ぶく茶がエンリ?   作:嵐山

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7話

 

エンリの家に着くころにはいい時間になっていた。

 

・・・・びっくりだ!!家の前にデス・ナイトが微動だにせず待機している。

モモンガさんもすっかり存在を忘れていた様子だった。

 

 

「モモンガさん、この世界の両親の生き返らせるの頼んでもいいかな?」

「昼間言っていた事ですね?かまいませんよ」

 

 

墓地に行き、遺体を掘り起こすマーレの魔法で一瞬だ。

 

 

「お願いします」

「ワンド・オブ・リザレクション」

「「・・・・」」

 

 

魔法発動と同時に灰になってしまった。

エンリもアインズも、レベルダウンのペナルティの事を忘れていた。

 

 

「・・・モモンガさん・・・」

「ん~‥‥これはレベルが足りなくて、デスぺナが耐えられなかった?…失敗だ‥‥」

「その考えだと第9位階魔法のトゥルー・リザレクションでも、耐えられていたかどうかもわからないわね。完全にペナルティを忘れていました…ここにネムが居なくて幸いでした」

 

 

アインズは、この出来事については収穫だと思っている。

この世界に、強敵やユグドラシルプレイヤーがいる可能性がある。

敵対した場合、人数にもよるがナザリックNPCが少なからず死ぬだろう、その時に復活魔法が使えるか使えないかで、対策を練る必要が出てくる。

 

 

「もしかしたら、生き返らせる事が出来ない世界だとは考えられません?」

「‥‥そうね。リアルの世界なら蘇生なんて不可能な事だものね……捕まえたニグンが情報持っていると助かるわね」

「そうですね、アルベドに最優先と伝えておこう」

 

 

生き返らせる事が出来ない世界だった?まだわからない、デスぺナで蘇生できなかったのかもしれない。後者なら私も耐えられるよう、レベルを上げないとね・・・

 

私は、両親の事はそんなに親しみも無いので、それほど悔しくも無いのが本音。

愛着が沸く事よりも、私自身がこの世界に来て状況把握を優先していたためかな?

ただ何度かあった事がある人、顔見知りが死んでしまった、こんな感じ・・・

でも、人が死んだ事には悲しいよ。今の私はこの程度・・・

 

 

「茶釜さん、レイリンの事をきいてもいいですか?」

「ん~?何?168-88-55-88よ、嫁にはあげないわよ」

「何ですかそれは?」

「男性が聞きたい事じゃないの?身長とサイズでしょう?それとも中身が見たい?」

 

 

モモンガさんとこんな話をしていると思いだす。

餡ころもっちもちさん、やまいこさんとよくからかって遊んでいた事を。

 

モモンガさんは女性経験がない事も、弟から聞いていて知っていた、その後どうなったかはわからないけど、この反応は以前と変わらないね。

やまいこさんなんかもう!過激な発言ばかりで、それを本気にした弟・・・・リアルで、会いに行き経験を積もうとまで考えていたアフォな奴・・・ボコった。

その後オフ会で、本当にやまいこさんと経験を積み、今では‥‥やまいこさんは私の義理の妹に、そう二人は夫婦になってるよ。

 

モモンガさんのはっきりした年齢はわからないけど、少なくとも私よりは年下だったこともあるわね。

 

 

「何言ってるんですか!!レベルや職業とかですよ!…コンソールが使えないので聞くしかないんですよ。メイド時のレベル1じゃないでしょう」

「うん、違いますね。アウラ、マーレの姉で、戦闘メイドと同等のレベル59魔法戦士。でもプレアデス6姉妹全員でもレイリンには勝てないかもしれないわよ」

「あ~課金アイテムですね?」

「レベルを上げられなかったから、アイテムで強化。神器級数点と伝説級で‥…2年分の年収を課金していたとか、昔の私を殴ってやりたい気分になるわね」

「・・・わかりました・・・茶釜さんそろそろナザリックに戻ります。・・・・アウラ、マーレ一度戻るぞ、何時間は取らせない、本来は茶釜さんにも来てもらいたいが、今はレイリンが護衛に居れば問題ないだろう」

