Another Trigger 〜弓手町支部所属の攻撃手〜   作:匿名中

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第九話 樹神一葉⑨

 場所は玉狛支部のトレーニングルーム。

 その数は本部よりも少なく、トリオンも有限ということで単なる模擬戦であればステージを凝ることは滅多にない。

 それ故に、今から始まる樹神と小南の試合も正方形をしたシンプルな戦場となっていた。

 

『フル装備での模擬戦五本。準備はいい?』

「あぁ」

「オッケーよ」

 

 ふと空間内にオペレーターを買って出てくれた宇佐美の声が響き、向かい合う小南と樹神は了解の声をあげる。

 樹神の視線の先で好戦的な笑みを浮かべている小南は先ほどのロングヘアーとは打って変わり、トリオン体に換装することでショートヘアと変化している。おそらく、自身の髪が戦闘で邪魔にならないようにするためだろう。

 小さく息をついた樹神は体の力を抜いて両手を垂らし、戦闘の態勢を整える。

 一見隙だらけに見えるが、反射のサイドエフェクトを持つ樹神からすれば、下手に体に力を入れてると対応の柔軟性に欠けてしまう。それ故構えらしい構えを取らないのだ。

 そんな彼を見て、小南は腰の辺りから二本の手斧を取り出すと逆手に構えた。

 

「(手斧の二刀流? 恐らく孤月だろうが、初めて見るタイプだな。リーチよりも手数重視か?)」

 

 主に孤月とは刀型のトリガーを指すが、小南らA級ともなるとトリガーの改造権が与えられる。彼女の手斧もその類だろうと樹神は判断した。

 

「(まぁ、旋空もある上、今回は玉狛のトリガーの使用も有りの模擬戦だ。締まっていこう)」

 

 感覚を確かめるように軽く両手を握って開くを二回ほど繰り返す。

 その瞬間だった。

 

『それじゃあ、模擬戦一本目、開始!』

 

 宇佐美の宣言とほぼ同時、小南は姿勢を低く構えたと思うと、ダンっと大きな音を立てて地面を蹴り、凄まじい速度で樹神に迫った。

 韋駄天ほどではないが、グラスホッパーで加速した速さと遜色ないものに樹神が驚いたように眉を上げる。

 だが、それと同時に樹神のサイドエフェクト発動、彼の見る世界が急激に遅くなる。

 その光景から、樹神は小南が右手の手斧を左手よりも後ろに引いてることに気付き、右手からスコーピオンを出現させる。

 そして、樹神と小南の影が重なる瞬間、小南の右の大振りに合わせようと樹神が右手を上げたと同時、小南は右足で再度軽く地面を蹴った。

 すると、直線的に進んでいた小南の体に回転が加わり、右の大振りの軌道が変わる。そして、先ほどまで全く不動であった左手も回転による遠心力につられ、大きく薙ぎ払う形で攻撃に加わった。

 

 ギャイン、と刃同士がぶつかる音を残し、小南が樹神の横を通り過ぎる。

 

 小南は樹神から十メートルほどして右手で地面に触れると、そこを起点に体が上に持ち上がって前転。回転の勢いを利用したため、前転後の着地には樹神に向き直っていた。

 そうして視界に入った樹神は右手と左横腹にスコーピオンを生やした形で此方に振り返る途中であった。

 小南は、彼が無傷であることに驚きはしない。

 影浦をストレートで下し、二宮にもギリギリながら勝ったのであればこれぐらい防がれているだろうと予測出来ていた。

 完全に樹神が小南の方に向き直る前に、小南は再度樹神に迫る。

 樹神は慌てた様子もなく、今度は両手で攻撃を防ぐ、もしくはすれ違い様に攻撃を加えようとして前に構えた。

 だが。

 

「っ!?」

 

 あと一メートルほどで小南が先ほど回転を加えた時よりも強く地面を蹴った。

 より強い回転が加わるのかと思うが、それは違う。彼女が蹴った地面の位置は自身の体の直ぐ真下の位置。当然、回転が加わららず、樹神の上へと飛んだ。

 高速に動いていたため、本来樹神目線からすれば小南がまるで消えたように見えるだろう。

 しかし、樹神のサイドエフェクトはここでも発動、空中に飛んだ小南の姿を見逃さず───

 

