「これはなんという世界?」
「ゲームの世界?」
「ガウガウ?」
その町に辿り着いた第一印象はまさにゲームの世界というべき光景だった。
見渡す限りゲームで出てきた店や、時代遅れな建物、さらには非現実的な乗り物など、人目でゲームの町だと思えるような光景だった。
「まぁ、普段から非現実的な光景だから、なんとも言えないけど」
そう言っていると、既に戦闘が行われていたのか、爆発が次々と起こっていた。
「これって、この町に既に誰か来ていたという事か?」
「急いで行った方が良いな!!」
その言葉と共にソウゴ達はすぐに走り出し、爆発があった場所へと向かう。
「「「「「へっ?」」」」」
「ぎゃああぁ!!」
そこで行われていたのは見たことのないイカのような生き物とイグアナゴーストストライカーに乗って逃げている武瑠の姿だった。
「武瑠!!」
「ソウゴっ!!」
こちらの姿に気づいた武瑠はすぐにイグアナゴーストストライカーをこちらに向けるが、その後ろから来たのは巨大な口のある何かだった。
「ええぇ!!」
さすがに驚きを隠せなかったソウゴ達はすぐに武瑠達と合わせて、逃げ始めた。
「なんだあいつは!?」
「あいつはパックマン!
本来だったらゲームを守る奴なんだけど、変な奴に操られて鋳るんだぞ!!」
「そしてこのイカはなに!?」
一緒に逃げているので気にしないでおこうと思っていたソウゴだが、人の言葉を話せるイカに思わず言葉が出てしまう。
「俺はゴーグルだぜ!!」
「彼も君と武瑠と同じく、仮面ライダー、
仮面ライダーエグゼイドなんだけど、今は力が失って、変身ができなんだいよ」
「あっ謎の魔術師」
「俺様もいるぞぉ」
「今度は誰!?」
見てみると、イグアナゴーストストライカーの後ろに乗り込んでいる2人を見て、ソウゴは思わず叫んでしまう。
「ここって、人はいるのか?」
「気にしたら負けだろ」
そう思わず呟いてしまう辰輝と真司。
「力を失った?
だったら、ライドウォッチで取り戻せるか?」
「その手があった!!」
「でもあるのか、2人の?」
「この前のリュウガの時にな」
そう、2人に各々のライドウォッチを投げ渡すが」
「おぉ!
これがエグゼイドのウォッチか!!」
「いや、それはっ!!」
ゴーグルはソウゴから受け取ったライドウォッチでエグゼイドに変身しようとした瞬間、ゴーグルの腰に巻かれたのはゲーマドライバーだった。
だがその手に描かれていたのはマイティアクションXではなく仮面ライダーゴーストが描かれていた。
「変身!」
「あっ」
【ガシャット!レッツライド!メッチャライド!ムッチャライド!ワッチャライド!? アイム ア レジェンドライダー!】
「あれ?」
そこに現れたのはソウゴが知るゴーストでもエグゼイドでもない、2人の特徴が合わさったライダーが誕生した。
「あれ?
エグゼイドじゃない?
まぁ良いか、大変身!!」
普段とは異なる姿にゴーグルは一瞬だけ疑問に思うが、すぐにゲーマドライバーに手を伸ばして、姿を変える。
【レベルアップ!命燃やす!覚悟決める!俺がゴースト!】
その音声が流れると共に、その姿はエグゼイドの身体にゴーストの特徴が合わさった姿へと変わった。
「他のライダーの特性が合わさった姿。
もしかしたら、ソウゴ」
「あぁ」
武瑠の言葉の意図が分かったソウゴはすぐに別のライドウォッチを投げる。
それはゴーグルが変身しているライダーの力が宿ったエグゼイドライドウォッチだった。
エグゼイドライドウォッチを起動させると同時に、その手に宿ったのはエグゼイドアイコンだった。
「変身!!」
【カイガン!平成ライダー!新たな個性!これが平成!】
ゴーストドライバーから鳴り響く音と共に、武瑠の周りにエグゼイドパーカーが飛び回り、そのまま装着される。
「ふっふふっ!!
ここは僕の出番だねっ!!」
「あっ魔術師」
新たな姿へと変わったゴーストの姿を見て、隠れていた魔術師がその姿を現した。
「こいつ、ずっとここで待っていたんだぜ」
そう言い出てきたユルセンは魔術師に対して呆れながら言う。
「ここでは奴の出番はない!!
という事で、祝え!!」
その言葉と共にゴーストの背後から出てきたのはエグゼイドとゴーストの各々のマークが現れる。
「全英雄の力を受け継ぎ、時代を越え、新たな未来を切り開く英雄!
その名も仮面ライダーゴースト エグゼイド魂!
