

 

「予知、という事はジオウⅡの能力なのね」

 

ジオウの説明を聞き、すぐに受け入れると共にマリアは上空を見上げると、未だにこちらに攻め込もうとしているアルカノイズから人々を守っている仮面ライダーを見る。

 

「しかし、あの仮面ライダーは」

 

「J、前に結界を覆っていたアナザーライダーの一体だったんだ。

それに」

 

「きゃああぁ!

 

【シン】

 

その音声と共に女性に襲いかかろうとしていたアルカノイズを切り裂きながら、新たな仮面ライダーが現れるが

 

「今度は怪物!!」

 

「アナザーライダーか!」

 

「いや、あれは仮面ライダーシンだ」

 

「まさか、アナザーライダーにそっくりな仮面ライダーがいるとは」

 

その見た目に驚きを隠せなかったマリアだが

 

「とりあえず、ここは俺に任せて、2人は観客の避難を!!」

 

【W】【オーズ】【フォーゼ】

 

その言葉と共にソウゴは次々と仮面ライダーを召還し、襲いかかるアルカノイズに対抗する。

 

まずWはルナトリガーとなり、変幻自在に操る銃弾で襲いかかるアルカノイズを吹き飛ばし、次にオーズはガタキリバになり分身し逃げ遅れている人々の救助を、そしてフォーゼはランチャーステイツとなり、ミサイルで巨大化しているノイズを吹き飛ばす。

 

その強すぎる力を見て、驚きを隠せない人々だったが

 

「皆、落ち着いて避難して」

 

「彼らが守ってくれるから、落ち着いて避難を」

 

翼とマリアの声を聞きながら、迫り来るアルカノイズから仮面ライダー達が守ってくれる安心感もあってか、落ち着いて避難していく。

 

「良かった」

 

その光景を見たソウゴは、かつて響の身に起きた出来事が繰り返されなかった事に安堵し、ゆっくりと息を吸う。

 

「本来の計画とは違うけど、これはこれで都合が良いぜ」

 

「っ!!」

 

背後から聞こえた声に振り向くと同時に襲いかかる衝撃に吹き飛ばされ、会場から突き飛ばされ、地面へと辿り着きながら、上空を見つめる。

 

「なっ」

 

そこに立っていたのは仮面ライダーだった。

 

ジオウ達と同じジクウドライバーを腰に装着しており、飛蝗を思わせる緑色をベースにしており、黒いマントを身に纏っていた。

 

「お前は」

 

「私は仮面ライダーゾンジス。

まぁ目的の物の一つは手に入ったからね」

 

【ZO】

 

その音声を聞き、ジオウは睨むと、ソンジスの手にはZOのライドウォッチがあり、ソンジスはそのままZOライドウォッチをジクウドライバーに装填し、回す。

 

【ライダータイム!仮面ライダーソンジス!

アーマータイム!~!ZO】

 

その音声と共にソンジスは黒マントがパージされ、より飛蝗を思わせる姿になり、ジオウへと襲いかかる。

 

「お前、なんでこんな事を」

 

「そんな事、お前には関係ないんだよ」

 

「そうかよ」

 

【555】

 

その音声と共に、ジオウはファイズエッジを手に持つと、襲いかかるソンジスの攻撃を受け止める。

 

先程放たれた衝撃よりも強い一撃に、ジオウは顔を歪めさせながら、ファイズエッジを切り上げると、光波を放ち、閉じこめる。

 

「こんなので、拘束できないんだよ!」

 

「だけど、時間稼ぎはできた」

 

【龍騎】【響鬼】

 

その音声と共に音撃棒を使い、炎の刃でソンジスを切り上げ、ドラグクローから放たれる炎の弾丸がゾンジスを貫く。

 

「なっ、どういう事だよっ!?」

 

「なんだ、この違和感?

だが、今は」

 

そう言っていると、ゾンジスが土煙から現れると、その手には女の子がいた。

 

「てめぇ」

 

「やっぱり仮面ライダーはこういう手に限るよな。

動くなよ、ジオウに、他のライダー達」

 

その言葉を聞いている中で、シンは飛び上がり、ゾンジスに向かっていった。

 

「聞いていなかったのかぁ!!」

 

「グゥ!!」

 

「はぁ!!」

 

一瞬、動きを止めたシンだが、ゾンジスはもう片方の手を使い、シンの身体を貫く。

 

「もう一個ゲットだぜ」

 

その言葉と共にもう片方の手の中には仮面ライダーシンのライドウォッチが収まっていた。

 

「っ!」

 

【カブト】

 

だが、その一瞬の隙と共に触れたカブトが出現と同時にクロックアップを行い、ゾンジスに捕らわれている少女を助け出した。

 

「ちっ」

 

「返させてもらうぞ、その力」

 

【フィニッシュタイム!オールトゥエンティタイムブレーク】

 

【ジョーカーマキシマムドライブ!】

 

【スキャニングチャージ】

 

【リミットブレイク!】

 

ジクウドライバーから鳴り響くのと同時に、W、オーズ、フォーゼは各々の必殺技をゾンジスへと次々と叩きつけ、最後にジオウがゾンジスへと向けて放つ。

 

「ちっ」

 

ゾンジスは懐から取り出したテレポートジェムで、すぐにその場から離脱した。

 

それにより、ジオウのライダーキックは地面に埋め込むだけだった。

 

「なんとかなった」

 

ゆっくりと息を吐きながら、周りの光景を見つめる。

 

ボロボロになった会場だが、それでも被害は少なく済み、安心していた。

 

 

次に向かう場所は

  • パックタウン
  • イビルシティ
  • 巨大街
  • ミラーラビリンス
  • 機器妖怪横丁

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