戦姫絶唱シンフォギア 時の王である兄   作:ボルメテウスさん

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父親として

テレポートジェムによって別の場所へと転移されたソウゴはすぐにタイムマジーンを使い、目的地に向かっていた。

 

「見つけたっ!!」

 

タイムマジーンで見つけたその先にいたのは空を跳んで離脱しようとしていたヴァネッサ達だった。

 

すぐに追いかけようとするが

 

だが

 

『ソウゴ君、現時刻を持って、奏者並びに仮面ライダーの作戦行動を中止になった。

 

「なっ!?」

 

ソウゴは驚きを隠せなかった。

 

「何を言っているんだ!?

ここで追わないと、もっと被害が「日本政府からの通達だ」っ!」

 

そう言った弦十郎達の様子が画面に映し出され、見てみると、そこには弦十郎達を始めとしたメンバー達が手をあげており、銃を構えた兵士達が立っていた。

 

「っ」

 

同時にその意図を読み取ったソウゴはそれ以上追う事ができずにいた。

 

そうして彼らが戻った時に待ちかまえていたのは突然すぎる査察だった。

 

「一体なぜ?」

 

「それは勿論、先程の戦闘で見せた武装についてだよ」

 

「武装?」

 

「響さんが新たに発言させたアマルガムです。

だけど、まさかアマルガムが口実に」

 

そう言ったエルフナインの言葉を聞くと、ソウゴは

 

「んっ?

可笑しくないか?」

 

疑問に思うように首を捻った。

 

「どこか可笑しいのかね?

開示資料にない武装なのだから当たり前だろ。

第一、君の持っている仮面ライダーという力も不明な点が多すぎるだろ」

 

「確かに。

なら、一つ質問させても良いか?

どうやって、アマルガムの事を知った」

 

「なに?」

 

「確かに。

あそこ一帯には既に避難勧告をされており、ここでのオペレーター以外には知る方法はないはずだ」

 

同時に翼も疑問に思えたように査察官を見つめる。

 

「ふっだからどうした?

どのように知ったかなど、この場では関係ない。

とにかく、許可はさせて貰うぞ」

 

「ちっ、分かった。

だが、装者と仮面ライダーの自由とギアコンバーターとジクウドライバーなどの携行許可。

今は不足な事態への備えはさせてもらう」

 

僅かでも形成が不利だと感じた査察官はそのまま押し通すように弦十郎に言うが、それでも危険の回避の為に最低限の条件を言った。

 

「折り合いの付け所か。

まぁ良い、ただしあの不明武装については許可があるまで、使用は禁止にさせてもらう」

 

「ちっ、勝手にしろ」

 

そう弦十郎が言った瞬間、周りの空間が一斉に止まった。

 

「これは?」

 

「悪いが風鳴弦十郎。

少し私に付き合ってくれないか?」

 

「ウォズ君、これはもしかして」

 

「まったく、なんでこんな事に使うのか」

 

「人使いが荒すぎない?」

 

そう言いながら時を止めたと思われるウールとオーラは文句を言いながら、周りを見渡す。

 

「今回の戦いはあまりにも謎が多すぎる。

このままでは取り返しのつかない事が起きてしまう。

なので、しばらく私と調査を行って欲しい」

 

「それは良いか、俺がいなくなったら「その点には抜かりはない」なに?」

 

そう言うとウォズはマフラーから取り出したのは弦十郎が現在身につけている衣服などがあり、止められた時の中で緒川がいた。

 

「話は既に彼から聞いています。

1日程度ならばなんとか変化でごまかせます」

 

「なるほど、だが、なぜ俺なんだ?」

 

そう言うとウォズはふと笑みを浮かべる。

 

「単純な話、私はあらかじめ知っている事は得意でも調べる事は並でね。

戦闘力や調査が得意なあなたならば問題ないと思ってね」

 

「なるほど、だが面白い」

 

その話を聞き、弦十郎は笑みを浮かべた。

 

「その話、乗った」

 

「良いからさっさとしてくれる?

