フェイスレス博士の世界貢献   作:ちゅーに菌

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どうもちゅーに菌or病魔です。ゾナハ病の仲間です。

中々ご好評なようで嬉しい限りでございます。そろそろヨークシンに行くと思います。




大富豪と自動人形

 

 

 

 世界的大富豪、バッテラ氏には掛け替えのない女性がいた。

 

 それはバッテラ氏に比べれば親子以上に歳の離れた恋人であった。しかし、遺産目当てだと思われることを嫌い、彼女は高価な贈り物を全て突き返し、彼が作った拙い写真立てを喜ぶような女性であり、彼にとって最愛の女性であった。

 

 お互いさえいれば何もいらない、資産を全て処分し、一緒になろうと誓い合った矢先にそれは起きた。

 

 事故により、いつ覚めるともわからない眠りについたのである。

 

 彼女はただ眠っているようにしか見えず、その現実はあまりに辛いモノであった。

 

 バッテラ氏はその財力で手を尽くした。しかし、彼の傘下の医師も、如何なる病院も現状維持以上のことは出来ないと言われ、彼は絶望たな打ちひしがれた。

 

 そんな折、バッテラ氏はふたつの噂を耳にする。

 

 ひとつはゲームソフト"G・I(グリードアイランド)"。そこにはどんな病気やケガも治せる呪文(大天使の息吹)や、若返る薬(魔女の若返り薬)など彼に必要な夢のようなアイテムをクリアすれば手に入るということだ。

 

 そして、もうひとつは"生物学の悪魔"と呼ばれる科学者の噂だ。生命工学において世界トップクラスの頭脳を持ち、その外科施術は時として死した人間をも蘇生させたと言われる"斑木 直光"という男だ。ある意味、グリードアイランドよりも眉唾物かもしれない話である。

 

 バッテラ氏はグリードアイランドに取り掛かる前に、何人もの著名な医師にその存在について聞いた。しかし、あるものは溜め息と共に存在そのものを否定し、あるものは怒りを露にしながらそれ以上のことは話さず、あるものは名前を上げた瞬間に泣きながら逃げ出し、あるものは名を聞いた直後に笑いながら失神した。

 

 それらを目にした彼は流石にこう判断した。"実在したとしても恋人の命を預けるにはあまりに恐ろしい"――と。

 

 結果、彼はグリードアイランドを取った。

 

 バッテラ氏はそれ以来、サザンピースオークションに並ぶグリードアイランドを全て落札。念能力者を募り、大量の人員を投入してグリードアイランドの攻略に取り掛かる。

 

 

 

 それが実に10年前の話である。

 

 

 

 10年の歳月が流れても、現状は何も変わってはいなかった。グリードアイランドでは膠着状態が続き、プレイヤー同士での殺し合いも発生している。数年前にプロハンターとの契約を結ぶことは出来たが、それもかなり時間が掛かっており、ゲームクリアがいつになるのか見通しの立たない状態だ。

 

 そんな現状を省み、ふと10年前の噂を思い出した。

 

 恋人のことは彼女の安全のためにもトップシークレットのため、極一部の人間以外には存在を知られていない。そのため、理由は話さずに契約をしているプロハンターのツェズゲラにそれとなく"斑木 直光"について話を聞いたところ、衝撃の事実を知った。

 

 彼が受かった年のハンター試験の試験官をしていたのである。また、相談用の電話番号ならばその時に教えてもらっていたとのこと。

 

 ツェズゲラから番号を聞き、恐る恐るではあるが、バッテラ氏は電話を掛けたところ――。

 

 

 

《頭部外傷で植物状態の方ですかぁ? はい、全脳死でなければ恐らく治せますよ。料金の方は状態によって多少前後しますが、臓器移植もありませんのでリハビリ込みで1億ジェニー程になります》

 

 

 

 電話に出た間延びした声の少女の言葉にバッテラ氏は言葉を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「早く彼に会いたいわ」

 

「それならリハビリを頑張りましょう!」

 

 世界的大富豪バッテラからの依頼から約1カ月後。そこには病室で車椅子に乗って外を眺めているバッテラ氏の恋人の姿があった。

 

 彼女は脳幹の機能は一部残存しているが他は絶望的であり、レオリオでも一目でわかるほど手の施しようのない状態であった筈である。それをさも当然のように再生させてしまい、今は筋力低下の改善のためリハビリに精を出しているふらんをレオリオは顔を引きつらせながら眺めている。

 

 ちなみに案の定と言うべきか、お互いさえいれば何もいらない、資産を全て処分し、一緒になろうと誓い合った二人の関係にふらんは涙ながらに心を打たれ、いつもよりもかなり熱を入れて取り組んでいた。