「っ!」

 

 彼女に遅れて向かってきたトリオン弾にも気付くことが出来た。

 先ほど小南がいた面にシールドを展開した刹那、響き渡る四度の炸裂音。その衝撃により地面の表面は砕け、砂埃が舞い、視界を塞いだ。

 

「(炸裂弾(メテオラ)っ!?)」

 

 二宮と戦った時にも用いられた『置き弾』による偏差攻撃。

 だが、それ以上に樹神は射手(シューター)ではない攻撃手(アタッカー)である小南が炸裂弾(メテオラ)を使ってきたこと自体に驚きを感じていた。

 

「(いや、それよりも彼女は何処に?)」

 

 砂煙で視界が塞がってしまったため、小南が何処にいるのか見失ってしまった俺はグラスホッパーを用いて脱出しようと試みる。

 が、爆発の残響の中、先にまたもや強い踏み込みの音が後ろから聞こえた。

 

 流れていた景色がスローモーションに切り替わる。

 

 自身の動きも遅くなった世界で樹神は後ろに振り向くと、そこにも砂煙が舞い、先の景色を見せまいとしていた。

 しかし、ほぼ高確率で後ろから来ることは確定。そして、小南側からも樹神の姿が完全に捉えられていないことを理解した。

 対応を回避から迎撃に。

 もちろん、ここは回避にした方が安全性は高いが、向こうも攻撃を繰り出すまで相手が見えないのは同条件。故に、サイドエフェクトでほとんど後出しのように対応できる樹神の方が有利と判断した。

 遅れて砂煙を切って現れた小南。

 ここまでは樹神の予想通りではあったが、彼女が持つ武器を見て目を見開いた。

 

「(なんだその大斧っ!?)」

 

 小南が攻撃しようと振りかぶるのは小さな手斧ではなく、彼女の身長近くの大きさがある大斧。

 サイドエフェクトがまたもや発動、初見ということもあって咄嗟に回避に移行しようとする。

 しかし、地面を踏みしめた瞬間上手く力がこもらないことに気付く。

 

 ──さっきの炸裂弾(メテオラ)か!

 

 先ほど樹神を襲った四つのトリオン弾。その内の二つは樹神ではなく、彼の直ぐ近くに着弾した。

 それによりどうなったのかというと、足場である地面が脆くなり、踏みしめた瞬間から砕けてしまうという結果になった。

 そして、そこまでお膳立てしてきたということは、この攻撃は彼女にとって必殺ということになる。

 

「上等だ」

 

 準備していたスコーピオンを左の一の腕に沿う形で短く生やし、右トリガーはシールドを準備。

 彼のトリオン量はボーダーでもトップクラスであるため、全てを防御に回せば大抵の攻撃は防げる。

 それでも両手ともシールドにしなかったのは、右トリガーのシールドで少しでも勢いを殺す、もしくは軌道をズラせれば左手でいなし、カウンターを打ち込めると考えたからだ。

 サイドエフェクトを発動しながら、横に大きく振り払われようとする小南の大斧の軌道を予測。なるべく硬いシールドを展開すべく、より狭い面積のシールドに設定。

 

「フッ!」

 

 小南が力強い言葉と共に大斧を斜め下から上に振り払う。

 ただ腕だけで振るのではない。大斧を腕で固定し、身体を回すようにして振り払うことにより、彼女の全体重を乗せた重い一撃となる。

 対して樹神は、大斧の軌道を読み切ってシールドを展開。次いで左腕を持ち上げた。

 

 激突するシールドと大斧。

 だが、シールドはその分厚さから想像できないぐらい簡単に裂かれてしまった。

 軌道も全くズレていない。

 まさかこんな簡単に破れると思ってなかった樹神はカウンターから本格的に受け流す方に移行する。

 そして、左腕に備えたスコーピオンで大斧を斜めに受けたが──

 