これ結構きついのだから」

 

「それでは指令」

 

「あぁ」

 

その言葉と共にウォズはマフラーを使い、弦十郎と共にその場から姿を消した。

 

「ちっ」

 

同時に変化を終えた緒川は時が再び動き出すと共に、先程まで弦十郎が行っていた行動をそのまま行った。

 

雪山の中でとある目的地に向けて、2人の男性が歩いていた。

 

風鳴弦十郎とウォズの2人は奇妙に思えた出来事の調査を行っていた。

 

「あまりにもタイミングが良すぎる」

 

「やはり、そう思うかね」

 

突然介入してきた査察官に関して、疑問に思えた弦十郎はとある人物と共に行動していた。

 

「それにしても、なぜ私とかね?」

 

「俺が直接動けば、他にも制限が出るのは明白だ。

だからこそ、緒川には俺の変装を頼んである。

それに、ウォズ君の方でも準備を進めているのだろ」

 

「お見通しという訳か。

では、あなたの意見を元に結論から言わせて貰おう。

我々の敵はおそらくは風鳴訃堂で間違いないだろう」

 

「やはりか」

 

そう言いながら、弦十郎は既に納得した様子でウォズを見つめる。

 

「今回の査察官に関してもそうだが、ノーブルレッドの動きはとてもじゃないが巨大なバックがある。

特にライブ会場の件は我が王の力を狙う為にというのはあまりにも無計画すぎる」

 

「確かに、だとしたら」

 

「考えられる限り、可能性としてはノーブルレッド、スウォルツ、そして風鳴機関。

それら全てが敵に回っている可能性がある」

 

「確かに、それは最悪だな」

 

その答えに対して、弦十郎も納得がいったように頷くが、ウォズは首を横に振る。

 

「それは違う」

 

「なに?」

 

「私が最も恐れている事。

それは彼らのような存在ではない。

私が最も恐れている事、それは我が王だ」

 

「ソウゴ君。

確かに」

 

その言葉を聞き、弦十郎はこれまでの戦いを振り返る。

 

ソウゴが仲間になって以降、数々の敵と戦い、成長を続ける彼を見ていて、弦十郎としても嬉しい気持ちになっていた。

 

だが、最近の戦いにおいて、これまで以上の被害が出ており、先日の戦いにおいて見せた冷たい表情はとても同じソウゴだとは思えなかった。

 

「奴らがどんな計画を立てたとしても、我が王がオーマジオウになれば、全て終わるだろう。

だが、もしもオーマジオウとして完全に心を失えば」

 

「最悪な未来が待っている」

 

その言葉を聞き、身震いをしてしまう。

 

だが同時に

 

「それは、まだ決まっていない未来なんだろ」

 

「その通りだ。

我が王が、このままオーマジオウとして最悪最低の王になるのか、それとも過去の我が王が言っていた最善最高の王になるのかはこれから。

そして、その鍵を握るのは」

 

「響君達という訳か」

 

その言葉を聞き、ウォズは頷く。

 

「ならば、俺達がしっかりしないとな」

 

そう言い、弦十郎は力強く立ち上がり、歩き始める。

 

同時にウォズもまた歩き始める。

 

そんな、彼らが調査を行っている時だった。

 

「さて」

 

そう言いながらソウゴはとある場所で待ち合わせをしていた。

 

「よっよぉ、待たせたな」

 

「全然大丈夫だぜ」

 

そう言いながら、ソウゴは待ち合わせをしていた相手であるクリスを見つめた。

 

「なっなんだよ?」

 

「いや、なんだかいつもと違った格好で新鮮だったから」

 

「まっまぁな。

そのあいつらが選んでくれたからさ」

 

「そうなんだ、確かによく似合っているよ」

 

「おっおう」

 

その一言と共にクリスは顔を真っ赤にさせながら返答した。

 

そうしながら、顔を赤くしながら、目的地の映画館に向かっていた。

 

「なぁ、その聞きたい事があるんだけど良いか」

 

「んっ、どうしたの?」

 

「単純な興味なんだけど、ソウゴはその、好きな人はいたのか?」

 

「好きな人か。

まずは響に翼さん」

 

「えっ?」

 

「それに切歌ちゃんも調ちゃんも、マリアも」

 

「おいおい」

 

「他にもゲイツにウォズ」

 

「んっ?」

 

「勿論クリスも好きだよ」

 

「いや、そういう意味の好きじゃねょ」

 

「へっ?」

 

クリスは思わず呆れたようにソウゴを見つめる。

 

「まぁ良いわ。

お前がそういう奴なのは知っているからな。

まぁ、この様子だったら問題なさそうだし」

 

そう小さな声で呟くクリスだったが

 