「ネムの事もあるし、まだナザリックには行きたくないわね。アウラ、マーレよくモモンガさんの話を聞いてくるんですよ」

「「はい」」

 

 

遅くなったけど、村長宅に預けていたネムを向かいに行き、今日は寝ることに。

 

 

 

朝、寝ていたエンリをのぞき込むように見ていた者がいた。

 

 

「おはようっす。アインズ様に言われて来たっすよ、そこにいるメイドと同じナザリックのルプスレギナ、この村の手伝いや連絡、ん~?雑用を頼まれたっす」

「私はエンリっす。監視?」

「あっマネッすか?半分はあたり、監視対象は王国戦士長達っす。様子見てくるっすね」

 

 

プレアデスのルプスレギナ・ベータ。ナザリックのNPCも人外、本当の姿は別にある。

茶釜が作成した3姉弟は闇エルフと普通のエルフ、本来ならば人の枠、やまいこの妹が気軽にナザリックに来られるようにと、同じ人種のエルフを作成。実際は茶釜がエルフと作りたくてそれを理由にごり押し、モモンガや弟を使い根回しをしていた。

 

アウラとマーレも戻ってきた。

遅れた理由と、昨日ナザリックでの出来事などを簡単に聞いた。

 

モモンガは本格的に、改名をしてアインズ・ウール・ゴウンになる宣言をした事。

宝石箱が欲しいとか面白いとか?世界征服もするとデミウルゴスが聞いたことを話したとの事。

 

なんだろう?嫌な未来が見えて来たよ・・・改名はいいよ、ほんの少しの確立だけど、私みたいにこの世界に来てしまったギルメンがいるかもしれないから、目印として使うことは賛成。

デミウルゴスがモモンガさんから聞いたという・・・・世界征服?なにこれ?魔王にでもなる気かな?この辺りは直接聞いた方がいいよね・・

 

最後にこの世界を見て回るために、ナーベラルを連れてエ・ランテルの冒険者になるみたい。

聞いたら私もやりたくなった。

そうそう門番にいるデス・ナイトの命令権を、私にしたから適当に使っていいよとの事。

 

 

・・・・『メッセージ』・・・・

「茶釜さん今大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ」

「では、まだ確実性はまだ無いですけど、昨日捕らえたやつからの情報です。蘇生魔法は存在するらしいです、昨日のはデスぺナに耐えられなくて灰になったと思っていいでしょう」

「私も念のためレベル上げしておきます……アウラに聞いたんですけど、改名の理由はいいと思いますよ、これからはアインズさんと呼ぶね。もう一つの方は何?世界征服するって??」

「ハァー??茶釜さん何言ってるんですか?」

「なんか宝石箱が何とかで?世界征服をするってデミウルゴスが聞いたって?ナザリックの者はそれを目標に動くみたいだよ」

「え!!マジですか??そんな気今全くないんですけど‥‥この世界の事がわからないのに、余計な敵は作りたくないですよ。ハアー、頭が痛いです」

「会話を聞かれたら面倒です茶釜じゃなくて、エンリと呼ぶようにしてよ‥‥今回は時間稼ぎね、

今の所不確かな情報しかない状況よね?情報収集で冒険者になるんでしょ?今以上に管理を徹底してくださいよ、暴走されたら目も当てられませんから・・」

「了解、え~と、エンリ~~さんはこれからの予定は?」

「‥…リ・エスティーゼ王国の情報収集を二人でやるよりも、私は他の国の情報をって思っているけど?支障が出るならやめるわよ?」

「問題ないです、でも行くならバハルス帝国がいいです。スレイン法国は絶対人間主義の国なようで、エルフでもいらぬ面倒ごとに巻き込まれるようです」

「了解」

「間違っても無理はしないでくださいよ。また連絡します」

 

 

あ!!またアルベドの事聞くの忘れた・・・

 

私の目標は蘇生に耐えられるようにレベルを上げる。

バハルス帝国に行き、情報収集。

 

戦士長の様子を見に行っていたルプスレギナが陽気に戻ってきた。

 

 

「戻ったっすよ~」

 





捏造しまくりですorz
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