「(なっ!?)」

 

 大斧がスコーピオンの刃に沿うように流れるのでなく、無理やりスコーピオンの刃を裂きながら強引に進んできた。

 本来ならマズイと思う間に切り裂かれるだろうが、樹神はサイドエフェクトが発動中のため、それを視認しつつもほんの僅か時間がある。

 頼りない足場ながら少しでも切られるのを遅らせようと身体を右に倒す。しかし、その傾きの角度からこのまま倒れても大斧を潜り抜けれないと理解した。

 

 ──だから、左腕と左足を犠牲にすることにした。

 

「ッ!?」

 

 右足で比較的崩壊が進んでいない足場を蹴って、大斧の上を転がるように跳ぶ。

 しかし、既に当たりかけている左腕と跳び越すのが間に合わない左足はまるで豆腐のように切り捨てられてしまった。

 明らかに致命的な部位欠損。

 ここが避けれても次の攻撃はほぼ避けきれないだろう。

 故に──

 

「(ここが勝負だな)」

 

 左腕と左足がなくなる感覚を意識の外に押しやり、必殺の一撃をギリギリ避けられたことに驚愕しながらも俺の横を通り過ぎようとしている小南を見て、どう攻撃するかを考える。

 

 以前、樹神のサイドエフェクトを聞いた荒船や村上、影浦は反射を行った際、世界が急激に遅れることで後出しのように対応を変えれることが強いと言った。

 これに関しては樹神もそうだと考えている。

 しかし、それはそのサイドエフェクトの強さの一面でしかなく、このサイドエフェクトの真価は『守りと攻めのスイッチの切り替わりの速さ』にある。

 今回のような初見での攻撃はほぼ全員避けるか防御に精一杯になるだろうが、樹神は先ほどまで守りの思考・態勢であったとしても、次の瞬間には攻撃を繰り出すことが出来るのだ。

 

 それを当たり前だと思っている樹神が辿り着いた攻撃は、瞬間的に右手から孤月よりも長い刀身を出現させ、裏拳を放つようにして後ろ 頭部を狙うといったものであった。

 本来なら自身の後ろから繰り出される攻撃が見えない小南には避けようがない攻撃である。

 しかし、彼女はまるでそれが分かっていたかのように頭を下げてそれを回避した。

 まさかそんな避け方をすると思わなかった樹神は何度目か分からない驚きに目を見開く。

 ただ、驚いていたのは小南も同じであった。

 まさかあそこまで無理に自身の四肢を犠牲にしてまで無理矢理躱しときながら、カウンターを打つ余裕があると思っていなかったためだ。

 ちなみに、避けれた理由は勘である。

 

 視線を地面に向けつつも、髪の毛が切断される感覚から攻撃を受けたことを知覚した彼女は次の攻撃をどうするかを考える。通常なら元より避けられた時の行動を考えておくべきなのだが、正直先ほどの攻撃が避けられるとは思っていなかったことと、腕と脚共に一本ずつ獲ることが出来たため下手に攻撃はしてこないと思ったこと、先ほどのカウンターで精一杯であろうと考えたからだ。

 

 結果的にこの油断が致命的だった。

 

 ゾクリと背筋が凍るような感覚に襲われたかと思うと、瞬間背中に大きな衝撃。肺から空気が押し出されるような不快さを味わいながらもなんとか後ろを見ると、樹神と背中合わせになっていた。

 嘘でしょ、と心の内で唱える小南。

 先のスコーピオンによる頭部攻撃から一秒経ったかどうかと言ったタイミング、先程大ダメージを受けたばかりの場面でここまで攻撃に注げるものなのか。

 しかし、現に樹神は右手のスコーピオンで攻撃しながら、サブトリガーの方ではグラスホッパーを起動して、小南に体当たりがかませる角度で右足の着地点に展開していた。

 樹神の体当たりに遅れて自身の心臓部に違和感を感じ、それに視線を落とすと胸部からスコーピオンが突き出ていることに気づく。

 と、なれば──

 

『と、トリオン供給機関破損。小南、ワンダウン……』

 