「うん、そうか」

 

後ろを振り向いたクリスに対して、ソウゴは一瞬だけだが暗い表情になったがすぐに申し訳ないように笑顔を浮かべる。

 

「いやぁ、ごめんごめん。

それよりも今日は映画を楽しもう」

 

「おっおう」

 

そう言って、すぐに向かおうとした時だった。

 

街中で警報が鳴り響いた。

 

「まさかっあいつら!!」

 

「こんな時にもかよ!!」

 

二人は互いに頷くのと同時にソウゴはジクウドライバーを取り出し、ジオウライドウォッチとオーズライドウォッチを取り出し、装填する。

 

「変身!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!

アーマータイム!タカ!トラ!バッタ!オーズ!】

 

その音声と共にソウゴはジオウオーズアーマーを身に纏うのと同時に空中へと跳び、周りを見渡す。

 

「クリス、こっち」

 

「あぁ」

 

すぐに地面へと降り、そのままバイクライドウォッチを使い、ライドストライカーに乗り

クリスと共に現場へと向かった。

 

現場へとたどり着くと、既に戦闘を行っていた響と翼を見つめた。

 

「この音って」

 

「援軍か」

 

その声と共にアルカノイズ達を切り裂きながら、二人の元へと合流し、4人はそのまま背中合わせでアルカノイズを見つめる。

 

「状況がさっぱり分からないけど、これってやっぱり」

 

「あぁ意図的に起こしたと思う。

だが、敵の目的が不明だ」

 

「こんな街中で召喚して、しかもノーブルレッドの影が見えない」

 

余りにも多すぎるアルカノイズに対して疑問に思いながらも、目の前に迫る脅威に対してその場を動けなかった。

 

「市民の非難は」

 

「まだ、エルフナインちゃんと未来もまだかもしれないけど」

 

「エルフナインが?」

 

「うん、今日一緒にカラオケに来ていたんだけど」

 

「・・・」

 

その瞬間、ジオウはすぐに周りを見渡す。

 

「時間稼ぎ、まさかっ!!」

 

「何か分かったのか?」

 

「敵の狙いは俺達からエルフナインを離す事かもしれない」

 

「根拠は」

 

「勘としか言えない」

 

そう言ったジオウは自信満々に答える。

 

「だが、エルフナインが狙われる可能性は確かに高い」

 

「二人はどっちに」

 

「確か、あっちに

 

「だったら」

 

クリスはすぐに銃を構え、その引き金を引く。

 

同時に銃弾は軌道を描きながら、未来達が避難した方向にいるノイズ達を打ち抜いていく。

 

「ソウゴ、響」

 

「あぁ」

 

「分かりました」

 

同時にソウゴは再度ライドストライカーを呼び出し、走り出し、響はその後ろに乗り向かい、クリスと翼は残ったノイズとの戦闘に戻る。

 

そんなソウゴ達の予想は

 

「っ!?」

 

当たっていた。

 

その場にはミラアルクと査察官の二人がエルフナインと未来を追い詰めていた。

 

「まぁ、ここまで上手くいけば、あとは確保だけだ。

厄介なジオウの奴はこの場にいないしな」

 

「最初からっ」

 

「そういう事だ。

それじゃあ」

 

そう言いながら、ミラアルクはその爪を伸ばし、近づこうとした時

 

「んっ?」

 

「はぁ!?」

 

突然のクラッシュ音に振り向くと、そこにはボロボロになったタクシーがミラアルク達に向かって突っ込んでくる。

 

「ちぃ」

 

「ひいぃ!!」

 

タクシーに驚いたミラアルクはすぐにその場を飛び、査察官はすぐに道の端へと逃げる。

 

そしてミラアルクは背中から生やした翼をタクシーに向けて、投げると、タクシーを運転していた運転手はすぐにタクシーから飛び出し、逃げる。

 

タクシーはそのまま近くの壁にぶつかり爆発を起こしたが、タクシーの運転手は未来達の前に立つ。

 

「えっ嘘、おじさん!?」

 

「あははぁ、ごめん。

見かけて、ついね」

 

そこに立っていたのは立花洸、響とソウゴの父であり、かつてアナザーライダーに二度なったことのある人物でもある。

 

「なんでただのおっさんがここに?」

 

「知り合いの子が2人が逃げていたからね。

仕事で乗っていたタクシーに乗せようしただけだよ」

 