 

「はははは、そりゃあ、全脳死して脳幹部が融解でもされていたら流石にどうすることも出来ないけどさ。生きてりゃ、僕もふらんクンも治せるさ。こんな簡単な依頼ばっかりだと嬉しいんだけどね」

 

 レオリオの隣にいるフェイスレスは、さも当然のようにそう答える。しかし、フェイスレスは難しい顔になり、更に言葉を続けた。

 

「でも問題はこれからなんだよねぇ」

 

「これから?」

 

「彼女とバッテラ氏の今後さ。ふらんクンは生かすことに重点を置いてるから、あんまり患者が日常生活に戻ったらどうなるかとか考えないけど、僕はそっちも考えちゃう質でね。まあ、バッテラ氏がまた来た時に直接伝えるよーん」

 

 それだけ聞くと、とても良い人なのだが、フェイスレスが動くという時点で一抹の不安を覚えるレオリオを誰が咎めれようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「資産を全て処分して一緒になることについてですか……?」

 

 バッテラ氏が研究所に着いてから恋人と会って暫くした後、フェイスレスが二人で少し話がしたいと言って来たため、応接室にて対面していた。

 

 いきなりフェイスレスがそう切り出したため、バッテラ氏は財産についてのことなのだろうかと考えたが、すぐに違うことがわかる。

 

 フェイスレスは一流の盗賊は既に資産を処分した二人を襲うことはないとバッテラ氏に言う。しかし、二流・三流の盗賊は、ありもしない妄想上の隠し財産を目当てに襲って来る可能性が十分にありえる。その辺りのゴロツキも考えるだろう。更に念能力の前には通常の隠蔽工作も秘匿も全く意味をなさないモノだということもフェイスレスは伝えた。

 

「それは……」

 

 バッテラ氏自身もわかっていることであった。彼自身は念能力は使えないが、念能力の万能性と、それが不思議ではあっても決して特別なモノではないということを理解していた。一度、大富豪になった以上は一生涯それがつき纏い、金を手放すことは自殺行為であろう。それ故にフェイスレスの忠告は非常に真っ当なものである。

 

「しかし……私たちの"夢"なのです。二人で決めたことです。どこまで出来るかはわかりませんが、私たちはひっそりと暮らしていければそれでいいのです」

 

「…………」

 

 その言葉にフェイスレスはピクリと少しだけ眉を上げ、自身の目を覆うように片手を置いた。それは何故か、眩し過ぎるモノを見ないようにするかのように見え、バッテラ氏は不思議に思った。

 

 するとフェイスレスは手を退け、懐から妙に仰々しいデザインをした鍵を取り出すと口を開く。

 

「少し、ついて来て欲しい。第一"自動人形(オートマータ)"保管庫を開けよう」

 

「それはいったい?」

 

 来てみればわかると言うフェイスレスの言葉に従い、バッテラ氏は着いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃーん! この世界で造った"僕の自動人形達"だよーん」

 

 研究所の最も深い地下区画の部屋。そこには広い空間に人型或いは人外の姿をした人間と見間違う程に精巧な人形がズラリと並んでいた。全て1~2本の管が人形の体に繋がれており、ぐったりと項垂れている姿はまるで死体安置場のようである。

 

 バッテラ氏の他に、彼の恋人とその車椅子を押すふらん、それからレオリオがこの場所に集められていた。

 

 さっきまで話をしていたバッテラ氏ですら状況が飲み込めないでいると、フェイスレスはレオリオに指をさした。

 

「ところでレオリオくん。前に全身を完璧に代償できるだけの巨大な人工臓器に置き換え、建物自体を少女にしたふらんクンの治療があったろう?」

 

「あ、ああ……」

 

「僕は"自動人形作り"に関してはふらんクンよりもずっと上手くてね。ふらんクンが大型施設にまで巨大化するしかなかった脳を含む臓器に加え、限り無く人間に近付けた機能全てを人型のボディの内部に入れて造り上げれるのさ」

 

「博士は凄いですからねぇ!」

 

 その言葉にレオリオは目を見開いて驚く、尚もフェイスレスは続けた。

 

「だからこの自動人形達は人間が可能なことは全て可能だ。食事、睡眠、性行為なんだって出来るし、トイレにも行ける。まあ、三大欲求は無いけど。たぶん、付けると危ないからね」

 

 "疑似体液からゾナハ病は撒かないし"と、自身以外にはわからないことを小さく呟きつつフェイスレスは更に言葉を続ける。

 

「さて、ここで問題。本来、人間にあってただの人形に無いモノってなーんだ?」

 

「こ、心とか……?」

 