 自分で言っておきながら信じられないと言った風に力の抜けた声で告げる宇佐美。

 受け身を取りつつも、無様に数度転がった小南に対し、樹神はスコーピオンで簡易的に左足を作り出して着地。次いでお互いの視線が混じると、二人のトリオン体が欠損が完治、二戦目の模擬戦が始まるのであった。

 

 

 ♦︎ ♦︎ ♦︎

 

 

「もう一回よ! もう一回! 勝ち逃げなんて絶対許さないわよ!」

「流石にもう勘弁だ。そろそろ時間になる」

 

 訓練室から出て来た俺を、小南が声を荒げながら追う。

 始めの五本、一本目のように危ない場面がありながらも完勝したわけだが、今のように彼女が再戦を要求してきたため結局計十五本の模擬戦を行った。

 結果は変わらず全勝であったが、この戦いで得た経験値は大きい。

 まず、そもそものトリオン体を活かした運動能力の高さが凄まじいものであった。トリオン体での運動能力は生身の何十倍にもなるため、慣れていないものが下手に全力を出すと体の連動が崩れてボロボロになるが、彼女のそれは他とはレベルが違った。

 例に挙げると、一本目にあったはじめの突撃。たった一蹴りであそこまでの速度を出せるのは生半可なものではない。

 さすがはボーダーの古株だけあって、トリオン体の扱いは頭抜けている。

 次に、単純な戦闘能力の高さ。攻撃手三位の肩書きは伊達ではなく、一つ一つの攻撃が次の布石となっており、加えてあの大斧。なんとか集中フルシールドでスイングの勢いを殺すことは出来ていたが、弾くことはただの一度もなかった。さらに言うと、戦闘経験値の高さからか、自らの危機に対する勘が異常だった。

 

「(まさか、一閃を初見で反応されるとは思わなかったな)」

 

 三番目の途中で使用した一閃。

 十メートルほど離れていた彼女はその予備動作を見ただけで回避に全力を回し、ほぼ必殺の一撃を左腕だけで済ますことが出来ていたのだ。

 本来なら回避しようが一閃の方が完全に早いため、必中必殺を誇っていたのだが、予備動作の途中で彼女のトリオン体の身体能力の全力で地面を蹴り、弾けるように右に跳んだため回避成功に至った。

 人は見かけによらないな、と背後で半分涙目になっている小南を見ながらそう思う。

 

「お疲れ様〜。ほい、スポドリ」

「ありがとう。助かる」

「………ありがと」

 

 模擬戦を行った訓練室の外でオペレーティングを行なっていた宇佐美が労いを兼ねて用意してくれていたスポドリを受け取ると、直ぐにキャップを開けて口にする。

 昼間から何も飲んでいなかったためか、一度でかなりの量が喉を通った。

 そうして一息ついていると、宇佐美が口を開いた。

 

「樹神さん、どうでした〜? 何か掴めました?」

 

 小南との十五回にも及ぶ模擬戦。

 上位の攻撃手が操るオリジナルトリガーとの戦闘は、たしかに初見の戦闘としては大きな経験値として得ることができた。

 当たればほぼ一撃必殺の大斧と、細かく短い小斧の二刀流の切り替えも、ある意味相手の呼吸やタイミングを読むといった意味では上等な経験値だろう。

 だが──

 

「(……これじゃない気がする)」

 

 二宮さんの提案の真意はまた別にあると、樹神は予想した。

 ぶっちゃけた話、今の自分は攻撃手に対しての戦績は全勝であり、それは今戦った小南も例外ではない。

 特別自分の弱点らしき何かが露呈した訳でもなく、小南相手の戦闘中に、自身の戦闘を大きく変えなければならないと思うほどのなにかを見たわけでもない。

 

 ここまで十五戦戦い、また考えても出なかった以上、二宮の考えが間違っていたとも思うが、あそこまでの実力と戦略を兼ね揃えた彼が見当違いなことを考えたとは到底思えない。

 であれば、あと参考として残っているのは彼女の戦い方なのだが……。

 

 

「(…………うん?)」

 

 