「そうかよ、まぁ目撃者はすぐに消すけどな」

 

「逃げて、おじさん!!」

 

「ごめん、それは多分無理かもしれない。

あの子を相手に2人を連れて逃げるのは無理そうだ。

ここは俺がなんとか時間を稼ぐから、その間に」

 

「でもそんな事をしたら」

 

「良いんだ」

 

そう言った洸は少し悲しそうな顔をした。

 

「響が大変な時には助けてあげられず、ソウゴを金の為に倒そうとした俺はどうしようもない父親だ。

だとしてもっ!!」

 

そう言った洸の目をかつて見せた弱々しい目ではなく、芯の持った力強い目だった。

 

「俺は父親だ。

子供が戦っているのに、その親友を放っておける訳ないだろ!!」

 

目の前にいる存在が、簡単に人を殺せる事を知っていながら、かつての過ちを繰り返したくない思いが強くなっていた。

 

「俺は響やソウゴに誇れる父親になると決めたんだ!!」

 

「まったく、本当にうざっ!?」

 

洸の態度にミラアルクは呆れながら、すぐに始末する為にゆっくりと近づこうした時だった。

 

洸の全身から黒い煙が出てくると共に、煙は青い光へと代わり、がミラアルクの所持していた一つのブランクライドウォッチへと入り込んでいく。

 

青い光を放ちながら、ライドウォッチはミラアルクから離れ、洸の元へと来た。

 

「これはっ?!」

 

突然の出来事で洸は一瞬驚くが、すぐにその手にライドウォッチを手に取り、スイッチを押す。

 

【Ⅰ型】

 

その音声と共に洸の腰には赤い機械が巻かれており、洸の手には青い道具が収まっていた。

 

「なんだ、あれはっ!?」

 

そんな光景を見ていたスウォルツは洸が取り出した道具に対しては、驚きを隠せずに見ていた。

 

【KAMENRIDER】

 

そんな周りの驚きとは別に、洸は自身の中に収まっている力の使い方を理解すると同時に、その手に収まっているアイテム、ロッキングホッパーゼツメツライズキーを起動させ、サイクロンライザーを装填する。

 

同時に洸のベルトから現れた半透明な飛蝗はエルフナイン達を拘束していたミラアルクを吹き飛ばし、洸の周りを飛び離れていた。

 

「変身!!」

 

「ちっ変身!」

 

舌打ちをしながら、ミラアルクも既に隠していたジクウドライバーを腰に装填し、その手に持っているライドウォッチを装填し、回す。

 

【サイクロンライズ!ロッキングホッパー!】

 

【ライダータイム!仮面ライダーゾンジス】

 

互いのベルトから鳴り響く音と共にミラアルクはゾンジスへと変身し、洸の姿もまた変わっていた。

 

周りに飛び離れていた飛蝗は洸の身体に吸い寄せられるように鎧となって身に付き、そこに姿を現したのは、機械的な部分が多く、青い装甲という違いがあるも、最初の仮面ライダーと呼ばれた存在、仮面ライダー1号ととても似ていた。

 

「なっなんなんだ、お前はっ!!」

 

「俺はⅠ型。

仮面ライダーⅠ型だ」

 

その言葉と共にⅠ型は走り出す。

 

すぐにゾンジスも対応するように腕を振り上げて攻撃を仕掛けるが、1型はその身軽な動きで攻撃を避け、蹴り上げる。

 

「ちっ」

 

「今の内に」

 

そう言いⅠ型は近くにあった車に目を向けると、Ⅰ型の瞳は赤く光ると共に、無人のはずの車にエンジンがかかる。

 

「未来ちゃんにエルフナインちゃん。

急いでこれに乗って」

 

「でも」

 

「ここは俺がなんとかするから、早く」

 

「はっはい」

 

混乱を隠せない未来だったが、洸からの声に頷くと共にエルフナインと共に車に乗り込むと同時に2人を確認すると同時に無人の車は走り出した。

 

「なっ逃がすか」

 

「お前の相手は俺だ!」

 

追いかけようとして、ゾンジスは背中から翼を生やし、追いかけようとするが、Ⅰ型はすぐにその場を飛び跳ね、ゾンジスへと攻撃を行う。

 

「ちっお前の相手なんて、してる時間はないんだよ!!」

 

そう言い、ゾンジスはシンライドウォッチを取り出し、ジクウドライバーに装填する。

 

【ライダータイム!仮面ライダーゾンジス!