「ブッブー! ざぁんねぇん! 正解は"念能力"でした!」

 

 レオリオが少し恥ずかしげに何気なく言った言葉を否定し、フェイスレスは更に口を開く。

 

「そう、僕は精孔を含む念の機構を機械で再現し、歯車から念能力者を造り上げたのさ」

 

 ざっと見ても百数十体の自動人形達がこの空間には存在する。フェイスレスは両手を開き、見せびらかすように大袈裟に振る舞った。

 

「ここにいるのはみーんな一流の念能力者さ! それも鋼の体を持ったね!」

 

 あまりのことにバッテラとレオリオは言葉が出なかった。対称的にバッテラの恋人はハテナを浮かべている。ふらんはどこか誇らしげな様子である。

 

「あ、これ。僕が世界各国から襲撃されてる裏の理由ね。昔、医療技術欲しさにオチマ連邦がふらんクンを拉致った時に、一個中隊ぐらい自動人形達を使って助けたら世界中から目を付けられちゃてさぁ、はははは! ネテロにもこっぴどく怒られたっけなぁ!」

 

「えへへ……博士ぇ」

 

 ふらんは両頬に手を当てながらふるふると体を震わせて喜びを露にしていた。

 

 要するにフェイスレスはたった一人の人造人間の救出に、120体前後の人工念能力者集団を投入したということである。最早、戦争であろう。しかも、機械のため毒も効かず、貧者の薔薇も爆弾として以外は効果の薄い無敵の軍隊である。

 

 当たり前だが、自身で念能力を使えるため、この世界の自動人形は(生命エネルギー)は弱点ではない。また、あまりにも分が悪いと考え、黄金律(ゴールデンルール)は発の使用を武器と判断するようにしてもある。まあ、念能力者も人間を止めた速度で動けるのでこれで互角といったレベルであろう。

 

「まあ、ここだけの話――」

 

 フェイスレスは言葉を区切り、指でポリポリと頭を掻くと、自嘲気味な様子で降参したように手を広げた。

 

「ちょっと、趣味の工作に精を出し過ぎちゃったんだよねぇ。僕って凝り性でさぁ……」

 

「限度っっっつうもんがあるだろアンタッ!?」

 

 レオリオの言う通りやり過ぎである。人形達はここで機能を停止して死蔵されており、前に言っていたように市場にも出回っていないため、兵器としての運用はされていないようだが、それにしても限度があるだろう。

 

 フェイスレスは"これでもかなり自重してるんだぜい"と言いながらレオリオを宥め、バッテラ氏とその恋人の前に出た。

 

「それでね。これを見せたのは他でもないよ。ふたりのアフターケア用に、この中から一体だけ売ろうと思うんだけど何れがいいかな? 金額は要相談。支払い日は魔女の若返り薬が手に入ってから適当にでどうよ?」

 

「おい、アンタ市場には――」

 

「戦争に使わない個人的な取引は別さ。24時間365日、ふたりを守ってくれる世界最高クラスの念能力者のボディーガードなんて他にいるかい? 後、無期限無料修理と、燃料の人工血液付さ」

 

 レオリオの言葉を遮りつつ、フェイスレスはバッテラ氏にそう告げる。その言葉と、さっきの問答からバッテラ氏は全てが彼の善意によって行われているものだと理解する。

 

 バッテラ氏は少し考えた後、恋人にフェイスレス二人でしていた話を切り出す。そして、話し合った末、その申し出を受けることにした。

 

「うん、じゃあ、これ取説(とりせつ)ね。後、原則として一度起動したら人間と同じく死ななきゃ止まらないから注意。創造主の僕は止めれるけどさ。早速、選ぼうか」

 

 そう言いながらもフェイスレスは真っ先に"最古"と"最後"の自動人形が置いてある場所に真っ先に向かった。

 

 ターバンと目に仮面をつけた大人の女性風の風貌の自動人形。先が長い帽子をかぶった老人風の自動人形。帽子をかぶり、リュートを持った瞳が右目にふたつある自動人形。黒いシルクハットをかぶった男性型の自動人形。

 

 そして、全身タイツの道化師風の自動人形。眼深に全身をコートで覆っている自動人形。中世の軍人風の容貌の自動人形の合計"7体"がそこには置いてあった。

 

 この自動人形たちは、第一自動人形保管庫にある黄金律から脱している自動人形の中でも取り分け強力であり、フェイスレスが自信を持ってボディーガードとして渡せる自動人形である。

 

「この辺りの自動人形は僕が今のところ造った中で一番強いからオススメだよ。こっちの4体はどれでも薦められるけど、こっちの3体は……ブリゲッラもといコートの奴ぐらいかな」

 

「うーん……」

 