新たな物語が創造された瞬間であるッ!」
「ウォズがいたら、絶対に切れるな」
「おい、それよりもお前って、確か響の兄なんだよな」
そう言いながら近づいてきたのはユルセンだった。
「そうだが?」
「なるほどねぇ。
だったら、ここは私も力を貸すか?」
「?」
「えっ?」
同時にユルセンは透明になると、そのままユルセンはソウゴの中へと入ると、その腕に装着されているブランクライドウォッチの一つが新たな力が宿る。
「これって、まさかっ!!」
「特別サービスだぜぇ」
「・・分かった!!」
同時に、ソウゴはライドウォッチを起動させる。
【ジオウ】【ガングニール】
「変身!!」
二つのライドウォッチを起動させ、同時にジクウドライバーに装填し、同時に回転させる。
【ライダータイム!仮面ライダージオウ!
シンフォニック!Croitzal ronzell gungnir zizzl!】
その音声と共にソウゴは仮面ライダージオウへと変身し、その身体にはガングニールの装甲を身に纏った。
同時にその手にはジカンギレードと連結したガングニールが現れる。
「おぉ!!
これはまたもやチャンス、ではでは「これ以上好きにさせるかぁ!!」ふげぇ!!」
「えっ?」
魔術師が再び祝いの言葉を言おうとした瞬間、魔術師を殴る人影が現れる。
「ウォズ!?」
そこに現れたのは元の世界に置いていかれていたはずのウォズだった。
「我が王、遅れて申し訳ございません!
ですが、ここは私が!!」
その言葉と共にウォズが宣言する。
「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、新たな歌を奏でる王者!
その名も仮面ライダージオウ ガングニールアーマー!
今、新たな力を得た瞬間である!!」
「おぉ、俺も俺も」
「「・・・・・」」
ゴーグルは二人に対して言うが、まるで何もなかったようにその場を去ろうとした。
「えぇ」
「とにかく、目の前にいるあいつをなんとかするぞ」
その言葉と共にパック・ゲムノスへと向き合う。
同時にパック・ゲムノスはその身体を全身をドットへと変わり、ジオウ達の周囲から無数のパックマンになって襲い掛かる。
「よっしゃあ、こうなったらやってやるぜぇ!!」
その言葉と共にエグゼイドは走り出し、その手に持ったガチャコンブレイカーを手に持ち
空を飛ぶ。
ゴーストの力が宿ったエグゼイドはそのまま周りにいるパックマンを巻き込み、巨大な竜巻を作り出す。
同時にガチャコンブレイカーで次々とパックマンを切り裂いていく。
「なるほど、よく分かるぜ、この力の使い方が!」
同時にゴーストもまた目の前に現れたブロックを足場にして、飛び上がる。
ゴーストはそのまま、目の前に迫り来るパックマンを次々と切り裂いていく。
それにより大量にいたパックマン達の数は減らし、ジオウはそのまま手に持ったガングニールを構えながら、ジクウドライバーに手を置く。
【フィニッシュタイム!ガングニール!タイムブレーク!】
「はぁ!!」
音声が鳴り響くと同時に無数のジカンギレードが現れ、集まった全てのパックマン達を切り裂いていく。
「一気に決める!!」
「「あぁ」」
【フィニッシュタイム!】【ダイカイガン!】【キメワザ!】
3人のベルトから鳴り響く音と共に、ジオウの目の前に巨大なガングニールが現れ、三人のライダー達は同時にガングニールを蹴り上げる。
「「「はぁ!!」」」
3人の蹴りを受けたガングニールはそのまま真っ直ぐとパック・ゲムノスへと向かっていき、そのまま貫く。
「ふぅ」
「キシャァ!!」
胴体を貫かれたパック・ゲムノスはそのまま地面へと倒れ、爆散する。
「ここにもウォッチが。
なんで敵の身体の中にウォッチが?」
「それよりも、我が王。
これは一体どういう状況なんだ?」
「いやぁ、説明すると結構長いんだけどね」
そう言いながら、冷や汗を掻きながらもソウゴはこれまでの事についてを話し始めた。
「なるほど、謎の敵に。
ならば、急いで敵を倒さなければ!!」
「あの人、ソウゴの知り合い?」
「というよりもウォズ!?
まさか本物かよ」
時空を超えてきたウォズに対して、その場に集まった一同はひそひろ話をしていた。
そして
「ふっ次の祝いの言葉は私がやるとするか」
「お前、めげないなぁ」
「次は俺もやってくれよな!!」
「こっちもめげていない」
新しく加わった武瑠とユルセンは改めて宣言する謎の魔術師とゴーグルに対して、呆れながら言う。
オーマフォームに使用するシンフォギアウォッチは
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天羽々斬
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イチイバル
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シュルシャガナ
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イガリマ
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アガートラーム