アーマータイム!~!シン!】

 

その音声と共にゾンジスの腕は飛蝗を連想させる禍々しい爪が生え、Ⅰ型を襲う。

 

Ⅰ型はすぐにその場を避けたが、背後にあった建物は真っ二つに切り裂かれていた。

 

「なるほど、確かに厄介だが、当たらなければ良いだけだ!!」

 

【ロッキングスパーク!】

 

その音声と共にⅠ型の全身は光り輝きながら走り出すと、首元の赤いラインが発光し、風にたなびくマフラーのような残像と共に動き出す。

 

「なっ!?」

 

急激な加速に対して、驚きを隠せずにいたゾンジスはすぐに周りを見渡すが、Ⅰ型はまるでその動きを全て予測していたように攻撃を行っていた。

 

「なっなんでだっ!!

戦闘経験など皆無の奴がなんで」

 

「そんな答えなんて、単純だ」

 

同時にゾンジスから少しだけ離れた場所に立ったⅠ型は

 

「響とソウゴ、2人の父親になれるのはただ1人。

それが、俺だ」

 

「そんな事で理由になるかぁ!!」

 

そう言い、ゾンジスはジクウドライバーに手を伸ばし、Ⅰ型もまたサイクロンライザーに手を伸ばす。

 

【フィニッシュタイム!シン!ハイバイブ!タイムブレーク!】

 

ジクウドライバーから流れた音声と共に光り輝く爪でⅠ型へと襲いかかるが、そこには既にⅠ型の姿はなかった。

 

「っ!」

 

すぐに上を見上げると、そこにはⅠ型が空中で一回転しながら、赤いエネルギーと共にゾンジスに向かって、ライダーキックを放っていた。

 

「ぐっ!」

 

終焉

 

「ぐっぐぅ、きゃぁ!」

 

すぐに受け身を取ったゾンジスだが、放たれた一撃を受け止める事ができず、後ろへと徐々に下がり、ついにはⅠ型の力が完全に押し切り、吹き飛ぶ。

 

ロッキング ジ・エンド

 

「きゃぁ!」

 

Ⅰ型に吹き飛ばされたゾンジスはそのまま地面に転がりながら、その変身は解除される。

 

「よし、あとは「これは予想外だったな」っ!」

 

聞こえてきた声を見てみると、そこにはスウォルツが立っていた。

 

その手には気絶している未来とエルフナインが地面で気絶していた。

 

「2人を離せっ!!」

 

「なかなかに興味深いが、今回は退かせて貰うぞ」

 

その言葉と共にスウォルツは時間を停止させ、気絶しているミラアルクの懐から取り出したテレポートジェムを発動させる。

 

「ふむ、まずは一つ目か」

 

そう言いながら、手に取ったゾンジスライドウォッチは光り輝き、そこに描かれていたゾンジスは無くなっていた。

 

代わりに取り出したライドウォッチの左端にゾンジスの絵が描かれる。

 

同時にスウォルツの姿は消えた。

 

「ぐっ」

 

同時に時間が元に戻り、Ⅰ型はその場で膝から倒れる。

 

「なっこれって」

 

「あそこにいるのはライダー?」

 

そんなⅠ型の前に来たのは響とジオウはその場で何が起きたのか混乱していた。

 

「ぐっ、すまない、2人共。

未来ちゃんとエルフナインちゃんが連れ去られて」

 

その言葉と共にⅠ型は変身が解除され、気絶する。

 

「お父さん!?」

 

「親父!?」

 

すぐに2人は洸に駆け寄り、脈拍などを図る。

 

だが、ただ気絶しているだけで、特に問題なかった。

 

「良かった」

 

「でも、これは」

 

そう言いながら、洸の腰に巻かれていたサイクロンライザーはライドウォッチに変わり、ソウゴの手に渡った瞬間黄緑色の光を放ち、変わる。

 

【ゼロワン】

 

「ゼロワン?」

 

新たに生まれたライドウォッチに疑問に思いながらも、ソウゴはすぐに洸を休ませる場所に向けて走り出す。

 

オーマフォームに使用するシンフォギアウォッチは

  • 天羽々斬
  • イチイバル
  • シュルシャガナ
  • イガリマ
  • アガートラーム
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