 バッテラ氏の恋人は難しそうな顔をする。そして、暫くすると少し不満げな様子でフェイスレスにこう言った。

 

「フェイスレスさん。どれも可愛くないわ」

 

「………逞しいね。君の嫁さん」

 

「ははは、そういうところに惚れたんですよ」

 

「何言ってるの。重要じゃない」

 

 フェイスレスも思わずバッテラ氏に問い掛けていると、バッテラ氏の恋人は当然のように口を開いた。

 

「ずっといるボディーガードだったら目の届く場所にいるのよね? 嫌よ私。ピエロとか、私よりスタイルのいい娘とか、彼以外の男性と一緒に暮らすの」

 

「………………その発想はなかった」

 

 痛いところを突かれたとばかりに驚くフェイスレス。確かに全くもってその通りである。人間に近いからOKだろうと考え、彼女のプライバシーを一切考慮していなかったフェイスレスの落ち度である。

 

 しかし、戦闘能力を考慮すればここにある7体の中から決めて欲しいところであった。それと同時に一応、もう一体選択肢があることを思い出したフェイスレスだが、暫し頭の中で葛藤する。

 

「……………………………………一応、あるよ」

 

 そう言いながら何故かとても気が進まなそうな様子でフェイスレスは近くにある、人が余裕で入れるぐらい大きな段ボール箱を持って来た。何故か背に黒いものを纏っているような雰囲気さえあった。

 

 段ボールには大きな文字で"黒歴史"と書かれており、何かとんでもないものが入っていることを回りの人間が予感させる中、フェイスレスは段ボールを開封すると中から一体の人形を取り出し、バッテラ氏の恋人へと向けてみた。

 

 それは"金髪で縦ロールの髪型をしたゴスロリ風の少女の自動人形"である。あまりにも精巧過ぎて逆に恐怖を覚える程の出来にレオリオは短く悲鳴に近い声を上げた。

 

 そして、それを見た瞬間――。

 

「可愛いぃぃ!」

 

 真っ先に抱き締め、そう言い放ったのはバッテラ氏の恋人であった。そして、その光景に一番驚いているのは誰でもなくフェイスレスである。

 

「……彼女、少し感覚が他とズレているところがありますので」

 

 そんなことをバッテラ氏が言っていいのかとレオリオは考えたが、そもそもバッテラ氏を本気で恋人に選ぶような女性であるため、逆に納得してしまった。

 

「………………マジで?」

 

「この娘がいいわ!」

 

「あ、うん……そう。えーと……ちょっとその娘たぶん性格に難があるよ?」

 

「ううん、この娘に決めたわ!」

 

「……そうですか」

 

 素の反応で返すフェイスレス。バッテラ氏の恋人は本気のようである。チラリとバッテラ氏を横目で見たが、彼は彼女の好きにして欲しいといった様子であった。

 

 そもそもこの世界の自動人形は、ふらんと同じように"人類の幸福と科学の発展"のために造り、形と性格を似せただけの別個体のため、本質が必ずしも"昔"と同じとは限らないだろうとフェイスレスは考える。

 

 だが、怖いのでバッテラ氏とその恋人を何かの拍子に殺害しないように自動人形――"ディアマンティーナ"のブラックボックスを少し弄ろうかフェイスレスは迷うのであった。

 

 

 

 






自動人形
 この世界でフェイスレスが製造した自動人形たち。黄金律を持つところや、人血は必要だがゾナハ病を撒かない疑似体液が使われていること、デザインと根っこの性格はあまり変わらない。だが、真面目なフェイスレスによって"人類の幸福"のために作られたため、性格が全体的に改善されている。最大の違いはこの世界で数十年以上に渡る医療技術研究の粋により作られているため、人型のボディに人間の全ての機能及び念の発生機構を再現している。最早、人工的に作られた少しファンシーな念能力者そのもの。フェイスレスがしょっちゅう研究所を襲撃される原因のひとつ。
 ふらんを救助した自動人形たちはそのまま研究所に戻り、多くはフェイスレスの手で再び機能を停止させたが、何体かの自動人形はフェイスレスに要望を出し、世界に放たれている。
 ちなみにふらんやヴェロニカなどとはそもそも使用技術が異なるため、いとこのようなものである。


ディアマンティーナ
 フェイスレスが己の愛の醜さを自覚することになった自動人形。一応、フェイスレスはこの世界でも作ってはみたが、起動する勇気が沸かず、一度も起動せず、機能停止中でも視界に入ると少しビビるので段ボールに詰めておいた。バッテラ氏の恋人に気に入られ、ボディーガードとして売り付けられる。
再登場(彼女のその後)はグリードアイランド編

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