 ふと、ある考えが頭の片隅で浮かび上がった。

 一戦目、二戦目、そして終わりの十五戦目までにかけての彼女の戦い方。それをもう一度思い起こし、その時の自分の動きと考えを合わせ──

 

「(……あぁ、なるほど。二宮さんが言ってたのはこれか)」

 

 一つの結論に至った。

 俺は小さく笑みを浮かべて、宇佐美に視線を合わせる。

 

「あぁ、おかげさまで見つけたよ」

「おっ、思わず笑っちゃうほどの発見ですか?」

 

 嬉しそうに聞いてくる宇佐美に、俺はいやいやと首を振りながら口を開いた。

 

「いや、この笑みは自分の短慮に呆れて思わず漏れただけだ。ほんと、なんでこれが思い浮かばなかったんだろうなぁ」

「ほー……。まぁ、小南を推した私としては、しっかり得るものがあって良かったです」

「良くないっ!」

 

 安堵の笑みを浮かべた宇佐美の後ろから、小南の声が上がる。

 向かい合ってた宇佐美と俺の間に割り込むようにして小南がやってくると、涙目になりながら目つきを鋭くさせ、ビシッと此方に指を指した。

 

「負けっぱなしは嫌よ私はっ! ようやくアンタの動きに慣れてきた所なんだから、せめてあと十六戦付き合いなさいっ!」

「素直に勝ち越すまでって言えばいいのに……」

 

 暗に全勝して勝ち越すつもりでいる彼女の発言に宇佐美は苦笑いを浮かべてそう呟くが、勝ち越すために十六戦という最低限の模擬戦数しか言わなかったのは負けん気の強い小南らしいと内心納得する。

 自分が負けるなんてことは一切考えてないようだ。

 しかし、そんな小南の提案に対して樹神は僅かに困った表情を浮かべて言った。

 

「悪いけど時間が時間だ。流石に十六戦もやってる時間はない」

「……六時まで、あと十分近くあるけど?」

 

 やんわり断る樹神の言葉に、小南はチラリと壁に立て付けられた時計を見ると、再度視線を樹神に戻すとジト目で訴える。

 その視線に小さく苦笑いを浮かべると、ゆっくり首を振った。

 

「木崎さんが言うには六時以降らしいけど、それはアイツがいつものペースで帰ってきたら、の話だろう? ここに来る前に荒船達に俺が玉狛にお邪魔すると連絡してもらってる。多分、アイツのことだったら急いで戻ってきそうな……」

 

 そこまで言うと、俺たちのいるトレーニングルームの扉が少しだけ乱暴に開かれた。

 急な物音に俺を含め三人が反射的にそちらに見ると、扉を開けたと思われる一人の男性が肩で息をしながら此方を見ていた。

 彼は一度深呼吸をして息を整えると、()()()()()()()()()()()()()()()

 

「お久しぶりです、一葉さん」

「あぁ、久しぶり。元気そうだな、京介」

 

 驚愕の表情を浮かべる宇佐美と小南とは対象的に、俺は同じく笑みを持って彼、烏丸京介と挨拶を交わした。

 

 




 最近、暑い日というか蒸し暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 私は、新たに始めた深夜バイトで体力を削られ、メチャクチャ大事な大学講義を寝坊して欠席してしまいました、はい。

 と、まぁ、近況報告は置いておいて、今回の話はどうでしたか?
 正直、メチャクチャスローペースだなと思っている方も多いと思いますが、あと玉狛編一話だけお付き合い願います。
 玉狛編が終わっても、現在の予想だと、ほかの原作キャラの絡みや話を色々書いて、おそらく原作突入まで十五話ほどかかるかなと予想しておりますので、一部原作介入を楽しみにしていらっしゃる方にはとても先の話になってしまっております。
 不定期更新なため、読者の皆様には申し訳ありませんが、気長に待って頂けると幸いです。

 とりあえず、次回更新は七月の終わり辺りに更新できたらなと考えています。

 これからも当作品をよろしくお願います。

追記(七月十四日)

次回の更新は七月二十日になりました!
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