19XX年、ある日いつもの様に3人で何気ない会話をしている内に、
新世代と言う言葉を知った彼女は何気ない気持ちで未来視を行う。
『私と同じあだ名を持った誰かが、新世代と呼ばれる様になる未来』を。
しかしそれは、激動の時代を生きる彼女達にとって、あまりにも眩しすぎる未来だった。

※2019/02/07 追記
小説の設定を練っている内に、キャラクターの動きを確認したくて作った文章が小説っぽく見えたので投稿します。
突然内容が変更される可能性があります、予めご了承下さい。


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小説になる程の量は書けなかったけど、短編としてはギリギリセーフな気がして投稿します。

2019/02/10 追記
短編だと、小説情報が見えない事に気が付きましたので此方にも載せます。
まだ使い方が良く分からず、試行錯誤しながらなので、まだまだ変な所はあるかも…

○あらすじ
19XX年、ある日いつもの様に3人で何気ない会話をしている内に、
新世代と言う言葉を知った彼女は何気ない気持ちで未来視を行う。
『私と同じあだ名を持った誰かが、新世代と呼ばれる様になる未来』を。
しかしそれは、激動の時代を生きる彼女達にとって、あまりにも眩しすぎる未来だった。

※2019/02/07 追記
小説の設定を練っている内に、キャラクターの動きを確認したくて作った文章が小説っぽく見えたので投稿します。
突然内容が変更される可能性があります、予めご了承下さい。



新世代とニュージェネレーション

好奇心は猫を殺す。

留学前に友人がそう言っていたのを、今更ながらに思い出す。

何故もっと前に思い出せなかったのだろうか。

 

「ねぇしまむー、大丈夫…?って、しまむー!?」

 

糸が切れた様に倒れる自分をどこか他人事の様に思いつつ、

友人の私を呼ぶ声に、先程知ってしまった事を嫌でも思い出してしまう。

こんなの、こんなのって、いくらなんでも―――

 

「…あんまりじゃあ、ないですか……」

「…何か、視たの?」

 

思わず声に出していたらしい。

言葉数は少なくても、私を心配している事がよく分かる友人の言葉に、

私は2人の助けを借りて何とか立ち上がりながら、無理やり作った笑顔で大丈夫だと答える。

 

「ちょっとした事だから…大丈夫、そう、大丈夫です」

 

ひょっとしたら、先程視た彼女も同じ思いでそう言葉にしたのだろうか…?

だとしたら、それは凄く嫌だな……

 

「そう、なら良いけど」

「何か辛い事があったら、遠慮せずに頼って良いんだよ?」

 

だって私達、友達じゃない―――

そう言った友人に、私はどんな言葉を返す事が出来ただろうか。

心配そうに見つめる2人が、先程視た2人と重なって見えて―――

 

「大丈夫、大丈夫ですから…私は、そう、大丈夫です」

 

溢れる涙を流しながら、それでも必死に作った笑顔でそう返す。

長い付き合いの2人にはそれだけで十分伝わったらしく、

不安そうにしながらも声に出さずに此方を見つめるだけだった。

 

あぁ、神様―――私達が何をしたというのですか……

もしこれが運命だと言うのなら、私は貴方を―――恨みます

 

 ◇

 

…どうやら、寝てしまっていたらしい。ずいぶん懐かしい夢を見たものだ。

ずいぶん勝手が変わってしまった為に、未だに慣れない手足を動かして本の山から抜け出る。

船の一画に、無理を言って作ってくれた団長には悪いかもしれないが、中々片付けられずに今に至る。

昔はもっと、それこそ夢の中の頃の私はまじめな性格だったような気がするのだが…

年月は人を変えると言う事なのだろうか?少なくとも、師匠程酷くは無いと思う。

 

徹夜なんていつもの事な筈なのだが、まだこの身には難しかったのだろう。

お蔭で、酷い夢を見てしまった。最近は全く見る事は無かったのに、なぜ今さら見たのだろうか。

 

そんな事を考えていたからだろうか。

動かし慣れてない為か足を滑らせた私は、そのまま目の前の階段を転がる様に落ち、

階段を上がろうとして居た誰かを巻き込んでしまう。

謝ろうとするが、思ったよりも勢い良くぶつかってしまった為か、声も出せずにその場でうずくまってしまう。

 

「あ、あの…大丈夫、ですか?」

 

此方が一方的に悪いのにも拘らず、心配そうに声を掛けてくれた彼女の優しさに涙が出そうになる。

なんと言うか、こっちに来てから今まで出会った友人は、基本的に一癖所か二癖も三癖もある色物連中だったので、

第一印象だけではあるものの、一般的な常識を持ってそうな彼女を前にちょっと感動を覚えてしまう。

まぁ、少し前までとは違って今の私はとても軽いし、どうも受け止めて貰ったみたいだ。

顔面から相手の胸にぶつかりにいった為か、相手を見る事も出来無かったが、よほど天使の様な人に違いない。

 

「はい、大丈夫です。その、すいません。足を滑らせてしまったみたいで―――」

 

そこまで言って、私はようやく自分が誰とぶつかったのかを知って、その事に唖然としてしまう。

 

「しまむー、大丈夫?」

「何か、凄く大きな音がしたみたいだけど」

 

そう言って、心配そうにこちらに向かって来る2人を見て、目の前の彼女を見て、

初めて出会う筈なのに、何処か私は懐かしい様な感じがしてならなかった。

 

「貴女は…」

「えっと…まだ自己紹介をしてませんでしたね。私は島村卯月って言います」

 

そう言って、私の呟きに笑顔で答える彼女に私は何故あんな夢を見たのかを知るのだった。




うーん…実は私、グラブルもアイマスも、イマイチ知らないんですよね…
じゃあ、なんで書いたんだ!?って言われると…
多分、書く直前まで読んでいた、宮本フレデリカがメインの同人誌読んだのが影響かも…?

世知辛い現実を、それでも笑い飛ばしつつマイペースに生きる彼女とオリキャラのストーリーに惹かれて、気が付けばこんなの書いてました。

もう、最後に小説書いて何年経つのやら…
唐突に始まり、等々に終わるこの小説、当然ながら続きは未定です。
まぁ、誰も続編なんぞ期待もしないかもですので、これはこれで良いのかも?


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